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LONGCASTER TITANⅣ
ロングキャスター チタンⅣ

表面処理と穴あけにより優れたエサ離れ
滑りにくい2重成型グリップ
  • コマセの圧縮しやすさと遠投性能を追求したチタンカップ
  • 表面処理と穴開けによりエサ離れが抜群
  • カップはマキエをまとめやすい角度5°
  • 遠投性を重視したカーボン製テーパーシャフト
  • 滑りにくい形状、二重成形グリップ
  • 尻手ロープ用穴付き
磯コラム(column)
ロングキャスターは“器”が違う
画像 【近年のコマセ事情】

田エビや湖産エビ、赤アミ、そしてオキアミと、ウキフカセ釣りのエサは目まぐるしく変化してきました。湖産エビの時代はオガクズをまぶして手で撒いていたと聞きます。その後、ヒシャクというアイテムが登場したのは、赤アミが使われ始めてからのことでしょうか。

かつてのヒシャクは、細い塩ビパイプの柄に大きなプラスチック製のカップが付いたものでした。そんなヒシャクに大きな転機が訪れたのは、コマセに配合エサが使われるようになってからです。

配合エサの出現により、釣り人は「遠投」という武器を手に入れました。しかし、水気を吸った配合エサには粘りがあります。この粘りによって生エサがまとまり、狙ったポイントへコマセを打ち込めるようになったわけですが、これまでのプラスチック製のカップでは粘りついてしまい、せっかくの遠投力を活かしきれないということが、新たな悩みとして浮上してきたのです。

また、磯周りに居着くエサ取りが増え、これらをコントロールして本命と分離するために、1人あたりのコマセ使用量も増えました。40cmのバッカンには約30ℓのコマセが入りますが、これを20ccのカップが付いたヒシャクで撒ききるには、約1500回もヒシャクを振る計算になります。

コマセのヒシャク離れがよく、1日振っても疲れないもの。これが優れたヒシャクの絶対条件といえるでしょう。現在は配合エサ全盛の時代ですが、一部では海水に浸したボイルオキアミの素撒きで大型を狙う釣りも脚光を浴びています。前記の条件プラス、配合エサとボイルの素撒きの双方に対応するものが、現在最も望まれているヒシャクなのかもしれません。

【穴数にもこだわった新チタンカップ】

『ロングキャスター チタン4』は、現代のコマセ使いを踏まえて開発した最先端のヒシャクです。カップに掬ったコマセの重みを乗せて振り抜きやすいカーボン製テーパーシャフトに、ゴムと樹脂の二重成型で滑りにくいグリップを合わせることで、長時間の釣りでも疲れにくく、楽にコマセを遠投することができます。しかし、4代目となるロングキャスターチタンで、最もこだわったのは“カップ”なのです。

カップの素材であるチタンは、大変優れた耐食性と、重量比でアルミの約3倍、鉄の約2倍の強さを有する実用金属ですが、何よりも“軽い”という特長があります。ステンレス鋼(SUS304)の比重が7.90に対して純チタンの比重が4.5で、チタンの重量はステンレスの6割弱になります。チタン製のカップは、それだけで振り抜きのよさに大きく貢献しているといえます。

チタン製カップの表面にはコマセのこびりつきを抑える処理加工を施し、さらに楕円の穴を複数空けることで、コマセ離れと水切れ性能を向上させています。カップの穴は数が多いほど、また穴径が大きいほどコマセ離れがよくなりますが、逆に強度は低下してしまいます。コマセ離れと水切れ、強度の最適バランスを考え、ベストな穴数と穴径を導き出しました。

『ロングキャスター チタン4』のカップは、36mmと40mmの2サイズ設定です。小さなカップより大きなカップのほうが内面積は大きくなるので、40mmカップには穴を1つ多く空けて良好なコマセ離れを確保しています。

表面処理加工の軽量穴空きカップで、軽い振り抜けと優れたコマセ離れを両立させた『ロングキャスター チタン4』。並みのヒシャクとは“器”が違います。

ロングキャスター チタンⅣ
品番 カップ幅
(mm)
カップ容量
(cc)
全長
(mm)
メーカー
希望本体
価格(円)
JANコード
36-650 36 16 665 11,000 332446
36-750 36 16 765 11,000 332453
40-650 40 20 670 11,000 332460
40-750 40 20 770 11,000 332477