モアザン ブランジーノ EX AGS ベイトモデル MORETHAN BRANZINO EX AGS
圧倒的な飛距離を実現する「バリアブルブランク」
「ベイトリールの劇的な進化に比べれば、ソルト用のベイトロッドは、まだまだ進化できる余地がありました」とは、このシリーズの監修者を務めた世良勇樹テスター。東京湾のシーバスガイド船「Glory」のカリスマガイドとして活躍する彼は、ルアーフィッシングを始めた6歳のころからベイトタックルの魅力とアドバンテージを確信し、運河や河川でシーバスを釣り歩いてきた希代のベイトキャスターでもある。IMZの開発にも携わった彼が、そのポテンシャルに見合う革新的なベイトロッドを望んだのは必然ともいうべき流れだった。
そんな彼が望んだのが「バリアブルブランク」。軽いルアーから重いルアーまで、負荷に応じてスムーズに曲がり込み、同じキャストフィールで使用が可能でありながら遠投性も優れるブランク性能だ。
そんな世良テスターの高度な要求に対し、妥協なき開発がスタートする。高弾性にして低レジンのカーボンクロスを細身肉厚に巻き上げたSVFコンパイルXナノプラスのブランクと、その最外層をバイアスクロスで補強するX45Xを搭載。理想となるイメージは描けるも、その開発はシビアな所で何度も繰り返され、作ってはテストを幾度となく重ねた。
そんな世良テスターの高度な要求に対し、妥協なき開発がスタートする。高弾性にして低レジンのカーボンクロスを細身肉厚に巻き上げたSVFコンパイルXナノプラスのブランクと、その最外層をバイアスクロスで補強するX45Xを搭載。理想となるイメージは描けるも、その開発はシビアな所で何度も繰り返され、作ってはテストを幾度となく重ねた。
これによって、負荷に応じてスムーズに曲がり込むが、曲がり込むほどに飛距離とパワーがアップする「芯の通った張り」があるブランク生まれた。ベイトタックルの特性からなる遠投性と㎝単位のアキュラシー、感度、ルアーを意のままに操るダイレクト感を加速し、至高のシーバスゲームを演出する。アングラーを新しい領域へといざなうシーバス専用ベイトロッドがここに完成した。
ダイワテクノロジー
感性領域設計システム [ESS](エキスパートセンスシミュレーション)
ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生します。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要な要素と言えます。DAIWAは「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを独自に開発し「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、釣り人がもつ感性の領域をも設計に反映する事が可能となり、より釣り人が求めるロッドへと近づいていきます。
SVF COMPILE-Xナノプラス
大幅に削減されたレジン、それに応じて多量に密入されたグラファイト繊維によって構成された超筋肉質ブランク。高い硬度と張りを持つことから情報伝達能力の高さに繋がり、水中を手に取るような感度をもたらします。また、削減されたレジン量は軽さとパワーのランクアップを意味し、同じパワーならはるかに軽いロッドを、同じパワー・軽さならはるかに細いロッドを作ることができます。バイトに対して瞬間的な反応が要求される釣りには不可欠なブランクで、鋭敏な感度と強力なバットパワーを感じることができます。細身のため、振り抜きやすく、狙ったスポットを外さない正確なキャストが可能で、その軽さは一日撃ち続けることが可能となります。この高性能ブランクがナノプラス技術によってさらに進化しているのです。
AGS
軽量・高感度を実現するAGS(エアガイドシステム)はカーボンフレームを採用しており、チタンと比較して約3倍の剛性をもつカーボンの特性から、ラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有します。また、カーボンの軽量性によりスイングスピードの向上とティップのブレの収束の速さにより、飛距離とコントロール性能が大幅に向上します。
V-JOINTα
ジョイント部に高強度素材のナノアロイを採用し、DAIWA独自の精密加工技術を駆使することによりV-ジョイントαは誕生し、V-JOINTをさらに強く・軽く・きれいな曲がりへと進化させました。キャストを繰り返す釣りでは、ジョイント部を薄くすることでブランク全体を細く仕上げ、振り抜きの良さと操作感が向上します。
AIR SENSOR SEAT
カーボンファイバーの入ったエアセンサーシートにより、軽量化・高強度・高感度を実現します。ロッドの用途に応じて専用設計がなされており、汎用リールシートでは体験できない操作性をもたらします。
※88MBのみ。
X45フルシールド(=X45コブラシールド)
キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作の中で発生するネジレを、最も発生しやすいブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで最も効果の高い最外層から締め上げた構造がX45フルシールド。これにより、ネジレ剛性が飛躍的に向上しました。これにより、今まで以上のキャストアキュラシーとロッドが持つ本来の性能が引き出すことが可能となりました。
CWS(カーボンラッピングシステム)
カーボンクロスを用いてガイドやリールシートをブランクに固定するDAIWA独自の技術。糸(スレッド)ではなく、強固に編みこんだカーボンクロスでパーツを固定することにより、パーツ取り付け部の軽量化が図れるとともに、高い保持力(ガイド取り付け部のネジレ剛性)や耐久性(耐ひび割れ強度)の向上にも寄与します。
製品詳細
■このロッドでしか味わえないシャープなキャストを実現するブランク
ダイワ最高峰の素材と工法を用いたブランクを搭載。スムーズな荷重移動にこだわったブランク設計により、軽量なルアーから、重いルアーまでストレスなく遠投&ピンポイントキャストできる。
■新型AGS+CWS
軽量なAGS TYPE-RをCWSで固定。高剛性で超軽量なガイドシステムにより、ブランクのパワーロスが少ない、さらに、穂先のブレが素早く収束。よって、ベイトリールが余計なブレーキを掛けにくいため、遠投性能に貢献。感度も折り紙付き。
■IMZによって鍛え上げられたブランク
IMZによりテストを重ね、あらゆる状況下でのキャストテストを客観視してフィードバック。幅広いルアーの遠投性と、リリースポイントの広さという相反する要素を極限まで高めることに成功している。
ベイトタックルのメリット
ビッグルアーを活かせるベイトタックルのアドバンテージ
「ベールアームを介してラインが90度に折れ曲がってから巻き取るスピニングリールとは違って、ラインを真っすぐな状態で巻き取るベイトタックルの感度は、全く別物。スピニングの感度が80~90とすれば、ベイトの感度は100といっても言い過ぎじゃないですよ」と世良テスターは言う。ブランクとラインの一体感が高いのもベイトタックルの特徴。ダイレクトにラインを巻き取るベイトタックルは、引き抵抗が大きなルアーを使う時のストレスが低いのも強みである。その構造が生む出すタックルの感度は、小指のツメほどの小さなゴミをフックが拾っても明確に分かるレベルだ。これが水中イメージの拡大に大きく貢献し、戦略のレベルを一変させる。
実釣ロケで訪れた春の旧江戸川河口では、93MHB– POWER DISTANCE CUSTOM–を使って、夕マズメ~日没に掛かる下げ始めのワンチャンスを生かして70㎝級のグッドサイズを見事にキャッチ。モンスターウェイト156Fをクロス~ダウンで流して、ルアーのアクションを最適化するタックルの感度で、このグッドサイズを引き出した。
「モンスターウェイク156Fは、40㎝ぐらいレンジを入れた時にルアーが暴れだすちょっと手前で絶妙なアクションを出せる領域があるんですよ。コイツは僕にとってウェイクベイトではなく、強烈な存在感を発揮できるビッグミノーなんです」と世良テスター。
「モンスターウェイク156Fは、40㎝ぐらいレンジを入れた時にルアーが暴れだすちょっと手前で絶妙なアクションを出せる領域があるんですよ。コイツは僕にとってウェイクベイトではなく、強烈な存在感を発揮できるビッグミノーなんです」と世良テスター。
「これぐらいの大きいルアーでも、巻くパワーがあるからこそ繊細に使えるのがベイトタックルなんです。4月に、ハクじゃなくてイナッコを狙っているのが、こういうコンディションのいい魚です。デカいルアーが効くのは秋だけじゃないんですよね」という会心の一発だった。
ストラクチャーゲームにおける㎝単位のアキュラシー
東京湾内の運河等でのストラクチャーゲームでは、サミングを使ったベイトタックルならではの㎝単位のアキュラシーが大きな武器になる。「スピニングでこのレベルのアキュラシーを出せる人は、ひと握りの超エキスパート。ベイトタックルなら、それが普通にできるようになりますよ」。
そんな場面で活躍するのが88MB–TECHNICAL VERSATILE CUSTOM–である。バリアブルブランクの恩恵で40g以上のルアーを飛ばせるバットパワーを持ちながら、7~9㎝の小型で軽量ルアーも低い弾道のキャストとベイトタックルならではのサミングによるアキュラシーで投入できる。ギリギリのピンスポットからバイトを引き出し、バットパワーで一気に障害物から引き剥がす。そんな展開でもベイトタックルは心強い。東京湾奥に点在する運河は、世良テスターの原点。ベイトタックルの優位性を確信したフィールドでもあるのだ。ラインの放出時に、ラインがガイドを叩かないベイトタックルの特性は、ラインシステムの結び目をガイドに巻き込んでもライントラブルがないため、タラシの長さの自由度が高いこともありがたい。「片手でクラッチを切れる手返しの良さともあいまって、ランガンでポイントを撃っていく運河や小場所の釣りでも、大きな武器になります」。埠頭などの水深が深い堤防周りでは、バイブレーションやブレードベイトなどのフォール中のバイトに即応しやすいのもベイトタックルの強みだ。
※写真は88MBのプロトタイプを使用しています。グリップデザインは製品版と異なります。
※写真は88MBのプロトタイプを使用しています。グリップデザインは製品版と異なります。
「太目のラインでも飛ばせる」特性が戦略を拡大する
「キャスト時に螺旋状にラインが放出されていくスピニングリールは、使用するラインの太さで大きく飛距離が変わってくるけれど、それが無いベイトタックルは、ラインを太くしてもスピニングほどは飛距離が落ちません」と世良テスター。PE1.2号のラインであれば、スピニングでの0.8~1号と同等か、それ以上の飛距離もアングラー次第で叩き出すことができるという。よってスピニングタックルを使うライバルが攻めるのを躊躇する遠く危険なスポットも大胆にアプローチできるのだ。
世良テスターは、使用ルアー=想定されるベイトのサイズとストラクチャーの状況に合わせて、1.2号をメインに、1~1.5号(完全なコノシロパターンでは2号も)使い分けることで、戦略の幅を大きく広げている。スピニングタックルよりもワンランク太いラインで、同じポイントを撃てるアドバンテージは、ベテランほど実感できる特性だ。
世良テスターは、使用ルアー=想定されるベイトのサイズとストラクチャーの状況に合わせて、1.2号をメインに、1~1.5号(完全なコノシロパターンでは2号も)使い分けることで、戦略の幅を大きく広げている。スピニングタックルよりもワンランク太いラインで、同じポイントを撃てるアドバンテージは、ベテランほど実感できる特性だ。
プロダクトストーリー
「投げ込むほどに自分のスキルアップを確信できる」ロッド
「誤解している方が多いのですが、ベイトタックルの飛距離はスピニングを超えます。これは遠投競技の記録を見ればわかりますよ。ただし、これはタックルを使いこなすことが前提となりますけどね」。年々ハイプレッシャー化が進むフィールドにおいては、飛距離とアキュラシーはランカーを手にするための最大の武器。だからこそ世良テスターは、ベイトタックルにこだわってきた。
ただし、「ただ投げやすいだけのロッド」にはしたくなかったという。「幸いなことに、今回の開発はIMZを使うことでアングラーの感覚を数値で把握する可能となりました」。投げやすいのだけの柔らかいバットセクションでは、飛距離を出すには限界がある、かといってリリースポイントが極端に狭いガチガチのロッドでは飛距離にムラができてしまう。これを数値で確認できるようになったことで、開発の精度とペースは驚くほどアップした。
「振りやすいけど飛ばない、飛ぶけどスイートスポットが狭い、軽いルアーが飛ぶ、重いルアーを飛ばしやすいといった人間の感覚がIMZで客観視され、今回のロッド開発に大いに役立ちました」と世良テスター。IMZの存在は、新生代のベイトロッドを開発するなかで、得難い武器になった。
こうしたテストの結果として、使えるルアーの「幅広さ」は、アングラーのスキル次第で大きく広がることになった。カタログスペックの適合ルアーの表記がMAXの身となっているのはそこにある。
「テイクバックのエネルギーをバットの乗せるイメージ」のフォワードキャストで起動すれば、負荷に応じて曲がり込むブランクが仕事をして十二分な飛距離をだせますよ。フォームを乱さず投げ急がないことがコツです」。
そんなキャストをマスターすれば、適合ルアーの上限+10gのルアーでも、ストレスを感じることはないそうだ。世良テスターは、毎日のように出船して複数のプロトロッドを振り比べてデータを積み重ねいった。「今回の開発では、僕自身も新しい発見がたくさんありました」。このシリーズほど試投を重ね、シーバスを掛け続けた例はない。
「今回のテストでは、IMZのおかげで、より妥協なく飛距離を追求できました。しっかりバットに乗せるキャスティングをマスターすれば、投げ込むほどに自分のスキルアップを確信できるはずです」という究極理想に辿りつくことができたのである。
「飛距離の伸びをスマホで確認できるのは、無条件に楽しいですよ。使うたびに最長飛距離を更新したくなりますね。このロッドは、そんなニーズにもこたえてくれますよ」。釣果だけでなく〝タックルを操る悦び”も今シリーズにおける世良テスターのこだわりだ。
ただし、「ただ投げやすいだけのロッド」にはしたくなかったという。「幸いなことに、今回の開発はIMZを使うことでアングラーの感覚を数値で把握する可能となりました」。投げやすいのだけの柔らかいバットセクションでは、飛距離を出すには限界がある、かといってリリースポイントが極端に狭いガチガチのロッドでは飛距離にムラができてしまう。これを数値で確認できるようになったことで、開発の精度とペースは驚くほどアップした。
「振りやすいけど飛ばない、飛ぶけどスイートスポットが狭い、軽いルアーが飛ぶ、重いルアーを飛ばしやすいといった人間の感覚がIMZで客観視され、今回のロッド開発に大いに役立ちました」と世良テスター。IMZの存在は、新生代のベイトロッドを開発するなかで、得難い武器になった。
こうしたテストの結果として、使えるルアーの「幅広さ」は、アングラーのスキル次第で大きく広がることになった。カタログスペックの適合ルアーの表記がMAXの身となっているのはそこにある。
「テイクバックのエネルギーをバットの乗せるイメージ」のフォワードキャストで起動すれば、負荷に応じて曲がり込むブランクが仕事をして十二分な飛距離をだせますよ。フォームを乱さず投げ急がないことがコツです」。
そんなキャストをマスターすれば、適合ルアーの上限+10gのルアーでも、ストレスを感じることはないそうだ。世良テスターは、毎日のように出船して複数のプロトロッドを振り比べてデータを積み重ねいった。「今回の開発では、僕自身も新しい発見がたくさんありました」。このシリーズほど試投を重ね、シーバスを掛け続けた例はない。
「今回のテストでは、IMZのおかげで、より妥協なく飛距離を追求できました。しっかりバットに乗せるキャスティングをマスターすれば、投げ込むほどに自分のスキルアップを確信できるはずです」という究極理想に辿りつくことができたのである。
「飛距離の伸びをスマホで確認できるのは、無条件に楽しいですよ。使うたびに最長飛距離を更新したくなりますね。このロッドは、そんなニーズにもこたえてくれますよ」。釣果だけでなく〝タックルを操る悦び”も今シリーズにおける世良テスターのこだわりだ。
「バリアブルブランク」によるファイト時にアドバンテージ
キャストに荷重に応じて曲がり込み、最大限の飛距離を叩き出す「バリアブルブランク」は、ランカーとのファイト時にもアングラーを強力にサポートしてくれる。「投げやすいだけのロッドでは、魚に振り回されてしまうし、大きなルアーにだけ合わせたガチガチのロッドではバレやすい。仕事柄、操船しながら片手でファイトすることもよくあるんですけど、このロッドだと安心感が違います。これは、ショアの釣りで不利な足場でランカーを掛けた時にも嬉しい特性です」と世良テスター。ロケでは実際に、足場の悪いゴロタ場、ボトムはカキ瀬だらけの場所だったが、グッドサイズに一切の主導権渡さずに危なげなく手中に収めてしまった。
キープキャストをサポートする数々こだわり
荷重移動がスムーズで、しなやかだが芯が通ったような張りがある「バリアブルブランク」は、キャスト時のティップの収束も非常に早いのが特徴。「ティップのブレが収まらないロッドは、バックラッシュが起きやすくなりますし、ライン放出が安定ないないので余計なブレーキがかかって飛距離やキャストの精度向上を邪魔します。ロングキャストを続ける場面でも、けっして強くロッドを振り回すようなオーバーアクションはいらない。むしろ70%の力で、十分すぎる飛距離を出してくれるのもこのロッドの持ち味です」と世良テスター。ゆっくりとテイクバックをとって、ロッドにルアーのウエイトを十分に乗せることを意識することが重要。これは、10g未満の軽量なルアーを使う時にも、20gほどの一般的なルアー、40gを超えるような重いルアーを使う際も変わらない。
世良テスターのロッドへのこだわりは、それだけに留まらない。飛びと感度を両立するガイドの口径や配置、リールの位置やリール―シートの形状など、キープキャストをサポートする世良テスターの数々のこだわりが、このロッドには詰まっている。「このmorethan BRANZINOはアングラーを成長させてくれるロッドでもあります。IMZのPEロングキャストモードを使えるレベルの方なら、使うほどに自分のスキルが上がっていくのを客観的に確認できると思います。キャストを続けているだけでも釣りの楽しさが一変しますよ」。
これこそがベイトタックルシーバスの新しいステージなのである。
世良テスターのロッドへのこだわりは、それだけに留まらない。飛びと感度を両立するガイドの口径や配置、リールの位置やリール―シートの形状など、キープキャストをサポートする世良テスターの数々のこだわりが、このロッドには詰まっている。「このmorethan BRANZINOはアングラーを成長させてくれるロッドでもあります。IMZのPEロングキャストモードを使えるレベルの方なら、使うほどに自分のスキルが上がっていくのを客観的に確認できると思います。キャストを続けているだけでも釣りの楽しさが一変しますよ」。
これこそがベイトタックルシーバスの新しいステージなのである。
アイテム紹介
アイテム | 説明 |
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80HB | – POWER BITE CUSTOM– 超大型のトップウォータープラグや17㎝を超えるスイムベイトを自在に操り、ランカーシーバスのバイトを引き出すパワーロッド。 ダウンクロスで掛けたランカーシーバスも持ち前のパワーでねじ伏せる。 青物やアカメ狙いも視野に入れる最強のパワーロッド。 |
88MB | –TECHNICAL VERSATILE CUSTOM– 港湾部や中規模河川などに最適なテクニカルモデル。 低弾道のショートキャストからフルキャストまで抜群のアキュラシーでピンスポットを攻略。 ロッドアクションを多用する14cm超のミノーによるジャーキングやトップウォータープラグを軸としたゲームで抜群。 7㎝前後の小型ルアーも使いやすく、取り回しのいいレングスはウェーディングでの使用にも最適。 |
93MHB | –POWER DISTANCE CUSTOM– 12~14㎝クラスのミノーやシンペン、重量級大型ウェイクベイトから、アンダー10gの小型ルアーまで幅広いルアーに対応し、100m超の圧倒的な飛距離を叩き出す遠投モデル。 中・大型河川をはじめ、干潟などのオープンエリアの攻略に最適で。ショアゲーム、ウェーディングを問わずマルチに対応する。 |
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テスターインプレッション
世良勇樹テスター
ベイトタックルの魅力を堪能できる ベスト・オブ・ベストです!
今回のシリーズでは、「世良さんが納得できないのであれば発売をしない」とまで開発サイドに言ってもらったので、いまできる最高の素材と技術を投入して、とことんまでこだわったテストができました。そのおかげでどんなルアーを使っても最高のキャストフィールと飛距離を叩き出せるという僕の理想を形にすることが出来ました。IMZとのマッチングも最高。使いこなすほどに、飛距離もアキュラシーもアップしていくのが分かるから、タックルという「マシーン」を操る快感を実感できるはずです。ぜひ、ベイトタックルでなければ、味わえないシーバスゲームの世界を体験してみて下さい。
藤田 知洋テスター
プロトの段階から驚愕の連続 もう過去のタックルには戻れない
自分は、バスからソルトに転向したから、メバルもベイトタックルでやっていたぐらいだけど、かつてのベイトタックルでは飛距離が不満で、シーバスはスピニングで続けていました。ただ、ここ数年は、タックルの進化が凄くて、シーバスもベイトでやるようになっていました。それだけに、今回のプロトロッドとIMZのコンビを使わせてもらった時は、飛距離や感度はもちろん幅広いルアーを使える特性に「コイツはヤバい! 」と驚きました。僕の地元の山口県は、ランカーが出る中小河川が多いので、ベイトタックルだからできる「cm単位のアキュラシー」が勝負なんですよね。このタックルを使ったら、もう過去のタックルには戻れない。ランカーシーズンが待ち遠しくなる最高のロッドですね。
ギャラリー
VIDEO
発売月
2024.09
製品スペック
アイテム | 全長(m) | 継数 | ジョイント仕様 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) | JAN |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MORETHAN BRANZINO EX AGS 80HB | 2.44 | 2 | 印籠 | 127 | 183 | 2.0/13.4 | MAX 100 | 2.0-4.0 | 99 | 90,000 | 4550133384608 |
MORETHAN BRANZINO EX AGS 88MB | 2.64 | 2 | 印籠 | 136 | 154 | 1.8/11.9 | MAX 40 | 1.0-2.5 | 99 | 85,000 | 4550133384615 |
MORETHAN BRANZINO EX AGS 93MHB | 2.82 | 2 | 印籠 | 145 | 174 | 1.8/13.3 | MAX 50 | 1.5-3.0 | 99 | 89,000 | 4550133384622 |
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