手持ち500サイズボディー970gでありながら、PE8号-300mのラインキャパを持ち併せ、キハダ・カンパチ等ワンランク上の夢の大物が獲れるモンスターマシン。
機動性において、トルクと瞬発力を両立した「MAGMAXモーター」、快適変速メガパワー&メガスピード「メガツインプロ」、滑らかに効き続けるタフドラグ「ATD」は28kgを誇る。
操作性において、スタンディングでのロッド持ち替え時でも左親指でJOG、右手ではパワーレバーと主導権を譲らない追随性「アルミ製JOGパワーレバー」、落下スピードを瞬時に設定する「フォールブレーキダイヤル」を搭載。
耐久性において、モーターハウジングにアルミ部材を施し、放熱性・耐久性に優れたタフセッティング。また防水・耐久テクノロジー「MAGSEALEDボールベアリング」を最も潮ガミしやすいスプールシャフト軸に搭載しスプールフリーや巻上げ初期性能を持続。
カウンターパネルには、視認性に優れたデカ文字に、偏光グラス着用時も鮮明に見える大型ドット液晶を採用。快適に大物を獲るため進化を続ける「MEGA MONSTER MEGATWIN」。
※ハンドルノブL 交換可
シーボーグ 600MJSEABORG 600MJ
手持ちサイズで夢の大物が狙えるPE8号-300mキャパ。メガパワー&メガスピード「MEGA MONSTER MEGATWIN」
MEGA POWER, MEGA SPEED
ワンランク上のターゲットが狙える メガパワー&メガスピード
■MAGMAX MOTOR(マグマックスモーター)
トルクと瞬発力を両立するため専用にパワーチューニングを施した特殊ネオジウム磁石「MAGMAXモーター」を搭載。モーターハウジングにアルミ部材を施し、放熱効果を高めることにより、モーター耐久性(持久力・ブレーカー作動域)に優れている。
パワーを生み出す元となる磁石には「特殊ネオジウム磁石」を採用。巻上げトルクと瞬発力は勿論、スロー巻上げもお手のもの。
パワーを生み出す元となる磁石には「特殊ネオジウム磁石」を採用。巻上げトルクと瞬発力は勿論、スロー巻上げもお手のもの。
■マグマイト構造&FF構造
電動リール内の限られたスペースをフル活用してモーターのパワーを最大限に引き出すマグマイト構造。小さなスペースで最大限のパワーとスピードアップを実現。またモーターの冷却効果がアップし、さらなるモーター駆動効率アップにも寄与。モーターをスプールの前方に配置することでリールをロープロファイルに設計し、持ちやすく使いやすくするFF構造。またモ-ターとスプールの間にレベルワインドを配置してさらにコンパクト化を達成。
■MEGATWIN-PRO(メガツインプロ)
メガツイン機構は、Hiギヤ・Loギヤの切換えによりスピードとパワーを両立できる電動リール。進化したメガツイン・プロはスピード・パワーの切換えをアングラー自身で行えるので、仕掛け回収などの時はスピードモードで効率よく手返しを行い、魚とのファイトではパワーモードで大型魚相手でも圧倒的な巻き上げ力を発揮。また、「メガツイン・プロ」はギヤ切り替え時の変速ショックが少なくスムーズなギヤチェンジを実現。アングラーの思うがままに大物を捕ることができるダイワ電動リールだけの変速システム。
■ATD(オートマティックドラグシステム)
「オートマチック」の名の通り、魚の引きに合わせてスムーズに作動し、滑らかに変化しながら効き続ける新世代のドラグシステム。スティック(ムラ)のない滑らかさに加え、大型青物とのやり取りも想定し、ファイト中のドラグ力低下を抑制する独自のセッティングが施されている。
ドラグ内にはカーボンワッシャーを7枚搭載。アルミスタードラグは放熱性・耐久性に優れ、常にハイパフォーマンスなドラグ性能を持続する。
ドラグMAX28kg。ドラグサウンド(電子音)機能付。
ドラグ内にはカーボンワッシャーを7枚搭載。アルミスタードラグは放熱性・耐久性に優れ、常にハイパフォーマンスなドラグ性能を持続する。
ドラグMAX28kg。ドラグサウンド(電子音)機能付。
USABILITY TECNOLOGY
さらに快適操作、高耐久を実現したモンスターマシン
■JOG POWER LEVER(ジョグパワーレバー)
瞬時の操作で主導権を譲らないワンハンド快適操作「JOGパワーレバー」を採用。
電動巻上操作を親指一本で自由自在にコントロール可能。
瞬時の操作で主導権を譲らないワンハンド快適操作「JOGパワーレバー」を採用。
電動巻上操作を親指一本で自由自在にコントロール可能。
■ワンハンド快適操作 JOGシステム
左手親指ひとつでクラッチOFFからONそしてJOG巻上げへ。右親指と人差し指で摘んで巻上げるパワーレバー操作は、置き竿や寒冷地のグローブ着用時にも威力を発揮する。
■アルミJOG
アルミJOGは、指掛りに優れており濡れた指先でも、繊細な操作や直感アワセが可能。
■FALL BRAKE DIAL(フォールブレーキダイヤル)
仕掛けの落下スピードを瞬時に設定できる「フォールブレーキダイヤル」。大きなアルミ製ダイヤルで濡れた指先でも繊細な操作が可能。
落とし込み釣りでは安定した落下コントロールでフォール中におけるベイトの付きを良くし、スルメイカ釣りでは中層反応のイカの触りをキャッチする。
約半回転でMIN(フリー)~MAXまで調整が可能
(ダイヤル目安シールは予備含め2組付属)
落とし込み釣りでは安定した落下コントロールでフォール中におけるベイトの付きを良くし、スルメイカ釣りでは中層反応のイカの触りをキャッチする。
約半回転でMIN(フリー)~MAXまで調整が可能
(ダイヤル目安シールは予備含め2組付属)
■DENDO&RYOJIKU REEL MAGSEALED BALL BEARING[電動&両軸リールマグシールドボールベアリング]
DAIWAのオンリーワンテクノロジー「マグシールド」が更に進化。ボールベアリング内部への水・異物の侵入を抑えることで、本来の性能を維持しながら錆・塩ガミ・異音を大幅に解消。防水・耐久性を飛躍的に高めることに成功した。電動リールにおいては、最も塩ガミしやすく、メンテナンスが困難なサイドプレート側スプールシャフト軸に採用。更なる防水性・耐久性の実現で、初期性能を持続させる。
■DOT MONITOR(ドット液晶)
フィールドにおける視認性に優れたデカ文字画面かつ、直射日光下での偏光グラス使用時にも鮮明に見えるドット液晶を採用。ライン入力手順や日本語/英語の切り替え等、便利機能を搭載。メニュー画面のアナウンスが明確で各種設定はマニュアルがなくとも操作が可能。
※メニュー画面はPiCKUPとMEMOを同時に2秒押し
押しやすい大型ボタンが快適な操作感をさらにサポート。
※巻き込み防止のため、水深カウンター0.0よりは電動巻上げできないようになっております。
※メニュー画面はPiCKUPとMEMOを同時に2秒押し
押しやすい大型ボタンが快適な操作感をさらにサポート。
※巻き込み防止のため、水深カウンター0.0よりは電動巻上げできないようになっております。
■軽量パワフル アルミ鍛造アーム/アルミラウンドノブ
ガッチリ握れる大型アルミラウンドノブを標準装備。船べりでの取り込み時など、手巻きが重要となる場面でしっかり巻き上げることができる。アルミ製のためコマセなどの汚れも落としやすい。
ICカウンターメニュー
メニュー | 説明 |
---|---|
道糸入力 | P1(糸長)/ P2(下巻き)/ P3(引出し) |
サブカウンター | 底からカウンター / 巻上速度表示 / 巻上残り時間表示 |
船ベリ停止 | 1m~5m範囲 |
糸送り | ON ⇒ 自動制御/OFF |
チョイ巻/シャクリ | チョイ巻(1~Hi)/ チョイ止(0)/ シャクリ(各種設定) |
タイマー巻上 | 1分単位で自動回収時間を設定 |
フカセモード | ON ⇒ アラーム・感度・クリック設定/OFF |
アラーム音 | ON / OFF |
一定速巻上 | ON / OFF |
ドラグ音(電子音) | ON / OFF |
水深補正 | 水深カウンター修正 |
実釣来歴 | 総巻上距離 / 総巻上時間表示 |
Language(言語) | 日本語 / 英語 |
単位 | 水深カウンター m/ft |
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その他の機能・仕様
機能・仕様 | 説明 |
---|---|
アルミダイキャストボディ | 剛性が高く、変形の少ないアルミボディ素材がモーターをはじめとする駆動セクションをしっかりと受け止め、パワフルなファイトをサポートする。 |
ウルトラスプールフリー | スプールとモーター部のギアを切り離してスプールの回転に抵抗をなくすことで実現した高速仕掛け落下性能。 |
CRBB数/総BB数 | 6/13 |
一定速度巻上げモード | リールにかかる負荷の変化に応じて巻き上げ速度を自動調整し、常に設定した一定のスピードで巻き上げることでバラシを防ぐ便利機能。 |
電動スロー巻上げ | 様々な対象魚に対して有効なテクニックと言われる「ゆっくり巻き」ができる機能。電動巻上げ速度調整のうち、低速時のスピードをスローに設定。 |
表示補正機能 | カウンター表示が糸色に対してずれてきた時に実釣中に簡単に補正できる機能。 |
脱落防止スプールフリー調整ダイヤル | 気付かないうちに緩んでしまっても脱落しない構造のスプールフリー調整ダイヤル。 |
上から/底からカウンター | 上からも底からも水深が測れるのでどんな状況・釣り物でも正確なタナ取りができる。 |
チョイ巻き/止めスイッチ | タナ取りや糸フケを取る時などにスイッチを押すだけで設定したスピードで巻き上げるチョイ巻き機能。チョイ止めスイッチも併用。 |
シャクリ/ シャクリスイッチ | 電動リールに誘いをさせる便利な機能。シャクリの幅・待ち時間・範囲が自由に設定できて思いのままの攻略が可能。 |
コマセタイマー& コマセタイマー巻上げ | タイマー表示機能で仕掛けの投入時間を正確に把握できるコマセタイマー。仕掛けを投入してから回収するまでの時間をセットでき、電動で自動回収。的確な手返しが可能なコマセタイマー巻上げ。 |
巻上げ速度実測値表示 | 一分間の実際の巻上げ速度を表示する機能。巻上げ時のスピードの目安として役立つ。 |
選べる船べり停止 | 電動巻き上げ時、設定した長さまで巻き上げたら自動的に巻き上げが停止する機能。取り込みに便利な長さに設定すれば手返し効率倍増、ロッド破損の主な原因である巻き込みの防止にも役立つ。 |
ゆっくり船べり停止 | 電動巻上げが船べりで停止する際にゆっくり停まることで衝撃によるバラシを防ぐ機能。 |
糸送り機構 | 仕掛け落下時にモーターギアが逆転し、糸を出すスプールの回転を補助する機能。ウルトラスプールフリーとのコンビネーションで、仕掛け落下スピードが釣果を左右する釣りで威力を発揮する。 |
ウォッシャブル | 中性洗剤による水洗いが可能(ただし水没させての洗浄や温水は厳禁) |
アラームON・OFF | アラーム・スイッチ音のON・OFF切り替えが可能。 |
メモリーバックアップ機能 | モードで設定した内容を次回の釣行時も記憶させるバックアップ機能。 |
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軽さは感度
Angler:北本茂照/郷原未来
スタンディングキハダの快適アイテム。 MEGA MONSTER SEABORG 600MJ vs. キハダ
テストに訪れたのは、沖縄・宮古島。「食った!食ったよ!」まず最初に口火を切ったのが北本。「エサのムロアジが100m行く前に食った。しっかり食わしてからフッキングしたから大丈夫」パワーレバーを中速に入れて巻き上げ開始。「いやぁ…スタンディングしやすい。超軽いね」「そこそこサイズありそうだけど、ガンガン巻けてきちゃうもんね」巻き上げレバーは、右側にパワーレバー、左側にアルミJOG。どんな状況だって、瞬時の操作で相手に主導権を握らせないのだ。「残り30m切ったよ。ここからだからね」キハダは破格なパワーとスピードで、強烈に締め込み、走る、走る。それに対して、しなやかな弧を描きつつ、力強く粘るロッド、マッドバイパースティング。そして一瞬一瞬、魚の引きの強さに合わせて強すぎず、緩すぎずオートマチックに効き続けるドラグシステムATDが、大型キハダの体力をジワジワと削り取っていく。20kgクラスのキハダが、「コバルトブルーの海面に浮かんだ。「いやぁ凄い。このコンパクトなリールで、いとも簡単にこんなサイズのキハダが上がってしまうなんてね…最高」と北本。一方、トモでは「こっちも来たよ!」と郷原。「手持ちだから、本当に釣ってる感が堪らない!軽量タックルだから、全部手元に感じる」スリル満点のファイトなのだが、まるで大型のキハダとのファイトとは思えないほど手軽な釣りに見えてしまうのが恐ろしい。「小柄で力のない私でも、自由に扱えるサイズのタックルだから…こんなビッグファイトが楽しめるなんて、本当やばい~」
100m切ったところでリールの巻き上げモードをスピードモードからパワーモードに切り替える。先ほどまでとは違うトルクフルな巻きへと変わり、圧倒的なパワフルさでグイグイとキハダを寄せてくる。「このメガツインプロ、巻き上げ途中にモードを切り替えても全然ガクつくことなくスムーズに切り替わるんですよね」船上に上がったのは、先ほどよりひと回り大きい30kgクラス。「キハダ、やっと会えたよ…。今まで何度チャレンジしても全然獲れなかったんですよ。『SEABORG 600MJ』なら、スムーズにドラグが出てくれるし、巻きたい時はしっかりと巻いてくれるし。軽くて強いタックルのおかげで、まるで釣りが上手になったかと勘違いしました…」と郷原。最後に2人から「SEABORG 600MJ 最高!」の雄叫びがでた。
500サイズと同等の手持ちサイズ970gボディに、キハダも十分に獲れるモンスターパワーと、PE8号が300mというラインキャパ。
スタンディングでのキハダにはありそうでなかった、まさに夢のような電動リールが誕生した。
スタンディングキハダの快適アイテム、それがSEABORG 600MJだ。
100m切ったところでリールの巻き上げモードをスピードモードからパワーモードに切り替える。先ほどまでとは違うトルクフルな巻きへと変わり、圧倒的なパワフルさでグイグイとキハダを寄せてくる。「このメガツインプロ、巻き上げ途中にモードを切り替えても全然ガクつくことなくスムーズに切り替わるんですよね」船上に上がったのは、先ほどよりひと回り大きい30kgクラス。「キハダ、やっと会えたよ…。今まで何度チャレンジしても全然獲れなかったんですよ。『SEABORG 600MJ』なら、スムーズにドラグが出てくれるし、巻きたい時はしっかりと巻いてくれるし。軽くて強いタックルのおかげで、まるで釣りが上手になったかと勘違いしました…」と郷原。最後に2人から「SEABORG 600MJ 最高!」の雄叫びがでた。
500サイズと同等の手持ちサイズ970gボディに、キハダも十分に獲れるモンスターパワーと、PE8号が300mというラインキャパ。
スタンディングでのキハダにはありそうでなかった、まさに夢のような電動リールが誕生した。
スタンディングキハダの快適アイテム、それがSEABORG 600MJだ。
用語解説
用語 | 説明 |
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最大巻上力 | 電源電圧13V、軸トルクによる参考値。(メガツイン機構の場合はパワーレンジ) ※kg=Kgf・cm(スペックを表記する際には簡略形にて表記しています。) |
常用巻上速度 | 電源電圧13V、1Kg負荷時の100m巻上速度の平均。 |
JAFS基準巻上力 | 日本釣用品工業会規格による電源電圧13Vにおける測定値。 スプール外周径における瞬間最大巻上力。(メガツイン機構の場合はパワーレンジ) |
JAFS基準巻上速度 | 日本釣用品工業会規格による電源電圧13Vにおける測定値。 スプール外周径における無負荷時の巻上速度。 |
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電源について
ダイワの電動リールは、直流(DC)12V対応です。指定外の電源、たとえば家庭用の交流100V、船装備の直流24Vなどでは使えません。また船電源は発電機や配線の関係で電圧が不安定になりやすく、リールの保護回路が働いて回転が停止したり断続的になってしまうことがあります。リールの性能を十分に発揮させるため、ダイワ純正の電動リール用バッテリーをご使用ください。
MOVIE
付属品
・リールバッグ
・糸通しピン
・ロッドクランプ
・専用工具
・フォールブレーキダイヤルシール×2枚(1枚予備)
・スーパーパワーコード(ブラック)
・糸通しピン
・ロッドクランプ
・専用工具
・フォールブレーキダイヤルシール×2枚(1枚予備)
・スーパーパワーコード(ブラック)
テスターインプレッション
近藤惣一郎
2021年、春、待望の銭洲・大物泳がせ釣りにぴったりの軽量かつパワフルな電動リールシーボーグ600MJが発売になりました。シーボーグ800MJのパワー、ドラグ機能、耐久性の完成度は発売以来この銭洲でも実証済みでしたが、両軸手巻きリールのように一日手持ちで行うには1,770gという重量がかなりの制限を与えていました。
シーボーグ600MJは970gと大幅にウェイトダウン。実際シーボーグ500MJの980gに較べてもより軽くなっているのです。手持ちでの巻き上げ誘いも、電動・手巻きともストレス無く楽に行えます。最大ドラグ力は28キロ(シーボーグ800MJ は33kg)最大巻き上げパワーは112kg。2021年5月、とび島丸での釣行では13.3Kgを筆頭に3本のカンパチを仕留めることができました。
銭洲の大物泳がせ釣りの特徴と難しさは、水深が30~80Mほどの浅めの岩礁帯を攻めるということ。ヒットさせても魚に主導権を渡してしまうと、でかい魚ほどあっという間に根に入られて逃してしまうのです。
大切な事は、ヒットを待つときのドラグ調整、そしてヒットしてからの魚の大きさと動き、そのポイントの地形、水深を把握した中での臨機応変なドラグ調整や巻き上げスピードの調整を行い、根に入られず、口切れを起こさず、やりとりして、魚を引き寄せられるかです。
特に大物はフッキングした直後のFirst Runのやりとりが重要になります。はじめに糸を出しすぎ主導権を魚に与えると根に入られます。ただこの時ドラグを締め込み過ぎていても、針の掛かりどころによっては針穴が避け口切れで逃してしまいます。
アタリを待つときのドラグは思いっきり道糸を引っ張った時に何とか糸が出る程度です。ハリスは大抵40号以上ですから弱めのドラグ設定をする必要はありません。5キロくらいまでの魚なら糸を出さずにガチ巻きで、それ以上の魚なら糸が出る程度のセッティングです。完全に締め込んでもいけません。
アタリが出れば必ず、仮に置き竿であってもサオを手持ちにして、手元に伝わる重量感や引き込みの強さ、道糸の出具合で魚の大きさを判断します。自重970gという軽さが、タックル全体の操作性、機動性を向上させているので、シーボーグ800MJに較べ、あたかも両軸手巻きリールで釣りをしているようにストレス無くファイトに集中出来ます。
十分に強度ある仕掛けシステムなら、それを信じ、このファーストコンタクトでしっかりと、こちらを向かせて主導権を握ることが大切です。シーボーグ600MJはやりとり最中でもスピードモードとパワーモードを自由に切り替えることができますが、最初は機動力のあるスピードモードが基本です。大きな魚相手でも、初めは瞬時に巻き上げて起こすスピードと機動性が大切になるからです。底を切り、やりとりの途中でドラグを締め込んでいても、パワーがより必要と感じたときに、パワーモードに切り替えれば良いと考えます。ただスピードモードで上がってくるものであれば、そのままドラグと巻き上げスピードの調整を本能的というか、体感的に細かく行い、それで上げて来たほうが、サメにやられるリスクや、他者とのオマツリのリスクも軽減できると思います。
実際この動画での僕の魚とのやりとりを見ると、こまめにドラグ調整や巻き上げスピードの調整をしていることが解ると思います。シーボーグ600MJ/800MJの特徴は、パワーだけでなく、実はきめ細かく自在に調整出来る優れたドラグシステムにもあるのです。
ラインキャパはPE12号で200mですがリーダーを含めて170mが現実です。PE10号で250m、8号で300mですから、相模湾のコマセキハダでも230mラインくらいまでで勝負できるなら使用が出来ると思います。
今までの電動リールは大きいとパワーはあるが、重過ぎる。、コンパクトだと、パワーが無い、ドラグが滑る、締め込めない、巻けない、などジレンマがありました。シーボーグ600MJは、そのジレンマに挑戦し現実的に手持ちスタンディングを一日通して行えるパワー電動リールであることを実感できます。一人でも多くの方が銭洲でこのリールを用い、究極の1本をアクティブに仕留めてもらいたいですね。
シーボーグ600MJは970gと大幅にウェイトダウン。実際シーボーグ500MJの980gに較べてもより軽くなっているのです。手持ちでの巻き上げ誘いも、電動・手巻きともストレス無く楽に行えます。最大ドラグ力は28キロ(シーボーグ800MJ は33kg)最大巻き上げパワーは112kg。2021年5月、とび島丸での釣行では13.3Kgを筆頭に3本のカンパチを仕留めることができました。
銭洲の大物泳がせ釣りの特徴と難しさは、水深が30~80Mほどの浅めの岩礁帯を攻めるということ。ヒットさせても魚に主導権を渡してしまうと、でかい魚ほどあっという間に根に入られて逃してしまうのです。
大切な事は、ヒットを待つときのドラグ調整、そしてヒットしてからの魚の大きさと動き、そのポイントの地形、水深を把握した中での臨機応変なドラグ調整や巻き上げスピードの調整を行い、根に入られず、口切れを起こさず、やりとりして、魚を引き寄せられるかです。
特に大物はフッキングした直後のFirst Runのやりとりが重要になります。はじめに糸を出しすぎ主導権を魚に与えると根に入られます。ただこの時ドラグを締め込み過ぎていても、針の掛かりどころによっては針穴が避け口切れで逃してしまいます。
アタリを待つときのドラグは思いっきり道糸を引っ張った時に何とか糸が出る程度です。ハリスは大抵40号以上ですから弱めのドラグ設定をする必要はありません。5キロくらいまでの魚なら糸を出さずにガチ巻きで、それ以上の魚なら糸が出る程度のセッティングです。完全に締め込んでもいけません。
アタリが出れば必ず、仮に置き竿であってもサオを手持ちにして、手元に伝わる重量感や引き込みの強さ、道糸の出具合で魚の大きさを判断します。自重970gという軽さが、タックル全体の操作性、機動性を向上させているので、シーボーグ800MJに較べ、あたかも両軸手巻きリールで釣りをしているようにストレス無くファイトに集中出来ます。
十分に強度ある仕掛けシステムなら、それを信じ、このファーストコンタクトでしっかりと、こちらを向かせて主導権を握ることが大切です。シーボーグ600MJはやりとり最中でもスピードモードとパワーモードを自由に切り替えることができますが、最初は機動力のあるスピードモードが基本です。大きな魚相手でも、初めは瞬時に巻き上げて起こすスピードと機動性が大切になるからです。底を切り、やりとりの途中でドラグを締め込んでいても、パワーがより必要と感じたときに、パワーモードに切り替えれば良いと考えます。ただスピードモードで上がってくるものであれば、そのままドラグと巻き上げスピードの調整を本能的というか、体感的に細かく行い、それで上げて来たほうが、サメにやられるリスクや、他者とのオマツリのリスクも軽減できると思います。
実際この動画での僕の魚とのやりとりを見ると、こまめにドラグ調整や巻き上げスピードの調整をしていることが解ると思います。シーボーグ600MJ/800MJの特徴は、パワーだけでなく、実はきめ細かく自在に調整出来る優れたドラグシステムにもあるのです。
ラインキャパはPE12号で200mですがリーダーを含めて170mが現実です。PE10号で250m、8号で300mですから、相模湾のコマセキハダでも230mラインくらいまでで勝負できるなら使用が出来ると思います。
今までの電動リールは大きいとパワーはあるが、重過ぎる。、コンパクトだと、パワーが無い、ドラグが滑る、締め込めない、巻けない、などジレンマがありました。シーボーグ600MJは、そのジレンマに挑戦し現実的に手持ちスタンディングを一日通して行えるパワー電動リールであることを実感できます。一人でも多くの方が銭洲でこのリールを用い、究極の1本をアクティブに仕留めてもらいたいですね。
製品スペック
アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | 最大巻上力(kg) | 常用巻上速度1kg負荷時(m/分) | JAFS基準巻上力(kg) | JAFS基準巻上速度(m/分) | ハンドルノブ交換サイズ | メーカー希望本体価格(円) | JAN | * |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シーボーグ 600MJ | 970 | 57 | 3.6 | 6-450_7-400_8-360 | 5-500_6-400_8-300 | 21/0 | 28 | 101(112) | Hi165(180)Lo115(125) | 22 | Hi210_Lo140 | L | 138,000 | 4550133063435 | * |
- メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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< 入力時のご注意 >
マグマイト構造はモーター出力の強化、モーターの放熱効果アップを図る構造です。結果として入力時のように通常より長時間巻き続ける場合には以下の点にご注意ください。
1:スピードレンジでジョグパワーレバーをMAXにして入力を行なってください。
2:道糸入力時にフレームが熱くなりやすいのでご注意ください。
3:安全のためフレーム(モーター部)に濡れタオルなどを当てて巻き、熱にご注意ください。
マグマイト構造はモーター出力の強化、モーターの放熱効果アップを図る構造です。結果として入力時のように通常より長時間巻き続ける場合には以下の点にご注意ください。
1:スピードレンジでジョグパワーレバーをMAXにして入力を行なってください。
2:道糸入力時にフレームが熱くなりやすいのでご注意ください。
3:安全のためフレーム(モーター部)に濡れタオルなどを当てて巻き、熱にご注意ください。
※巻糸量は目安であり、メーカー・アイテム・テンションにより異なります。
※( )の数値は、スーパーリチウムを使った場合の概算値です。