琥珀本流ハイパードリフトKOHAKU HONRYU HYPERDRIFT
ドリフト性能”で攻めるか、“感度”で仕留めるか。穂先を替えて、2通りの攻め方を実現する最新鋭“郡上竿
伝統的な郡上竿の調子をベースに「V-JOINTα」や「SVFナノプラス」などロッドテクノロジーを搭載し、振込み性能・ドリフト性能・感度・タメ性能が飛躍的に向上。まさにテクノロジー満載の最新鋭“郡上竿”。20cm~25cmクラスのアマゴを軽快に抜き上げる「アマゴ抜 75」に、サツキマスをメインに尺アマゴや本流ヤマメにも対応するタメ性能と粘りを備えた「サツキ 85」の2種類のアイテムを構成。本穂先のカーボンチューブラーは、操作性とパワーを重視したオールラウンドタイプ。流れや石組が複雑で繊細な仕掛け操作を必要とするポイントや、盛期の高活性時にも最適。標準替穂先の超弾性チタン合金穂先「スーパーメタルトップ」 は、金属素材でしか得られない高い感度と、細糸の使用や喰い込み性能を重視したソフトタイプ。川底の微妙な変化を伝えてくれるのは勿論のこと、ドリフト時の水中イメージや目印にも出ないような、ごくわずかなアタリも捉えることで、今まで以上に戦略的な渓流釣りを実現。
ダイワテクノロジー
感性領域設計システム [ESS](エキスパートセンスシミュレーション)
ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生します。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要な要素と言えます。DAIWAは「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを独自に開発し「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、釣り人がもつ感性の領域をも設計に反映する事が可能となり、より釣り人が求めるロッドへと近づいていきます。
V-JOINTα
ジョイント部に高強度素材のナノアロイを採用し、DAIWA独自の精密加工技術を駆使することによりV-ジョイントαは誕生し、V-JOINTをさらに強く・軽く・きれいな曲がりへと進化させました。キャストを繰り返す釣りでは、ジョイント部を薄くすることでブランク全体を細く仕上げ、振り抜きの良さと操作感が向上します。
SVF NANOPLUS
軽さ・パワー・細身化を実現する超高密度カーボンSVFに東レ(株)ナノアロイテクノロジーをDAIWA独自の製法で組み合わせ、さらなる高強度化・軽量化を可能としました。
X45
キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作の中で発生するネジレを防ぐため、長年の研究によりネジレ防止の為には従来構造(竿先に対して0°、90°)に加え「45°」のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことが最適であるとの結論に至りました。X45の搭載により、ネジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現しました。
Vコブシ
Vコブシは先端部を短くセッティングすることで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想。同時に中節~元竿は節長が長くなる胴長設計と組み合わせることにより、パワーと操作性・感度を兼ね備えたロッドにすることができます。
節落ち・食いつき防止合わせ
下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を作り、強い密着部分をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止します。さらに、その異形合わせによる空気層が固着トラブルも同時に防いでくれる働きをします。
固着防止リング
固着を防ぐため接合部分に空気層を作る溝(リング)切り加工を、節の太さによって幅と本数を変えながら施す構造です。
SMT(SuperMetalTop)
SMT(スーパーメタルトップ)とは、超弾性チタン合金素材をロッドの穂先に使用したDAIWA独自のテクノロジー。金属ならではの振動の増幅力から、カーボン素材では不可能な領域の感度を釣り人に提供します。弾性の高い金属素材の特徴である強度と外傷への強さに加え、わずかな動きにもしなやかに曲がる繊細な穂先を実現できることから、アタリを手元までしっかりと届ける金属ならではの手感度と目に見えるアタリの目感度に優れています。
製品詳細
■琥珀本流ハイパードリフトの“ブロンズカラー”を継承
琥珀本流ハイパードリフトシリーズのイメージであるブロンズカラーを継承。ネーム部の凸形状ゴールドネームが存在感を更に際立たせます。
■からまん穂先
強度に優れ、回転式で糸絡みがしにくい“からまん穂先”を採用。
「感度」が渓流釣りを変えた!その3つの要素とは?
「感度」はダイワにとって要求品質の上位に位置づけられた要素。そうしてダイワは、渓流釣りの新しい楽しみを増幅させる要素として、「感度」に機能特化させた新たな渓流竿を生みだした。
その肝となる機能こそ『SMT(スーパーメタルトップ)』。カーボンよりも振動係数の持続が長い(伝わりやすい)超弾性チタン合金をその先端部に持つ、ダイワ独自のテクノロジーだ。渓流釣りに最適な『SMT』を開発するうえで重要となったのは喰い込み性能と感度性能のバランス。
一概に渓流釣りといっても沢で20cm前後のヤマメを5~Bのオモリで釣る釣りから、50cm以上の大物を3B以上の大オモリで釣るメソッドまでさまざま。それぞれの要求品質と開発される竿のコンセプトに合わせ、その中で最大限「感度」が得られる組み合わせを実釣テストを通して開発した結果、渓流竿独自のさまざまなパターンの新たな『SMT』が開発された。そこから得られる“3つの感度”こそが新たな渓流釣りを拓いていく。
その肝となる機能こそ『SMT(スーパーメタルトップ)』。カーボンよりも振動係数の持続が長い(伝わりやすい)超弾性チタン合金をその先端部に持つ、ダイワ独自のテクノロジーだ。渓流釣りに最適な『SMT』を開発するうえで重要となったのは喰い込み性能と感度性能のバランス。
一概に渓流釣りといっても沢で20cm前後のヤマメを5~Bのオモリで釣る釣りから、50cm以上の大物を3B以上の大オモリで釣るメソッドまでさまざま。それぞれの要求品質と開発される竿のコンセプトに合わせ、その中で最大限「感度」が得られる組み合わせを実釣テストを通して開発した結果、渓流竿独自のさまざまなパターンの新たな『SMT』が開発された。そこから得られる“3つの感度”こそが新たな渓流釣りを拓いていく。
■流し感度
これまでイメージでしかなかった仕掛けと川底の状況の水中イメージを、より明確化させてくれる感度。ラインに感じる水流抵抗とオモリから得られる情報を的確に渓流師へ伝えることで渓魚の付き場を絞り込み、最適な状態で仕掛けを送り込むことによって、より攻撃的な渓流釣りを可能にさせた。
■アタリ感度
風や流れによって弱まってしまう渓魚のアタリをより鮮明に渓流師へ伝えることはもちろん、俗に「前アタリ」と呼ばれるエサをとらえるまでの渓魚の絡みや、寸前でのUターンによる水流の変化など、さまざまな渓魚の情報を感じさせてくれる感度。渓魚の存在を明確化することで、より効率的なポイントの見極めが可能となる。
■掛かり感度
大型渓流魚とのやり取りは首振り、ローリング、そこから一気に走るダッシュに対し瞬時に対応できる竿捌きが重要となる。“掛かり感度”とは渓流魚の挙動、ハリの掛かり具合を伝えてくれる感度。いち早く動きを感じとり、掛かり具合を把握することでやり取りを優位に進め、的確な判断を後押しする。
付属品
ニット竿袋
製品スペック
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | 替穂先径(mm) | 適合ハリス ナイロン(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) | JAN | * |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
琥珀本流ハイパードリフト アマゴ抜 75 | 7.5 | 7 | 136 | 180 | 1.3/24.9 | 1 | 0.15~0.8 | 99 | 73,000 | 4960652323352 | * |
琥珀本流ハイパードリフト サツキ 85 | 8.5 | 8 | 136 | 222 | 1.6/24.9 | 1 | 0.2~1.2 | 99 | 80,500 | 4960652323369 | * |
- メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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※先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径です。
※メタルトップご使用上の注意
■メタルトップの温度変化について
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。
■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。
■万一のクセは、手で修正できます
2のように万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。
快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。
■メタルトップの温度変化について
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。
■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。
■万一のクセは、手で修正できます
2のように万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。
快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。