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SEABORG 800MJS
シーボーグ 800MJS

自動変速MEGATWIN搭載 ー SPEED KING MONSTER ―
  • メガパワー&メガスピード「自動変速MEGATWIN」
    ※スピードモードMAX負荷時手前において自動でパワーモードへ切り替える機能
  • クラス最速「スピード重視モデル 220m/分」
    ※SEABORG 800MJ:170m/分
  • スタンディングが快適「JOGパワーレバー」
  • 強靭パワフル「MEGATORQUEモーター」
  • 滑らかに効き続けるタフドラグ「ATD」※ドラグサウンド(電子音)
  • 獲るための耐久性への拘り「マグシールドボールベアリング」
ありえないほど、強く。
■MEGATORQUE(メガトルク)モーター

耐久性に優れSB750MT比較:約1.3倍の出力を発揮。
・トルク重視でありながら、ブラシモーターゆえ立ち上がりが早くレスポンスが良い。
・モーターハウジングにアルミ部材を施し放熱性が高い。

■MEGATWIN(メガツイン)設定

メガツイン(パワー/スピード)の切替を自動切換(オートマ)/手動切替(マニュアル)いづれか選択設定できます。
※自動切換オートマモード(A)
⇒スピードモード負荷限界手前⇒パワーモードへ自動でシフトチェンジ。
パワー⇒スピードはスイッチでの手動操作となります。
※手動切替マニュアルモード(M)
⇒800MJ同様ユーザー主導でスピード/パワーの切替をスイッチ操作で行ないます。

■ATD+ドラグ ラジエーター

ハンドル軸受部⇒アルミ製
1.ドラグ放熱効果アップ※ドラグ持久力/耐久性up
2.ハンドル軸/ドラグ廻り強化 ※大型魚も安心ヤリトリ

■ATD(オートマチックドラグシステム)

魚の引きに合わせスムーズに作動し、滑らかに効き続ける新世代のドラグシステム。小型スピニングや電動リールでは、滑り出しと追従性を追求。ソルティガ等の大型スピニングでは、ファイト中のドラグ力低下を抑制するセッティング。どちらもドラグ設定を気にすることなく、ファイトに集中できることを目標に開発された。

ありえないほど、自在に。
■JOG POWER LEVER(ジョグパワーレバー)

パワーレバーの位置をボディの中央に移動し、形状もレバーからジョグダイヤルスタイルに変更することにより、竿を握った手の親指一本で巻き上げやクラッチのオンオフを行え、空き手はレバー操作から完全に解放されたのである。竿を握れば親指は自然にボディ上部へ添えられるので人間工学的にも無理がない。『ジョグパワーレバー』が親指一本での自由自在な操作を可能にした(150~300シリーズ)。500Jシリーズは、右手、左手、置き竿操作と、釣り人の思うままに操作が可能な形状と位置にレイアウト。シーボーグ800・1200シリーズは左手の親指で操作が可能。

スタンディングで快適操作
・左親指でJOGレバー操作
・右親指/人指し指で摘んでパワーレバー操作
※瞬時な操作で主導権は譲らない。

■DENDO&RYOJIKU REE _MAGSEALED BALL BEARING(電動&両軸リールマグシールドボールベアリング)

DAIWAのオンリーワンテクノロジー「マグシールド」が更に進化。ボールベアリング内部への水・異物の侵入を抑えることで、本来の性能を維持しながら錆・塩ガミ・異音を大幅に解消。防水・耐久性を飛躍的に高めることに成功した。電動リールにおいては、最も塩ガミしやすく、メンテナンスが困難なサイドプレート側スプールシャフト軸に採用。更なる防水性・耐久性の実現で、初期性能を持続させる。

■自動切換モード:カウンターAを表示
■手動切換モード:カウンターMを表示
■偏光グラス着用時の見え方

雨模様の暗いフィールドでの偏光グラス使用時でも、くっきり見えます。
【ドット液晶】
・フィールドで見やすいデカ文字
・電源ON時Dベックを表記
・上から下からカウンター表記もデカ文字で視認性○
・日本語(m)/英語(ft)表記切り替え可


※巻き込み防止のため、水深カウンター0.0よりは電動巻上げできないようになっております。
シーボーグ800MJSで仕留めた念願の小田原モンスター56.9キロ!
DAIWAフィールドテスター:近藤惣一郎

ちがさき丸さんと50キロを超える相模湾キハダ(通称:小田原モンスター)を釣り上げる約束をして早3年。一昨年はサメにやられ、昨年は200m糸を出して逃げられました。そして3年目の今年9月9日、シーボーグ800MJSにマッドバイパ-スティング175のタックルで挑み、遂に56.9キロのモンスターを仕留めることが叶いました。ハリス20号でしたが、やりとりは25分ほど。ファーストランを149mラインで止められたこと、サメを上手く避けられたこと、この二つが取り込めた勝因だったと思います。難しければ難しいほど、たくさんの方々の力添えと支援があって達成されると思います。相模湾のキハダは運がとても影響する釣りだと思います。しかし釣れない時に、魚を逃した時に、サメにやられた時に、運が悪かったと片付けていたら、ずっと同じことを繰り返します。

失敗から学ぶ。そして行動する。そして正しい結果を出せたときに、人は成長の階段を一歩上るのだと思っています。釣りに限ったことではありません。人生そのものです。挑み続ける心技体そして考を極める。心も技術も肉体も、そして考える、静かに耐え忍び備えること、そして勝負の時が来たときに、そのすべてを凝集して爆発させる。考え抜いてチョイスしたリールがシーボーグ800MJSだったのです。

TACTICS & STRATEGY for getting Monster
電動リールを用いた SENSTIVE FISHING

私の釣りの特徴は、泳がせ釣りを含め大物釣りを電動リールで行ってきたということです。
電動リールを使う意味は単に大物を力が無い人、巻き上げを楽に行いたいということでは無く、ポンピングという手巻きリールの大物釣りでは必要になる行為を行わずして、ドラグと電動巻き上げスピードの臨機応変な調整でラインテンションの急激な変動を抑えつつ、魚の動きを感じとりながらラインを出し入れ出来る事なのです。

シーボーグ800MJSの最大ドラグ力は800MJ と同じ33キロ。実はここ数年のダイワ電動リールの飛躍的な進歩はドラグ性能の向上が寄与しています。魚の引きに応じてスムーズに作動し、滑らかに効き続ける新世代のドラグシステムATD:Automatic Drag systemの開発とドラグラジエーターによる放熱効果アップ、ハンドル軸・ドラグ廻りの力学的強化がドラグの持久力と耐久性をアップし、安心して余裕を持って大物とやりとりできるようになったのです。
また800MJの最大巻き上げスピードは155m/分と素晴らしいのですが、スピード重視の800MJSは更に速く188/分(最大巻上力は各々48キロ・42キロ)。必ず問題になるサメ被害を避けるためには、状況によって、よりスピーディーにキハダを引き寄せる必要が出てきます。その観点からモンスターとの勝負に、シーボーグ800MJSをチョイスしたのです。

今回のキハダのファーストラン実は149mです。56.9キロのモンスターでも150m以上糸を出していません。それは昨年、ちがさき丸でモンスターがヒットした際、200mより多く糸を出した後マグロリング投入前後で針が外れて逃した経験から得た教訓です。相手が大きければ確かにファーストランも強く、距離が出ることは確かかも知れません。しかしその先入観が強いとラインシステムのブレイクを恐れるがあまりドラグが緩めになり、本当に200、300mと走られ相手に主導権を与え結局はバラしてしまうことが多いです。
当日は昨年の経験からその先入観にとらわれず、自分の仕掛け強度とタックルを信じ、ファーストランの途中120mラインを過ぎ、ラインの傾きが垂直になる頃から800MJSのドラグを少し絞って行きました。船長の操船に助けられたことも大きいですが、運良く149mラインで糸の出が止まり、その後タモ入れまでこれより多く糸を出されることなくキハダをコントロール出来たのです。800MJSの最大ドラグ力の大きさと、滑らかなコントロールのお陰に他ならないと考えます。キハダを仕留めるためには無理をせず走らせることも必要ですが、釣り人があくまでも主導権を握っていないといけないことを改めて認識しました。

そしてもう一つのポイントは、上手くサメを交わせたことです。
当日サメは水深40m程にいました。キハダはサメが自分よりも上にいれば下に潜り、下にいれば上に浮き上がります。
上にサメがいて嫌がって潜っているのに強引に巻き上げれば、仕掛けが切れたり、サメにキハダを献上することになります。
今回のやりとりで、50mを切ったところでドラグを緩め2度糸を出したのは、サメを嫌がり潜ろうとしたキハダの動きを察知したからです。ただこの時も無考慮に糸を出すのではなく、ドラグ調整にて60mラインでキハダを止めました。3度目、40mを切ったときにラインテンションが大きく減じ、糸がふける瞬間がありました。一瞬サメにやられたと思いましたがそうではなく、キハダがサメよりも上に逃げ浮き上がってきたことによるラインテンションの変化だったのです。

それを判断し800MJSのパワーレバーを全開にして、サメから放すように一気に高速巻きに転じました。800MJSのパワーとスピード能力の真骨頂の瞬間でした。浮上したキハダはしっかり弱り、非常にスムーズにタモに納まりました。

電動リールを用いた大物とのやりとりはポンピングを行わず、サオ先は固定し、伝わるラインテンションとサオ先の動き、手元に伝わる重量感からキハダの動きを常に感じとります。ファーストランを含め弱らせる時は深場でじっくり弱らせ、ドラグを調整しつつ攻守交代の時を待ち、弱ってきたら一定のテンションを心がけキハダを暴れさせず引き寄せてくる。

サメの気配を感じたら上述の考え方で糸を出し入れするのです。

手巻きリールの方、電動リールの方、各々がそれぞれのやり方でモンスターキハダを狙い、釣り上げられていらっしゃると思います。

正解は、各々が結果を出し探り出すのが釣りだと思います。今回は、シーボーグ800MJS・電動リールを用いたキハダ釣法・モンスター攻略の考え方と実践を解説すると共に、800MJSだからこそゲット出来たというインプレッションを書かせていただきました。

毎年短い期間のチャンスになりますが、キハダハンター・オダモンハンターの皆さんが念願の1本を仕留められることを祈ります。

その他の機能・仕様
機能・仕様 特徴
シンクロレベルワインド 仕掛け落下時、巻き上げ時共にスプール回転に応じて、レベルワインド(ラインガイド)の左右往復運動が連動する機構。きれいな糸巻き状態をキープし、スムーズかつ高速の仕掛け落下を実現。また、ドラグの引き出しもスムーズ。
アルミダイキャストボディ 剛性が高く、変形の少ないアルミボディ素材がモーターをはじめとする駆動セクションをしっかりと受け止め、パワフルなファイトをサポートする。
ウルトラスプールフリー スプールとモーター部のギアを切り離してスプールの回転に抵抗をなくすことで実現した高速仕掛け落下性能。
CRBB数/総BB数 0/22
電動スロー巻上げ 様々な対象魚に対して有効なテクニックと言われる「ゆっくり巻き」ができる機能。電動巻上げ速度調整のうち、低速時のスピードをスローに設定。
表示補正機能 カウンター表示が糸色に対してずれてきた時に実釣中に簡単に補正できる機能。
脱落防止スプールフリー調整ダイヤル 気付かないうちに緩んでしまっても脱落しない構造のスプールフリー調整ダイヤル。
上から/底からカウンター 上からも底からも水深が測れるのでどんな状況・釣り物でも正確なタナ取りができる。
チョイ巻き/止めスイッチ タナ取りや糸フケを取る時などにスイッチを押すだけで設定したスピードで巻き上げるチョイ巻き機能。チョイ止めスイッチも併用。
名人シャクリ/
シャクリスイッチ
電動リールに誘いをさせる便利な機能。シャクリの幅・待ち時間・範囲が自由に設定できて思いのままの攻略が可能。
コマセタイマー&
コマセタイマー巻上げ
タイマー表示機能で仕掛けの投入時間を正確に把握できるコマセタイマー。仕掛けを投入してから回収するまでの時間をセットでき、電動で自動回収。的確な手返しが可能なコマセタイマー巻上げ。
巻上げ速度実測値表示 一分間の実際の巻上げ速度を表示する機能。巻上げ時のスピードの目安として役立つ。
船べり停止残り時間表示 船べり停止までの残り時間を表示する機能。深場狙いなどで有効。
選べる船べり停止 電動巻き上げ時、設定した長さまで巻き上げたら自動的に巻き上げが停止する機能。取り込みに便利な長さに設定すれば手返し効率倍増、ロッド破損の主な原因である巻き込みの防止にも役立つ。
ゆっくり船べり停止 電動巻上げが船べりで停止する際にゆっくり停まることで衝撃によるバラシを防ぐ機能。
ウォッシャブル 中性洗剤による水洗いが可能(ただし水没させての洗浄や温水は厳禁)。
アラームON・OFF アラーム・スイッチ音のON・OFF切り替えが可能。
メモリーバックアップ機能 モードで設定した内容を次回の釣行時も記憶させるバックアップ機能。
シーボーグ 800MJS
品名 ギア比 標準自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
ボール
ベアリング
標準巻糸量
PE(号)-m
標準巻糸量
ナイロン(号)-m
最大
巻上力
(kg)
常用巻上
速度
1kg負荷時
(m/分)
JAFS
基準
巻上力
(kg)
JAFS
基準
巻上速度
(m/分)
メーカー
希望本体
価格(円)
JANコード


800MJS

3.0 1,770 33 22 8-600
10-500
12-500
16-350
540
(598)
H170(188)
/L75(83)
42 H220/L90 160,000 285834

*

付属品
■アルミ製ロッドクランプ
・φ18~φ34まで取付け可
■コード
・800/1200MJ/マリンパワー同様専用コード※他との互換性無し

大口径ラインガイド
・6mm径で100号リーダーも楽々通ります。

取扱説明書
・WEBマニュアルのみとなります。(日本語・英語・繁体字・韓国語)
※簡易マニュアルはSB800/1200MJ同様添付しません。
・HP商品ページに日本語取説添付
・SLPにてBook取説¥500販売

スペック一覧
※表内の( )内の数値はスーパーリチウムを使用した場合の概算値です。
※メーカー希望本体価格は税抜表記です
用語解説
最大巻上力 電源電圧13V、軸トルクによる参考値。(メガツイン機構の場合はパワーレンジ)
※kg=Kgf・cm(スペックを表記する際には簡略形にて表記しています。) ⇒ 詳しくはこちら
常用巻上速度 電源電圧13V、1Kg負荷時の100m巻上速度の平均。
JAFS基準巻上力 日本釣用品工業会規格による電源電圧13Vにおける測定値。
スプール外周径における瞬間最大巻上力。(メガツイン機構の場合はパワーレンジ)
JAFS基準巻上速度 日本釣用品工業会規格による電源電圧13Vにおける測定値。
スプール外周径における無負荷時の巻上速度。

※「JAFS基準」= 日本釣用品工業会が定める釣り用品の標準規格。⇒ 詳しくはこちら

電源について

ダイワの電動リールは、直流(DC)12V対応です。指定外の電源、たとえば家庭用の交流100V、船装備の直流24Vなどでは使えません。また船電源は発電機や配線の関係で電圧が不安定になりやすく、リールの保護回路が働いて回転が停止したり断続的になってしまうことがあります。リールの性能を十分に発揮させるため、ダイワ純正の電動リール用バッテリーをご使用ください。

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