揺るぎない誇りを具現化するもの。
友釣りという世界に類のない釣りでは、1尾がその釣りの運命を大きく左右する。シビアな世界だからこそ、友釣りの究極を目指すためのタックルは1g、1cm、1秒にこだわり抜かねばならない。「スペシャル」の名を冠されたタックルは、DAIWAの揺るぎない誇りと共に送り出されてきた。しかし、その歩みを止めれば、その時点で「スペシャル」の存在意義は消えてしまうほどの重い宿命。一切の妥協を排して生まれるタックル群。鮎師の卓越した技術とそれらが融合した瞬間、それは届かなかった高みに手が届く瞬間。-そのために求め続ける。極限まで精度を高め、より軽くより機能的に。-
銀影競技スペシャル TYPE SGINEI KYOGI SPECIAL TYPE S
ゼロテンション自由自在。軽さ・安定性・誘い性能が劇的に向上し、S=「SHARP&SOFT CONTROLL」は新境地へ
7本継の長節設計に、スぺシャルZ-SVFナノプラスカーボンとV-JOINTαを新たに採用し、TYPE Sが一新。長節設計と1.1mm極細チューブラー穂先が、圧倒的シャープさと、相反するオトリへの優しさと安定性を生み出す。この安定性が、一番掛かるといわれる45度のゼロテンションを誰でも簡単に再現でき、しかもその状態で引ける「ゼロテントレース」釣法を可能にする。206gの軽量自重ながら、仁淀川のテスト時には27cmクラスも手玉に獲る、この軽さからは想像できない程のパワーを備える。人がひしめくメジャー河川攻略やトーナメント制覇の最終兵器が、ここに。
ゼロ感覚を我が手に。

“先”でも“胴”でもない調子が異次元の誘いを演出する。
支配したい欲求と、自然に泳いでほしい願望。理想のオトリ操作は、いつもこの境界を往来する。オトリを最小限にコントロールしつつ尾ビレを振らせるには、ゼロテンションの細かい管理が必須。しかし、操作を究めるほど腕だけではどうしようもない問題が浮かび上がる。その解決は単なるソリッド穂先や軟らかいだけのロッドでは難しい。極細径のチューブラー穂先と、超高弾性カーボン&7本継設計が演出する未体験の管理能力… TYPE Sの、さらに「スペシャル」だけが、その答えを見出した。
支配したい欲求と、自然に泳いでほしい願望。理想のオトリ操作は、いつもこの境界を往来する。オトリを最小限にコントロールしつつ尾ビレを振らせるには、ゼロテンションの細かい管理が必須。しかし、操作を究めるほど腕だけではどうしようもない問題が浮かび上がる。その解決は単なるソリッド穂先や軟らかいだけのロッドでは難しい。極細径のチューブラー穂先と、超高弾性カーボン&7本継設計が演出する未体験の管理能力… TYPE Sの、さらに「スペシャル」だけが、その答えを見出した。
ダイワテクノロジー

感性領域設計システム [ESS](エキスパートセンスシミュレーション)
ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生します。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要な要素と言えます。DAIWAは「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを独自に開発し「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、釣り人がもつ感性の領域をも設計に反映する事が可能となり、より釣り人が求めるロッドへと近づいていきます。

SPECIAL-Z-SVF-NANOPLUS
ダイワ独自の超高精度ロッド設計・製造テクノロジーのみが可能にした、ダイワ史上究極の軽さ、感度、パワーを実現するスペシャルZ-SVFカーボンに東レ(株)ナノアロイテクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせ、さらなる高強度化・軽量化を可能にしました。

V-JOINTα
ジョイント部に高強度素材のナノアロイを採用し、DAIWA独自の精密加工技術を駆使することによりV-ジョイントαは誕生し、V-JOINTをさらに強く・軽く・きれいな曲がりへと進化させました。継ぎ数の多い竿では、ジョイント部を短くすることが可能になり、強さを実現しつつ軽さの実現に寄与します。

X45
キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作の中で発生するネジレを防ぐため、長年の研究によりネジレ防止の為には従来構造(竿先に対して0°、90°)に加え「45°」のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことが最適であるとの結論に至りました。X45の搭載により、ネジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現しました。

スーパーリング構造
カーボンシートの巻き始めと巻き終わりの重なる部分の重なりシロを限りなくゼロに近づけてロッドを形成する技術。これにより、軽量化だけでなく繊細なロッド操作や魚を寄せる動作が安定します。

エアグロスフィニッシュ
カーボンロッドの性能を最大限引き出すダイワ独自の特殊外観処理技術。カーボン素材の表面を極限の滑らかさになるまで研磨することにより、塗装にも負けない光輝性外観を手に入れました。釣りの動作自体には寄与しない塗装を施さないということは素材本来の性能を最大限に引き出すことに繋がり、基本性能の全体的な向上が図れます。
※♯4~元上

ゼロコーティング
カーボンの素材感を残しながらも、鮮やかな色彩を放つダイワ独自の外観処理技術。無塗装に極めて近いため、カーボン本来の性能を体感しやすくなります。
※♯2~3

セーフティーフックタイプメタカラマン
穂先に仕掛けを直接つなげることで感度が大幅にアップするとともに、仕掛けを取り付ける部分が回転し糸ヨレや糸絡みも防ぎます。先端の形状は天井糸がより抜けにくくしたセーフティフックタイプを採用。

節落ち・食いつき防止合わせ
下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を作り、強い密着部分をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止します。さらに、その異形合わせによる空気層が固着トラブルも同時に防いでくれる働きをします。

固着防止リング
固着を防ぐため接合部分に空気層を作る溝(リング)切り加工を、節の太さによって幅と本数を変えながら施す構造です。
製品詳細

■新触感グリップ
水に濡れても滑りにくく、ホールド性の高い特殊塗装を採用したグリップ。引き抜き時に竿・鮎の重量を支える重要な役割を持つ手尻の信頼感をアップさせる。
■その他の機能・仕様
チャージリング
特殊撥水処理
銘板付下栓
元竿口金処理
メガトップセンサーオートマ穂先
♯2替穂持ち(ショートパワータイプ)
SMT(スーパーメタルトップ)
※本穂先はカーボンチューブラー
※専用設計の別売り替穂先を設定
チャージリング
特殊撥水処理
銘板付下栓
元竿口金処理
メガトップセンサーオートマ穂先
♯2替穂持ち(ショートパワータイプ)
SMT(スーパーメタルトップ)
※本穂先はカーボンチューブラー
※専用設計の別売り替穂先を設定
「波目」を完全攻略。原点回帰のシャープ&ソフト。
石裏の緩流帯やヨレの二番鮎まで釣り切るには、ゼロテンションでオトリに若干の余裕を与える必要がある。スペシャルTYPE Sは開発当初のコンセプト「SHARP&SOFT CONTROL」に立ち返り、先径1.1mmの極細チューブラー穂先と7本継の長仕舞設計を採用。ロッド全体はソフトだが“極先調子”の操作感で、ゼロテンションのさらなる細分化を可能にした。
「釣れる状態」を簡単に維持。圧倒的釣果を多くの人へ。
テストではあらゆる調子の中で「オトリの動きが最もよい」との意見すら出たが、これは極細チューブラー穂先とノーマル節の長所を新テクノロジーで引き出した成果。竿角度45度のゼロテンションから繊細な引きや管理泳がせへの展開力に優れ、“誰もが釣れる”可能性を高めた。良型の抜けもよく、仁淀川の黒瀬では27cmを仕留めている。
スイッチパーツで85&Vコブシ風“S”に。T調子のようなパワーと速攻感。
パワーと汎用性を高める#2ショートスイッチパーツをオプションで設定。20cm短いパワータイプSMTチューブラー替穂先を併用すれば50cm短く、半ランク強い全長8.5mのパワーロッドに変貌。Vコブシ設計に近くなり、オトリの制御力が格段に向上。引き抜きのスピード、瀬の中での操作性や引き性能、シンカー対応力は、あたかもT調子を彷彿。
調子比較

パワー、カーブともにAとTの中間的弧を描くTYPE S。前作と比べると、元竿から胴部までのパワーを向上させ、7本継&細径チューブラーを採用する事で若干の先調子化を実現。フィネス感とソフト感、双方を際立たせる調子を追求している。
付属品
ニット竿袋
SMTチューブラー標準替穂先
♯2替穂持ち(ショートパワータイプ)
SMTチューブラー標準替穂先
♯2替穂持ち(ショートパワータイプ)
テスターインプレッション

有岡只祐テスター
ゼロテントレース釣法が簡単に出来て、とにかく釣れる竿。
まず、とにかく釣れる竿。長良川郡上のテストでは爆発的な釣果を出せた。ゼロテンションを何段階にも細かく調整できるからゼロテントレース釣法(詳細はP25)も生まれたし、絶妙にオトリがついてくる。実はYouTubeで少し紹介したんだけど話題沸騰で、一緒にテストした瀬田君も27cmを仕留めた。九頭竜川の坂東島の流心でも25cmに対応できたし、正直…この竿は発売したくない。腕の差がなくなるからね(笑)。
VIDEO
製品スペック
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | 替穂先径(mm) | 替穂錘負荷(号) | 錘負荷(号) | 適合水中糸(メタルライン) | 適合水中糸(ナイロン) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) | JAN | * |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
銀影競技スペシャル TYPE S 90・Q | 9 | 7 | 153 | 206 | 1.1/23.4 | 1 | 0~5 | 0~3 | 0.02~0.2 | 0.1~0.6 | 99 | 400,000 | 4550133162220 | * |
- メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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※メタルトップご使用上の注意
■メタルトップの温度変化について
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。
■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。
■万一のクセは、手で修正できます
万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。
快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。
■メタルトップの温度変化について
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。
■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。
■万一のクセは、手で修正できます
万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。
快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。