エメラルダス ストイスト RT IL(インターラインモデル)EMERALDAS STOIST RT IL(INTERLINE MODEL)

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  • 81M

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エメラルド色の妖しい眼差しに魅せられた者たちへ

アオリイカ。エメラルドグリーンの瞳をもち、人々を魅了する。ナイトゲームが当たり前だった黎明期に、DAIWAが立ち上げたのは世界初のエギング専用ブランド『エメラルダス』。画期的なロッド、PEラインを主に扱えるリール、独創的なエギ。それらすべてが新しく、その新しさは日中エギングというジャンルを確立させた。その根底にあるのは、こだわり。DAIWA開発陣、そしてDAIWAが誇るカリスマテスター陣、これらの多彩なキャラクターはストイックにエギングに向かい合い、絶えず進化を追い求める。エギングの手軽さと奥深さ、相反するように見える魅力を掘り下げていく。エメラルドに会うために。

あの時、山田ヒロヒトが創りたかった、もうひとつのストイストが動き出す。

ストイストのコンセプトは、高い実釣性能と、どれだけ眺めても飽きることのない優雅さが融合したロッド。
いわば公道を誰よりも気持ちよく走るための、大人のスポーツサルーンのようなエギングロッドとして、2016年に誕生した。
ストイストは、そうあることを選んだ。
だからこそ、あの時は実現できなかった、山田の頭の中にあった、もうひとつの世界線。
それは、なりふり構わず頂点だけを追うために、すべてを削ぎ落した、カリカリのレーシングマシン。
軽い気持ちでレーシングの名を冠したマガイモノたちとは一線を画する、真のモンスタースペック。
それがストイストRT(レーシングチューン)だ。

ダイワテクノロジー

SVF COMPILE-Xナノプラス
大幅に削減されたレジン、それに応じて多量に密入されたグラファイト繊維によって構成された超筋肉質ブランク。高い硬度と張りを持つことから情報伝達能力の高さに繋がり、水中を手に取るような感度をもたらします。また、削減されたレジン量は軽さとパワーのランクアップを意味し、同じパワーならはるかに軽いロッドを、同じパワー・軽さならはるかに細いロッドを作ることができます。バイトに対して瞬間的な反応が要求される釣りには不可欠なブランクで、鋭敏な感度と強力なバットパワーを感じることができます。細身のため、振り抜きやすく、狙ったスポットを外さない正確なキャストが可能で、その軽さは一日撃ち続けることが可能となります。この高性能ブランクがナノプラス技術によってさらに進化しているのです。
X45X
キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作の中で発生するネジレを、最も発生しやすいブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで最も効果の高い最外層から締め上げた構造がX45フルシールド。これにより、ネジレ剛性が飛躍的に向上しました。これにより、今まで以上のキャストアキュラシーとロッドが持つ本来の性能が引き出すことが可能となりました。
V-JOINTα
ジョイント部に高強度素材のナノアロイを採用し、DAIWA独自の精密加工技術を駆使することによりV-ジョイントαは誕生し、V-JOINTをさらに強く・軽く・きれいな曲がりへと進化させました。キャストを繰り返す釣りでは、ジョイント部を薄くすることでブランク全体を細く仕上げ、振り抜きの良さと操作感が向上します。
AIR SENSOR SEAT
カーボンファイバーの入ったエアセンサーシートにより、軽量化・高強度・高感度を実現します。ロッドの用途に応じて専用設計がなされており、汎用リールシートでは体験できない操作性をもたらします。
感性領域設計システム [ESS](エキスパートセンスシミュレーション)
ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生します。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要な要素と言えます。DAIWAは「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを独自に開発し「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、釣り人がもつ感性の領域をも設計に反映する事が可能となり、より釣り人が求めるロッドへと近づいていきます。
AGS
軽量・高感度を実現するAGS(エアガイドシステム)はカーボンフレームを採用しており、チタンと比較して約3倍の剛性をもつカーボンの特性から、ラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有します。また、カーボンの軽量性によりスイングスピードの向上とティップのブレの収束の速さにより、飛距離とコントロール性能が大幅に向上します。
リニアインターライン構造
リニアインターライン構造とはブランク内面にスパイラル状の山形の突起を設けた構造。山はラインと水の接触点が最も小さく、抵抗が最小限になるFUJIYAMA形状を採用。ロッド内部に浸入した水とラインの接触抵抗を減らし、ラインの放出性能が向上します。
スーパーフレックストップ
内径を確保するため径が太くなり硬くなりがちなインターラインロッドの穂先をDAIWA独自の素材使いと成型技術を用いて、アウトガイドロッドに匹敵するしなやかさと食い込みを実現した穂先です。

Story

山田は言う。「軽さは感度」だと。「感度がエギングを面白くする」と。 ならばダイワのテクノロジーで、希代のエギンガーの理想を実現するまで、とことん付き合ってみようじゃないか。ストイストRTの開発は、そうして始まった。

いくら何でもこれは軽すぎる

「そうは言い続けてきたものの、RTの最初のプロトを渡されたときは、えっ!?エエーッ!!さすがにちょっとパニックになったよ(笑)。84Mで84g。取っ払えるものは全部取っ払って、とにかく究極に軽くしてくれって言ったのは、確かに僕やけども、いくら何でもこれは軽すぎる。エギングロッドの常識では考えられんレッドゾーンに平気で踏み込んでる。やりすぎや、って。だけど、それから相当、無理無茶無謀に使いこんだけど、まったく折れないし、むしろ軽さが生む性能が凄まじい。ああ、アイツら(ダイワ技術陣)、スゴいこと、やりよったなって感動したね」

初搭載のテクノロジーがいくつも詰まっている

ストイストRTには、エギングロッド初搭載のテクノロジーがいくつも詰まっている。メインブランクを構成するカーボンテクノロジー、SVFコンパイルXナノプラスも、これもエギングロッドには初搭載だ。

山田が「エグい」と評する感度

さらに山田が「エグい」と評する感度だ。
「エギングロッドの感度ですごく大事なところって、エギが着底して、最初にクッとティップにテンションを加えたとき。そのときにどれだけの情報を得られるかどうか。感度がいいロッドだと、情報が一撃でわかるようになってくる。あっ、底だと思うのか、ヌメっとした感じでイカだと分かるのか、潮の効きはどうか。それがロッドが鈍くなるとわからなくて、どれも同じように感じてしまうけど、そのひとつひとつの差がわかり出すと、エギングが俄然、面白くなる。僕も今まで散々、飽きるほどエギングをやってきたのに、RTを使い出したら、釣りに行くのがまた、楽しみでしゃーなくなってるからね(笑)」

最後、山田が確信を持って、エギングフリークたちにお伝えしたいこと。そのひと言で締めくくりたい。

「使えばすぐにわかる」
■超感覚SVFコンパイルXナノプラス
これまでにない超感度を実現するために採⽤したブランク素材。軽さ、感度・剛性・キャスト・シャクリ・フォールといったエギングの⼀連の動作が更に⼀歩前進した。
■ブランクタッチショートグリップ
フォアグリップをショート化することで、ブランクタッチが可能に。
■レーシングを彷彿させるブラック&レッドのデザイン
これまでのエメラルダスにはないレーシングなデザインに。そのルックスはアングラーの気持ちを高揚させてくれるのは間違いない

アイテム紹介

comment by YAMADA HIROHITO

アイテム 説明
81M RTのラインナップにインターラインを入れたのは、どれだけ僕がインターラインを大切にしているかというところ。インターラインは、ストイストのシリーズの中でも欠かせない存在だからね。レングスは、ちょっとショートにして、取り回しよく軽快に扱える。加えて、調子は少し張りを持たせた。要するに、攻撃的なロッドに仕上げました。そうすることで、カリカリの感度だとか、重いエギを乗せてキャストしたときの飛びだとか、ストイストのインターラインとはまた味付けを変えた、レーシーなインターラインの面白みが味わえると思う。
79MMH ショート&ハードモデルという特性を生かし、藻場攻略や深場でのハードジャークを楽にこなしてくれる1本。バットは強めであるがティップはMなので使えるエギの幅も広く汎用性も高い。そして天候の不安定な冬場~初春のナイトゲームではライントラブル知らずで釣りに集中できるのも、インターラインだからこそ成しえる大きな強みである。
89LML 「89LML」はRTならではのシャキッと感の中にしなやかさを絶妙に残したモデル。秋に代表されるシャローエリアの攻略はもちろん、足場の高い釣場やスローテンポでじっくり探りたい時に出番の多い1本。またナイトゲームや風のある日でもトラブル知らずで楽しめるのもインターラインの醍醐味。
84MLM 「84MLM」はインターラインの傑作と言える「81M」と「89LML」の丁度中間くらいのポジションに仕上げた。レングスはアウトガイドで定番の「84M」と同じオールマイティなレングス、そしてティップセクションをML、バットをMにすることで全体的に「81M」よりややマイルドに、そして「89LML」よりややパワーを持たせた。まさに両モデルの間を埋めるシーズンを問わない、次世代オールマイティモデルとして様々な釣り場で活躍する1本。
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MOVIE

発売月

2024.03=84MLM

製品スペック

アイテム 全長(m) 継数 仕舞寸法(cm) 標準自重(g) 先径/元径(mm) 先内径(mm) 対応エギサイズ 適合ライン PE(号) カーボン含有率(%) メーカー希望本体価格(円) JAN *
EMERALDAS STOIST RT IL 81M 2.46 2 127 86 1.9/9.9 1.3 2.5~4.0 0.4~1.0 97 83,000 4550133129469 *
EMERALDAS STOIST RT IL 89LML 2.67 2 138 89 1.9/9.4 1.3 1.8~3.5 0.4~1.0 97 84,000 4550133216749 *
EMERALDAS STOIST RT IL 79MMH 2.36 2 122 86 1.9/9.9 1.3 3.0~4.5 0.5~1.2 97 83,000 4550133216756 *
EMERALDAS STOIST RT IL 84MLM 2.54 2 131 88 1.9/9.9 1.3 1.8-3.5 0.4~1.0 97 84,000 4550133362118 *
  • メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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