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STEEZ RC S61L-SV |
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スティーズ RC S61L-SV |
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その汎用性は国境を越える |
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「藤田が『61L』というスペックに強くこだわり、長期間のテストで徹底的に作り込まれたロッド」……とはならなかった。藤田とDAIWAワークスエンジニアが密に連携することで、互いの理想と技術を共有した結果、試作した数タイプの初期プロトのなかに「奇跡の一本」が混ざったのである。
藤田「 最初からイメージどおりだったので、コスメ以外はほぼ変えていませんよね」 エンジニアA「 はい。藤田さんは“理想のイメージ”が明確なんです。だから、それにピタリと重なれば一発OKもある。逆にちょっとでもズレがあると『違いますね』と言われ続ける。いずれにせよ、開発の方向性がブレたり、後戻りしたりすることがない。道具に対する感性も鋭くて、テストの状況に左右されずにモノ単体で評価できる。『いまの状況だと前のサンプルのほうが……』とはならない」 エンジニアB「 印象に残っているのが細かな修正点を洗い出しているとき、藤田さんに『Bさんならどうしますか?』と聞かれたことです。モノを良くするために謙虚で貪欲だなと。この聞き方って要は、DAIWAと私には何ができますか?ってことですよね。かるく挑発された気になって燃えました(笑)」 藤田「 そんなつもりはありませんでしたよ(笑)。ただDAIWAには僕の知らない製竿技術がまだまだあるんだろうなって」 ―― JBトップ50優勝とB.A.S.S.エリート昇格 S61L-SVは、あらゆる軽量級リグの“操縦”を可能とし、シャッドなどのプラッギングにも対応するライトバーサタイル機なのだが、その汎用性を語るうえでは藤田の日米における活躍も欠かせない。 2022年の藤田はJBトップ50とB.A.S.S.オープンにダブルエントリーした。そして、トップ50では遠賀川での開幕戦を勝ち、年間ランキングは1戦欠場しながらも5位。オープン・ノーザン地区では年間2位に入り、参戦初年度でエリート行きのチケットを獲得するという偉業を成した。 フィールド環境、魚のサイズやクセ、組み合わせるラインやルアー、何もかもがバリエーションに富む日米すべての試合において、藤田はこのS61L-SVでバスを手にしたのである。 |
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ベンディングカーブ&ガイドセッティング |
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ティップに張りを持たせつつも、 先端から曲がり、負荷に応じベリー~バットへ スムーズにベントするテーパーを採用 |
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DAIWA TECHNOLOGY |
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![]() ■ESS[エキスパートセンスシミュレーション] 感性領域設計システム『ESS』ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。DAIWAは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域までロッドに反映する事が可能。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム『ESS』。
![]() ■AGS[エアガイドシステム] 軽量・高感度のエアガイドシステム『AGS』。カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能を向上。チタンと比較し約3倍の剛性をもつカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有する。シングルフット、ダブルフットともに更にサイズ・形状のバリエーションが充実。さらに新開発の軽量リング「Cリング(コバルト合金)」、「Nリング(シリコナイト)」を搭載した次世代『AGS』が登場。『AGS』の進化からますます目が離せない。
![]() ■SVF COMPILE-X nanoPLUS[SVFコンパイルXナノプラス] カーボン繊維をまとめる樹脂をナノメートル単位で混合する東レ(株)ナノアロイ®技術を、ダイワ独自の設計・製造方法でさらに昇華させたことで、SVFコンパイルXが進化。ブランク全体のムラがさらになくなり、ロッドの張り・シャープさがさらに向上。さらに軽く、さらに力強く振り抜けるロッドに仕上がっている。
![]() ■X45フルシールド(=X45コブラシールド)
ロッドのネジレが最も発生しやすいブランクの先端からカーボン繊維を±45°に斜行させたX45で最も効果の高い最外層から締め上げることでネジリ剛性の向上を実現。キャスティング、アクション、フッキングなどの釣りの基本動作の中で発生するロッドのネジレを徹底的に排除し、今まで以上のキャストアキュラシーの実現。パワーロスを抑えることでロッドが持つ本来の性能を引き出す。
![]() ■CWS[カーボンラッピングシステム] ガイドやリールシートをブランクに固定するダイワ独自の技術。糸ではなく、強固に編みこんだカーボンクロスでパーツを固定することにより、パーツ取り付け部の軽量化を実現。また、このCWSは保持力(ガイド取り付け部のネジレ剛性)や耐久性(対ひび割れ強度)もさらに向上している。シンプルかつ、独自の外観によって、存在感を主張する。
![]() ■ZERO-SEAT[ゼロシート]
リールシート自体を忘れることができるようなレベルまで、STRESS“0”を目指した。フィット感、軽さ、操作性。そして、様々なファクターの最適なバランスを実釣での徹底的な検証で追求。
![]() ■AIR_SENSOR_SEAT[エアセンサーシート] 軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」。用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性を実現。
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