GINRO YUIGA AGS | |
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銀狼唯牙 AGS | |
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王道で仕留めるか、未踏域を先制するか。個々に鍛錬を重ねた「銀狼唯牙AGS」。 |
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無段階的にスムーズに曲がる支点移動を実現し、黒鯛(チヌ)を怒らせず嫌がらないスピードで浮かせてフィニッシュへ持ち込む「銀狼唯牙AGS」。
しなやかに曲がり、竿全体のタメを効かせながら復元力で黒鯛(チヌ)を浮かせて獲る王道のメガトップモデル、未踏域で正確無比な攻めを展開するSMTモデルの2コンセプトを突き詰め具現化した。 磯竿の最先端のガイドシステムである『AGS』TYPE-0(ゼロ)を♯1番遊動部に搭載することによりライン放出性能が大幅に向上。軽くティップを振るだけでラインが出る為、軽い仕掛けもSTRESS“0”感覚の使用感を実現。穂先部のタフブライトコート(穂先部高視認蛍光塗料)との相乗効果でサシエの状態や前アタリを察知する穂先の表現力に更なる磨きをかけた。ブランクスにはHVFナノプラスを採用することで高強度化・軽量化を図り、黒鯛(チヌ)竿にありがちな柔らかいだけの使用感ではなく、芯をもった強さと粘りを追求した。さらにメガトップモデルはしなやかに曲げこんだ分だけ、復元力を最大限発揮するように設計し、よりタメを効かせながら浮かせることが可能。節にはV-JOINT αにより、まるでワンピースのようなパワーロスの無い美曲が釣り人を魅了する。 また、エアセンサーシート(ハンプホールド)を搭載することで、遠投時や片手でのやり取りの際も安定したパフォーマンスを発揮する。 |
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磯コラム(column) |
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“釣り味”を楽しめる竿 |
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![]() 自然なパワーと粘り 「開発のコンセプトは、釣り味を存分に味わえる竿です。柔軟かつ粘りに富み、黒鯛(チヌ)の引きを余すことなく楽しめる調子を目指しました」 二代目となるNEW銀狼唯牙AGSの開発に携わった木村公治テスターはこのように語りました。 黒鯛(チヌ)専用のフカセ竿としてデビューした銀狼シリーズ。変遷を重ねながらアイテムを増やし、2023年春の時点で、『銀狼王牙AGS』『銀狼鋭牙』『銀狼』そして今回の『銀狼唯牙AGS』の4シリーズがラインナップされています。個々の特徴を木村テスターに聞いてみました。 「銀狼王牙AGSはシリーズの最高峰だけあって、非常に総合性能が高い竿です。グッと矯め込んでいるだけでオートマチックに魚が浮いてくる、絶対的な安心感があります。銀狼鋭牙は先調子に振った竿で、コントロール性能に長けたアイテムです。マニュアル感覚のやり取りを楽しむことができ、銀狼王牙AGSとは真逆のテイストを持つ竿といえるでしょう。銀狼は柔軟さや粘り、パワー、操作性といった黒鯛(チヌ)竿に必要な要素を、バランスよく兼ね備えたスタンダードな竿です。中通しウキから棒ウキまで、多様な仕掛けにくまなく対応するアイテムですね」 そのなかにあって、木村テスターはNEW銀狼唯牙AGSの調子をこのように評します。 「銀狼王牙AGSが安心感なら、銀狼唯牙は“ゆったり感”でしょうか。掛け味そのものはオートマチックですが、パワー感や粘りがとても自然なんです。そのぶん黒鯛(チヌ)の引きを堪能できるんですね。どこまでも引きに追従していくうちに魚が走りを止めてしまう。魚は引かれた方向と逆の方向へ走る習性がありますが、銀狼唯牙AGSで掛けた黒鯛(チヌ)は行き場を失ったかのようにフラフラと浮いてきます。黒鯛(チヌ)はどこから引かれているのかわからないんじゃないかな(笑)」 掛けてからを味わうメガトップ 掛けるまでを楽しむSMT 魚を怒らせない秘密は調子にあります。メガトップモデルは旧モデルよりも胴に入る調子となっており、これがナチュラルなパワーと粘りを生み出します。 「かといって黒鯛(チヌ)に力負けするような感じはありませんね。最も軟らかい00号で年無しを掛けても、ハリスを切られる気はしません。号数が上がるにしたがってコントロール性能が高まりますから、オープンな場所では軟らかめ、カケアガリがきつかったり沈み根が多い場所では硬めという選択でよいと思います」 一方で感度を重視したSMTモデルには、やや先寄りの前モデルを踏襲した調子を与えています。柔軟な胴寄りの調子で掛け味を重視したのがメガトップモデルなら、SMTモデルは掛けるまでの繊細な駆け引きも意識したアイテムといえるでしょう。 そしてもうひとつ、忘れてはならないアイテムがBIG ONEモデル。こちらは一転して60smオーバーの巨チヌにも臆することなく挑める剛のアイテムです。 老獪な黒鯛(チヌ)を食わせて取り込むだけでなく、その過程も存分に楽しめるNEW銀狼唯牙。黒鯛(チヌ)釣りの奥深さをより味わえる一竿です。 仕様詳細
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■どこまでも曲がり込み粘るブランクス
ESS設計、V-JOINTαにより、チヌ特有のたたきを最小限に抑え、怒らせずにじっくり浮かせるこだわりの調子。 ![]()
■異次元のライン放出性「AGS TYPE-0」搭載
♯1番(TOPG除く)ガイドまでAGS TYPE-0を搭載!!PEラインの使用もストレスなく使え、軽量かつ糸絡みの少ない形状により、正確な操作を実現。 ![]()
■わずかなアタリも目感度で捉えるタフブライトコート
穂先部には、耐候性に優れ、長期間の使用にも変色しにくいタフブライトコート(穂先部高視認蛍光塗料)を搭載し、穂先アタリを確実に捉えることが出来る。 |
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アイテム別特徴 | ||||||||||||||||||
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ポジショニングマップ |
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調子比較
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■メガトップモデル
旧モデルよりもスムーズに胴部まで支点移動を行うように設計し、黒鯛(チヌ)の突進を胴部でしっかり吸収しながら浮かせるように変貌を遂げた。 ![]()
■SMTモデル
旧モデルよりも♯3番節から頭を絶妙にパワーアップすることで、SMTの感度と操作性向上を実現し、バット付近は柔軟性を持たせメガトップモデル同様に安心感のある粘りを実現した。 |
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テスターインプレッション |
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受け継がれる「スムーズな支点移動による曲がりとパワー感」を目指した銀狼唯牙。
木村公治(ダイワフィールドテスター) 銀狼唯牙シリーズは、過去の流行りだった張りが強い使用感の銀狼シリーズから180度変更したこだわりのシリーズです。開発テストではアイテムごとにフィールドを変えて、それぞれの号数に求められる理想の強さ、粘りを実現しました。僕がメインに使う06号~1号は、良型が数狙える時や、根の荒い場所でチヌを怒らせない粘りと寄せてくるパワーが魅力です。また、今回のBIGONEは御荘湾や宿毛の超大型チヌを獲る為に創り上げました。サンゴや牡蠣殻が点在するフィールドでのパワー勝負になる為、バットパワーを上げているのですが、全体的にしっかりタメが効き、隙が無いバランスになっているので、チヌの最初の突進もラインを極力出さずに止めることができ、50cm後半のサイズも余裕で浮かせることが出来ました。 ![]()
「ラインの限界を伸ばしてくれるような安心感」を具現化。
鶴原修(ダイワフィールドスタッフ) 僕の地元、九州エリアでもPEライン遠投釣法はスタンダードになっています。そんな仕掛けを扱うのに理想的な竿は曲げこんだ時の安心感があること。銀狼唯牙はまさにラインの強度を高めてくれるようなクッション性を実現しています。シリーズで最も柔軟な00号~0号はタフコンディション時に繊細な仕掛けを扱うのも良し、一尾をじっくり楽しみながら獲りたいシチュエーションにも最適です。僕の感覚的なところですが、チヌの場合、根が荒い場所で掛けても、余計な反発力が無い竿であれば高確率で獲れます。そんな竿曲がりの伸びしろに安心感のある竿を形にしたのが今回の銀狼唯牙ですね。 ![]()
あらゆるシチュエーションでのアタリを取れる「競技(SMT)モデル」。
小谷誠志(ダイワフィールドモニター) 私がチヌ竿に求めるのは、ミリ単位の仕掛け操作が可能な操作性と掛けた後チヌを暴れさずにコントロールできるタメ性能です。チヌ、グレ共にあてはまりますが、食わせるまでに大切なのはサシエのテンション管理。サシエを漂わすのか、意図的に動かすのかを操作する竿は私の釣りには欠かせません。競技モデルはこのテンションコントロールが抜群にやりやすくなっています。SMT特有のわずかなテンションで穂先がモタれる感覚はまさに第二のウキですね。さらに、操作性を高めると硬い竿になりがちなのですが、新たに採用したV-ジョイントαの恩恵により、しなやかな曲がりを実現でき、チヌ竿特有のどこまでも曲がるような使用感に仕上がりました。 フォトギャラリー
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DAIWA TECHNOLOGY |
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![]() ■ESS[エキスパートセンスシミュレーション] 感性領域設計システム『ESS』ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。DAIWAは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域までロッドに反映する事が可能。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム『ESS』。
![]() ■AGS[エアガイドシステム] 軽量・高感度のエアガイドシステム『AGS』。カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能を向上。チタンと比較し約3倍の剛性をもつカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有する。シングルフット、ダブルフットともに更にサイズ・形状のバリエーションが充実。さらに新開発の軽量リング「Cリング(コバルト合金)」、「Nリング(シリコナイト)」を搭載した次世代『AGS』が登場。『AGS』の進化からますます目が離せない。
![]() ■SMT[スーパーメタルトップ]
超弾性チタン合金を採用し、カーボン素材では不可能な驚くべき感度を実現する「SMT(スーパーメタルトップ)」。振動を長く伝える超弾性チタン合金をそれぞれの竿種に合わせてチューブラー(中空)やソリッド(ムク)構造にし、カーボンやグラス素材をハイブリッドして理想的な調子を追求している。
![]() ■V-JOINT α[V-ジョイント アルファ]
ナノプラスを含む高強度素材とDAIWA独自の超高精度ロッド設計・製造テクノロジーにより、V-JOINTがさらに強く、軽く、美しく。
![]() ■X45
ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。
![]() ■MEGATOP[メガトップ]
メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。
![]() ■AIR_SENSOR_SEAT[エアセンサーシート] 軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」。用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性を実現。
![]() ■NANOPLUS[ナノプラス] カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う複数種類の樹脂(レジン)を、ナノメートルオーダーで混合する特殊な技術により、樹脂の高性能化・高機能化を実現した東レ(株)ナノアロイ(R)テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計手法および製造手法により、機種毎に最適化を行い、ロッドブランクの更なる高強度化・軽量化を可能にした。
![]() ■IC GUARD[ICガード] 縦方向のI型形状と周方向のC型形状、ダブルの突起で雨、潮によるラインのベタつきを軽減。高耐久撥水スーパーコートとの相乗効果で、従来以上の快適なラインさばきを実現。
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仕様一覧 |
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VIDEO
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銀狼唯牙 AGS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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付属品 |
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■ニット竿袋 |
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メタルトップご使用上の注意 |
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■メタルトップの温度変化について。 ■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください。 ■万一のクセは、手で修正できます。 快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。 |
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