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KOHGA TENYA GAME EX AGS |
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紅牙 テンヤゲーム EX AGS |
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並継 7:3調子 |
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感度と操作性を究める |
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穂先部のSMTを軽量化し、調子を研ぎ澄ますことにより感度と操作性を徹底的に追求。素材にはSVFナノプラスを、AGSはより軽量・高剛性・トラブルレスのRタイプフレームと、薄肉・軽量のC・Nリングを搭載し更なる軽量化、高感度、操作性アップを実現。Vジョイントαの採用によりさらに強く、軽く、美しく。スムーズで美しい曲がりはもちろん、操作時の力の伝わりがよりスムーズに。MHは柔軟でスローテーパーなSMT穂先によりフォール時の極かすかなアタリも明確に表現する。また、操作性の高い素材は繊細な誘いからシャープな誘いまでレスポンス良くこなし、瞬間的なブレのない合わせを可能にする。Hはより先鋭化したSMT穂先により手感度と操作性を追求。重いテンヤでボトムを意識した釣りや、リアクション系の釣りに威力を発揮。 |
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![]() ■薄肉・軽量のN+Cリング 軽量・高剛性・トラブルレスのRタイプフレームと、薄肉・軽量のC・Nリングを搭載。 シャープで切れの良い操作性と手感度を実現。 ![]() ■SVFナノプラス さ、パワー、細身化を実現する超高密度カーボン「SVF」に東レ(株)ナノアロイRテクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせ、さらなる高強度化・軽量化を可能とした。 ![]() ■高感度軽量エアセンサーシート リールシートに最適な軽さと高剛性、高強度を追求したカーボン強化樹脂採用。軽さと剛性の両立により感度に優れたエアセンサーシート(スピニング:スリムフィット ベイト:スリムトリガー)ダウンロックの利点としてブランクに直接指で触れられることができ感度アップにつながることと、指がナットに干渉しないことがあげられる。 ![]() カラークロスナット ![]() ネーム部 |
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調子別特徴 | ||||||
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テスターインプレッション ― 福田 豊起 |
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![]() 私もテスターとして理想のタックル像のようなイメージを常に心に描いている。もちろん一つテンヤロッドにおいても、釣行を繰り返しながらそのイメージを心に描き続けている。だが、理想はあくまでも理想であって、なかなか具現化することは難しいのが現実。しかし、時として実際のロッドが理想のロッドのイメージを超えてしまい驚かされることがあった。先代の紅牙テンヤゲームEXの軽さと感度がその稀有な一例だ。特にその感度は、私の想定していた一つテンヤロッドの理想を超える衝撃的なものであった。私の基本戦術は軽いテンヤを使ってフォールでアタリを出すスタイル。この場合、ロッドの穂先の動きはもちろんだが、テンヤの落下スピードをPEのマーカーで認識しアタリと判断する場面も多い。このような場面ではラインがフケ気味みなっているにも関わらず先代の紅牙テンヤゲームEXは手アタリを伝えてくることに度肝を抜かれた。また、穂先の目感度では現れない、カワハギの宙釣りで感じるアタリに似た「ゴソゴソ」とまるで穂先が壁にこすれたような手アタリやモタレを手に感じることも有った。その感度はテンヤロッドでは未知の領域と言えるものであった。
その紅牙テンヤゲームEXが新しく生まれ変わった。胸躍らずにはいられないテンヤファンも多い事だろう。もちろん私もその一人だ。新しい紅牙テンヤゲームEXでまず始めに目につくのがダウンロックとなった高感度軽量のエアセンサーシート。EVAを広くとれるアップロックの握り心地も捨てがたいものだが、ここはあえてEXの異次元の感度をより余すことなく体感するためにダウンロックとした。ゆえにブランクスタッチが容易になった。その感度は一度体験すると他のロッドを使うのをためらってしまうほどだ。 そして、その感度はアタリを取る時はもちろんだがヤリトリ時においても重要な情報を釣り人に伝えてくれる。人間は目や耳から得た情報よりも触って感じる情報に対して素早く正確に反応することが出来る。感度の良いロッドはヤリトリにおいても有利であると言えるのだ。格闘技で組技系のグラップラーが掴んだエリや組んだ感覚から相手の動きを読むように、ベテランの釣り師は大ダイの出方をロッドから伝わる感覚で察知して適切な対応を無意識に取るものだ。ごく細いラインを使いながらもドラグに頼るばかりではない、マダイを釣り人がコントロールする私が理想とするヤリトリにEXの感度は貢献してくれる。そのためのパワーは万全だ。先代同様、スーパーメタルトップ、NリングCリングを使った第二世代AGS、そして究極のカーボン素材SVFナノプラスがEXの軽さと感度を支える根幹となっているのは同様だが、今回は、さらにそのSMTを軽量化。ロッドの先端部の軽量化は数値以に効果が高い。実際にキャスト、シャクリ、アワセ等の操作した時のシャープさがアップしたと同時に、持ち重り感の徹底的な排除に成功。究極と思わせた先代の軽さと操作性を明らかに実釣で上回るロッドに仕上げたDAIWAのロッド設計者には賛辞を贈らずにはいられない。今回のEXのⅯHを先代と比較すると、先代のパワーモデルであるS/MHに準ずる調子ながらS/ⅯHはもちろんⅯHよりもさらに軽くなっている。私自身、朝の一投目のキャストでその違いを感じることが出来た。さらに午前午後と約12時間近く釣りをした後の腕の疲労感の無さには驚かずにはいられなかった。
今回のEXの注目点は先代同様のスピニングⅯHモデルに加えスピニングのHモデルとベイトのHモデルがラインナップされたことであろう。今や日本全国に広がった一つテンヤ釣法だが、今ではすっかりその地域ごとに釣り方が確立されている。その多様性は目を見張るばかり。スピニング、ベイトともにHモデルが加わったことで重いテンヤを主に使用する地域やシャクリとアワセを兼ねる釣り方など、より広いエリアでEXの驚きと楽しさが多くのアングラーに体感して頂けると思うと胸が高鳴る。 スピニングのHモデルは重いテンヤで深場や速い潮に最適。さらには積極的にテンヤを動かして誘うリアクション系の釣りでもその操作性を発揮してくれる。もちろんHモデルであってもEXたる軽さは折り紙付き。また、その優れたフッキングパワーはディープや速い潮、海の悪い時など、ハードな条件ほど生きてくるものだ。非力な女性がフッキングパワーの不足に悩む場面を何度か見てきたが、そんな方にはHモデルを積極的におすすめしたい。
さらに最上級モデルで初めてとなるベイトモデルも要チェックだ。テンヤに常にテンションを掛けながらスローにフォールで攻める場合や積極的に操作する釣りに打って付け。スピニングモデルよりも緻密な攻め方をするのに向いていると言えるだろう。フォール中のアタリに対してもハンドルを巻けばクラッチが入り瞬時にアワセを入れられるベイトモデルの操作に慣れた船釣りアングラーは多い事だろう。 今回の紅牙テンヤゲームEXで感じたのは、軽さをキーワードに最高にして最先端のDAIWAらしさを象徴するロッドであること。パワーを高めつつも、DAIWAテクノロジーを駆使した軽さから感度と操作性を新たな領域へと進化させる。そして、テンヤゲームの楽しみ方の新たなステージを提案する。いかにもDAIWAらしいではないか。ぜひ進化し続けるこのDAIWAドクトリンの最前線を一人でも多くのアングラーに体感して頂きたい。
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DAIWA TECHNOLOGY | |||||||||||||||||||||
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VIDEO |
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紅牙 テンヤゲーム EX AGS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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付属品
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メタルトップご使用上の注意 |
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■メタルトップの温度変化について。 ■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください。 ■万一のクセは、手で修正できます。 快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。 |
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