KATTOUFUGU X |
カットウフグ X |
並継 9:1調子 |
最適な調子を追求したカットウフグ 釣り専用モデル! |
25~30号錘程度のカットウ仕掛けを使ってショウサイフグなどのフグを釣るための専用設計。アタリが見やすく、誘いやすい調子を追求。 |
■BRAIDING X ■ダブルアルマイト金属ナット+別体フード ■柔軟で食い込みに優れ、アタリをはじかないグラスソリッド穂先 |
カットウフグ釣り |
主に船釣りで狙うのはショウサイフグ。刺身や鍋、テンプラと食べるとおいしい上に釣り味も抜群なので、ぜひチャレンジしてもらいたい釣り物です。毒のある内臓等は免許を持った船宿が現地で処理してくれるので安心なのと、帰ってからの魚の処理が楽チンというメリットもある。もちろん強毒があるので素人が捌くのは厳禁。剥き身にしてもらい家に帰ったら流水で血や黒い筋を洗いおとしてから食べると良い。 ■釣場とシーズン 関東では各エリアでおこなわれているショウサイフグだが、釣場としては茨城、鹿島や外房では飯岡や大原が有名。中京では伊勢湾で盛ん。東京湾でもフグ釣りは行なわれているが、こちらは浅場の湾内ということで、10号前後とより軽い錘でのカットウ仕掛けと食わせ仕掛けで狙っているため、釣り方は別と考えた方が良い。このシリーズは25~30号錘を使った前者のカットウ釣りを対象としています。 一般に9月頃~年末前後、4月位までがシーズン。リールはPE2号100m表示の100番サイズの小型両軸リールでなるべく軽く、巻上げ性能の良いものがお勧め。道糸は1.5~2号程度で良い。カットウの錘は外房では25号、茨城、伊勢湾では30号が標準だが船宿に確認をして欲しい。慣れないうちは最初からカットウバリのついた仕掛けを購入して使うのが無難。 1本針と2本針の仕掛けがあるが慣れない内は2本が無難。これを道糸のスナップに取り付ければOKだ。根掛かりでロストすることもあるので予備は必要。また、カットウ錘のカラーやアピール度も影響することがあるので釣れている人のカラーを参考に変更できるよう各種持っていても良い。伊勢湾ではカワハギとの両狙い、食わせ釣りが良い時期もある。いずれにしても仕掛けは事前に船宿さんへ確認、相談しておくのが良いと思います。 他には仕掛けを上げた時に竿をかけるための竿休めがあると便利。また、カットウバリのハリ先がなまってくると掛かりが悪くなるのでハリ先を研ぐためのシャープナーがあれば完璧。 ■餌 アオヤギが一般的。錘に付いている餌づけ用のハリに、まずキモから針を通し、硬いベロで止めるように刺して3個~4個まとめて付ける。 ■釣り方 釣り方は各種あり、初心者は一定間隔でシャクリを入れて自動的にあわせるタイム釣り、慣れてくればアタリを見極めてあわせる釣り方が面白いと解説されることが多いのだが、ここではアタリが無くても誘いのシャクリを入れ、アタリがあったら合わせるという敢えて分けない釣り方をお勧めしたい。 まず、合わせ、シャクリは軽く小さくが鉄則。大きすぎると魚が散ると言われるが、フグの視界から仕掛けが消えて他にいってしまうということでもデメリットは大きい。幅は仕掛け分20~30cm程度。手首を返す程度にシュッと軽く合わせを入れる。これはトラブル回避にも重要。道糸がガイドに絡んだり、カットウ針が絡んだり、ヒックリ返ってしまう場合は合わせ方が強すぎるか、雑だと思って間違いない。 合わせたらそのまま下ろさず、ゆっくり仕掛けを見せながら落としていくのがお勧めの誘い。落としていく途中にアタリが出ることが多く、その際は着底させてすかさず合わせる。アタリは微妙で繊細な穂先で少し押さえられる、違和感とも言って良い程度が多い。怪しいと思ったら結果的に空合わせになっても小さい合わせなら問題ない。小さい合わせをし、そこからの落とし込みによる誘いがフグを寄せるものと思われる。アタリがないからと仕掛けを着底させたまま放っておくと、フグも寄らないしアタリも出にくくなる。違和感程度でも積極的に合わせるか、アタリが無ければタイミングでも合わせる方が良いと思う。誘い落としてきてアタリが無いまま着底したら、ここではらずゆるめずの状態にしてアタリを待つ。錘が完全に底を切って穂先がしなったときの曲がりから下ろしていって、錘が底について穂先のテンションが無くなっているが糸は緩んでない状態がいわゆる、はらずゆるめずの状態。これをウネリや水深変化に対応して穂先の位置を調整して維持する。これが魚が食いやすく、かつアタリは出せる絶妙のポジションとなる。カワハギなどでも重要なテクニックなので、できるようぜひマスターして欲しい。但し、船長から根がかりに注意するようにアナウンスがあるポイントでは30cm程度底を切って待つ。 明瞭な手元までくるようなアタリを感じて合わせると大抵合わない。恐らく餌をカジリ取って逃げる時のアタリだと言われているが、この時はすぐに仕掛けを上げないで再度落とし込みの誘いをすべき。餌が少しでも残っていたらフグはその餌に執着しているので食ってくる。 うまく合わせが決まるとカットウの重さより手ごたえが強く感じる。そのまま穂先を下げずに糸を緩めないよう巻き上げる。フグは上に走ることもあるので巻き始めは手ごたえが少なくなることも多いが、かまわず巻き続けないとバラシにつながる。 フグは餌取りが巧妙なので慣れないとアタリを感じずに餌を取っていく。回りが釣れているのにアタリもなければ餌を完食されている可能性が高い。仕掛けをあげて確認したい。また、餌は残っていてもキモが食われてしまっている場合も多いので餌の点検と交換はマメにしたい。 また、根がかりのあるポイントではやめた方が良いが食いが渋いときは軽く下手投げで前方に仕掛けを投げて探る方法も効果がある。 仕掛けもシンプルでタックルもライトで誰でも簡単にチャレンジしやすい釣りです。やってみるとゲーム性も高く食べてもおいしいフグ釣り、まだ体験してない人はぜひやってみてください。お勧めです。 |
カットウフグX | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
付属品 |
|