Dジャークベイト SWD-JERKBAIT SW

本物のベイトフィッシュが放つ「輝き」をリアルに再現する革新的なテクノロジー、レーザーインパクト（PAT.P）を搭載。強烈な輝きと明滅効果で、フィッシュイーターの捕食本能をダイレクトに揺さぶるジャークベイトだ。

フィッシュイーターは主に視覚を用いてベイトフィッシュを探すが、魚類の視力は総じて低いことがわかっている。では、何を目印としてベイトを探し、捕食するのか。それは、ベイトフィッシュが水中で放つ「輝き」である。
代表的なベイトフィッシュであるイワシが放つ反射光は、鏡のような構造を持つイワシの皮膚の「鏡面反射」によるものだ。「鏡面反射」とは、入ってきた光を弱めることなく一方向に返す反射方式で、光を拡散して多方向に反射する「拡散反射」と比較すると、輝度が圧倒的に高く、より遠くまで光が届くという特性を持っている。

この「鏡面反射」を用いているのが、レーザーインパクトである。ホログラムなど、従来のルアーで多く用いられている反射方式は「拡散反射」であり、光が多方向に反射しキラキラと輝いては見えるが、実は水中ではさほど遠くまで光が届いていない。一方、「鏡面反射」を用いたレーザーインパクトの場合、鏡に光を当てたときのように光がほぼ減衰することなく、遥か遠くまで高輝度の反射光が届く。また、光源に対して反射光が戻っていく「再帰性反射方式」も組み合わせている。

もうひとつ、アングラーにとって大きなメリットとなるのが、本物のベイトフィッシュのようなナチュラルな反射光による視認性の高さだ。
ルアーの視認性というと普通はカラーリングで変わるものであり、チャートやピンクがよく目立つカラーとして知られている。しかし、こうした派手なカラーは使いどころが限られており、水質がクリアなフィールドやプレッシャーが高い時など、投入したくないシーンも多い。

しかし、レーザーインパクトの視認性の高さは、高輝度の反射光と強い明滅によるもので、あくまでナチュラルな光でありながら、アングラーからは非常によく見えるという特性を持っている。カラーリングで目立たせるという従来の概念と一線を画すこの「見えやすさ」は、アングラーにルアーを操る楽しみ、そして釣果に直結する大きなアドバンテージを与えてくれる。

もちろん、ジャークベイトとしての基本性能も極めて秀逸だ。飛距離、アクション、立ち上がりの良さ、糸絡みの軽減といった性能ひとつひとつを、高次元で具現化。とくにジャーク時の手応えの良さとダート性能にこだわって開発し、水押しを強く、左右のダート幅を控えめにすることで、水中でのコントロール性能を飛躍的に高めている。