極鋭 タチウオテンヤSP EXKYOKUEI TACHIUO TENYA SP EX

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  • 82-174

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テンヤロッドの頂点が更に感度と操作性で劇的進化!!

一切妥協のない軽量化により異次元の実釣性能を追求。『SMT』ならではのしなやかさにより目感度と食い込みの良さを実現すると共に、テンヤタチウオ釣りに必要な操作性とパワーを融合、テンヤタチウオ釣法における最適なバランスを実現した。ガイドには軽量、高剛性を誇る『AGS』のRフレームにCリング、Nリングを搭載し、更なる手感度と軽さを手に入れた。徹底した実釣から使用感や操作性にもこだわり、過去に類を見ない軽さを実現。EXの名に恥じないフラッグシップテンヤタチウオロッド。

さらに、深追い掛け釣法のために専用チューンが施された新しい82S(ソフト)調子をラインナップ。深追い掛け釣法とは、タチウオにテンヤを深く追わせることで、バラシの少ない頬掛かりの可能性をあげ、確実な釣果をあげる釣法。
これまでの82Sより追わせやすく、操作性をEXレベルまで向上。調子も穂持をよりしなやかにチューニングしながらも、バットパワーを強化。
これにより、ファーストコンタクトからタチウオに違和感を与えず、更なる深追いを促し、絶妙なタイミングで掛けられる調子を実現。
ガイドには軽量、高剛性を誇る『AGS』のRフレームにCリング、Nリングを搭載し、更なる手感度と軽さを獲得。
未踏領域の軽さ、感度、掛け性能を備えた。深追い掛け釣法の提唱者、菊池雄一に“最高傑作”と言わしめた、深追い掛け釣法の真髄を体現するロッドが完成。

ダイワテクノロジー

感性領域設計システム [ESS](エキスパートセンスシミュレーション)
ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生します。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要な要素と言えます。DAIWAは「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを独自に開発し「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、釣り人がもつ感性の領域をも設計に反映する事が可能となり、より釣り人が求めるロッドへと近づいていきます。
AGS
軽量・高感度を実現するAGS(エアガイドシステム)はカーボンフレームを採用しており、チタンと比較して約3倍の剛性をもつカーボンの特性から、ラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有します。また、カーボンの軽量性によりロッド全体の軽量化にも貢献し、特に穂先部の軽量化につながることで感度の向上にも追加の効果が見込めます。
SMT(SuperMetalTop)
SMT(スーパーメタルトップ)とは、超弾性チタン合金素材をロッドの穂先に使用したDAIWA独自のテクノロジー。金属ならではの振動の増幅力から、カーボン素材では不可能な領域の感度を釣り人に提供します。弾性の高い金属素材の特徴である強度と外傷への強さに加え、わずかな動きにもしなやかに曲がる繊細な穂先を実現できることから、アタリを手元までしっかりと届ける金属ならではの手感度と目に見えるアタリの目感度に優れています。
AIR SENSOR SEAT
カーボンファイバーの入ったエアセンサーシートにより、軽量化・高強度・高感度を実現します。ロッドの用途に応じて専用設計がなされており、汎用リールシートでは体験できない操作性をもたらします。
X45
キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作の中で発生するネジレを防ぐため、長年の研究によりネジレ防止の為には従来構造(竿先に対して0°、90°)に加え「45°」のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことが最適であるとの結論に至りました。X45の搭載により、ネジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現しました。
ZERO_SEAT
ゼロシートはストレスなく、心から釣りを楽しんでもらうことを目指したリールシートの新たな設計思想。

製品詳細

■理想のシートはその存在を感じさせないZERO_SEAT
軽量化とグリップ性の向上。「キャビティトリガーシート」キャビティ構造という画期的な形状により軽量化とグリップ性を両立。理想のシートは、その存在を感じさせないリールシートの存在自体を忘れることができるようなレベルまで、STRESS””0””を目指したフィット感、軽さ、操作性。そして様々なファクターの最適なバランスを実釣での徹底的な検証で追求。リールと合わせたパーミング性能を追求したキャビティトリガー採用(カーボン繊維入りエアセンサー樹脂製)。
■『SMT』搭載
船釣りにおいて評価の高い『SMT』を搭載。 感度と強度に優れ、繊細なアタリも表現してくれる。
■高級感と存在感を演出する塗装
リールシートと竿本体に偏光色を採用。太陽の高さや光量によって色調が変化。
■光輝性に優れた立体ネーム部
■感度と軽量化を実現するAGS
■脇ばさみもしやすいリアグリップ
■さりげないナットへの「EX」印字が高級感を演出
■1.見る角度によって色彩が変化する偏光色を採用。
■2.見る角度によって色彩が変化する偏光色を採用。
■82-174:40号オモリ負荷時曲がり
■82-174:2kgオモリ負荷時曲がり(ドラゴンサイズ想定)
■91-170:40号オモリ負荷時曲がり
■91-170:80号オモリ負荷時曲がり
■91-170:2kgオモリ負荷時曲がり(ドラゴンサイズ想定)
■82S-177:40号オモリ負荷時曲がり
■82S-177:80号オモリ負荷時曲がり
■82S-177:2kgオモリ負荷時曲がり(ドラゴンサイズ想定)

アイテム紹介

アイテム 説明
91-170 即掛け&自由自在の誘いを実現
僅かなアタリも逃さず捉え、瞬時のフッキングを実現する“掛け”性能を徹底追求。小さなアタリを大きく表現する極めてしなやかな穂先と、
針掛かりをさせるハイレスポンスで硬い穂持ち。カーボンやグラスでは不可能な、過激とも言える程の極先調子を可能にするのが『SMT』の
真骨頂。ガイドには軽量、高剛性を誇る『AGS』のRフレームにCリング、Nリングを搭載し、更なる手感度と軽さを獲得。未踏領域の軽さ、
感度、掛け性能を実現した、テンヤタチウオロッドの最高峰。
82-174 テンヤロッドの頂点が更に感度と操作性で劇的進化
ダイワテンヤタチウオロッド史上最軽量85gのテンヤタチウオ王道8:2調子。幅広いシーンに高次元で対応可能で、前作EX178をベースに
ブラッシュアップした1ピースロッド。感性領域設計システム ESS 採用、軽量高感度を実現する『AGS』、『SMT』搭載。
82S-177 深追い掛け釣法にフォーカスした新たな82S調子
これまでの82S調子と比べ、穂持をよりしなやかにチューニングしながらも、バットパワーを強化。
これにより、ファーストコンタクトからタチウオに違和感を与えず、更なる深追いを促し、絶妙なタイミングで掛けられる調子を実現。
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付属品

竿袋
穂先保護カバー

テスターインプレッション

■高槻テスター

次世代のEXを構想するにあたり、本作の目標として掲げたのは「最高峰かつ王道ド真ん中」。

前EXシリーズの中でもド真ん中の名竿と呼び声高いEX178をベースに、ZERO_SEATキャビティトリガーの採用や1ピース化、そして設計や素材の見直しによりダイワテンヤタチウオロッド史上最軽量の85g達成と劇的な進化を遂げた。初めて持った瞬間、まず感じたのがその圧倒的な軽さ。そしてそこから生まれる研ぎ澄まされた手感度だ。例えば、スナップスイベルのジャラつきやテンヤがローリングを始める瞬間といった、普段あまり気付かない情報が加わったような感覚だった。さらに東京湾をはじめ各エリアで重要なキーワードになってきている潮の変化点「潮境」は、もはや楽に分かるレベル。ダイワが提唱する「軽さは感度」はただの標語ではないと、改めて実感させられた。

調子に関してはテスト時に一番気を使ったのが思い出深い。なるべく王道の8:2調子かつ、EX178のあの「掛けにも追わせにもいける」独特の万能感が踏襲できるものをテスター陣納得のもと選び抜くことができ、当初の目標通りの仕上がりにとても満足している。全国のフィールドでも汎用性が高く、競技思考な大阪湾のタチウオマニアにも満足いただけるはずだ。

その他にもSMTやAGS、X45などダイワテクノロジーを存分に搭載したフラッグシップモデル。だからこそ、相応の外観が必要だ。角度によって色味が変わる偏光色の塗装は最高峰にふさわしい仕上がりになっている。テクノロジー、スペック、ステータス、心技体の揃った次世代の名竿になることは間違いないだろう。
■渡辺テスター

軽さは感度をコンセプトに、『極鋭タチウオテンヤSPEX 82−174』ついに登場!

私が驚いたのは軽さとZEROシートキャピテキャビティトリガーによる手へのフィット感。ZEROシートキャビティトリガーは手に接触する面がフラットになっているのでフィット感抜群。1日誘い続けても痛くならず、かつ疲れにくくなっています。昨今、東京湾の太刀魚は派手なアクションの方がアタリが出やすくなるシチュエーションが多く、このフィット感はかなり重要です。そして何より圧倒的な軽量化。【ダイワテンヤタチウオロッド史上最軽量85g】により感度も向上。目感度はもちろん、誘い中の細かな違和感や海中の潮の変化を楽に感じとることができます。全体の調子は82調子で誘い中は先調子だが、ドラゴンが掛かればしっかり胴に入って曲がる。強烈な引きにも負けず主導権は常に釣り人の手に!余裕のいなしでバレにくさも向上しています。
また、注目していただきたいのはフラッグシップモデルに相応しい今までにない豪華なカラーリング。是非使っていただきたい1本です。
■菊池雄一テスター

フラッグシップにだからこそ実現できた、究極の「深追い力」

先に発売されているEX82-174、91-170は、卓越した感度、軽さ、操作感から、非常に多くの方に好評をいただいております。そして今回、満を持して、私が監修のEX82S-177を発売することになりました。
「EX」として発売する上で、EX82-174、91-170にある感度、軽さ、操作感を備えるのは当然のこと、「EX」の82Sとして何を実現したいかを考え抜きました。

そして、導き出されたコンセプト、私がこの竿に魂を注ぎ込んだ部分がタチウオの究極の「深追い力」です。フィッシュイーターでありながら歯が傷ついたり、折れると命を落としてしまうタチウオ。
それゆえ、ファーストバイトの際に、硬いものではないか警戒心を持ってバイトする事も多く、この時の小さいアタリからの即掛けは非常にエキサイトするが難しい。
だからこそ、この小さなファーストバイトから確実なフッキングへ導き出す確率を上げられる1本を目指しました。いわば、ファーストバイトから穂先~穂持のしなやかさを活かし、タチウオに違和感を与えたいのは勿論、逆にタチウオからの心地よさを感じてもらうような絶妙な張り感を目指しました。しなやかであれば違和感を感じにくいのですが、同時に追いかけさせるスイッチを入れずらくなる部分もあります。
逆に硬い調子にすれば、違和感は感じやすくなりますが、スイッチが入れやすい状況に導く事も可能になります。今回は絶妙なしなやかさと張りのバランス融合により、タチウオから心地よさを感じ自然追ってくれるイメージ=魔法の竿ができたと確信しています。

さて、ここで開発ストーリーについて紹介したいと思います。
今回は調子にもかなり拘りを持って監修させていただきましたが、このような傑作が作れたのも、私とロッド企画、ロッド設計の三位一体でものづくりができたからです。
私は釣り人として、自分の理想とする釣りを企画者に伝え、企画者は釣り自体を紐解き、これまでにないコンセプトや調子提案をする。そしてものづくりのプロである設計者が実際に竿に落とし込む。

今回、私の要望としては「EXの感度、軽さ、操作性を持った82Sが欲しい」というものでした。
これを企画者に説明したところ、「それだけではつまらない」という話になりではEX82Sに求められるものは何か、できることはなにか協議することに。
そこであがったのが「ショートレングス化とバットパワーの強化」です。まず、ショートレングス化について。これまでの82Sは全長185㎝でしたが、昨今の操作性重視の流れを汲み、これまでより短い攻めのレングス177㎝仕様。次にバットパワーの強化について。
私の深追い掛け釣法は頬掛けの確率が高いため、掛けたあとのバラしが少ないことが特徴です。そこで、クッション性を阻害しない程度にバットパワーを上げることで、更なる操作性の向上を目指そうということになりました。
更に、設計者から、深追い掛けに必要な食い込み性能(追わせ性能)の向上をさせた、これまでの82Sよりしなやかな穂持のプロトを作成いただきました。
結果として採用されたものは、穂持をしなやかに、バットパワーを向上させたタイプでした。まるで計算通りかのように、企画者と設計者の提案が私の琴線に触れたのです。

さて、ここまで読むと「穂持がしなやかになったから、感度と操作性が落ちたのではないか」
「クッション性がなくなったのではないか」と思うかもしれませんが、そんなことは一切ないと感じています。
むしろ、穂持がしなやかになったことにより目感度は更によくなりました。そして、やはりバットパワーを上げたことが、操作性の向上の一翼を担いました。
タチウオが追ってきて「ここだ!」という刹那の合わせのタイミングで竿が思い通りに反応してくれるのです。
つまり、食い込み性能も良く、感度もよく、操作性も良いという最強の82Sが完成したわけです。

20極鋭タチウオテンヤSP 82S-185AGSも私が監修させていただきましたが、そこから5年の歳月を経て私が今、嘘偽りなく感じる理想の1本を心を込めて作らせていただきました。

皆さまにもぜひこの魔法の竿を使っていただきテンヤタチウオ釣りの掛け引きの虜になっていただきたいです。

VIDEO

発売月

2025.07=EX82S-177

製品スペック

アイテム 全長(m) 継数 仕舞寸法(cm) 標準自重(g) 先径/元径(mm) 錘負荷(号) テンヤ負荷(号) カーボン含有率(%) 適合クランプサイズ メーカー希望本体価格(円) JAN *
極鋭タチウオテンヤSP EX 91-170 1.70 1 170 86 0.7/9.8 40~100 30~60 99 SSS 84,000 4550133448850 *
極鋭タチウオテンヤSP EX 82-174 1.74 1 174 85 0.7/9.8 40~100 30~60 99 SSS 83,000 4550133337857 *
極鋭タチウオテンヤSP EX 82S-177 1.77 1 177 87 0.7/9.8 40~100 30~60 99 SSS 84,000 4550133545771 *
  • メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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※メタルトップご使用上の注意
■メタルトップの温度変化について
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。
■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。
■万一のクセは、手で修正できます
万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。

快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。