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TOURNAMENT ISO AGS
トーナメント ISO AGS

1.5-53・R

1.5-53・R

競技1.25-51 SMT・R

競技1.25-51 SMT・R

粘りを受け継ぎ、強さで越えていく。
■実績の「粘靭ブランクス」はV-JOINTαを得て、次の次元へ進化する。
磯竿の核心はブランクスにある。
他釣種と比べても過酷な自然環境、不利な体勢でのやり取りを余儀なくされる磯釣りにおいてグレが獲れるか否かを左右する最も大きなファクターはブランクス性能にあると言ってよいだろう。近年のリール・ラインの進化は求められる磯竿の要件に変化をもたらした。理想的なのは“曲がってグレを止め、復元力で浮かせる竿”。胴まで曲がるいわゆる「粘り」を持った竿は幾重にもあるが、強さを兼ね備える竿は存在しなかった。ダイワは曲がってからのパワー「靭」について注目し、まさに「粘り」を鍛え「靭」と成す「粘靭ブランクス」として16TOURNAMENT ISO AGSに搭載。新しい磯竿の王道調子として高い評価を得てきた。
NEW TOURNAMENT ISO AGSは発売以来蓄積されたDAIWAのノウハウとテスター陣の意見を基に「粘靭ブランクス」の調子的な側面で熟成を遂げ、『V-JOINTα』という新たなテクノロジーを得たことで大幅に“曲がり”と“強さ”の基本性能を向上させた。『V-JOINTα』によってもたらされた節部のスムーズな曲がりはやり取りの中のパワーロスを軽減、本来ブランクスの持つ復元力を活かしきることでより大きなテンションをグレへ与え続けることを可能とした。
粘りを引継ぎ、強さで超えていく…そうしてNEW TOURNAMENTISO AGSは新たな「靭」を得て次の次元のブランクスへと跳躍進化を果たした。

■軽さと感度の『AGS』 TYPE-0(ゼロ)が、STRESS“0”の世界を切り拓く。
軽さと感度を追求し続けてきた『AGS』の進化は止まらない。2020年に登場する画期的な『AGS』TYPE-0(ゼロ)は、ゼロ形状リングを搭載することでさらにスムーズなライン放出性能を実現。またガイド自体を適切な傾斜角度にセッティングすることで、糸絡み抑制性能も大きく向上。『AGS』 TYPE-0(ゼロ)が、新たなるSTRESS“0”の世界を切り拓く。

■美しい曲がりへのこだわり
従来から搭載されていた「V-JOINT」を進化させ、スムーズな曲がりに強さと軽さを併せ持つ「V-JOINTα」を採用。これまでよりも粘りを重視した胴調子にセッティングしながら、スムーズな曲がりの視点移動を実現することでグレの引きの大きさに応じて違和感を与えることなく、適度なテンションを与え続けることを可能にした。

■スタイルに応じた長さ・調子へのこだわり
NEW TOURNAMENT AGSには3種類の長さと調子が存在する。メガトップモデルの50と53、そして競技モデルの51SMT、それぞれ粘靭ブランクスの設計思想は共通であり、磯竿の王道を具現化した調子ながら、使用されるシチュエーションや求められる機能によって最適なものとすべく、こだわりのセッティングを施した。

製品特徴
品名 特徴
50 高い操作性を活かし、繊細な仕掛けの投入精度で主に磯際を丁寧に攻めるスタイルに向いたレングスは一方で掛けたグレとの距離が近く、一気に磯際を突進するグレを止められるかが勝負の分かれ目となる。50モデルは掛けた瞬間の引きで竿が立てにくい状況でも竿全体でグレの引きを受け止められるよう他のモデルよりもより胴調子に設定。竿を寝かせた状態でのやり取りを得意とするようセッティングされている。
53 53モデルは足場の高い磯、本流など仕掛けを自然に流してグレを掛け、竿サバキでコントロールしながらやり取りするスタイルに向いたレングス。沖で掛けたグレとは竿を立てた状態でのやり取りとなり、粘りと共に途中のシモリなどをかわすための高い誘導性能が求められる。NEW TOURNAMENT ISO AGSは竿を立てて絞った際に大きく美しい弧を描く調子を追求。一方で単なる胴調子でなく、手元部に強靭さを与え、守りと攻めを明確にコントロールしながら常に主導権を得たやり取りを可能とする調子を追求した。
競技(51SMTモデル) NEW TOURNAMENT ISO AGS 競技は『SMT』のメリットである感度を活かした繊細な竿操作と、素早くそして確実に獲るための新たなレングスを採用。マキエと同調させていく釣りは勿論、仕掛けを止めて掛けるなど指先のような竿操作が可能な調子を追求。掛けるまでは操作性重視の先調子の味付けながら、掛けてからは短くても竿の突っ張り感が無く、細ハリスにも対応できるよう、より早い段階で胴に入る独特のセッティングが施されている。
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■快適性を追求したパーツ

リアグリップを従来の丸形状のように点で支えるのではなく、面で支えることでズレにくく、瞬間的な力がかかった際も安定したやり取りを実現する形状を追求した「スマートコントロールグリップ」。カーボンで成型することにより軽量なのはもちろん、グリップエンドまで曲がって力が抜けることで竿全体の一体感を増した。さらに回転に対する固定力も約70%アップし、急な魚の突進にも安定したやりとりを可能にする。また、リールシートにはエアセンサーシート(ハンプホールド)を採用。手のひらへのなじみのよさを追求したハンプ(コブ)形状のグリップが特徴のスクリューシート。手に当たる部分をエラストマーで覆うことで、滑りにくく、フィット感が向上した。
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■存在感を演出するロッドデザイン

特殊な製法で元竿全体に立体デザインを施すDAIWAオリジナルの新技術を採用したデザイン。今までとは異なった見え方の立体感ある塗装は、フラッグシップたるNEW TOURNAMENT ISO AGSの存在感を実現。
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■ブランクスデザイン

♯4番節にはメガトップ・SMTモデルのイメージ カラーを採用
テスターインプレッション 山元隆史
「靭」を究めて大物を獲る。
■しなやかに強引をいなし浮かせて獲る、粘り強い胴調子。
NEW TOURNAMENT ISO AGSは一言でいうと「釣り人に余裕を与えてくれる竿」です。開発にあたり重視したのは「大型グレの強烈な突進を竿全体で受け止める」「やり取り中テンションを掛け続け、より早く魚を浮かせる」といった点です。
特に僕のホームグラウンドである四国西南部は大型の尾長グレが釣れるポイントが沢山あり、その魅力に魅せられ足繁く通っています。そんなエリアで培ってきた大物と対峙するために必要な性能がこの竿には備わっており、テストでは実際に60cmオーバーの尾長も仕留めることができ、ポテンシャルの高さを実証できました。最もこだわったのは美しい弧を描くような竿のセッティングです。その中でも♯2番節の元側を若干硬めに設定することで、仕掛けの操作性と合わせのフッキング力を高めたり、逆に♯3番節~♯4番節をやや曲がりこむよう改善し、グレの突進をしっかり受け止めながら♯5番節で操作するなど、各パーツが実釣でどのように機能しているかを確認しました。掛けてから取り込むまで、グレとの位置関係が変わっても竿が一定のテンションを与え続けるようなセッティングに仕上げています。このNEW TOURNAMENT ISO AGSはこれからの磯竿の王道調子となることを確信しています。是非その違いを体感してください。
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テスターインプレッション 田中貴
「感」を極めて勝負に勝つ。

■正確無比に仕掛けを操り喰わせて獲る、感度を備えたテクニカルな攻調子。

競技会に勝つために、私が長年感度を追求して開発に携わってきたのが『SMT』を搭載した競技モデルです。今回のNEW TOURNAMENT ISO AGS競技は更なる感度を求め、5m20cmから5m10cmという新しい全長を採用しました。それと同時に各パーツ・カーボン素材を見直すことで、手に握ったときの軽さを体感でき、操作性も向上させました。これにより、タフコンディションで繊細な釣りを組み立てる必要がある際にも正確な情報を得ることができ、マキエと合わせていく釣りはもちろん、寒の時期の低活性なグレがついばむようなアタリも穂先部で捉えることができます。一方で、先手を取るための攻めの調子を受け継ぎながら、全長を短くしても竿の突っ張り感を出さない為に全体のバランスを見直し、粘りを生かせるベストなセッティングを施しています。競技会では極限までハリスの号数を落とすシチュエーションにもしっかり対応し、ミスをカバーしてくれることも。さらに穂先部の『AGS』を増やしたことで、ガイドの間にできるラインの遊びが従来のモデルよりも抑えられるため流行りのPEラインを使用した釣法でもトラブルなく操作できます。まさに理想の操作性と快適性で攻められるロッドに仕上がりました。今後マスターズには欠かせない相棒になりますね。

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軽さと感度の「AGS」
■AGS TYPE-0(ゼロ)による進化ー田中貴ー

今回新しく搭載した『AGS』TYPE-0(ゼロ)は、まさにSTRESS“0”感覚で使えるガイドシステムですね。僕は軽い仕掛けを潮になじませるいわゆる“ゼロ釣法”で攻めることが多いのですが、この釣法にはラインの抵抗を受けやすいという弱点があります。具体的にいうと、少しでもラインを引っ張ってしまうと仕掛けが浮き上がったり、不自然な動きをエサに与えたりしてしまいます。しかしながら、今回の『AGS』TYPE-0(ゼロ)はゼロ形状のリングによりライン放出がものすごくスムーズになっています。これにより軽いテンションでラインが出ていくので、流す動作をより自然にこなすことができますね。さらに、近距離にエサとりが群れている時はコマセを遠投してそこに仕掛けを合わせ、流していく必要がありますが、こういったシチュエーションでも『AGS』TYPE-0(ゼロ)のライン放出性と軽さで穂先のブレを抑え、正確にラインを送り出すことができます。また、今までの優れた糸絡みトラブル回避能力は受け継いでいるので、最近使い始めているPEラインの使用もSTRESS“0”感覚で使え、快適そのものです。

■TYPE-0(ゼロ)が、STRESS“0”の世界を切り拓く。

軽さと感度を追求し続けてきた『AGS』の進化は止まらない。2020年に登場する画期的な『AGS』TYPE-0(ゼロ)は、ゼロ形状リングを搭載することでさらにスムーズなライン放出性能を実現。またガイド自体を適切な傾斜角度にセッティングすることで、糸絡み抑制性能も大きく向上。『AGS』 TYPE-0(ゼロ)が、新たなるSTRESS“0”の世界を切り拓く。
画像 ■『AGS』TYPE-0(ゼロ)

高強度セラミックNリングを0(ゼロ)形状にすることで、ガイドの投影面積を大幅に拡大。

画像 ■0( ゼロ)形状リングによって、ライン放出性が最大約150%に向上。

『AGS』TYPE-0(ゼロ)は磯竿において最先端のガイドシステムである。ダイワは0(ゼロ)形状に成型した高強度セラミック製のNリングを開発することで軽さを維持しつつ、かつガイドリングの内面積を大幅に拡大。優れたライン放出性を実現した。また、シェイプアップされたカーボン製フレームで0(ゼロ)形状リングを最適な角度で保持し、糸絡みも大幅に抑制。穂先の軽量化も達成し、ブレも減少。STRESS''0''感覚のラインメンディングを可能とした。 

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従来品に比べ、TYPE-0(ゼロ)は内面積を大幅に拡大したことにより、ガイドリング上面にラインが当たりにくく、摩擦抵抗を大きく減少させた。



■糸絡みしにくいガイド形状
ガイドフレームは前傾タイプを使用し、フレームを支える樹脂部(元部)に丸みを持たせることで糸絡みしにくい形状を追及している。

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1.強風時や不意に発生する糸絡み
2.『AGS』に採用された新形状がラインを逃がしていく
3.絡んだラインは結ばれることなく解放される

(赤ライン:ガイドを通ったライン 青ライン:トップガイドから出た道糸部分)


■『SMT』+『AGS』 全ては勝つための競技仕様
先端の超弾性チタン合金と、それを支えるカーボンチューブラーで構成されたハイブリッド穂先『SMT』(スーパーメタルトップ)。カーボンソリッドのメガトップを装備するスタンダードモデルに対し、『SMT』を搭載する競技モデルは、粘靭ブランクスが魚の引きを受け止め、超鋭敏な手感度と、カーボンソリッドでは成し得ない先径0.6mmという柔軟性を持った金属ソリッドの特性を付与したスペシャルモデル。『AGS』TYPE-0(ゼロ)との組み合わせでロッド全体の張りを使って魚を素早く浮かせることができる。
DAIWA TECHNOLOGY
画像 ■ESS(Expert Sense Simulation=感性領域設計システム)
エキスパートの研ぎ澄まされた感性を数値化し、狙いどおりのロッドを作り上げる高次元設計システム。振り抜き感や粘りといった、釣り人の感性で評価するしかなかった要素を「ひずみエネルギー」という数値にして分析し、理想の調子を実現する。
画像 ■SVFナノプラス
ロッド性能を最も左右するカーボンシートにおいて、レジン(樹脂)量を減らしてカーボン繊維を密入することにより軽量化・パワーアップ・細身化を実現した超高密度SVFカーボンがナノプラスでさらに高性能化。※ナノプラス・・・カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う複数種類の樹脂(レジン)を、ナノメートルオーダーで混合する特殊な技術により、樹脂の高性能化を実現した東レ(株)ナノアロイ®テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計・製造手法で機種ごとに最適化を行い、ブランクのさらなる高強度化・軽量化を可能にしたテクノロジー。
画像 ■X45
カーボンクロスの繊維方向を縦・横・斜め×2と、4層に重ねた補強構造。竿の曲げ、ツブレのほか、ネジレに対しても抜群の強さを発揮する。必要箇所に適宜採用することで曲がりの均一性を高め、負荷が特定の箇所に集中するのを防止する。
画像 ■V-JOINT α[V-ジョイント アルファ]
ナノプラスを含む高強度素材とダイワ独自の超高精度ロッド設計製造テクノロジーにより、V-JOINTよりさらに強く、軽く美しく。
画像 ■メガトップ
繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、360°どの方向にも同様の曲がりを見せる。さらに通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能になっている。カーボン素材特有の手に響く感度(=手感度)は元より、穂先に現れる視覚的感度(=目感度)も大幅に向上。
画像 ■SMT[スーパーメタルトップ](※競技モデルのみ搭載)
超弾性チタン合金のSMTはしなやかかつ高感度。視覚的(目感度)にも触覚的(手感度)にもしっかりとアタリを伝えてくれる次世代穂先。カーボンソリッドでは成し得ない先径0.6mmという高強度・高感度を生み出す穂先部は潮の流れやエサの状態などの情報を釣り人にダイレクトに伝える。

画像 ■AIR SENSOR SEAT[エアセンサーシート]
軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」。用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性を実現。
VIDEO
20 トーナメント ISO AGS
アイテム名 標準自重
(g)
全長
(m)
継数 仕舞寸法
(cm)
先径/元径
(mm)
錘負荷
(号)
適合ライン
(ナイロン)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
JANコード  
1-53・R 193 5.3 5 115 0.75/18.1 1-3 0.8-3 98 99,000 4550133073700 *
1.25-50・R 191 5 5 110 0.75/18.1 1-4 1-3 98 100,000 4550133073717 *
1.25-53・R 196 5.3 5 115 0.75/18.1 1-4 1-3 98 100,500 4550133073724 *
1.5-50・R 195 5 5 110 0.75/18.1 1.5-4 1.2-4 98 101,000 4550133073731 *
1.5-53・R 200 5.3 5 115 0.75/18.1 1.5-4 1.2-4 98 101,500 4550133073748 *
1.75-50・R 210 5 5 110 0.75/18.1 1.5-5 1.7-4 98 102,500 4550133073755 *
1.75-53・R 216 5.3 5 116 0.75/18.1 1.5-5 1.7-4 98 103,500 4550133073762 *
2-50・R 216 5 5 110 0.8/18.1 2-6 2-5 98 104,000 4550133073779 *
2-53・R 225 5.3 5 117 0.8/18.1 2-6 2-5 98 104,500 4550133073786 *
競技1.25-51
SMT・R
200 5.1 5 118 0.6/18.1 1-4 1-3 98 109,000 4550133073793 *
競技1.5-51
SMT・R
204 5.1 5 118 0.6/18.1 1.5-4 1.2-4 98 110,000 4550133073809 *
メタルトップご使用上の注意

■メタルトップの温度変化について。
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。

■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください。
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸絡み等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。

■万一のクセは、手で修正できます。
2のように万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。

快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。

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