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KOHGA TENYA GAME MX
紅牙 テンヤゲーム MX
並継

MH-240

MH-240

感度と操作性に直結する軽量化を実現。
軽量かつ剛性に優れ感度を向上させるDAIWA独自のカーボンフレームガイド「AGS」を穂先部に採用することによって感度と操作性を向上。感度と操作性を徹底的に追求したテンヤGAME専用ロッド。X45、V-JOINTの搭載により、ブレを抑えシャープな操作性を実現し、大鯛でもスムーズで安心感のあるやり取りを可能に。
アイテム別特徴
調子と狙いに合わせた最適な穂先
アイテム 特徴
メタルトップ
H-235MT・MH-235MT・H-230MTB
穂先にはメタルトップ(超弾性チタン合金)を採用。メタルならではの感度が冴える高感度設計。より先調子の設定により感度と操作性をアップしました。
メガトップ
M-240・MH-240・MH-255・MH-230B
穂先には、微かなアタリも明確にキャッチし、軽量なカーボンソリッド穂先メガトップを採用。軽快な操作性も魅力です。また穂先部のテーパーをスローにセッティングすることでステイ時の食い込みの良さをアップさせ、アタリをより明瞭に表現。遊動テンヤとの相性をより高めたセッティングです。
チューブラートップ
H-235・HH/M-225・H/M-225・XH-230・H-230B
穂先には、軽量なチューブラー穂先を採用し徹底的な操作性とレスポンスの速さを追及。ダイワならではの素材設計技術により明快な感度も実現。
穂先部「AGS」ガイド採用
軽量・高感度のエアガイドシステム『AGS』。カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能も向上。
軽量エアスラッシュリールシート(スピニングタイプ)
スピニングリールをセットした際のグリップ性能・フィット感にこだわり、使用時のナットのゆるみや手へのアタリもクリアするよう実釣テストを繰り返したダイワオリジナル形状リールシート。手になじむ心地よいホールド感で軽快なロッドワークをサポート。
高感度軽量エアセンサーシート(ベイトタイプ)
リールシートに最適な軽さと高剛性、高強度を追求したカーボン強化樹脂の「エアセンサーシート」。カーボン繊維によって従来の樹脂よりも強度がアップしているため、その分肉を削って軽量化することに成功。さらに剛性の高さは感度の良さに直結。
ベイトのメリット
その1
底を中心に重めのテンヤ、カブラ、遊動を使って攻める場合では、ステイも含めて糸の出し入れをスムーズに丁寧に行うにはベイトリールは優れています。また、余計な糸ふけが出にくいのでアタリも比較的明確です。

その2
また、最近は水深100m以上を攻める場合も各地で見られるようになりましたが、深場での重い仕掛けの上げ下ろしでもベイトは有利です。

その3
タイラバとのハイブリット。同じエリアでも時期やポイント、時間でタイラバが良かったり、テンヤが良かったりすることが分かってきています。テンヤとテンヤ両方持ってて使い分けるのが強いようです。ベイトタイプならリールは1つでできます。

関東ではもともと、鹿島などでは人気だったベイトですが大原でも今年は深場を攻めたこともあり関東全体で使われ始めています。

また、浅場の根をシャクリで攻める笠岡スタイルでも落とし込みをしないのと、時期によってはタイラバがメインになることもありベイトも人気があります。
付属品 ロッドベルト・竿袋
T-KLSGT-KLSG 軽さと糸放出にこだわったガイド仕様 チタンフレーム(オールSiCリング)
高級感を演出する偏光系ピンク塗装を施したネーム部・ローレット入りメタルナット
脇挟みしやすく、操作とやり取りのしやすいデュラグリップ
テスターインプレッション 福田豊起
今では全国規模で普及した一つテンヤマダイ。その地域に根差し、さらに独自の進化を遂げて我々釣り人を魅了し続けている。実際に地方に足を運ぶと、スタイルの違いに驚くと同時にマダイのゲームフィッシュとしてのポテンシャルの高さを見せつけられる思いだ。 今回の紅牙テンヤゲームMXは、そのテンヤゲームの進化に対応すべくアイテムを拡充。従来のスピニングモデルに加えベイトモデルもチョイスの幅が大きく広がった。各アイテムごとに最適の調子を導きだすことはもちろん、その特性をより生かすべく3つのティップマテリアルを選択。テンヤの重さだけでなく、釣り人それぞれのスタイルに合った一本が見つかるはずだ。
まずは、カーボンソリッドであるメガトップを使ったⅯ、ⅯHモデル。ティップの調子をスローテーパーにすることでキャスタビリティをアップ。同時にスローテーパー化によって振動のアタリだけでなく、わずかな荷重の変化を大きく表現することに成功した。テンヤゲームのベーシックセオリーである軽いテンヤを使用してフォールのアタリを取る場合には打って付けだ。また、アタリ即アワセが原則のテンヤゲームだが、タフコンディション時にアタリ即アワセでは、たびたびアワセが決まらない場合に遭遇したことは無いだろうか。そのような場合には重さが加わるまでアワセを見送ることでフッキングに持ち込む。そんな微調整も可能にしてくれる穂先に仕上がっている。 実は先代のテンヤゲームMXには遊動専用のモデルがあった。このモデルは遊動テンヤを遠投してリフトと着底を繰り返して広く探る釣りを意識して生まれた。ティップをスローテーパー化してハリをもたせキャスト性能を向上。同時にボトムステイ時のゼロテンションの微妙なアタリをキャッチするべく、ギリギリの調子を追求。満足できるモデルに仕上がった。すると驚いたことに軽いテンヤを使ったフォールの釣りでも驚くほど生き生きとアタリを表現してくれる。そのスローテーパーのエッセンスをメガトップモデルは意識した。ゆえに遊動テンヤでも快適な釣りが出来ることは当然と言えるだろう。
そして、重いテンヤに対応するH、HH,XHモデルのティップはカーボンチューブラを選択。パワーモデルゆえの持ち重り感を解消することに一役買っている。速潮時に重いテンヤを使ったタフなコンディションでも軽快感を失わない。また、フォールの釣りだけでなく積極的にアクションを加える場面でも思いのままにテンヤをアピールすることが出来ることが嬉しい。キャスト性能にも優れるのでテンヤと今トレンドのタイジグの両方を楽しむスタイルにも対応する。
最後にメタルトップを使ったMTモデル。メタルトップゆえの圧倒的な感度が最大の特徴。その手感度を生かすべくこちらは先調子を選択。先調子ゆえの操作性の良さは、テンヤに積極的にアクションを加える釣りに最適。この手感度だが、最近のテンヤゲームロッドの進化にともない重要性を増している。穂先や糸ふけなどの目感度でアタリを取る割合が非常に高かったテンヤゲームマダイ。私の認識として手感度と言えば目で見えるアタリを見逃してしまった場合の保険位の考えであった。ところが、このⅯTモデルを使うと穂先にアタリが出る前のゴソゴソ感が手に先に伝わる場面が多く驚かされる。アタリに対して手感度で掛けていく釣り方も可能であろう。
細部へのこだわりの一例として、今回の紅牙テンヤゲームⅯ✕からダウンロックのリールシートが採用されたことも注目したい。ダウン、アップロックと好みの分かれるところかもしれない。ダウンロックの利点としてブランクに直接指で触れられることが挙げられる。ゆえに私は小指と薬指の間にスピニングのフットが出るスタイルを取ってより指でブランクを触れられるように意識している。いかなる優れたリールシートよりもブランクに直接触れる方が手感度として有利なのは自明の理。アタリを取る場面はもちろん、ヤリトリ時においても手で触れる感度の情報は我々釣り人にアドバンテージを与えてくれるものだ。
幅広いラインナップを誇る新しい紅牙テンヤゲームMX、その一本一本に個性とこだわりが込められている。貴方のテンヤゲームのこだわりに応えるアイテムがきっとあるはず。ぜひ、実際に手に取って頂きたい。
DAIWA TECHNOLOGY
AGS[エアガイドシステム]
■AGS[エアガイドシステム]
フレーム素材に軽量かつ高剛性のカーボンを採用し、大幅な軽量化を達成した画期的なガイドシステム。軽さによる飛距離とコントロール性能の向上とカーボンフレームの硬さによる感度の向上を実現。
SMT[スーパーメタルトップ]
■メタルトップ
メタルトップがもたらす超弾性チタン合金ならではの金属的な超高感度は想像以上のアドバンテージとなる。エサ取りと本命とのアタリの違いはもちろん、竿先をわずかに動かした際に感じる魚のファーストコンタクト、いわゆる「モタレ」と呼ばれる違和感まで、その情報伝達能力はまさに「海中が見える」といっても過言ではなく、多くの名手が「メタルでないと取れないアタリがある」と評しているほど。
X45
■X45
ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。
AIR_SENSOR_SEAT[エアセンサーシート]
■AIR_SENSOR_SEAT[エアセンサーシート]
軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」。用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性を実現。
MEGATOP[メガトップ]
■MEGATOP[メガトップ]
メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。
VIDEO
紅牙テンヤゲームMX
品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
錘負荷
(号)
適合ハリス
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
JANコード
M-240・R 2.4 2 124 98 0.8/11.1 (テンヤ)1.5~12 96 37,500 313193 *
MH-240・R 2.4 2 124 101 0.9/11.1 (テンヤ)2~15 96 38,500 313209 *
MH-255・R 2.55 2 132 110 0.9/11.1 (テンヤ)2~15 96 39,900 313216 *
H-235・R 2.35 2 122 108 1.2/11.1 (テンヤ)3~20 96 39,500 313223

*

H-235MT・R 2.35 2 122 116 0.6/11.1 (テンヤ)2~20 95 41,500 313230 *
MH-235MT・R 2.35 2 122 110 0.6/10.8 (テンヤ)1.5~15 91 39,900 313247 *
H/M-225・R 2.25 2 117 112 1.2/10.0 (テンヤ)3~20 94 38,000 313254 *
H/MH-225・R 2.25 2 117 95 1.3/10.4 (テンヤ)3~20 95 39,000 313261 *
XH-230・R 2.3 2 120 110 1.4/11.1 (テンヤ)4~30 94 39,900 313278 *
MH-230B・R 2.3 2 120 108 0.9/10.8 (テンヤ)2~15 95 38,500 313285 *
H-230B・R 2.3 2 120 108 1.2/10.8 (テンヤ)3~20 95 39,500 313292 *
H-230MTB・R 2.3 2 120 112 0.6/10.8 (テンヤ)2~20 95 39,900 313308 *
メタルトップご使用上の注意

■メタルトップの温度変化について。
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。

■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください。
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。

■万一のクセは、手で修正できます。
2のように万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。

快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。