ソルティガ ジャイブチョッパーSALTIGA JIVE CHOPPER

最高のリアバランスジグ、JIVE CHOPPER

　SALTIGA JIVE CHOPPER（ジャイブチョッパー）は僕が理想とするリアバランスジグを形にしたものです。ジャークしたあと、すぐ縦姿勢に戻るのが特徴。ジャーク直後は斜め姿勢や横姿勢になりますが、すぐに元の縦に戻って次のジャークに備えることができます。この動きはアングラーの感覚的にはすごく抜けがいいと、実感してくれることでしょう。また、JIVE CHOPPERは横ブレに対してサイドのエッジを落としながら、チューンナップして仕上げているのが特徴。特にリアウエイトのジグで発生しがちなプルプルといったノイズとの戦いにはほんと苦労しましたが、一切の妥協をせず船上で削りこんでマスターピースを完成させてます。まぁ変なノイズがあると極端にバイトが減りますからね。製品版でもこの、妥協なき抜け感を味わってもらえるんじゃないかと思います。
　この絶大な信頼を置くJIVE CHOPPERに、2024年、2025年と続けてウエイト、カラーが追加されました。まず、2024年に先行して追加されたのが130gです。これまでのJIVE CHOPPERのラインナップは150gから400gでした。ただ、0番のロッドを使うような釣りで、ちゃんとマッチするようなジグが欲しかったというのが、130gをリリースした最大の理由です。150gでも釣りはできるけど、150gではしゃくった後のフォールスピードが速すぎると感じるときがあります。そんなとき130gならステイの時間が少し長くなるし、フォールスピードも遅くなります。魚に見せる時間も長くなるからアピールも長時間できるので、ヒット確率も格段にUPします。
　130gは富山のアカムツや青森のサクラマスのテスト釣行ではすでに大活躍でバリバリヒットしました。フォールの釣りのみならず、上げていく釣りでも重宝します。そう、山陰エリアのアマダイ、根魚といった釣りでも期待できるんじゃないかと思いますね。

意欲的なカラーも続々登場
遊び心も忘れない

　カラーも僕のアイデアを形にしてくれて、いろいろ追加されています。24年晩秋に発売されたのが、極寒の青森で完成させたサクラマスに特化したカラー、MLブラックパープルグローとMLライムグリーンブラックです。潮の色や水温など北海道から青森、岩手までめちゃくちゃ効果の高いカラーで、テストでは連発しました。
　2025年春には、オレンジはオレンジに、ブルーはブルーに、パープルはパープルに、見た目通りに発光するゼブラグローが発売になります。特にハマった時の爆発力は、半端ないカラーですね。
　オレンジはカンパチを、パープルはマグロ系とか深場のアカムツを意識して作りました。ブルーグローは1番発光力が強いので、オールジャンルに使えるカラーです。とくに深場を攻めるときに活躍してくれます。ゼブラの幅にもこだわっていて少し幅広にしているのも実は僕のこだわりなんですよ。ゼブラの反対面は、すべてシルバーケイムラカラーなので、アピール力が高い3色だと思います。
　一方、今回追加される45g～100gのライトウエイトモデルのカラーラインナップですが、浅場での使用を考え、SLJシーンでポピュラーな4色と新しいグローカラー4色としました。僕はライトなスロージギングやSLJでは、遊び感覚でカラーセレクトすることが多いので、好きなカラーを提案、増やしてもらいました。ぜひ楽しんで使ってほしいですね。