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KYOKUEI TACHIUO TENYA SP
極鋭 タチウオ テンヤSP
変則2ピース
73=7:3調子
82=8:2調子
91=9:1調子

91H-165AGS

91H-165AGS

調子の使い分けを提案する高感度テンヤタチウオロッド!
テンヤタチウオ釣法に求められる感度と操作性を追及したテンヤ釣法専用モデル。穂先にはタチウオからの極小さなシグナルを大きく表現してくれる『SMT』を搭載。軽量・高硬度『AGS』との相乗効果で、極鋭だからできる手感度・目感度を実現した。リールシートは軽量・高感度なエアセンサースリムトリガーを採用。小型電動リールとの相性もよく、思い通りのロッド操作を可能にすると同時に、長時間の使用でも疲れにくい。細身のブランクスながらもX45を搭載し、確実なフッキングやドラゴンサイズとのファイトをサポートしてくれる。

『AGS』と『SMT』の組み合わせで、従来は取れなかったかすかなアタリも感じられる。タチウオがテンヤをくわえた気配を察知し、より攻撃的に掛け合わせる釣り方が可能に。ネジレ防止の最適構造X45の採用で非常に高い操作性とリフティングパワーを備え、ドラゴンクラスのタチウオでも余裕のあるやり取りが可能。

■極鋭タチウオテンヤSP 73-190AGS
73-190はしなやかな調子とフッキング性能を両立したテンヤタチウオ専用7:3調子。一般的な7:3調子のロッドと比較して穂持ち部をパワーアップさせることで、軟調子ロッドにありがちなアワセ遅れやだるさを徹底的に排除する。操作時にはしなやかな調子でテンヤを安定させることでアタリの数が増加する。追わせて掛けるスタイルにも相性抜群。シーズン初期や厳寒期など、タチウオの活性が低い状況にも最適な1本といえる。

■極鋭タチウオテンヤSP 82S-185AGS
82S-185は極鋭らしい感度と深く追わせる食い込み性能を高次元で融合したテンヤタチウオ専用8:2S(ソフト)調子。穂先から穂持ちへのしなやかなテーパーにより、ファーストバイトを感じたアングラーがタチウオをその気にさせ、フッキング可能な本アタリへと導くことができる食い込み性能を備える。さらに、そのしなやかさからドラゴンと呼ばれる大型サイズとの相性もよく、バラシリスクを軽減、シーズン初期や厳寒期などタチウオの活性が低い状況だけでなく、タチウオとの息を飲む駆け引きを楽しみたいアングラーにこそオススメの1本といえる。

■極鋭タチウオテンヤSP 82-182AGS
82-185はシチュエーションやタチウオの活性に左右されないオールマイティーなテンヤタチウオ専用8:2調子。まさにテンヤ釣法における王道調子であり、メインロッドとしてはもちろん、パイロットロッドとしても活躍してくれる。水深や潮流など刻々と変化する状況の中でも常に高いパフォーマンスを発揮。使い手、エリア、シーズンを問わず、長期間使用できる1本といえる。

■極鋭タチウオテンヤSP 91-180AGS
91-180は即掛けスタイルの釣りを可能にするフッキング性能にこだわったテンヤタチウオ専用9:1調子。手感度が重視される攻撃的な極先調子ながら『SMT』の恩恵で目感度も両立。タチウオのエサを取り合うような状況や小型タチウオが多いシチュエーションでは即掛けを可能とし、その真価を発揮する。さらに感度や操作感がぼやけやすい深場の釣りとも相性抜群である。攻撃的な釣りを可能とし、思いのままにテンヤを操作できる操作性とフッキング性能にこだわった1本といえる。

■極鋭タチウオテンヤSP 91H-165AGS
91H-165は先調子ロッドならではの操作性と手感度、フッキング性能を更なるステージへ昇華させたテンヤタチウオ専用9:1H調子。一本の筋が通ったような10:0調子ともいえる先調子と165cmのショートレングスの融合により、思い通りのアクションを可能にする操作性とタチウオの気配を感じることのできる手感度、そして瞬時に掛けることのできるフッキング性能を実現した。その特性から即掛けを基本とするような高活性時の数釣りを得意とするロッドで、狭いタナでの小技を駆使した釣法から、深場での積極的な誘いにも対応。思い通り動かし、思い通り掛ける、アングラーが主導権を握る“攻めの釣り”を信条とするアングラーにこそオススメの1本といえる。
本アイテムは最適なアクションを実現するため、穂先の曲がりの頂点部に素材が巻き付けられた構造です。
実釣では発生しないレベルの極端な曲げ方をした場合、穂先の素材破損を招くおそれがあります。
※指で穂先だけを曲げた場合、方向によってはわずかな力でも極端な曲がりになり、破損につながりますので十分ご注意ください。
アイテム特徴
■これまでのテンヤロッドのノウハウを濃縮したESS 設計
■『AGS』だからできる軽量・高感度を実現
■テンヤ釣法で市場評価の高い高感度『SMT』穂先搭載
■掛け遅れを防止し、ドラゴンにも対応するX45
■操作性が高く小型電動との相性も抜群のエアセンサーシートスリムトリガー
■シチュエーションに合わせてロッドを選択できる73、82、91の調子設定
仕様詳細
■幅広いシチュエーションに対応する調子設計
【7:3調子】
低活性なシーズン初期、終盤や波の高い状況に最適
【8:2調子】
場所、活性、シーズンを選ばないまさに王道調子オールラウンドモデル
【9:1調子】
高活性時や数釣りに最適
■自重だけでなく、持ち重りを徹底的に改善
極鋭EXに迫る自重100g前後と超軽量設計。 自重だけでなく操作性にも徹底的にこだわり、硬調先調子ロッドにありがちに持ち重りを改善。
軽量なリールシート(エアセンサーシートスリムトリガー)の恩恵も大きく、軽快な操作を実現した。
■NEW極鋭デザインデビュー
性能だけでなくデザインも進化。 深みのある極鋭ブルー(コンセプトゲームとは異なる)をベースにしながらも見る角度によって変色するカラーリングを要所に採用。
フォアナットも高級感あふれる穴あきタイプを採用、ロングタイプなので電動リールの脱着も楽々。

■40号負荷
40号テンヤを使用した実釣時には図のようなカーブとなります。 (実際はラインの抵抗などでもう少し曲がり込みます)
■2kg 負荷
大型のタチウオを掛けた際には図のようなカーブとなります。

各部詳細
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DAIWA TECHNOLOGY
■ESS(Expert Sense Simulation)=感性領域設計システム
ロッドが曲がった際に発生する復元力(ひずみエネルギー)を解析・設計するダイワ独自のシステム。「どこがオーバーパワーか」「どこがパワー不足か」を数値で明確に把握するだけでなく、通常のベントカーブには現れないエキスパートの「感性」と呼ばれる領域までロッドに反映させることが可能。理想を超える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム。新調子の提案においても、効率的に最初から高い完成度で試作することが可能なので、より細部までこだわりぬいた調子を追求することができる。
■AGS(エアガイドシステム)
フレーム素材に軽量かつ高剛性のカーボンを採用し、大幅な軽量化を達成した画期的なガイドシステム。軽さによる飛距離とコントロール性能の向上とカーボンフレームの硬さによる感度の向上を実現。さらに進化した『AGS』は、SiCリングの代わりにNリング(シリコナイト)・Cリング(コバルト合金)を搭載。SiCより強度が高いためより薄く成型することが可能で、薄くすることで軽量化を図ると同時に、薄さのメリットを活かしてリング内径を維持しながらワンサイズ小さいフレームを使うことができるダウンサイジングでも軽量化に貢献。
■SMT(スーパーメタルトップ)
目感度・手感度で魚のシグナルを逃さず捉える超弾性チタン合金穂先。ごく微かな負荷をアタリとして表現するには柔軟さが必要。かといって、柔らかいばかりでは実釣時の負荷に耐えられない可能性もある。実釣に耐え得る強度でこの柔らかさを実現するのはスーパーメタルトップだけといっても過言ではない。他の素材では成し得ない、金属ならではの繊細さと高感度、これこそが「極鋭」。
■X45
カーボン繊維の配向角度と弾性率の関係は極めて特殊であり、1°でもカーボン繊維の角度がずれると弾性率は大きく低下する。よって、竿の性能を考慮した場合0°・45°・90°が理想的な構造であり、他のX構造のように中間の角度にした場合 、「X45」に比べて「ネジレ」、そして「ツブレ」の弾性が低下してしまう。また中間の角度で「X45」と同等のパワーを発揮させるためにはかなりの重量アップが必要となる。最も弾性率の高い3つの角度を採用している「X45」は科学的に裏付けされたネジレ防止の最適構造なのである。
■エアセンサーシート
軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入りリールシート。用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性を生み出す。
【テスターインプレッション】 
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西村豪太
私はテンヤタチウオはタチウオを船内に取り込むまでに3つのステップに分かれると考えています。それは“誘う”“掛ける”“取り込む”の3ステップです。活性が高いタチウオにはよりアピールし、活性が低いタチウオには違和感なくテンヤに食いつかせ、最短でアタリを出す“誘う”ステップ。食い上げ、抑え込み、居食いなど、アタリの質を判別してベストなタイミングでフッキングする“掛ける”ステップ。フッキングしたタチウオを慎重に、時には強引に、船まで誘導する“取り込む”ステップ。それらのタチウオをテンヤで釣り上げるまでの要素を一から見直し必要な性能を詰め込むことで極鋭タチウオテンヤSPが完成しました。

・73-190
近年トレンドになりつつあるしなやかな調子を追究した7:3調子のアイテムです。活性の低いタチウオや警戒心の強いドラゴンをしなやかに誘い、違和感なくバイトを誘発します。軟らかなロッド特有の感度が悪い、合わせにくいといったデメリットはSMTの恩恵とテンヤ専用設計による調子追究により驚くほど感じさせません。シーズン初期や後期の活性の低いタチウオや食い渋りに最適で、バラシが激減するメリットも見逃せません。3つのステップでいうと低活性時にもアタリを出すことができる“誘い”とバラシを減少させ“取り込む”ことに重点を置いたアイテムです。レングスはしなやかさを活かしやすいやや長めの190cmに設定しました。

・82-182
ダイワのテンヤタチウオ調子の王道ともいうべき極鋭を代表する正統派8:2調子のアイテムです。しっかりとテンヤを操作しタチウオにアピールできる操作性、明確なアタリはもちろん、居食いなどの違和感すら感じとりアタリの質を判別することでベストなフッキングを可能にするSMTならではの“感度”。タイムラグのない瞬間的かつ気持ちのいいフッキングと強い締め込み時にはしっかり曲がり込む“調子”。まさに“誘う、掛ける、取り込む”すべてのステップに隙がないアイテムです。エリア、活性、シーズン、タチウオのサイズ、テンヤを選ばず、誰が使っても納得のまさにベストな1本に仕上がっています。レングスは持ち重り、操作性、フッキング性能など、すべての性能を高次元で引き出す絶妙な182cmと設定しました。

・91-180
テンヤタチウオの3つのステップの中でも“掛ける”に特化した9:1調子のアイテムです。テンヤタチウオの楽しさはフッキングにあるといっても過言ではありません。その楽しさを最大限に感じることのできる最高の感度とフッキング性能を磨き上げた1本です。タチウオのアタリを瞬間的にフッキングできる性能は他の追随を許しません。タチウオの活性が高い状況や中~小型タチウオの数釣りには相性抜群です。ぜひ音速の釣りを体感してください。レングスは先調子のデメリットである持ち重りの改善とフッキング性能のバランスから180cmと設定しました。

これまでDAIWAが培ってきた経験、知識、ノウハウとテクノロジーの融合によって生まれた新生「極鋭タチウオ テンヤSP」。SMT、AGS、エアセンサーシートなど最新テクノロジーを惜しげもなく使用することで長所をさらに伸ばし、持ち重りなど快適なテンヤタチウオの邪魔をする要因を徹底的に排除しました。きっと誰が使っても満足できる仕上がりとなっていると思いますので、ぜひその真価を体感してみてください!


VIDEO
極鋭タチウオ テンヤSP
品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
テンヤ
負荷
(号)
錘負荷
(号)
カーボン
含有率
(%)
適合
クランプ
サイズ
メーカー
希望本体
価格(円)
JAN
コード
 
73-190AGS 1.90 2 145 105 0.8/10.7 30-60 40-100 94 SSS 54,500 4550133069581 *
82S-185AGS 1.85 2 140 104 0.7/10.7 30-60 40-100 95 SSS 54,500 4550133069598 *
82-182AGS 1.82 2 137 100 0.7/10.7 30-60 40-100 99 SSS 55,000 4550133069604 *
91-180AGS 1.80 2 135 100 0.7/10.7 30-60 40-100 99 SSS 55,500 4550133069611 *
91H-165AGS 1.65 2 120 92 1.1/9.8 30-60 40-100 99 SSS 54,500 4550133250903 *
※先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径です。

付属品
  • 穂先保護パーツ
  • クロロプレン製ロッドベルト
  • 竿袋
電動リールを使用される場合のご注意
ダイワ電動リール300サイズまでの使用を推奨します。300サイズの電動リールのうち、スーパータナコンX300W、マグマックス300およびシーボーグ300は装着できません(シーボーグ300MJ・シーボーグ300J・シーボーグ300FB・シーボーグ300メガツインは装着可能です)。シーボーグ400Jを除き、400サイズ以上は製品によりフット部の厚みを設けておりますので装着できません。

メタルトップご使用上の注意

■メタルトップの温度変化について。
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。

■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください。
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。

■万一のクセは、手で修正できます。
2のように万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。

快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。

スーパーメタルトップ搭載のテンヤタチウオロッドについてのご注意

スーパーメタルトップ搭載のテンヤタチウオロッドは、感度を追求した繊細な穂先と大物にも耐えることのできる調子を追求することで、比較的先調子となっています。
穂先に集中が掛かる(穂先を曲げている)状態での移動や保管はお避けください。
特にポイントの移動時など、振動が加わる状況で穂先に集中負荷が継続して掛かると金属疲労によって穂先の破損につながる可能性があります。
船縁に竿を立てた状態でテンヤを吊り下げる、竿先を曲げた状態でラインを固定する等の状態はお避けください。
穂先からテンションを抜いた状態(穂先が伸びきった状態)での移動、保管を心がけてください。