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TATULA TW
タトゥーラ TW
ハンドルノブS交換可
ソルト対応

100H

100SHL

100XHL

全世界を席巻。TATULA第二世代誕生。
全世界のゲームフィッシュと対峙するTATULAシリーズにおいて、高い基本性能+タフコンセプト継承の新型がデビュー。新型スーパーメタルフレーム、TWS、高強度アルミ製マグフォースZスプール、ゼロアジャスターを搭載し、ギア比展開は、6.3、7.1、8.1の3タイプからのチョイスであらゆる釣りに対応できる。90mmアルミクランクハンドル、Ⅰ型ハイグリップラージノブを装備し、実釣時の快適な巻上げに貢献。
DAIWA TECHNOLOGY
■TWS
TシェイプレベルワインドがクラッチON・OFFに応じて前後に半回転する構造。キャスティング時にはレベルワインドが前方に回転し、ラインがTシェイプレベルワインドの幅広部を通ってスムーズに放出される。リトリーブ時にはレベルワインドが後ろ方向に倒れる形で半回転し、レベルワインド下部の溝にラインが誘導され、タイトかつ平行に巻き取られる。ライン放出性能とトラブルフリーを両立したダイワ独自のレベルワインドシステム。
佐々木 勝也テスターインプレッション
「タトゥーラTW」と「タトゥーラSV TW」 2シリーズにおけるタトゥーラの使い分け
両シリーズ共に「タトゥーラ」の名前を冠したリールではありますが、その特性に関しては大きな違いがあります。今回はメカニック的な部分ではなく、実際の使用感などをベースに個人的な使い分けを説明させて頂ければと思います。
●軽量ルアーも含めたバーサタイルな使用ができる「タトゥーラSV TW」


個人的に感じているメリットを解説していきたいと思います。
↑霞ヶ浦本湖にて、爆風の中、SVのメリットを活かし、ガストネード110Sでキャッチした50UP
(1)φ32mmの小径スプールにより、ベイトフィネスに近い域までカバーできる
オカッパリの釣りにおいては、車からポイントに持っていくロッドの本数は最小限にしたいというのが、オカッパリアングラー共通の認識だと思います。そういった意味ではφ32mmのスプールの恩恵は大きく、5gクラスのルアーが「ただ投げれる」のではなく、「快適に投げれる」というのは大きなメリットではないかと思います。

(2)とにかくバックラッシュが少ない
これはSVコンセプトのリールの絶大なメリットの一つですよね。SVスプールは言わば「転ばぬ先の杖」でもあり、自転車で言う補助輪のような役割で、バックラッシュを恐れる必要がないからこそスキッピングなどの思い切ったキャストもしやすいというメリットがあります。逆風でもバックラッシュを気にせずキャストすることができるため、風の強い春などは特にSVスプールの恩恵を受けることが多いと感じています。

(3)タトゥーラシリーズ最軽量の190g
リールとしてのタフさは持ちつつも、190gと「タトゥーラTW」より5g軽量化されています。自重の軽さ×φ32mmスプールの立ち上がりの良さにより、力を入れずとも楽にルアーがキャストできるため、キャスト精度も出やすいと感じています。
●重量級ルアーの快適な使用性では「タトゥーラTWが上回る」


「タトゥーラSV TW」と比較した場合の「タトゥーラTW」のメリットを紹介していきましょう。
↑霞ヶ浦水系にて「タトゥーラTW」にカバージグSS10g+スティーズホグ3.6インチでキャッチした50UP
(1)ある一定ウェイトのあるルアーのロングキャスト性能に優れる
「タトゥーラTW」のスプールは、「タトゥーラSV TW」よりもスプール径も2mm大きなφ34mmで、スプール重量も重くなっています。ブレーキシステム自体もマグフォースZで、SV未搭載のため具体的には3/8oz.以上の、ビッグベイトも含めたある一定重量のあるルアーは「タトゥーラSV TW」よりもキャスト時の飛距離は出しやすく感じています。

(2)ビッグバスを掛けた際のリールの剛性感
50クラスのビッグバスを掛けた際の巻き取り時の剛性感という点では、「タトゥーラTW」の方が個人的に優位に感じています。両シリーズ共にタフなリールであることには変わりないのですが、ビッグバスを掛けてゴリ巻きしてくる際のリールの安定感は「タトゥーラTW」の方が優位に感じることが多く、パワーファイトまでを含めると「タトゥーラTW」の方が優勢と感じています。

(3)パワーゲーム対応の90mmアルミクランクハンドル
「タトゥーラSV TW」が85mmのアルミクランクハンドルを採用しているのに対し、「タトゥーラTW」は90mmのアルミクランクハンドルを搭載しています。そのため、カバーゲームや引き抵抗の強い重量級ルアーの巻き取りの快適さという点では、「タトゥーラTW」の方が優勢と感じています。
●バーサタイル性能を取るなら「タトゥーラSV TW」、パワーゲームを取るなら「タトゥーラTW」
ここまで両者のメリットを紹介してきましたが、個人的なこの2シリーズの使い分けをシンプルに言うのであれば、
  • 1つのタックルで、あらゆるシチュエーション、ルアーに対応させたい場合→「タトゥーラSV TW」
  • 3/8oz.以上の、ビッグベイトを含めた重量のあるルアーでのパワーゲーム→「タトゥーラTW」
と感じています。2シリーズともリーズナブルなリールでありながら、基本性能は非常に高いリールなので、ご自分の釣りと照らし合わせてどちらが最適か、もしくは両方最適かを是非考えて使ってみてくださいね!
TATULA コンセプト ラインナップ
TATULA TW TATULA SV TW TATULA HD CUSTOM TATULA HLC
画像 画像 画像
特徴 パワーフィッシング
抜群の対応力
バーサタイル仕様:
軽量ルアーへの対応力
ヘビーデューティ仕様 遠投モデル:
ハマの長距離砲
タフコンセプト
遠投性能
アキュラシー性能
バーサタイル性能 ×
軽量ルアー対応力 ×
パワーゲーム対応力
巻き安定感
操作性能
得意分野ルアー 5g~110g程度(約4oz)までのビックベイトも含めた
プラグ系・ハードルアーに最適
2g台のスモラバ~55g程度
(約2oz)のビックベイトまで
20lb~25lb、太糸対応の
巻物&撃ち系ルアー
巻物バーサタイル&撃ち系ルアー、バイブレーション
やヘビーキャロライナリグにも最適
価格(¥) 22,000 28,000 32,400 32,400
自重(g) 195 190 225 220
最大ドラグ力(kg) 5 5 7 5
標準巻糸量(lb-m):
FLUORO/NYLON
14-115,16-100 14-45~90,16-40~80 16-125,20-100 14-105,16-90
ハンドル長さ(mm) 90 85 100 90
スプール径(mm) φ34 φ32 φ36 φ34
CRBB数/総BB数 0/7 2/7 2/7 2/7
ブレーキタイプ マグフォースZ エアブレーキシステム マグフォースZ マグフォースZ-ロング
ディスタンスチューン
TWS ●※1 ●※1 ●※1 ●※1
SVコンセプト   ●※2    
超々ジュラルミンスプール   G1
UTD
(アルティメットトーナメントドラグ)
ハウジング:
フレーム材質:AL
ハウジング:
サイドプレート
(ギア側)材質:AL
   
ソルト対応
  • ◎:特に秀でてる
    〇:秀でてる
    △:普通
    ×:やや劣る

  • ※1 … 飛距離Up,コントロール性Up,バックラッシュしにくい。
  • ※2 … バックラッシュしにくく、楽にキャストが決まる!
タトゥーラ TW
品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギア比 自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
スプール寸法
(径mm/幅mm)
標準巻糸量
ナイロン
(lb-m)
ハンドル
長さ
(mm)

ベアリング
ボール/ローラー

メーカー
希望本体
価格(円)
JAN
コード
100H 67 6.3 195 5 34/24 14-115、16-100 90 7 / 1 22,000 205641
100HL 67 6.3 195 5 34/24 14-115、16-100 90 7 / 1 22,000 205658
100SH 75 7.1 195 5 34/24 14-115、16-100 90 7 / 1 22,000 205665
100SHL 75 7.1 195 5 34/24 14-115、16-100 90 7 / 1 22,000 205672
100XH 86 8.1 195 5 34/24 14-115、16-100 90 7 / 1 22,000 205689
100XHL 86 8.1 195 5 34/24 14-115、16-100 90 7 / 1 22,000 205696