■感性領域設計システム「ESS」 感性領域設計システム『ESS』ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。DAIWAは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域までロッドに反映する事が可能。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム『ESS』。
■S-SVFナノプラス SVFより更にレジン量を減らす事で、軽さとパワーを高いレベルで実現し圧倒的なパフォーマンスを発揮する超々高密度カーボン「スーパーSVF」に、東レ(株)ナノアロイ®テクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせ、さらなる高強度化・軽量化を可能とした。
■V-JOINTα ナノプラスを含む高強度素材とダイワ独自の超高精度ロッド設計・製造テクノロジーにより、V-JOINTより更に強く、軽く、美しく。
■X45 ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。
■Vコブシ設計 先端部#1~#3を短くセッティングすることで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想。同時に中節~元竿は節長が長くなる胴長設計と組み合わせることにより、パワーと操作性・感度を兼ね備えたロッドを実現。
■チャージリング 『チャージリング』とは、特殊なカーボンシートをブランクに巻き付けて“仮の節”を設ける構造。ノーマル節に採用すれば、自重を大きく変えずに「曲がりのアクセント」を生み出し、Vコブシに近い効果をもたらす。
■スーパーリング構造 カーボンシートの巻き始めと巻き終わりの重なりシロを限りなくゼロに近づけて成形することで、軽量化は勿論、周方向の素材のバラツキを抑え、竿ブレ軽減による操作性の向上などロッド全体のパフォーマンスを向上させる。
■ゼロコーティング(♯4~元上) カーボンの素材感を残しながらも、鮮やかな色彩を放つDAIWA独自の外観処理。無塗装に極めて近いため、感度・パワー・操作性・軽さと、カーボン素材の性能を最大限に発揮させることができる。
■太糸対応金属穂先パーツ
太糸使用を想定し開発された、強度と耐久性に優れた非回転式の金属穂先パーツを鮎竿で初めて採用。 ※ チチワ結びでなく、2重投げ縄結びでの結束がお勧め。(専用取り扱い説明書付属)
■新触感グリップ 水に濡れても滑りにくく、ホールド性の高い特殊塗装を採用したグリップ。引き抜き時に竿・鮎の重量を支える重要な役割を持つ手尻の信頼感をアップさせる。
■節落ち・食いつき防止合わせ 節落ちは振り出し竿の合わせ部が緩むことによって実釣時に部分的に節が落ちて竿を破損するトラブル。DAIWAは下節の上部内側に素材成形時僅かな出っ張り(異形部)を作り、節を伸ばした際に上節との合わせ部内で密着の強弱をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止する。さらに、その異形合わせによる空気層が、固着を軽減させる効果も発揮。
■固着防止リング 振出竿の節の出し入れに伴う固着トラブルを防ぐための加工技術。合わせの接合部に空気の層を作る溝(リング)切りを、各節の太さやアワセ部の長さに合わせて幅と本数を変えながら加工することで、使用中の固着トラブルを軽減する。 |