シルバーウルフ AIRSILVERWOLF AIR

ハイスタンダードモデルSILVER WOLF MX をベースに、ブランクやガイドを軽量化するとともに、ベリーからバットの剛性を上げることでロッドのネジレを排除し、キャスト飛距離、アキュラシー、ルアー操作性、フッキングのレスポンスが大幅にアップ。ブランクの剛性を向上させると、硬くなることが通例だが、ダイワはそれを設計手法とテクノロジーで最適化を実現。オーバーパワーとなるのを防ぎ、高い操作性を生み出す張り、素直なベンドカーブで魚を必要以上に暴れさせないコントロール性能等、チニングロッドにおける必須条件がしっかり揃ったロッドに仕上がった。また、振り切れやアワセによるラインブレイクも防ぐ、絶妙なしなやかさが備わっているのも大きなメリット。森浩平（もりぞー）の理想形の一つが、このAIR なのである。

SVF ナノプラスを搭載した超軽量ブランクを搭載。アングラーにボトムの地形や流れの変化をより鮮明に伝え、チヌのバイトはハッキリと手元に響いてくる。ネジレ防止にはX45X を採用し、キャスティング・フッキングにおいて高いレスポンス性を実現。細いPEラインに過剰な負荷をかけないしなやかさと、アワセ切れを恐れずにしっかりと掛けにいける理想的なブランクに仕上がっている。

AGS を多点配置することでブランクのパワーロスを防止。さらに、ラインの弛みが最小限となり、ガイドから伝わる振動はロス無くブランクに伝わり、感度面･操作面のレスポンスは向上。また、横風の元での実釣も軽快だ。また高剛性のAGSは非常に高感度かつ軽量なので、ロッドとして先重りが少なく、アングラーに細かな操作性を約束する。

リトリーブ中やフォール中のバイトへの速やかな対応を可能にする攻めのショートグリップ設定。有効レングス長を最大限に確保したことで振り切れやアワセ切れを防ぐメリットも。先重りしない超軽量ブランクだからできる技だ。グリップが短いので体の前でロッドを軽快に取りまわせるのも強み。

レスポンスと飛距離、アキュラシーを最大限まで向上させるため、MX シリーズの同アイテムよりもファストテーパー設計。ベイトタックルに慣れているアングラー向けのセッティングで、しっかりと負荷を掛けてブランクを曲げ込むキャストが可能な調子に仕上げている。