Story
ストーリー
山田は言う。
「軽さは感度」だと。
「感度がエギングを面白くする」と。
ならばダイワのテクノロジーで、希代のエギンガーの理想を実現するまで、とことん付き合ってみようじゃないか。ストイストRTの開発は、そうして始まった。
いくら何でもこれは軽すぎる
「そうは言い続けてきたものの、RTの最初のプロトを渡されたときは、えっ!? エエーッ!! さすがにちょっとパニックになったよ(笑)。84Mで84g。取っ払えるものは全部取っ払って、とにかく究極に軽くしてくれって言ったのは、確かに僕やけども、いくら何でもこれは軽すぎる。エギングロッドの常識では考えられんレッドゾーンに平気で踏み込んでる。やりすぎや、って。だけど、それから相当、無理無茶無謀に使いこんだけど、まったく折れないし、むしろ軽さが生む性能が凄まじい。ああ、アイツら(ダイワ技術陣)、スゴいこと、やりよったなって感動したね」
初搭載のテクノロジーがいくつも詰まっている
ストイストRTには、エギングロッド初搭載のテクノロジーがいくつも詰まっている。メインブランクを構成するカーボンテクノロジー、SVFコンパイルXナノプラスも、これもエギングロッドには初搭載だ。
「実際にキャストしたら、みんなビックリすると思う。エギの重さが乗って、それを弾き出すときの反発力がすごい。だから、映像を見てもらえれば分かるけど、軽く投げているように見えるのに飛距離はメチャクチャ出てるからね。しかも反発力があるのに、ただ硬いだけじゃなくて、きっちりしなやかさがある。僕が言うところの『しなやかさの中に鋭さがあるロッド』の理想像を、まさしく体現したような出来になった」
山田が「エグい」と評する感度
さらに山田が「エグい」と評する感度だ。
「エギングロッドの感度ですごく大事なところって、エギが着底して、最初にクッとティップにテンションを加えたとき。そのときにどれだけの情報を得られるかどうか。感度がいいロッドだと、情報が一撃でわかるようになってくる。あっ、底だと思うのか、ヌメっとした感じでイカだと分かるのか、潮の効きはどうか。それがロッドが鈍くなるとわからなくて、どれも同じように感じてしまうけど、そのひとつひとつの差がわかり出すと、エギングが俄然、面白くなる。僕も今まで散々、飽きるほどエギングをやってきたのに、RTを使い出したら、釣りに行くのがまた、楽しみでしゃーなくなってるからね(笑)」
最後、山田が確信を持って、エギングフリークたちにお伝えしたいこと。そのひと言で締めくくりたい。
「使えばすぐにわかる」
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超感覚SVFコンパイルXナノプラス
これまでにない超感度を実現するために採⽤したブランク素材。軽さ、感度・剛性・キャスト・シャクリ・フォールといったエギングの⼀連の動作が更に⼀歩前進した。
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ブランクタッチショートグリップ
フォアグリップをショート化することで、ブランクタッチが可能に。
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レーシングを彷彿させるブラック&レッドのデザイン
これまでのエメラルダスにはないレーシングなデザインに。そのルックスはアングラーの気持ちを高揚させてくれるのは間違いない