アナリスター アカムツANALYSTAR AKAMUTSU

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  • 205

  • S-230

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アカムツに違和感なくエサを食わせるしなやかさと操作性・軽さを兼備したアカムツ専用ロッド

対象魚・釣法の徹底した分析(ANALYSIS)をもとに、最も使いやすく対応力の高い専用ロッドを提案するシリーズ「ANALYSTAR」シリーズのアカムツ専用ロッド。日本海エリアではノドグロとも呼ばれ、高級魚の代名詞ともなっているアカムツを手中に収めるためのこだわりを凝縮した1本。最近の比較的ライトなアカムツ釣りでは、置き竿にするのではなく、タナの取り直しはもちろん叩きやタルマせなどのテクニックも加え誘って釣るのがトレンドで、ダイワ独自のネジレ防止の最適構造「X45」による操作性と軽さが威力を発揮する。渋い時には少しでも違和感を感じるとエサを離してしまう魚でもあるため、小さいアタリを出しても食わないケースが見られる。これをクリアするため、120号オモリでもしなやかに曲がって食わせ、200~250号オモリではやや負け気味ながらもその分さらに食わせやすい調子になるように設定。高感度グラスソリッド穂先はアカムツに違和感を与えずしっかり食い込ませることが可能。手持ちでの誘いを苦にしない軽さと、オモリ負けしない粘りを活かして中深場を自由自在に攻略できる専用設計ロッドに仕上がっている。

食い込みと粘り重視設計のS
ソフトな調子で食わせやすさ、ばれにくさをアップしたSタイプ。よりライト感覚で赤ムツ釣りを楽しめるアイテム。

ソフト&ロングタイプ追加
ウネリが強い場合や置き竿時にも仕掛けを安定させ、食い込みやすく掛けてからはクッション性が高くバレにくい調子と長さを追求したアイテム。

ダイワテクノロジー

X45
キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作の中で発生するネジレを防ぐため、長年の研究によりネジレ防止の為には従来構造(竿先に対して0°、90°)に加え「45°」のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことが最適であるとの結論に至りました。X45の搭載により、ネジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現しました。

製品詳細

ダイワ独自のカーボン素材「ザイオン」の技術を応用し、リールシートに最適な軽さと剛性・強度を追求したカーボン強化樹脂の「エアセンサーシート」。グリップに必要なところ以外は徹底的に削り込み軽さ・感度を追求。ダイワ電動リール1000番まで取り付けが可能。
高い感度を有し、白色で視認性にも優れるしなやかグラスソリッド穂先。
軽量かつ糸絡みしにくいLDB-KWガイド(オールSiCリング)仕様。精密感にこだわった飾り糸巻き付き。
海に映えるレッド&ゴールドはアナリスターシリーズのシンボルカラー。大型リールもがっちりホールドできるゆるみ止めリング付き。
最も取り回しがよくて操作しやすいバランスを追求した長さ・形状のグリップエンド部。
デザイン性にもこだわったカーボン調プリントのネーム部。

S-230 製品詳細

付属品

ナイロン製ロッドベルト

テスターインプレッション

■福田豊起テスター

アナリスター アカムツ S-230


DAIWAのアカムツ専用ロッドのさきがけであるアナリスターアカムツ。その絶妙な調子と汎用性の高さは今なおアカムツ専用ロッドとして輝きを失うどころかベンチマークとしての地位を確固たるものとしている。そのアナリスターアカムツに今回注目の追加モデルが加わった。それがアナリスターアカムツS-230だ。
比較的しなやかなSモデルではすでにS-195が好評をいただいている。このS-195は手持ちでの釣りを前提としたダイレクトな操作性と手感度重視モデル。それに対して新しいS-230はレングスを伸ばし、しなやかさを増したことにより食い込みと粘りがアップ。状況によっては置き竿での釣りでも十分に楽しませてくれる仕様となっている。そのしなやかな穂先は食い込みが良いばかりでなく目感度にすぐれ、魚が掛ってからロッドの曲がりがさらに楽しめることは言うまでもない。しっとりとしたその曲がりはグラスソリッドの1ピースもかくやと思わせてくれるほどだ。  置き竿の釣りはとかく守りの釣り、待ちの釣りを思われがちであるがそうではない。電動リールのデッドスロー巻き上げの誘いや積極的にタナを探るなどの攻めの釣りを展開することも十分可能だ。この攻めの置き竿の釣りにS-230はジャストフィットしてくれる。 レングスとしなやかさが増したことによって仕掛けの安定性にも優れる点にも注目したい。アカムツ釣りと言えばとかく誘いがクローズアップされる。確かに誘いの重要性に疑いはない一方で、動かし過ぎは仕掛けが不安定になり逆効果になる場合もしばしば。ウネリが高く仕掛けが不安定になる場合などもアタリを出せない時の奥の手として、手持ちでの誘い派の釣り人にもS-230をサブロッドとしても面白いのではないだろうか。 関東では近年、常磐エリアでの新しいポイントの開拓が進んでいる。常磐エリアの特徴としてアカムツが浅場に乗っ込む夏から秋にかけてが釣期となっている。それにともない120~150号の軽いシンカーで楽しめることが嬉しい。また、沖メバル釣りが当エリアのアカムツ釣りのフォーマットの起源となっていることも面白い。そこで長めでしなやかなS-230が当地のアカムツ釣りにはジャストフィットしてくれる。 アカムツ専用ロッドの新たな地平を切り開いてきたアナリスターアカムツ。S-230はさらなるアカムツ釣りの楽しみ方を示してくれそうだ。

アナリスター アカムツ S‐195 / 205

私自身、これほどアカムツ釣りにのめり込むとは想像していなかった。アカムツの食味にひかれて始めたものの、今ではその釣りの面白さにすっかりハマってしまった。近頃のタックルの進化は中深場の釣りのイメージをすっかり変えてしまった。アカムツ釣りも終日手持ちで誘い続けるスタイルの地域が広がっている。そして、この手持ちスタイルがアカムツ釣りにゲーム性を加え、ひときわ魅力的なターゲットへと進化させることとなった。

その一方で、アカムツ釣りにおけるロッドに求められる性能のハードルは高くなった。手持ちで誘い続ける軽さ、誘いを入れるための操作性、食い込みを促す穂先のしなやかさ、深海からアカムツの微妙なアタリを伝える感度、巻き上げ時の口切れを防ぐクッション性など一見相反するファクターをバランスさせる必要が生じることとなった。

ここでアナリスターアカムツに目を向けてみよう。グラスソリッドの穂先は、比較的しなやかで食い込みの良さと高い目感度が特徴だ。X45で締め上げられた軽さはもちろんの事、ブランクスは巻き上げ時のクッション性と、250号のオモリでも積極的な誘いを入れることが出来る高い操作性を見事に両立している。そして軽さと感度、操作性を追求したエアセンサーシート、脇に挟んで竿を操作する際のバランスを考慮したバットエンドなど、細部にまでこだわりが伝わってくる。逆にこうした所に気になる箇所があっては終日手持ちで誘いを入れるスタイルは成立しない。
さらに特筆すべきはその汎用性の高さだ。現在、手持ちスタイルのアカムツ釣りの使用オモリは地域によって120号~200号、時には250号と非常に幅広い。だが驚くことにアナリスターアカムツはこのオモリ号数の違いをカバーしてしまう。もっとも軽い120号のオモリではシャープな誘いを思い通り入れられる一方で、アカムツが掛ればしなやかに口切れを防いでくれる。そして200、250号のオモリではやや穂先が負け気味ながらも、しっかりと誘いを入れることができる。逆にウネリが高く仕掛けが安定しない時などは、このしなやかさが武器になるだろう。

またアナリスターアカムツの手ごろなプライスも非常に魅力的だ。アカムツを始めたい方にぜひ手にとっていただきたい。アカムツをやり込んでいるベテランの方も、高級感のある外観を含めて上位モデルを脅かす出来になっていることを実感していただけるはずだ。

製品スペック

アイテム 全長(m) 継数 仕舞寸法(cm) 標準自重(g) 先径/元径(mm) 錘負荷(号) カーボン含有率(%) 適合クランプサイズ メーカー希望本体価格(円) JAN
アナリスター赤ムツ S-195 1.95 2 102 150 1.1/12.4 80~200 70 SS 31,000 4960652111980
アナリスター赤ムツ 205 2.05 2 107 165 1.3/13.4 100~250 74 SS 31,000 4960652080835
アナリスター赤ムツ S-230 2.3 2 120 168 1.2/13.3 80~200 69 SS 34,000 4550133030246
  • メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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※先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径です。