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PRESSO-LTD AGS
プレッソ-LTD AGS

55M-SMT

55M-SMT

58L

58L

510UL

510UL

61L

61L

61ML

61ML

研ぎ澄まされた感度、突き詰めた軽量性がもたらす絶対領域
■中空高感度カーボングリップ
  • グリップ内が中空構造であり、超軽量
  • 中空構造により、ブランクの振動が共鳴し、最高の手感度をもたらす
  • ブランク同様、カーボンを巻いて作成

■ブランクにはフラッグシップにふさわしいSVFナノプラス採用
  • パワーと感度を併せ持つ、細身軽量ブランク

■軽さと感度の次世代「AGS」
  • Rフレームガイドを搭載
  • 最適径、最適位置を選択し、飛距離、高感度、トラブルレスを高次元で達成

■フォール時のアタリ、ボトム状況を明確に手元に伝える「SMT」
(55M-SMT)

■目感度と手感度を両立させる「MEGATOP」
(510UL-S、58ML-S、61L-S)
軽量高感度を徹底的にブラッシュアップ!
初代PRESSO SVFを彷彿とさせるデザインながら、中身は最新鋭のトーナメントスペック。
全ての情報を手元にもたらす中空高感度カーボングリップは、想像でしかなかった水中世界をリアルなものへと変貌させます。
手にしたものを次のステージへと誘う、新たな時代を築き上げるハイエンドモデルの登場です。
アイテムラインナップ
■55M-SMT:異次元のボトム感度

超ショートSMTを搭載した、仕掛けて獲る攻撃的ロッド。PEラインと最高の相性を持つ。ラインテンションを操る、メリハリの効かせたメソッドに特に最適で、デジ巻きやリフト&フォールの釣りで、短い距離でどれだけルアーがアクションしたか、ボトムに着底したかがまるで見ているかのように鮮明に感じ取れる。トップウォーターの釣りにおいても抜群の使いやすさを誇る。


■58L:ボトム攻略スペシャリティー

ステップダートやディーザといったボトムバイブ、鉄板バイブなどのルアーを意のままに操作し、あらゆるバイトを捉え、ランディングに持ちこむボトム攻略ロッド。5ft8inchのレングスは、繊細なアクションを可能とし、スローテーパーを採用したアクションは、皮一枚のファイトにおいても魚の動きにロッドが追従し、確実なランディングを約束。エステルやPEラインといった低伸度ラインとの組み合わせで最高のパフォーマンスを発揮する。


■58ML-S:二段テーパーソリッドティップモデル

二段テーパーメガトップ採用の高感度ソリッドティップモデル。ソフトなソリッドティップは手感度が鈍りがちだが、二段テーパーによって今までに無い手感度をもたらした。食い渋り時でも口にフックを残しフッキングに持ち込めるソリッドの基本性能はもちろん健在。ノー感じになりがちなマイクロスプーンのアクションも手に感じながらリトリーブが可能。


■510UL:オールラウンドスペシャリティー

ルアーのアクション、生命感を今までにない鮮明さで感じることが出来る高感度モデル。素直なテーパーはスプーンはもちろん、クランクの巻きでも非常に使い勝手が良い仕上がり。


■61L:高感度クランキングロッド

リトリーブ中はソフトなティップ部がアクションを最大に引き出し、張りを持たせたベリー部はリトリーブ感度、バイトの感度、そしてアタリを確実に捉え掛けることが可能。そして、ファイト中はバット部が曲がりこみ魚をいなす。低温期の低活性な魚の微細なアタリも逃さず、ネットインまで持ち込めるクランキングロッド。


■61ML:巻きの釣りからプラグまで対応する中量級バーサタイル

アンダー1gのスプーンから、クランク、ミノー、ボトムバイブまで、幅広いルアーに対応。マルチテーパーを採用したブランクは、スプーンのリトリーブ中はソフトなティップ部がアクションを伝達させ、ミノーやボトムルアーを操る際は、適度に張りのあるベリー部でルアーを意のままに操ることが可能。更に放流直後の強いアタリも確実に掛けることが可能。かけた後は、魚の動きにロッドが追従し、容易にランディングに持ち込むことが出来るロッドに仕上がっている。


■510UL-S:シビアな状況を打破するメガトップ搭載モデル

エリアトラウトのレジェンド、高田達也テスター監修のシビアな状況を、スプーニングで打破する繊細なティップを持つモデル。 放流から時間が経ち追いが悪くなった状況、気温の大きな変化で活性が下がった状況など、厳しい状況下でのバイトを確実に捉え、ランディングに持ち込む。 繊細さを持つメガトップはルアーに起こる変化を視覚でも伝えると共に、トラウトに違和感なくルアーを喰わせる。 マイクロスプーンや軽量スプーンとの相性は抜群で、マイクロクランクのデッドスローリトリーブにも対応。


■61L-S:センシティブバーサタイルモデル

PRESSOプロスタッフ待望モデル。 低伸度ラインを合わせることで、真の性能を発揮。繊細なティップに強めなベリーをセッティングすることで、トラウトに違和感なくルアーを喰わせると共に、バイトを瞬時に捉え掛けることが可能に。 操作性の良いテーパーセッティングは、攻めの巻きの釣りから、ボトムルアーやトップなどのルアーをアクションさせる釣りに対応。 小型のミノープラグにもオススメ。

仕様詳細
中空軽量高感度グリップ
初代PRESSO SVFを彷彿とさせるカーボングリップが進化。
絶対的高感度かつ軽量。見た目も他社に無いPRESSOらしさのある外観。
太さも、握りこまずともホールドできる太さに。
フォアグリップも、カーボン外周とすることで、感度と操作性が更に向上。
AGS(Rフレーム・C/Nリング)
ガイドは軽量・高剛性・トラブルレスのRフレームと、薄肉・軽量のCリングとNリングを搭載した『AGS』を採用。
ガイドセッティングもみなおしたことで、飛距離と共にエステルラインの使い勝手も大幅に向上した。
エアセンサーシート
軽量高感度のエアセンサーシート「ネオトラディショナル」を採用。カーボングリップとの組み合わせは超感度をもたらす。
感度アップを実現
「中空高感度グリップ・SVFナノプラス・AGS・エアセンサーシート」
すべての性能が組み合わさり、前作を大幅に上回る48%の感度向上を実現。

テスターインプレッション
高田 達也
Takada Tatuya
エリアフィッシングの黎明期からこの釣りを支えるカリスマ的存在。
D.Y.F.Cの講師を務め、エリアフィッシングのすそ野の拡大に尽力。

AGS(エアガイドシステム)を搭載したPRESSO LTD AGSが、ハイエンドシリーズとして誕生したのは2010年にさかのぼる。「今から10年前に初代のPRESSO LTD AGSがリリースされたんだよね。それまでのガイドといえばメタルフレームが当たり前だったんだけど、軽量かつ高剛性のカーボンをフレーム素材にしたAGSが採用された。これは、多くのアングラーにかなりのインパクトを与えたよ。メタルフレームのガイドでは出しえなかった、圧倒的に優れた感度を実現したんだから。ちょどそのころはエリア人口が増えてきて、どの管理釣り場も少々タフなコンディションになりがちだった。小さなバイトでも逃さずキャッチする優れた感度は、まさに救世主のような存在だったね」と高田は、10年前を振り返る。

そして、2016年になって2代目のPRESSO LTD AGSが登場。初代のAGSはバット側3つのガイドのみに採用されたのだが、2代目になるとトップガイドを除くすべてにAGSが採用された。「感度がさらによくなったね。同時に軽量化が図られ、キャストしたときの振り抜けがよくなって、キャスタビリティがかなり上がった。それと忘れてはいけないのが、SMT(スーパーメタルトップ)の搭載だよ。超弾性チタン合金をマテリアルにしたSMTは、バイトしたときの自然な乗りのよさ、そして感度を高次元で両立させた。初めて手にしたときに非常に驚いたのを今でも覚えているよ」

初代はカーボンクロスをまとったセパレート仕様で、重量は100gを超えるアイテムも多かったが、2代目は大幅な軽量化が図られた。SMTモデルで70g前後、カーボンチューブラー、ソリッドモデルで60g前後となった。

そして、2代目の登場から4年前後の今年2020年。PRESSO LTD AGSは3代目としてフルモデルチェンジを果たすことになった。「初代、2代目ともにリリースのときのインパクトは強烈だけど、この3代目もかなりのものだよ。デザイン的にも大きく変わったよね。グリップまわりも大きく変わったけど、性能も大きく進化して、現段階の最高レベルに達しているから、ぜひ手に取ってほしいな」

令和に入って初めてフルモデルチェンジを果たした3代目PRESSO LTD AGS。令和のPRESSO伝説が、この3代目によって幕が開かれた。


ロッドテクノロジーの枠を結集させた最高峰モデル
三浦 敬児
Miura Keiji
トーナメントに軸足を置き、日々エリアの釣りを楽しみ、自身のスキルアップに努めている。
独自の高度なロジックで多彩な釣り方を展開。

「最新ロッドテクノロジーの結晶だね、3代目PRESSO LTD AGSは!」と、感心することしきりの三浦。三浦が称賛するテクノロジーは随所に配備されているが、中でも注目したいのがティップとグリップ部にある。

「55M-SMTには、2代目でも採用されて話題をさらったSMTがセットされている。ただ、2代目と少し違うところがSMTの長さ。3代目は2代目よりも少し短くしたんだ。金属素材なのでどうしても若干だけど重くなってしまう。そこで先重りを解消させるために、少しだけ短くしたんだよ。58ML-Sは、二段テーパーソリッドを使っている。従来のストレートのテーパー形状ではなんく、途中で段差を入れたことによってラインから伝わる振幅が大きくなって、さらに感度を上げることができたんだ」

もうひとつの注目テクノロジーが、グリップの中空高感度グリップ。デザインこそ2004年、PRESSO創生期のフラッグシップモデル・PRESSO 60UL-SVFを回顧させるカーボン素材のストレートグリップだが、その性能はかなり異なる。カーボン素材グリップの中が空洞になっているのだ。軽く叩いてみると『キン』と高い音色が響くことから、それが中空だと判る。

「中空によってもたらされるメリットはいくつもある。ひとつが、感度の向上。ブランクから伝わった振動が中空グリップの中で共鳴して、それが手にしっかりと伝わってくるんだよね。つまり、中空による響き効果、っていうのかな。それが圧倒的に感度を上げてくれるんだ。もうひとつが、軽くなったこと。手元付近が軽くなったことで負担が軽減されて、ロッド操作が非常にしやすくなったね。ミノーイングやボトムといった、操作を必要とする釣りには、このロッドの操作性は大きなアドバンテージになるよ」

グリップ周りに採用されたテクノロジーとしては、エアセンサーシートも特筆すべき性能のひとつ。軽量高感度のエアセンサーシートによって、グリップ部分がさらに軽量化されている。

この他にもブランクの軽さ、パワー、細身化を実現するSVFナノプラス。フェルール(継ぎ目)が理想的なカーブを描いて曲がってくれるV-ジョイント。ネジレを防ぎ、パワー、操作性、感度が向上するX45など、DAIWAの誇る高度なロッドテクノロジーがブランクに凝縮され、ハイエンドモデルにふさわしいロッドフィールを醸し出している。

「現存する最高のテクノロジーを惜しみもなく投入したロッド。現段階では間違いなく、このPRESSO LTD AGSはエリアロッドの最高峰にある、と断言できるよ」


攻めきれなかった沖を、確実に狙っていける
和田 浩輝
Wada Kouki
第16回トラウトキング選手権で年間総合2位、同第17回では総合優勝を手中に収めた実力ナンバー1の若手トーナメンター。

和田がロッドに対して一番気にすることが『トーナメントで勝てるロッドかどうか!?』ということ。その点について、初めてPRESSO LTD AGSを手にしたときの第一声が「これは間違いなくトーナメントで勝てるロッドです。このロッドフィーリングは、試合では最高のパフォーマンスで、僕の背中を後押ししてくれるはずです」とキッパリと断言。

和田が着目した性能はふたつ。優れた感度とキャスト性能である。この比類のない2つの性能が、和田に「勝てるロッド」と言わしめたわけである。

トーナメントでは人より一尾でも多くヒットさせることが絶対条件であり、そのためには、いかに効率よく釣りを展開していくかがキーになる。そのためには、まずは手返しよく攻めていける手前側をチェック。手前にいるトラウトたちをある程度釣りきってしまったら、次いで狙うのが必然的に沖になる。ここでPRESSO LTD AGSの優れた感度とキャスタビリティが、大きな武器になる。

「比較的ウエイトのあるルアーはもちろん、アンダー1gの軽量スプーンでも、人よりも少し先に飛ばすことができます。少しの距離かもしれませんが、その少しが勝ちをもたらしてくれることもあるんです」

飛距離が出しやすいのはブランク性能が優れている、といった部分もあるが、それよりも重要なのがバランス。軽量なだけでなく、実際に手にしたときの重量バランスが最高の状態で設計されている。重量バランスがよいということは、キャストしたときのロッドの振り抜け感がよくなり、ひいてはそれが飛距離のアップ、さらにはキャストコントロールの精度の向上にも直結する。

「沖を狙えば当然、ディスタンスは離れます。離れるほどに、小さなバイトのキャッチは難しくなります。だけど、PRESSO LTD AGSの優れた感度なら、これまでとりきれなかった小さなアタリも、しっかりとキャッチし、ヒットに結び付けていくことができます」

手前のトラウトたちは、アングラーの持つテクニックやタクティクスで釣果が大きく左右される。しかし、沖のトラウトとなると、テクニックだけではフォローすることができない。こんなときに、大きなアドバンテージをもたらしてくれるのが、優れた感度と高いキャスタビリティ性能を持つタックルなのである。

「大きな武器を手に入れた感じです。これまで以上にいい成績をたくさん残して、トーナメントシーンを盛り上げていきます!」

感度が手に響く。感動が心に響く

高田、三浦、和田の三人が口を揃えて絶賛するのが『比類のない感度』である。この優れた感度をもたらすのが、カーボン素材の中空高感度グリップである。トラウトがバイトしたときの微細な振動はライン、ガイド、ブランク、そしてグリップと伝達し、ロッドを握る手がそれを感知する。このとき、グリップが中空になっていると、そのわずかな振動が中空の空間で響き、拡張されるようにしてハッキリと手に伝わってくるのだ。

さて、ファーストリリースでは4モデルのラインナップとなったが、もちろんフラッグシップであるPRESSO LTD AGSがこれだけの陣容で納まるわけはなく、また、多くのPRESSOファンも納得してはくれまい。

「誰が使っても、最高の気分で釣りができるユーティリティタイプ。また、トーナメントなんかに特化したスペシャリティなタイプなど、ラインナップをいろいろと増やしていきたいと思っている」(三浦)

今回の4モデルのリリースは、令和のPRESSO伝説の第一章なのだ。

58L
ボトム用なのにベリーからよく曲がる新発想のロッド
ボトムルアーに特化したロッドだが、従来のそのタイプのロッドのテイストとは明らかに異なるのが58Lである。ボトムの釣りはルアーに様々なアクションを加えることでトラウトを誘い出し、そしてバイトにもっていく操作の釣りである。操作性をよくするために、従来のボトム用のロッドはブランク全体に張りを持たせていた。ところが、58Lはその真逆ともいえるよく曲がるロッドになっているのだ。
「ベリーというよりは、バッド付近から曲がっていくスローテーパーのロッドです。ボトムの釣りに特化させたロッドなのに、なぜよく曲がるロッドにしたのかというと、それは掛けたトラウトを極力バラさないようにするためなんです」と和田。
ボトムの釣りの場合、急にスイッチが入って慌ててバイトしてきたり、ついばむようにゆっくりとバイトすることが多く、フックの掛かりどころがあまりよくない。皮一枚だったり口周りにフッキングすることが多く、それがバラすリスクに直結していた。
「バラしにくくするにはどうしたらいいのか。それはロッドをよく曲げて、トラウトの動きへの追従性をよくすることなんです。よく曲がるからといって極端に操作感が損なわれることもありません」
トップマイスター目線の新しい発想から生まれたボトム用のロッドが誕生した。
61ML
ルアーだけでなくラインにも汎用性を持たせたオールラウンダー
「汎用性、という部分に強くこだわって開発したロッドだよね。アンダー1gスプーンからボトムバイブ、ミノーイングまでいろいろなルアーをそつなく使いこなすことができる。それとルアーだけでなく、ラインに対する汎用性も持たせたんだ。ナイロン、フロロ、PEそしてエステル。どのラインにも対応するんだ」と高田。
ラインの汎用性を持たせたことで、タックルバランスの幅が広がった。クランキングなど乗せのフッキングで掛け、バラすリスクを軽減させたいときにはナイロンをセット。タフって小さなアタリを確実にとっていく感度重視のセッティングにしたいときはエステルやPEをセット。一本のロッドでもラインとの組み合わせによって、釣り方やルアーのポテンシャルにアジャストさせることができるのだ。
61MLではバラしにくいテーパーのデザインにも注目したい。トラウトの引きの負荷の強さによって、ロッドの曲がりのベンドカーブのピークが変化するマルチテーパーを採用。
「レギュラーサイズの小さな引きのときにはティップセクションで動きを抑え、大型トラウトの強い引きのときにはベリーセクションにカーブのピークが移動して、トラウトの暴れる動きに追従するようになるんだ。また、動きに追従させることによって、バラしにくくなるだけでなく、寄せてきやすくもなるんだよね」
DAIWA TECHNOLOGY
■AGS[エアガイドシステム]
軽量・高感度のエアガイドシステム『AGS』。カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能を向上。チタンと比較し約3倍の剛性をもつカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有する。シングルフット、ダブルフットともに更にサイズ・形状のバリエーションが充実。さらに新開発の軽量リング「Cリング(コバルト合金)」、「Nリング(シリコナイト)」を搭載した次世代『AGS』が登場。『AGS』の進化からますます目が離せない。
■SVF NANOPLUS[エスブイエフ ナノプラス]
レジン量を減らす事で、より多くのカーボン繊維を密入し、軽さ、パワー、細身化を実現するカーボンシート「SVF」に東レ(株)ナノアロイ®テクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせ、さらなる高強度化・軽量化を可能とした。
■ESS[エキスパートセンスシミュレーション]
感性領域設計システム『ESS』ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。DAIWAは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域までロッドに反映する事が可能。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム『ESS』。
■SMT[スーパーメタルトップ](55M-SMTのみ)
超弾性チタン合金を採用し、カーボン素材では不可能な驚くべき感度を実現する「SMT(スーパーメタルトップ)」。振動を長く伝える超弾性チタン合金をそれぞれの竿種に合わせてチューブラー(中空)やソリッド(ムク)構造にし、カーボンやグラス素材をハイブリッドして理想的な調子を追求している。
■MEGATOP[メガトップ:510UL-S、58ML-S、61L-S]
メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。
■V-JOINT[V-ジョイント]
スムーズな節の曲がりが理想の調子とパワーアップを実現。節の合わせ部分にDAIWA独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上。
■X45
ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。
プレッソ-LTD AGS
品名 標準
全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
標準
自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
適合
ライン
ナイロン
(lb)
カーボン
含有率
(%)
メーカー
希望本体
価格(円)
JANコード  
55M-SMT 1.65 2 87 68 0.8 7.4 0.6-7 2-6 99 67,000 4550133065767 *
58L 1.73 2 89 65 1.3 6.3 0.6-4 1.5-5 99 60,000 4550133166280 *
58ML-S 1.73 2 89 67 0.7 6.8 0.6-4 2-4 99 61,000 4550133065781 *
510UL 1.78 2 92 64 1.3 6.3 0.4-3 1.5-3 99 60,000 4550133065798 *
61L 1.85 2 95 66 1.2 6.8 0.6-4 1.5-5 99 61,000 4550133065774 *
61ML 1.85 2 95 67 1.3 6.8 0.6-5 2-5 99 61,000 4550133166297 *
510UL-S 1.78 2 92 65 0.8 6.3 0.4-3 1.5-3 99 61,000 4550133253683 *
61L-S 1.85 2 99 66 0.8 6.8 0.6-4 1.5-4 99 62,000 4550133253690 *