アストロン磯マスターエディションTVASTRON ISO MASTER EDITION TV

“縦の変化”を察知せよ！


「見えること」の重要性
昔から釣り人の間でよく話題になるのが「道糸のカラー」です。ウキを沈める立体的な釣りが多用されるようになった現在、道糸の色に対する要望も、より多様性を増した感があります。

フカセ釣りの必須テクニックのひとつに、ラインメンディングがあります。ラインメンディングとは、仕掛けを流す際に風を受けて膨らんだラインを風上へ打ち返したり、仕掛けがうまく潮に乗って流れるようラインの軌道を修正したり、適切にラインを管理することをいいます。魚に極力ラインの存在を気づかせたくないという向きにはクリア系の隠蔽性が高いカラーが好まれる傾向がありますが、ラインの軌道を把握しやすいという意味では、視認性の高いラインが有利であることは確かです。

かつての高視認タイプの道糸は、蛍光カラーの単色が大半でしたが、沈め探り釣りや全遊動釣況といった縦に仕掛けを入れ込んでいく釣りが浸透した現在は、ピッチマーキングを施した製品も出回るようになりました。マーキング付きのラインが支持されるようになった背景には、ウキを見ずにラインの動きでアタリを取るケースが増えたことが挙げられます。

単色のラインは、風によるラインが膨らみなど平面上での横変化はよく見えます。しかしウキを深く沈めてタナを探る釣りや、本流釣りなど仕掛けを遠くまで流す釣りでは、ラインが走る、あるいは引き込まれるといった“縦の動き”を見ることになります。単色のラインではこのような縦の変化がわかりづらく、その後の対処が遅れがちになってしまいます。

こんなときに頼りになるのが、ピッチマーキング付きのラインです。縦方向のアタリを察知しやすいことだけでなく、仕掛けの入り具合をイメージしやすい、潮の速さを把握しやすいといったメリットもあります。このピッチマーキング付きラインを、さらに扱いやすく進化させたのが『アストロン磯マスターエディションTV』です。