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KUROMUKU
玄むく

玄むく 12・Y

玄むく 15・Y

至高の細さ、撓り、粘り。

外柔内剛

ダイワのカーボンテクノロジーが実現した粘靭ブランクスと株理論設計の調和がなせる軟式竿の概念を変える細身で強靭な体幹。
その釣り味、唯一無二。

「1 枚とのやりとりを、とことん楽しむ」を開発コンセプトに掲げて登場する三代目「玄むく」。先代を楽々と凌駕する超細身&超肉厚設計を施し、より軟らかくしなやかに曲がり、かつ湧き出てくるような粘り腰を発揮。元気なへらぶなの引き味を存分に楽しみつつ、ストレスなくスムーズな取り込みを実現している。
更なる進化を遂げた細身設計は、「玄むく」ならではの世界観。極細チューブラー穂先と相まってシャープな水切れ感を演出しながら、軟調子ならではのゆったりとした振り味、引き味を楽しませてくれる。
デザイン的には「玄むく」ならではシンプルな和の世界を踏襲。超写実的な竹地&造り節はさらに繊細に作り込まれ、もはや本物と見紛う出来栄え。またハイライトは何と言っても塗り系の握りであり、深いブラックにシルバーの研ぎ出し風を施されたかつてない造作は、持つ者にこれまでにない満足感を与えてくれる。それは見た目だけでなく、あえて下栓レスとすることでどこまでも手のひらと一体化するような独特な操作感も実現している。
ついに三代目へと昇華した新生「玄むく」。へらぶな釣りの本質に迫る「慈しみと和み」の世界を、あなたに。
よく曲がり、よく粘る長細見&超肉厚設計。”一枚と向き合う”ことの慈しみ、和み。
X45
三代目となる「玄むく」が目指したのは、どこまでも細く、しなやかに、そして「へらぶな釣りをとことん楽しめる竿」。21世紀の幕開けとともに登場した初代「玄むく硬式」は、それまでにない無垢の素材を使った設計で、へら竿の世界に新たな価値観さえも生み出した名竿である。そして間を空けて2014年に登場し二代目となった「玄むく」は、それまでの無垢ならではの剛さとは対極的に、無垢に近いからこそ可能となった細くしなやかな躯体と磨き上げられた「和」の意匠をその身に纏い、さらにはダイワ独自の「株理論」をベースに、それまでに無いおおらかに曲がる軟調子に生まれ変わった。その一方で、「細く、しなやかだが、競り勝てる強さもある」という、新たなへら竿の方向性を示唆させる竿となったのである。
そして現代、世知辛い近代社会において、我々は「釣り」という遊びに今まで以上の「楽しさ」と「癒し」を求めるようになっている。そこで必要とされるのは、やはり理屈抜きで釣りを楽しめる竿であり、また、他ならぬ愛すべきへらぶなに対する「優しさ」を感じられる竿なのではないか…という想いに行き着く。我々が愛するへらぶな釣りに対する想いに寄り添った時、新生「玄むく」が推し進めるべきは、さらなる「楽しさ」であり「癒し」であるべきではないか。そしてそこには、今まで以上に「和」を慈しむ心が必要なのではないかと我々ダイワは考えたのである。
新生「玄むく」は、二代目を踏襲しながらも、より細くしなやかな躯体を手に入れている。おそらく、その径は歴代ダイワへら竿の中で最も細い。さらには他に類を見ない肉厚設計。この「超細身&超肉厚設計」こそが、しなやかに曲がりながら、同時に奥底から湧き出てくるような余裕の「粘り」を生み出す。それはまるで、総高野竹の超高級和竿のように…。
日本には、「礼」という素晴らしい文化がある。相手に対して、礼を尽くす。自然に対して、礼を尽くす。日本が生んだ唯一無二のゲームフィッシングである、へらぶな釣り。圧倒的な大自然を前にした時、釣り人は謙虚になり、そして、愛らしきへらぶなに対し「礼を尽くす」心持ちになる。ダイワは新生「玄むく」の開発に着手するにあたり、まずは全てに対して謙虚になり、「礼を尽くす」という日本の心の原点に立ち返った。そしてその時、見えてきたのが「和」という言葉だった。「和」もまた、「礼」と並ぶ古き良き日本の伝統である。相手と敵対するのではなく、「和む」ことで生まれる深い情感。それはまさに、日本ならではの文化であろう。和をもって礼となす。新生「玄むく」が目指したのは、圧倒的な釣果ではなく、まして競技に勝利することだけでもない。へらぶな釣りに対する深く謙虚な「愛情」。自然と一体化し、「和む」。そして、愛するへらぶなに対する「礼」の心を持った時、自ずと竿の進む方向性は見えてきたのである。求めたのは、どこまでもしなやかに曲がり、どこまでも優しく粘り、へらぶなを慈しむような竿…。ダイワ独自の「株理論」をベースに、かつてない「超細身&超肉厚設計」が生み出す“戯れ”の境地。それが新生「玄むく」がついに立ち入った、カーボンロッドの新領域である。
仕様詳細
■株理論に基づく軟式竿
“株理論”設計に基づきながらダイワでこれまでにない軟調子を実現。しなやかな大きな孤を描きながら、最後のヒトノシを粘りで止める肉厚設計。軟調子ながら先径0.8mmチューブラー穂先を採用することであわせた時にカブりにくいシャープな使い心地を実現。
■意匠性のある下栓レス一体グリップ
和竿のグリップを思わせる意匠を施した新樹脂グリップ。下栓レスで手が痛くならないと共に、細身・小型化することでグリップを手の中で遊ばせながらへら鮒の引きを堪能することができます。グリップ上の意匠は手作業で施されることから1本1本異なる表情をみせます。
■軟らかい(曲がる)のに粘り強い超細身・肉厚設計
細身化⇒しなやかに曲がりやすい。「肉厚⇒粘り強い」という特徴を両立させる超細身・肉厚設計を採用することで、しなやかな釣り味とへら鮒に遊ばれることなくいなす粘りを実現。他に類を見ないフォルムが「玄むく・Y」の存在感をさらに強調してくれます。
DAIWA TECHNOLOGY
画像 ■株理論
伝統的な和竿のノウハウを取り入れた設計手法。「竿の一節一節は一本の竿のごとく、先が軟らかく、元にいくほど硬い」。これをミクロの世界で解析し、バランスよくつなげることで曲りの頂点のスムーズな移動を可能にしたダイワ独自の設計テクノロジー。特に顕著に見られる違いは、従来の竿では曲がりの頂点が大きく移動するのに対し、株理論では滑らかに移動するため、掛けた魚が暴れないという点。へら竿に求められる理想的なバランスを実現している。
画像 ■X45
竿は操作時・やり取り時など一連の動きの中で目に見えない「ネジレ」が発生し、操作性やパワーの低下などを引き起こす。こうしたネジレ防止の最適角度である±45°のバイアスクロスを巻きつけることでネジレを徹底的に防ぎ、操作性・パワー・安定性を向上させ、ロッドの性能を飛躍的にアップさせるダイワ独自のテクノロジー。
画像 ■V-ジョイント
節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上。1ピースロッドのような滑らかな繋がりでロッド本来のパワーをロスなく発揮させることができる。

■細径チューブラー穂先

■へら専用極細からまん穂先

■細身・肉厚設計

VIDEO
玄むく
アイテム 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
カーボン
含有率
(%)
メーカー
希望本体
価格(円)
JANコード  
玄むく 7・Y 2.10 3 76 40 0.8/5.7 94 67,000 322478 *
玄むく 8・Y 2.40 3 86 45 0.8/5.7 97 70,000 322485 *
玄むく 9・Y 2.70 3 96 53 0.8/5.9 97 74,500 322492 *
玄むく 10・Y 3.00 3 106 60 0.8/6.1 98 80,000 322508 *
玄むく 11・Y 3.30 3 116 66 0.8/6.3 98 85,000 322515 *
玄むく 12・Y 3.60 4 98 80 0.8/7.1 98 91,500 322522 *
玄むく 13・Y 3.90 4 106 85 0.8/7.3 98 99,000 322539 *
玄むく 14・Y 4.20 4 113 93 0.8/7.5 98 107,000 322546 *
玄むく 15・Y 4.50 4 120 110 0.8/7.9 98 115,000 322553 *
※先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径、( )内は素材先端部の外径です。
※注意「玄むく・Y」は細身・肉厚にこだわっていることから以下の点にご注意ください。 竿を継いだ状態で水に落とすと、ギリギリグリップ部が浮く最小限の浮力しか持っていませんので、ご注意ください。(特に3本継) 基本3本仕舞となっています。誤って#1を#3に入れると#1が入らない、もしくは中で詰まってしまう恐れがあるのでご注意ください。(#1用の鞘が標準装備されています)