How to Fishing

PART 4 どう?釣れてる?真っ最中編

入念な準備の甲斐もあって、本物の釣りはエキサイティング!
けど、夢中になってつい周りが見えなくならないように。

1.ライフジャケットは手放すべからず。

釣りと水が切っても切り離せない以上「落水」の可能性には常に備える必要がある。まず何よりライフジャケットは必ず着用しよう。滑りに強い釣り用のシューズなどもあるといい。万が一の確率を下げられるし、落水してしまった場合も危険を回避できる。落水時に備える装備としては、手袋もおすすめだ。

2.ここ重要。
他の人に迷惑はかけない。

空気もきれいで自然も豊か、ヒットが続いて大興奮!はしゃぎたくなる気持ちはよ〜くわかる。ただ、釣りはあくまで時間を楽しむもの。前述したあいさつもそうだし、割り込み、広い場所を占領するなどの行為は絶対にNGだ。「みんなが楽しいことで自分も楽しい」精神を忘れずに、謙虚でスマートなアングラーを目指そう。

3.糸が絡んだらまず落ち着いて、相手優先で!

近くの人と糸が絡んでしまうことを釣り用語で「オマツリ」と呼ぶ。オマツリが起きてしまったらまずは慌てず「すみません!オマツリです!」と声をかけよう。糸を解く際はあくまで相手優先で。自分の仕掛けがダメになっても相手の糸を残すことを考えよう。自分がビギナーの場合は恥ずかしがらずに初心者であることを伝え、手順を指示してもらおう。

4.攻めるポイントの“かぶり”は避けよう。

釣り場は誰のものでもない…が、先客がいる場合は少し離れて釣り座を設けるのがマナーだ。間隔のとり方は少なくとも竿1本以上、釣り場が空いていれば竿2本以上が目安だ。特に海釣りは潮の流れもあり、仕掛けを流したり撒き餌で魚を寄せたり、1人あたりの釣りスペースが広く取られることが多い。思い切って大きく場所を移動してゆったり釣れるスペースを確保するのも手だ。