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GEKKOU TSUYOSHI
月光 剛

この剛さ、向かう所敵なし。
野や管理釣り場の大型べらを力でねじ伏せて獲るために開発された硬式並継へら竿。そのパワーランク(硬さ)はダイワ並継へら竿の最高ランクに位置するが、一方で単なる硬さだけでなく『株理論』設計に裏打ちされた高バランスにより、しっかりと胴に乗りながらへらに主導権を与えず、一気に水面へと導く。漆独特の青味の風合いを持つ黒の総塗りに漆黒の口巻きをベースに赤の笛巻きが彩りを添える。さらに節部には研ぎ出しを思わせる竹色を加えたこれまでにないこだわりのデザインも釣り場で存在感を主張する。春の乗っ込みの釣りから、流れ川などの野釣りは勿論、盛期の大型管理釣り場での数釣りまで広範囲にカバーする6~21尺までのワイドバリエーションも魅力。へらぶな釣りの豪快な魅力の一面を全面サポートする一竿。
仕様詳細
漆独特の風合いがあり、通常は黒く見えるが光が当たると青みを帯びる濃紫の総塗りに漆黒の口巻き、さらにアクセントの赤の笛巻きが彩りを添える。
立体造節部には節部を研ぎ出して一部竹地を見せる和竿の意匠をイメージさせる竹地ベース色の線入れを採用。単調になりがちな総塗りデザインに節部を強調させる独創的なデザイン。
好評を得ている「新袋編握り」。「月光」よりも若干大きめを採用することで持ち重り軽減効果も発揮。
穂先は張りがあり、軽いチューブラー穂先を採用。水切れの良いへら専用極細からまん穂先。
レーザー彫刻に朱色の色入れを施したネーム部。
ネーム部の裏面に長さを同様にレーザー刻印。
DAIWA TECHNOLOGY
画像■株理論
初代「龍聖」に初めて採用され、現在まで続くダイワへら竿作りの土台となっているのが『株理論』。「常に株(元部)が力を支え、その先はしなやかに働く竿」という和竿由来の設計理論を基本に置く『株理論』は、どんな時も元部がバランスよく力を受け止めることで、へら竿らしい美しい楕円の弧を描く。また曲がっている竿のどの部位を切り取っても、そのひとつひとつが理想的なカーブとなり、その集合体が竿全体の描くカーブとなる。その結果、力の支点移動がよどみなく極めてスムーズになり、へら竿に求められる幾多の性能を満たす竿ができあがるのである。『株理論』が搭載された竿は、エサの振り込みからアワセ、そして竿が徐々に立ち上がっていき、へらをタモで取り込むその瞬間まで、ごく自然な連動性を保ったままのスムーズな一連の所作を可能とする。これは、竿の個性(先調子・胴調子・硬式・軟式)に関係なく貫かれるダイワへら竿の設計思想である。

その『株理論』も長い年月の間に熟成され、単に「へらを早く沖で浮かせる」「竿が立ちあがった時にへらの引きをいなす」といった基本的な性能から一歩も二歩も進み、「強烈な突っ込みや沖走りを余裕を持って受け止め、今までは獲れなかったへらを獲る」という、次なる進化を見せ始めている。それに加え「へら竿ならではの引き味を気持ちよく楽しむ」という、官能面をも配慮した竿造りへと突入しつつある。その歩みは新機能や形態の変化と比べれば、分かりづらいかもしれない。しかし時間をかけることでしか得られない芳醇な味わいこそが、へら師にとっての心地よさを生み出すのだとダイワは信じている。機能の、その先へ。『株理論』は今まさに円熟の時を迎えようとしている。
画像 ■X45
従来構造(竿先に対して0度、90度)にダイワ独自のバイアスクロス(ネジレに対して最も強い±45度に傾斜したカーボン繊維等)を巻くことで目に見えない竿のネジレやパワーロスを防ぎ、パワー・操作性・感度を飛躍的に向上させることに成功。大型へらの突っ込みをいなし、楽に浮かせるパワーを発揮する。
画像 ■V-ジョイント
竿が可能な限り歪みの少ないきれいなカーブを描くよう、節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造のカーボンシートを採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度において高次元の性能を発揮させることに成功。繊細なへら竿にとって、継ぎ部のスムーズな曲がりはリフティングパワーの向上に大きく貢献している。
「月光 剛」と「月光」との曲がり比較
画像 ■「月光 剛」と「月光」のシミュレーションカーブ比較(12尺)

※このカーブは同一条件下での曲がりデータをイメージ化したものです。実際のカーブとは異なる場合があります。またアイテムによって曲がりバランスは異なります。
月光 剛
品名
(尺)
全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
JAN
コード
6 1.80 2 98 31 1.1(1.0)/6.9 88 19,900 027786
7 2.10 2 113 40 1.1(1.0)/7.5 88 19,800 027793
8 2.40 3 86 46 1.1(1.0)/8.3 89 19,900 027809
9 2.70 3 96 55 1.1(1.0)/8.7 91 21,900 027816
10 3.00 3 106 70 1.1(1.0)/9.5 93 23,700 027823
11 3.30 3 116 80 1.1(1.0)/9.9 93 25,000 027830
12 3.60 4 98 86 1.1(1.0)/10.5 94 27,100 027847
13 3.90 4 107 92 1.1(1.0)/10.9 97 29,100 027854
14 4.20 4 114 100 1.1(1.0)/11.5 98 31,500 027861
15 4.50 5 101 97 1.1(1.0)/11.7 98 33,200 027878
16 4.80 5 108 108 1.1(1.0)/12.1 98 36,200 027885
17 5.10 5 114 105 1.1(1.0)/12.5 98 38,800 027892
18 5.40 5 120 115 1.1(1.0)/13.0 99 40,300 027908
19 5.70 6 106 125 1.1(1.0)/13.7 99 42,500 027915
21 6.30 6 118 140 1.1(1.0)/14.2 99 45,500 027922
■先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径、( )内は素材先端部の外径です。