「高級魚アカムツが手軽に狙える電動スロージギング」
晴山 由梨フィールドテスター
清水プロのレクチャーからスタートした、初挑戦の電動スロージギング。普段エサ釣りが多い私は、ジギング自体も久しぶりだったので内心ドキドキ。ジグの形状やウェイトバランスなどが釣果にシビアに関係してくること。また潮の速さや魚の活性などによって、しゃくりの幅・スピード、しゃくった後の竿を戻すスピード、リールを巻く時の回転幅を変えていくこと。様々なことを組み合わせていくプロセスは、とても新鮮で興味深く感じました。
この日のターゲットは高級魚のアカムツ・クロムツ。ヒットしてから水面近くまで、竿先を叩いて抵抗するファイトがスリル満点。釣れた時には、パズルのピースとピースがピタッとハマったような爽快感があり、言葉に言い表せない感動がありました。あの瞬間は今でも忘れられません。
中深場ではゲストも豊富で、上がってくるまで何の魚か分からないワクワク感があります。釣れる魚が高級魚揃いなのも魅力。釣る楽しみと食べる楽しみの両方が味わえます。
正直これまでスロージギングというと、水深の深いところで重たいジグを動かす、体力勝負な釣りのイメージでした。それが今回電動リールを使用したことで、それまで感じていたハードなイメージがガラッと変わりました。この日は水深300m前後のポイントで250gのジグをメインに使っていたのですが、深場からの巻き上げや、魚とのやり取りも電動リールにとても助けられました。水深が深くなると回収するだけでかなり体力を消耗しますが、電動で巻き上げる事で身体への負担を押さえられます。体力に余力がある分、釣りにより集中でき、安定したしゃくりが長時間続けられることが結果的に高いパフォーマンスにつながるんだと実感できました。
SB200J-SJは軽量&コンパクトなので、タックルの重さを気にせず一日手持ちで楽しむことができます。水深がデジタルで表示されるため、魚がヒットした際の水深をすぐに確認できるのも便利。体力に自信のない方や女性にもぜひ挑戦してもらいたいです。 |