2021.03 DEBUT
2021.03 DEBUT
タフスピニングの代名詞セルテートに、
遂に⼤型サイズCERTATE SWがデビュー。
強靭MQ(モノコック)ボディの⼼臓部には、
⼤型・⾁厚化したG1ジュラルミンタフデジギアを搭載。
⾼耐久かつ滑らかな巻き⼼地を発揮する。
強度と低イナーシャ(低慣性)を⾼次元で両⽴した
ZAIONエアローターは、軽快かつパワフルな巻き上げで
ハイレスポンスなジャーキングとリトリービングをサポート。
MAGSEALEDによる⾼い防⽔性能だから永く続く初期性能は、信頼の証。
ドラグ性能は、従来⽐200%以上の耐久性を誇る新世代ドラグシステム。
ドラグクリック⾳は響き渡るビッグサウンド仕様。
⾶距離と優れたトラブルレス性能を発揮するLC-ABSで、
今までのキャストフィールを⼤きく変える。
キャスティング主体のハイギアモデルはハイグリップエッグノブ、
ジギング主体のパワーギアモデルは軽量ラウンドEVAノブを採⽤。
Technology
マグシールド
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。もちろんその中には過って水に落としてしまうなどで発生するケースもあるが、そのような場合を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は、マグシールド登場後、時間が経てば経つほど、大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることを証明しているのだ。CERTATE SWにはメインシャフト部に採用。さらラインローラー部にマグシールドボールベアリングを搭載。
モノコックボディ
従来スピニングリールは、ボディとボディカバーでドライブギアの両端を支持し、それを数箇所のスクリューで固定する方式が一般的だった。この構造から、更なる精度と剛性の向上を目指し、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをネジ込むことで固定したのがモノコックボディ。これによりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上。更には、従来スクリューに取られていたスペースを活用し、ドライブギアのサイズを極限まで拡大することにも成功した。モノコックボディとは、MONO(ひとつの) - COQUE(殻)という意味。一枚貝の殻がそうであるような強靭さを象徴する、まったく新しい形状は、リール構造の常識を打ち破る。CERTATE SWでは、その充分な剛性を背景に軽量性も考慮し、中型サイズ(8000-14000)、大型サイズ(18000)におけるターゲットを見据え最適なベストバランスを実現している。
ATD
魚の引きに合わせスムーズに作動し、滑らかに効き続ける新世代のドラグシステム。大型スピニングでは、ファイト中のドラグ力低下を抑制するセッティング。どちらもドラグ設定を気にすることなく、ファイトに集中できることを目標に開発された。CERTATE SWはドラグワッシャー(カーボン)数を中型サイズ7枚、大型サイズ9枚構成と大幅に増やし、ドラグMAXの向上と大型魚の疾走に耐える耐久性と放熱性を徹底追求。また大型ドラグノブを採用しており、ツマミも大きく快適な操作を実現する。
G1ジュラルミンタフデジギア
強度と軽量性を両立するG1ジュラルミンタフデジギア。
ギアサイズは、従来機種と比較し、ギアの外径を約12%アップ、厚みを55%アップ。
モノコックボディだからできる大口径ギア。歯面形状も大きくピニオンとの噛み合わせが滑らかに。結果、シルキーな回転が持続し、パワフルな巻き上げを発揮する。
左:従来搭載してきたハイパーデジギアは、硬く強度に優れている反面、重い。
右:G1ジュラルミンタフデジギア(超高強度アルミ)は、強度と軽量性を併せ持つ。
ZAIONエアローター
全サイズZAION製エアローター採用で、低慣性(イナーシャ)かつ軽量化を実現。結果、ハンドル回転における初速が軽くレスポンスの良いリトリーブが可能。
LC-ABS(ロングキャスト-ABS)
ABSⅡの接触抵抗を減らす思想はそのままに、接点を前にだすことでよりスムーズなライン放出を実現。リング部が前方に出た効果でリング上にラインが乗りにくくなり、従来のABSⅡ以上に約5%の飛距離UPとトラブルレスを向上させた。まさにLC(=LONG CAST)を実現する次世代のABSスプールである。
ハンドルノブ
ハンドルノブはLサイズに対応。キャスティングゲーム主体となるハイギア(H/XH)には、ハイグリップエッグタイプを採⽤。しっかり握り込み、⼿からすっぽ抜けにくい理想の形状を追求。ジギング主体となるパワーギア(P)には、EVAラウンドタイプを採⽤。取り回しが良い形状で、操作性と握り込みの安定性を両立。
タフエアベール
中空構造にすることで軽さを大幅に向上させたのが「エアベール」。さらに独自のラインスライダーの形状により、ベール周りの糸絡みを大幅に減少。『タフエアベール』はステンレス素材の肉厚を厚くして強度を約4倍アップし、チタンのソリッド素材より同重量では約13倍の耐久性を持つ。またアームレバー部との段差をなくすことにより、ライントラブルを大幅に解消。(ベールリターン方式はマニュアル)
ローターブレーキ
ベールオープン時にローターの回転にブレーキをかけることにより、キャスト時のショックでハンドルが動くことによる不意のベール返りを防止する機構。
新品番体系
新品番体系について
※CERTATE SWのフルモデルチェンジにより新品番体系となっております。下記は旧品番(16CATALINA)体系表との比較になります。
16CATALINA 品番/ボディサイズ |
4500 | 4500H | 5000 | 5000H | - | 6500H |
---|---|---|---|---|---|---|
中(5000番サイズ) | 大(8000番サイズ) | |||||
CERTATE SW 品番/ボディサイズ |
8000-P | 8000-H | 10000-P | 10000-H | 14000-XH | 18000-H |
中(10000番サイズ) | 大(20000番サイズ) |
*新品番体系についての表は横スクロールしてご覧ください
スプール・ハンドルアーム・ドラグノブ・ハンドルノブ互換性
品番 | 8000-P | 8000-H | 10000-P | 10000-H | 14000-XH | 18000-H |
---|---|---|---|---|---|---|
互換詳細 | スプール・ハンドルアーム互換性あり | - | ||||
ドラグノブ・ハンドルノブ互換性あり |
*スプール・ハンドルアーム・ドラグノブ・ハンドルノブ互換性についての表は横スクロールしてご覧ください
Lineup & Spec
8000-P
PE3号〜4号を標準とした近海ジギング、ショアジギングに最適。ワンピッチやコンビネーションなど、あらゆるジャーキングテクニックに幅広く対応。軽量ZAIONエアローター搭載によるジギングにおける「巻き感度の高さ」と「回転の立ち上がりの良さ」のメリットを最も体感させてくれるモデル。
8000-H
高剛性モノコックボディ、大口径G1ジュラルミンタフデジギア搭載により、ハイギアスピニングとは思えない高い巻上トルクを実現。PE3号〜4号を中心とした近海のキャスティングやジギングに幅広く高次元で対応。
10000-P
PE4号〜5号を中心とした青物、マグロ狙いのジギングに。PE4号-400m 、PE5号-300mの余裕のラインキャパは大型のキハダが混じる三重、和歌山のビンチョウジギング、そして、30kgアベレージの相模湾キハダエビングにもベストマッチ。
10000-H
PE5号標準のキハダ、ヒラマサキャスティングゲームにベストマッチ。軽量ZAIONエアローター搭載による「ローター回転の低イナーシャ―化」&「回転の立ち上がりの良さ」、そしてギア比5.8による「巻き過ぎないスピード(118cm)」は小型のダイビングペンシルの出番が多い激戦区 外房ヒラマサや、小型ベイトパターンの春の玄界灘ヒラマサキャスティングにおける繊細なルアー操作において大きなアドバンテージとなる。
14000-XH
北部九州ヒラマサキャスティング、そして、関東キハダキャスティングにおける標準スペック。PE6号標準、最大PE8号でのヒラマサ、キハダ、GTゲームで求められるキャスタビリティ、トルク、スピードを最高バランスの形に。ロックショアからのプラッギングにもオススメ。
18000-H
日本各地のビッグフィッシュフィールドの大型キハダ、大型ヒラマサ、大型GTを本気で追い続けるアングラーに贈る。太糸パワーキャスティングゲームに最適設計されたPE8号-300m LC-ABSスプール搭載。
ジギング サイズ別対象魚 目安表
(○:オススメモデル)
ジギング | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
イナダ・ワラサ | ブリ | ヒラマサ | カンパチ | カツオ | マグロ(~30kgクラス) | マグロ(~50kgクラス) | |
8000-P | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ | - |
8000-H | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
10000-P | - | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
10000-H | - | - | - | - | - | - | - |
14000-XH | - | - | - | - | - | - | - |
18000-H | - | - | - | - | - | - | - |
*サイズ別対象魚 目安表は横スクロールしてご覧ください
ショア・オフショアキャスティング サイズ別対象魚 目安表
(○:オススメモデル)
ショア・オフショアキャスティング | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イナダ・ワラサ | ブリ | ヒラマサ | 大型ヒラマサ(15kgクラス~) | シイラ・カツオ | マグロ(~30kgクラス) | マグロ(~50kgクラス) | マグロ(~100kg クラス) | GT | |
8000-P | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
8000-H | ○ | ○ | - | - | ○ | - | - | - | - |
10000-P | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
10000-H | - | ○ | ○ | - | ○ | ○ | - | - | - |
14000-XH | - | - | ○ | ○ | - | ○ | ○ | - | ○ |
18000-H | - | - | - | ○ | - | - | ○ | ○ | ○ |
*サイズ別対象魚 目安表は横スクロールしてご覧ください
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) |
ギア比 | 自重 (g) |
最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量 PE(号-m) |
ベアリング (ボール/ローラー) |
ハンドル長さ(mm) | ハンドルノブ | 価格(¥) | JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8000-P | 92 | 4.8 | 615 | 25 | 3-400 4-300 |
8/1 | 75 | EVAラウンド | 73,800 | 3 073304* |
8000-H | 111 | 5.8 | 625 | 25 | 3-400 4-300 |
8/1 | 80 | ハイグリップエッグ | 73,800 | 3 073311* |
10000-P | 98 | 4.8 | 620 | 25 | 4-400 5-300 |
8/1 | 75 | EVAラウンド | 73,800 | 3 073328* |
10000-H | 118 | 5.8 | 630 | 25 | 4-400 5-300 |
8/1 | 80 | ハイグリップエッグ | 73,800 | 3 073335* |
14000-XH | 134 | 6.2 | 635 | 25 | 5-400 6-300 |
8/1 | 80 | ハイグリップエッグ | 73,800 | 3 073359* |
18000-H | 131 | 5.8 | 850 | 30 | 6-400 8-300 |
8/1 | 85 | ハイグリップエッグ | 85,200 | 3 073373* |
■3月発売予定 ※18000-Hは4月発売予定です。
■巻取り長さはハンドル一回転あたりの長さです。
■価格はメーカー希望本体価格(税別)です。
■巻糸量は目安であり、メーカー・アイテム・テンションにより異なります。
*スペック表は横スクロールしてご覧ください
Impression
瀬川良太
国内外で評価を急速に伸ばしている20ソルティガを使い始めてしばらく経ち、身体が慣れた頃にセルテートSWのテストを行いました。
セルテートSWの第一印象は、とにかく軽いこと。ソルティガ 20000-Hに慣れた手にセルテートSW 18000-Hは圧倒的に軽く感じました。ショアからのキャスティングはとにかくキャスト回数が多く、時合が来るまでの間に疲れ果ててしまうことも起こり得るので、リール自体の軽さは大きなアドバンテージになります。
ドラグノブ、ベールアーム開閉、そしてハンドルの巻き心地などの第一印象も同じものでした。とにかく軽く、それでいて滑らか。竿にセットした時のバランス感もしっくりきていたので実釣での使用が楽しみでした。
実釣での第一印象もまず軽さが際立ちましたが、数時間後には総合的に見ても疲れにくいリールという印象に変わりました。リール自体が軽いからという単純な事ではなく、ベールを返し、キャストをして巻くという一連の動作に必要な全ての入力が少ない力で済む事による恩恵だと思います。テストではPEの10号を巻いて使用していましたが、キャスト時の糸抜け感も素晴らしく、飛距離が出やすいことも軽快な使用感を生み出していると思います。
魚を掛けてからの印象はガラッと変わって実に力強く、アングラーの意思を素直に魚に伝えてくれるスムーズさを持っていました。この感覚はハンドル入力に対するパワーロスの少なさが起因しているのではと感じています。アングラーが巻きたい時に確実に巻くことが出来て、魚が頑張る瞬間は一瞬のぐらつきもなくガツンと魚の突進を力強く受け止める強いリールという印象です。
今回のテストではほぼドラグを作動させることはありませんでしたが、数ミリ、数センチでも必要な時にはきちんとドラグが作動していたのも好印象でした。ドラグ調節のピッチも細かいので、大物をかけた時でも繊細なコントロールが可能なはずです。ドラグノブはソルティガ譲りで非常に掴みやすく、そのうえ操作感はソルティガ以上に軽いので、ファイト中のドラグ操作においてはセルテートSWに軍配が上がるかもしれません。
海の大物を相手にするのに必要な力強さを持った上で、剛力感のソルティガ、軽快感のセルテートとして使い分けが可能な素晴らしいリールだと思います。
末永知也
まず、セルテートとの出会いは2004年。いわゆる初代セルテート。その剛性と巻きの滑らかさ、軽さに感動したのを覚えています。淡水から海水の釣りで酷使してきましたが、いまだに現役で使っています。
そして今回、満を持して、セルテートSWの名で、オフショアビッグゲームに対応したモデルがリリースされます。
まず使ってみた最初の印象は、やはり「感動」の一言。
それはまずトラブルが無いこと。
良い状況ばかりを選べないのがオフショアゲームで、時には1日に一瞬しかチャンスが巡ってこない時も多々あります。そんな数少ないチャンスの中で、まず基本となるトラブル回避の性能。特にキャスト時のライントラブルは、丸一日投げ倒した強風下のヒラマサキャスティングテスト時も皆無。これには驚きました。
そして、飛距離。安定して飛距離が出る。
遠くのナブラを撃つ、船から離れた位置でバイトが集中する。こういった状況では、飛距離が必要となり、安定して遠くに飛ばせるということは、それだけで大きな武器となります。
次に、魚をかけてからのパワー。これに関しては、「驚き」でした。
強靭なモノコックボディによる剛性。そして、大口径G1ジェラルミンタフデジギア搭載による、負荷が掛かった状態での巻きのトルク&滑らかな巻取り。
一瞬の油断や判断の遅れがラインブレイクに直結するヒラマサキャスティングゲームにおいて、高負荷に耐えられ、且つ、巻きたい時に巻けるという事は、アングラーに大きなアドバンテージを与えてくれます。
実際にテストで12キロoverの大政を釣り上げた際、水深10m未満のポイントで、高い負荷をかけてのやりとりでしたが、巻きのトルクと滑らかさ、スムーズさからランディングするまでは6キロくらいかな?と感じていたくらいです。
まだまだ余裕がかなりあったので、さらに大きなヒラマサとも安心してファイト出来ると確信しました。
そして、この巻きのトルク、滑らかさ、スムーズさはジギングゲームにおいても大きな武器となります。
1日を通して魚にコンタクトする回数を増やすには、少しでも多い回数ジグを投入し、長い時間しゃくりつづける事。
ZAIONエアローターによる巻きの軽さは、アングラーへの負担も減らしてくれるので、1日を通してしゃくり続けられる。それだけでも魚にコンタクトできる確率は上がります。
そして、潮の変化などの細かな情報も察知しやすく、ジグのアクションに変化をつけたりする動作も行いやすい。
乗り合いが多いオフショアジギングゲームで、いかに周りより魚のコンタクト回数を増やすか。その武器となる要素を持ったリールがセルテートSWです。
オフショアゲームでは、いつ大型の魚がヒットするかわかりません。それが時に記録的なサイズの場合もあります。その時に安心して自信をもって闘えるリール、そしてそのチャンスを呼び込むには、アングラー側も高いモチベーションを保ち、集中し続けることが大事となり、使っていて心地が良く、釣りが楽しくなるリールは、そのチャンスを大いに広げてくれると思います。
セルテートSW。最上級モデルと比べても遜色ない最高のリールだと思います。
これからの皆様のオフショアゲームには欠かせないリールになってくれると思います。
吉清良輔
今回は、外房 川津沖でのヒラマサ、ワラサ狙いのジギングでセルテートSW 8000-Pを使用した際のインプレッション。
<当日のシチュエーション>
水深60m、風8m、潮流1ノット強、ジグ180g、ドテラ流し。
この条件での釣りは今まで、かなりの数をこなしてきている、いわゆる外房のよくあるシチュエーション。
セルテート SWを初めて使用し、先ず、驚いたのはジグ操作時のリーリングの巻きの軽さと、何よりも”巻き感度の高さ”。これは間違いなく軽量ZAIONエアローター採用による恩恵だと思います。この点は安定した釣果を出し続ける為には”繊細さ”がアングラーサイドに要求される外房ヒラマサジギングにおいて、非常に重要なポイントです。
そして、魚を掛けた後のファイトにおいては、あえてハイドラグで糸を全く出さないファイトをしてみました。高負荷での巻取りも普段愛用しているフラッグシップ機種のソルティガと遜色のない、高い巻上トルクを感じさせてくれ、ソルティガ譲りのモノコックボディによる高いボディ剛性、そして、大口径G1ジュラルミンデジギアによるアドバンテージを大きく感じさせてくれました。
今後、外房のヒラマサジギングシーンでセルテート SWが多くのアングラーの強力な武器になるに違いないと確信しています。アングラーをステップアップさせてくれるアイテムになると思います。
村越正海
大型スピニングサイズだけど、自重も巻きも格段に軽い。
ワンサイズ小さいリールを使っている感覚。
それでいて、ソルティガ譲りの安心感が有る。
ZAION製エアローターを主とした軽量化が上手く行っている。
高負荷時の巻き上げ性能は「ソルティガと遜色ない」と思わせるレベル。
特にリーリングを止めた後のピタっと止まるローターの軽さが特筆すべき点。
フィールドテストにおいては、雨天での釣りも行ったが、新開発のハイグリップエッグシェイプノブはグローブをしていても、そして素手のままでも滑りにくく、非常に気に入っているところの一つ。
“強さ”のソルティガ、そして、今回の“軽さ”のセルテートSW。このリールは鉄壁だよ!!
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