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KYOKUEI TACHIUO GAME RT
極鋭 タチウオゲームRT
SC=2023.07 デビュー
7:3調子

FR

FR

SC

SC

テンヤ、テンビンの新たな領域を開く、新コンセプトロッド
  1. テンヤ、テンビンを水深を問わずに対応
  2. 感性領域設計システム ESS 採用
  3. 次世代『AGS』 薄肉・軽量のNリング 穂先部
  4. 目感度・手感度において最大のアドバンテージ『SMT』
  5. 理想のシートはその存在を感じさせない ZERO_SEAT
  6. ネジレ防止構造 X45採用で高レスポンスを実現
  7. FR:穂持ちからバットにかけてのパワー(テンヤ系)と柔軟な穂先(天秤系)の組み合わせ
  8. SC:他に類をみない繊細な超弾性チタン合金『SMT』を搭載
    SC SENSITIVE CONCEPT
仕様詳細
■穂先部は薄肉・軽量のNリング『AGS』
■『SMT』搭載
船釣りにおいて評価の高い『SMT』を搭載。 感度と強度に優れ、繊細なアタリも表現してくれる。
■理想のシートはその存在を感じさせない ZERO_SEAT
リールシートの存在自体を忘れることができるようなレベルまで、STRESS”0”を目指したフィット感、軽さ、操作性。 そして、 様々なファクターの最適なバランスを実釣での徹底的な検証で追求。
リールと合わせたパーミング性能を追求したキャビティトリガー採用(カーボン繊維入りエアセンサー樹脂製)
■感度と軽量化を実現するAGS
■光輝性に優れた立体ネーム部
■脇ばさみもしやすいリアグリップ
極鋭タチウオゲームRT FR
テンヤタチウオでは合わせや誘いにおいてシャープなレスポンス性能が威力を発揮する。そのための穂持ちやバットのパワーが天秤釣りにおいてもノーテンションフリーフォールや深場などでは、仕掛けにしっかりとアクションをさせられることにより決定的な威力を発揮することがある。天秤釣りでは違和感なく、ハリまで食い込ませ、アクションを加えたときナチュラルに戻り、その時の仕掛けのリアクションで食いを誘発するしなやかな穂先が、その目感度の高さと合わせて、威力を発揮する。一方、テンヤタチウオでも柔軟な穂先は今まで表現できなかったアタリを明瞭に表現し、食いをはじかないという点で決定的な威力を発揮することがある。穂持ちからバットにかけてのパワーと柔軟な穂先の組み合わせによりテンヤ、天秤のどちらの釣りにも、新しい引き出しをもたらす、ロッドを可能にしないだろうか。この可能性をフィールドテストを通して追求してきた。その結論が40号のテンヤはもちろん50号でも鈍さを感じさせない一般的なテンヤロッドより、むしろシャープな穂持ちと、テンビンロッドのMHより柔軟な穂先の組み合わせ。テンヤ、テンビンを水深を問わずに対応すると同時にそれぞれの釣りに新たな領域を開く、新コンセプトロッド、ここに登場。

穂先部のガイドには軽量・高剛性・トラブルレスのRタイプフレームと、薄肉・軽量のNリングを搭載した『AGS』を採用、更なる感度アップとシャープな操作性を実現。
■テンヤ、テンビンを水深を問わずに対応!
穂持ちからバットにかけてのパワー(テンヤ系)と柔軟な穂先(天秤系)の組み合わせ(写真は40号負荷)
■80号負荷
極鋭タチウオゲームRT SC SENSITIVE CONCEPT
シーズン初期や厳寒期のナイーブなタチウオを攻略するためにはテンヤや仕掛けを安定させるしなやかなロッドが求められる。一方でただ軟らかいロッドではトップアングラーが求める感度やフッキングを実現することはできない。ESS設計によってテクニカルなタチウオロッドに求められるしなやかさと感度やフッキング性能といった相反する性能を融合。穂先にはしなやかながらも絶対的な感度を誇り、タチウオからの繊細なアタリを大きく表現してくれる他に類をみない繊細な超弾性チタン合金『SMT』を搭載。
穂先部のガイドには軽量・高剛性・トラブルレスのRタイプフレームと、薄肉・軽量のNリングを搭載した『AGS』を採用、更なる感度アップとシャープな操作性を実現。
■SENSITIVE CONCEPT
テクニカルなタチウオロッドに求められるしなやかさと感度やフッキング性能といった相反する性能を融合。穂先にはしなやかながらも絶対的な感度を誇り、タチウオからの繊細なアタリを大きく表現してくれる他に類をみない繊細な超弾性チタン合金『SMT』を搭載(写真は40号負荷)
■80号負荷
その他詳細
穂先部
①『AGS』R(ラウンド)フレーム⇒SVFナノプラス + T1100Gにより強度アップ。
②『AGS』Nリング⇒薄いメリットを活かし、リング内径を維持しながら1サイズ小さいフレームを使うことができるダウンサイジングでも軽量化。そのため既存AGS仕様にしたときと比べ、25%もの軽量化を達成。特に穂先部に密に配置されているガイドの軽量化は1クラス上の素材性能を引き出す。
(1)よりシャープに(2)よりスムーズに(3)より高感度に(4)より食わせやすく
「実釣は1シーンでは語れない。」
実釣シーンでは、キャスト、誘い、アタリを待つ、合わせ、巻き取り等、リールシートに要求される機能は常に変わってくる。例えば巻き取りでは安定してしっかり握れることはメリットになるが、誘いではよりコンパクトに干渉物を少なく素材をダイレクトに感じていたい。巻き取りという1シーンだけを切り取り、ラボでグリップ力のみを追求しても、アタリの伝達を阻害したり、誘いや握り変えの邪魔になればかえって実釣でのストレスは増加する。リールシートの存在自体を忘れることができるようなレベルまで、STRESS”0”を目指したフィット感、軽さ、操作性。 そして、様々なファクターの最適なバランスを多くのトップアングラーと様々な実釣シーンで徹底的に検証。
トップアングラーはそれぞれのシーンに合わせて最適なグリップに無意識に握り変えをしている。握り変えられるという、自由度も重要なファクターと我々は考え、ゼロシートは開発されている。
高槻 慧 テスターインプレッション
■極鋭タチウオゲーム RT FR

企画の発端は、
・近年の東京湾におけるテンヤタチウオの大流行
・テンビンタチウオでテンヤ竿のような硬めの竿に需要あり
という2点から、「テンビン・テンヤ併用タチウオロッド」の開発がスタートした。
併用に際してベースとなったのは、テンビンとテンヤそれぞれの名竿同士のかけ合わせだ。
バット~穂持ちにかけては「極鋭タチウオテンヤSPEX178」
穂持ち~ティップにかけては「極鋭タチウオゲームMH-180」
これを聞くだけでもワクワクする船タチウオフリークの方は多いのではないだろうか。
もちろん、ただかけ合わせるだけではなくそこからチューニングを経て実釣テストを行い、
テンビン名手とテンヤ名手の納得のもと調子選定が行われた。
幸いにも名竿同士ということで調子選定がスムーズにいったことは印象的だった。
テンビンタチウオにおいては、テンヤ竿の硬いバットでしっかりと仕掛けを跳ね上げ、テンビン竿の繊細でクッション性のある穂先で餌持ちも担保しつつ止めの間の微かに震えるアタリが明確に出るようになっている。
つまり、ノーテンションフリーフォールのようなシャープなシャクリと弾きにくい穂先が有効な状況にかなりマッチしている竿なのだ。
テンヤタチウオにおいては、テンヤ竿ならではの操作性やフッキング性能を保ちつつ、やや長めでスローテーパーな柔らかい穂先がアタリをはっきりと表現してくれる。

東京湾で流行中のトゥイッチやバイブレーション系の釣りでもしっかりテンヤを動かせながら、適度な穂先のクッション性で誘いの中でも魚に違和感与えにくく本アタリの出やすい竿となっているのだ。
また、テンビンで重いオモリを使用することも考慮して120号まで背負えるスペックのため、幅広い号数やレンジに対応できることとなった。
時代に沿ったチューニングをしたRT(レッドチューン)シリーズということで、コスメのレッドカラーも目を引く。
そして特筆すべきは新リールシート「ZERO_SEAT」を採用していること。
内側を削り外側のパーミング部を膨らませた肉抜き構造のため、長時間の誘いやファイトでも手首に負担がかかりにくく、軽量化にも一役買っている。
東京湾で流行中のトゥイッチやバイブレーションを多用したハードな釣法にも、軽くて負担のかかりにくい相性の良いリールシートと言えるだろう。
併用竿ということで両方のニーズに答えたバランスを取るのは困難かと思われたが、総じて東京湾タチウオに必要な要素が盛り込まれた竿に仕上がった。
テンビンもテンヤも両方楽しみたい方に是非使って欲しいのはもちろんのこと、東京湾に限らず様々なエリアでも幅広く使えるはずだ。
1点注意していただきたいのは、船によってはテンヤ→テンビン/テンビン→テンヤへのスイッチは出来ず、どちらか決めた釣り方で1日通すルールになっているところもあるので、ルールを守って楽しんでいただければと思う。


■極鋭タチウオゲーム RT SC

私が絶大な信頼を寄せる相棒「極鋭タチウオテンヤSP EX184」が、レッドチューンの名を冠して「極鋭タチウオゲームRT SC」に生まれ変わった。
SCとはSENSITIVE CONCEPT(センシティブコンセプト)の略で、184譲りの特徴的な極柔軟穂先を的確に表現しているコードネームだ。

この竿の特徴は、ずばり穂先である。
胴から穂持ちにかけては8:2に近い調子だが、その先にヘチ竿やゼロテンマルイカ竿のような長く極柔軟な穂先が接続されている。
40号テンヤや80号錘を背負うと穂先は海面に対して垂直に垂れ下がり、まるで棒ウキのような反則級の目感度を生み出す。故に、テンヤやテンビンでエサを掠めるような手感度には表れないアタリを大きく表現してくれる。このことから、一部マニアの間では「目感度オバケ」と呼ばれるほどだ。
こんなにも極端な調子は、ダイワが培ってきたノウハウとSMTがあるからこそ作り出せる、唯一無二の調子なのだ。

そしてこの穂先が生み出すもう一つの特徴は「穂先絡みのしにくさ」である。 というのも、東京湾で基本の釣法になりつつあるバイブレーション釣法やノンストップ・バイブレーション釣法には、叩き中にラインが穂先に絡むことで発生してしまう破損リスクが付いて回る。
しかし、この垂れ下がった穂先のおかげでライン絡みがほとんど発生しないのだ。 偶然の産物だが私はこれが最大の武器だと思い、「ノンストップ・バイブレーション専用竿」として、長きにわたりEX184を相棒として使い続けていた。

極鋭EXクラスだからこそ実現可能だった変則的なこの調子だが、時を経て今回RT(レッドチューン)シリーズでよりお買い求めやすくなり、ZERO_SEATキャビティトリガーシートも採用されてリニューアルされる。
ピーキーな調子だが、使いこなせた時にはとんでもない威力を発揮してくれる、この頼れる相棒。是非皆さんにも使っていただきたい。
DAIWA TECHNOLOGY
ESS[エキスパートセンスシミュレーション]
■ESS[エキスパートセンスシミュレーション]
感性領域設計システム『ESS』ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。DAIWAは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域までロッドに反映する事が可能。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム『ESS』。
AGS
■AGS[エアガイドシステム]
軽量・高感度のエアガイドシステム『AGS』。カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能を向上。チタンと比較し約3倍の剛性をもつカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有する。シングルフット、ダブルフットともに更にサイズ・形状のバリエーションが充実。さらに新開発の軽量リング「Cリング(コバルト合金)」、「Nリング(シリコナイト)」を搭載した次世代『AGS』が登場。『AGS』の進化からますます目が離せない。
SMT
■SMT[スーパーメタルトップ]
超弾性チタン合金を採用し、カーボン素材では不可能な驚くべき感度を実現する「SMT(スーパーメタルトップ)」。振動を長く伝える超弾性チタン合金をそれぞれの竿種に合わせてチューブラー(中空)やソリッド(ムク)構造にし、カーボンやグラス素材をハイブリッドして理想的な調子を追求している。
X45
■X45
ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。
ZERO-SEAT
■ZERO-SEAT[ゼロシート]
リールシート自体を忘れることができるようなレベルまで、STRESS“0”を目指した。フィット感、軽さ、操作性。そして、様々なファクターの最適なバランスを実釣での徹底的な検証で追求。
VIDEO
極鋭タチウオゲームRT
品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
錘負荷
(号)
テンヤ負荷
(号)
適合クランプ
サイズ
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格
(円)
JAN
コード
 
FR 1.83 2 138 91 1.0/9.8 40-120 30-80 SSS 99 68,000 4550133154249 *
SC 1.83 2 138 90 0.6/9.8 30-100 20-60 SSS 99 70,000 4550133340239 *
付属品
■ベクトルダイワジッパー付竿袋
■クロロプレン製ロッドベルト
■穂先保護カバー