アストロン遠投ヒラマサスペシャルASTRON ENTO HIRAMASA SPECIAL

スライダーで表示する
一覧で表示する
閉じる

超遠投対応!超撥水しなやかナイロン!マーキング付き!

トラブルレスをコンセプトにとにかくしなやかに設計。
太糸にありがちな不快な巻きグセが付きにくく、扱いやすさを追求。
カラーはスレた魚に警戒心を与え難い、海面に溶け込むステルスカラー。基糸はブルーモーメントカラーにマーキング。
特に上撒きカゴを使用する場合に有効。
基糸ブルーモーメント270cm+ライムグリーン30cm繰り返し。
ラインの方向や動きはマーキングの視認性で確保。
ウルトラ撥水(UWR加工)処理されているため、ベタツキもなく長持ちするのでラインメンディング等が楽々行える。

カラー:ステルスカラー(ブルーモーメント)

ダイワテクノロジー

UWR加工(ウルトラ撥水)
ダイワ独自の撥水加工で、糸のべたつきを大幅に軽減し、撥水能力と効果持続力が大幅に向上。(当社比)

コラム 「道糸のカラーマネージメント」

道糸の色について考える

魚は色覚を持っているのでしょうか。答えはYES。「光の三原色」という言葉があるように、人間をはじめとする霊長類は、3つの色の加減によって微妙な色合いを識別し、光量の少ない場所、ある程度暗い場所でも色を認識することができます。一方の魚類は、5色で色彩を識別することがわかっています。これは霊長類よりはるかに緻密、かつ多様な色彩認識能力を備えていることを意味します。それこそ、我々人間は見えない色が魚には見えているかもしれませんし、暗闇の中でも魚たちには何かが見えているのかもしれません。光が届かない深海に棲息する魚が、なぜ岩にぶつからず泳げるのか。闇夜の海でなぜルアーに魚が食ってくるのか。思い当たる事例はたくさんあります。もちろん、魚には側線という感覚器官があり、嗅覚や聴覚、味覚によっても様々な情報を感知しますが、視覚による色彩識別能力も侮れないどころか、人間よりも数段豊かであることが専門家によって確認されているのです。では、ここで道糸の色について考えてみましょう。ラインのカラーは魚に見えているのでしょうか。前述に照らせば、「道糸の色は魚に見えている」と考えるのが自然でしょう。たとえば、海面直下でコマセを拾うボラの大群の真ん中に仕掛けを振り込んだとき、意外にボラは道糸にぶつかりません。また、サビキ釣りでアジが入れ食いになっているときも、道糸にぶつかるアジはさほど多くありません。これはつまり、断言はできないまでも魚には道糸が見えている、もしくは道糸の存在を色によって識別している可能性を排除できないということです。ただ、魚が道糸の色を識別していたとしても、それが釣り具であるという認識はありません。道糸の色は食いに影響しないという声も耳にしますし、これを否定する権利は誰にもありません。しかし、職漁師さんが使う漁網が派手な蛍光イエローだったとして、はたして皆さんはこれで魚が獲れる気がするでしょうか。ブイなど目印として使うものは視認性のよいものが適していますが、漁網など魚に警戒されたくないものは、黒や茶といった暗色のほうが気持ちとして受け入れやすいはずです。目立つカラーで視認性を優先するか、目立たないカラーで海の色に溶け込ませるか。道糸のカラー選択は釣り人の戦略の一部といえます。そんなカラーマネージメントを見据えて誕生したのが「アストロン磯ガンマMAX」「アストロン遠投スペシャル」「アストロン遠投ヒラマサ」の3アイテムです。

見るか、隠すか

「アストロン磯ガンマMAX」はオレンジマーキングとブルーモーメントマーキングの2色展開、「アストロン遠投スペシャル」はスパークライム、「アストロン遠投ヒラマサ」はブルーモーメントマーキングのカラーを設定しました。オレンジマーキングとスパークライムは鮮やかで視認性に優れたカラー、ブルーモーメントマーキングは海に溶け込むステルスカラーになります。オレンジやイエローといった見やすいカラーはこれまでにも多く存在していたので、なじみ深い人もいるかと思います。ラインの軌道を把握しやすく、余分な糸フケを抑えて正確に潮筋をトレースできます。カゴ釣りで同じ潮を大人数で攻めるときなどは、オマツリの防止にも役立ちます。海の色に溶け込むいわゆる「見にくい色」を、戦略的に商品に採り入れた製品はまだ少ないかもしれません。なぜ道糸を隠す必要があるのでしょうか。たとえば四国の鵜来島や沖ノ島などでよくある、魚は表層まで浮いてくるのに付けエサを見切ってしまうような状況下では、魚に嫌われる要因を可能な限り排除したいもの。魚に警戒されないよう、道糸の色にまで気を配る人が少なくありません。また、山陰エリアで盛んなタルカゴ釣法など、上撒きタイプのカゴ釣りで表層を攻めるときに、派手なカラーの道糸だと魚が警戒してしまい、著しく食いが落ちるという声も耳にします。 表層に浮いた魚が道糸の色に警戒するかしないか、その真相はわかりません。ただ釣り人の心理としては、自分の気持ちが受け入れないものは使いたくないものです。2019年発売のダイワ磯ラインは、両極端のカラー展開で「見る」と「隠す」をセレクトできます。ラインの軌道を見て仕掛けを管理するか、道糸の存在を隠して魚の目を眩ますか、皆さんの感性で使い分けてください。

製品スペック

アイテム 号数 カラー 巻糸量(m) 素材 メーカー希望本体価格(円) JAN
アストロン遠投ヒラマサスペシャル  8-200 8 ブルーモーメント 200 ナイロン 3,000 4550133020797
アストロン遠投ヒラマサスペシャル  10-200 10 ブルーモーメント 200 ナイロン 3,000 4550133020803
アストロン遠投ヒラマサスペシャル  12-200 12 ブルーモーメント 200 ナイロン 3,000 4550133020810
アストロン遠投ヒラマサスペシャル  14-200 14 ブルーモーメント 200 ナイロン 3,000 4550133020827
  • メーカー希望本体価格は税抜表記です。
左にスクロール
右にスクロール