青木唯、BASSMASTER OPEN初優勝。来年のCLASSIC出場権も獲得!!
|
2025.03.11
|
フィッシング営業本部
平素は弊社製品をご愛用いただき厚く御礼申し上げます。
DAIWA BASSプロスタッフの青木唯が、3月6-8日に米テネシー州ケンタッキーレイクで開催されたBASSMASTER OPEN Div.2の第2戦で初優勝を飾りました。

■概要
OPENは、ELITEシリーズへの登竜門であるのと同時に、その優勝者には翌年のBASSMASTER CLASSIC出場権が与えられます(※)。バスフィッシングトーナメントにおいて「世界最高の栄誉」とされるthe Classicの出場権がかかってるOPENは、競技レベルが高く、また出場選手数も多い(今大会226名)ことから、勝つのは非常に困難。そんなOPENで参戦わずか2年目(11試合目)の青木プロが勝ったことは快挙といえます。
ケンタッキーレイクは1930年代から行われたTVA(Tennessee Valley Authority=テネシー水系開発公社)事業の成果である30以上のダム湖のうちの一つ。そのため水位の変動幅が大きいことで知られるのですが、今大会の開催時はそれに輪をかけて2月中旬の大雨による3mもの水位上昇と、その後2mの急減水、コールドフロントの襲来による気温の急低下までもが絡んだ極めて難しい状況でした。水位の上下と寒冷前線による突風と大波が湖岸を削り、湖はほぼ全域が泥濁り。ケンタッキーレイクをよく知る地元アングラーでさえ、「いまは産卵に向けてバスが神経質になっている時期だ。今回のコンディションでは高めに見積もっても1日20lb.(≒9kg・5尾)がMAXだろう」と話すなかでスタートが切られました。
青木プロの優勝スコアは66lb.14oz.(≒30kg・15尾/3日間)。遠い異国の地から参戦する若武者が、今回のコンディションで平均22lb.ものスコアを持ち込んで勝ったことはBASSMASTERホームページでも「ユイ・アオキは、ブレないメンタルと、機械のように正確な技で釣ってきた」と驚きをもって報じられました。
青木プロはDAIWAと、リール、ライン、アパレルの契約を結んでおり、今回の優勝にはとくにAIRITY(スピニングリール)とZILLION SV TW(ベイトリール)が大きな助けになったことが本人の口から語られました。選手とプロダクトが一体となってのこの勝利をDAIWAは誇りに思います。青木唯プロ、おめでとうございます。DAIWAはこれからも青木プロをサポートし、フィードバックを反映することでよりよい製品づくりに取り組んでまいります。
Special thanks to SDG marine & TEXAS BOAT WORLD
※翌年のClassicに出場するには、優勝したうえでシリーズ全試合に出場する必要がある