タトゥーラ TW 80TATULA TW 80

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Toughness & Compact! TATULAシリーズに「HYPERDRIVE DESIGN」を搭載した、コンパクトボディ#80サイズが登場。

ダイワテクノロジー

HYPERDRIVE DESIGN
高い初期性能が長く続くことを目指し、全ての基本性能の水準を大幅に高めたベイト(両軸)リールにおける次世代の設計思想。 ハイパードライブデザインは、最大4つのテクノロジーで構成されています。 滑らかな回転が長く持続するハイパードライブデジギアの搭載を必要条件とし、ギアの駆動を援けて強く軽い巻上げをもたらすハイパーダブルサポート。内部構造を強く支持し、撓みにくく歪みづらいハイパーアームドハウジング。過酷なロケーションでも作動し続け、塩ガミによる固着を激減させた絶縁構造のハイパータフクラッチ。これらの相乗効果で、あらゆるフィールドにおいて安定した性能を発揮し続けます。
HYPERDRIVE DIGIGEAR
強く滑らかな回転が持続し続けることを追求したベイト・両軸リールにおける新設計のギアシステム。耐久性に直結するギアの歯のモジュール(大きさ)は小さくせず噛合い率アップを達成したことにより、初期の滑らかさが長く続くことを実現したDAIWA独自のテクノロジーです。
HYPER ARMED HOUSING
内部構造を高剛性、高精度でしっかりと支え、精緻な巻き心地とパワーを生む筐体システム。要であるフレームに金属素材を用いることが必要条件で、サイドプレートやセットプレートとの組合せにより、基本性能をさらに長く発揮し続けることを可能にします。
TATULA TW 80は、フレーム・ギア側サイドプレートにALを採用しており、タフなハウジング仕様を実現。
HYPER TOUGH CLUTCH
何千回、何万回でも摺動し続けるメリハリのきいたオン・オフ性能だけでなく、塩分濃度の高い海水域でも極めてトラブルの少ないクラッチシステム。過酷なソルトシーンにおける固着修理件数を、当社比で既に99%削減する実績をもたらした最先端の絶縁構造です。
TWS(T-WING SYSTEM)
TWSは、スプール回転数が一番上がるスプール至近のラインガイドでの抵抗を大幅に削減することに成功しました。飛距離への抵抗部分を減らすことにより、従来以上の飛距離・コントロール性の向上に加え、フォールも速くバックラッシュを減少することができます。巻き取り時だけではない、キャスト時の新たなレベルワインドの可能性を実現したのです。
UTD(アルティメットトーナメントドラグ)
ドラグ効き始めの初期の食い付きを解消し、スティック(ムラ)のない滑らかさを実現しながらも、締めれば締めるほど効く最大ドラグ力を兼備するDAIWAのドラグシステムです。
ゼロアジャスター
はじめに“ゼロアジャスター”を調整し、“スプールガタ ゼロ”設定を実施することで、マグネットブレーキの進化により全てのルアーをマグダイヤルのみで制御することが可能となった。
“ゼロアジャスター”は、釣りを開始する前に“ゼロ設定”に調整することで、釣りの間に誤作動が起こることなく、快適に釣りを楽しんで頂くための機構。
※“スプールガタ ゼロ”設定とは、微細なガタつき (0.2mm程度)を残した状態で、スプールを押さないギリギリの設定のこと。

製品詳細

MAGFORCE-Z ブレーキ搭載。マグフォースのマグネット構造はそのままに、スプールの回転数に応じてインダクトローターが滑らかに作動することで、キャスト前半のブレーキを強くし後半を弱くすることが可能となり、伸びのあるキャストフィールが得られる。ブレーキ力の調整のしやすさ、外部環境に対する強さなどが特長の実績のブレーキ機構。
Φ32mm(幅21mm)MAGFORCE-Z高強度アルミスプール搭載。ブレーキ特性、スプール特性から5g~20g程度のルアーに最適。また、オカッパリで多用する10g~15g程度のハードプラグの遠投性能の高さは秀逸。
85mm アルミ製クランクハンドル搭載。
ハンドルノブ=ハイグリップI型ライトノブ搭載。快適な巻き上げに貢献。

MOVIE

付属品

・取扱説明書
・アンケート登録ID番号カード

テスターインプレッション

【HYPERDRIVE DESIGN搭載のTATULA史上最小・軽量機】

 バスフィッシングの母国にしてパワーフィッシングの本場アメリカでも好評を博しているTATULAに、シリーズ最小・軽量のTATULA TW 80が加わった。HYPERDRIVE DESIGNを実装したコンパクトボディは、そのサイズ感とは裏腹の力強さを秘め、充分なラインキャパと相まってパワーフィッシングも難なくこなす。
 スプールは回転レスポンスに優れるφ32mmのナロータイプを、このリールの用途に合わせて深溝化。MAGFORCE-Zで制御することで、バスルアーの中心的ウエイトである3/8oz前後を、距離を問わず自在にキャストすることを可能とした。
  嬉しい誤算だったのは、軽量級ルアーへの適性が開発陣の想定を上回ったこと。一也・尚輝の山下兄弟や中川雅偉が、フィネスワームのダウンショットやネコリグを軽快にキャストして見せたのだ。3名の意見は合致している。
「軽量ルアーへの適性でAIR機やCT SV機と比べるのはさすがに酷だけれど、キャストもピッチングも充分できる。用途の幅やコンパクトかつ豊富なラインキャパを考えれば、積極的にこのリールを選ぶ場面が必ずある。わかりやすいのは陸っぱり。絶対に便利」。山下兄弟は「JBトーナメントに投入する機会もきっとある」と言う。
  TATULA TW 80との初対面で面白い反応を見せたのが小池貴幸だった。
「プロトタイプを渡されてドキッとした。そして、使ってみて確信した。これは欲しかったリールそのもの。実はアメリカでCT SV機を使っていて生まれた要望を、DAIWAに伝えようと思っていた。けれど、伝える前にもうモノが出来ていた(笑)。めっちゃ気に入りました」
 小池の用途は中・重量級ルアーの近・中距離戦。「手がでかいアメリカ人選手の間でも、DAIWAのコンパクトリールは絶賛されている。小さく握れることは釣りを楽にしてくれるし、しっかりパーミングできればチカラを込めたフッキングも決めやすい」。
  TATULA TW 80のこうした性能を踏まえ、日米の多くのプロスタッフが異口同音に次のように言った。
「HYPERDRIVE DESIGNを積んで、このキャスタビリティで、この価格は、やりすぎ。DAIWAは、DAIWAリールの最強のライバルを自分で作ってしまった」

【TATULA TW 80が今後のメイン機 Takayuki Koike】

本当に、このリールをこのスペックで作ってくださいと提案するつもりだったんです。スプールはφ32mmのCT SVっぽい溝の深さで、HYPERDRIVE DESIGNのタフ機で、と。そうしたら「コレが2022年の新作プロトなのでテストしてください」って……、ビックリしました。
そして思ったとおりイイです!! 近・中距離の釣りは、撃つのも巻くのも、これからはTATULA TW 80が僕のメインリールです。太いラインをもっと多めに巻きたいときや、中・遠距離の釣りがメインになるときはTATULA TW 100、主にロングキャストで使うルアーにはTATULA SV TW 100と使い分けます。

【小型・軽量で、他シリーズのリールと使い分けても違和感ナシ Kazuya Yamashita】

 これまでのTATULAといちばん変わったのはリーリング。HYPERDRIVE DESIGNが効いている。空巻きするだけで違いがわかるくらい、巻きがなめらかになっています。
 そして実用的です。コンパクトかつ軽量(180g)なので、STEEZやZILLION、ALPHASと混ぜて使っても違和感がありません。キャストフィールも伸びがある。ブレーキがMAGFORCE-Zなので多少ピーキーなのかと思いましたが、スプール径がφ32mmなので、むしろセーフティに感じます。φ32mmのナローといえばALPHASもありますが、この2機を用途とラインキャパの違いで使い分けるのはアリです。パワー系にTATULA TW 80、ライト系にALPHASを組めば、持ち替えたときの違和感はないも同然。投げる、操る、掛けるといった動作の精度が上がります。

【試合でも必要になるリール Naoki Yamashita】

試合(JB TOP50)では“近距離の撃つ釣り”にTATULA TW 80を使いたいです。とくにカバーが濃くて太いラインを使う状況で。ラインキャパが多いリールはゴツくなりがちです。でも、この場合は遠投したいわけではない。太いラインをカバー撃ちに必要なだけ格納できて、ヘビーデューティなフックやロッドとバランスが取れたタフさを備えているなら、コンパクトなほうが釣りが楽になります。そういう観点でDAIWAリールのラインナップを俯瞰すると、TATULA TW 80は試合でも必要になるリールです。こう使うのが“タフ機”TATULAの王道だと思うのですが、TATULA TW 80は、ある程度軽いルアーまで扱えてしまう。実際にはかなりハイレベルな“何でもリール”ですよね。

製品スペック

アイテム 標準自重(g) 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) ギア比 標準巻糸量ナイロン(lb-m) 標準巻糸量フロロ(lb-m) ハンドルアーム長(mm) ベアリング(ボール/ローラー) 最大ドラグ力(kg) スプール寸法(径mm) スプール寸法(幅mm) ハンドルノブ仕様 ハンドルノブ交換サイズ ボディ素材 ギア素材 メーカー希望本体価格(円) JAN
タトゥーラ TW 80 180 63 6.3 12-100_14-85 12-100_14-85 85 7/1 4.5 32 21 HIL S AL 高強度真鍮 23,000 4550133066504
タトゥーラ TW 80L 180 63 6.3 12-100_14-85 12-100_14-85 85 7/1 4.5 32 21 HIL S AL 高強度真鍮 23,000 4550133066511
タトゥーラ TW 80H 180 71 7.1 12-100_14-85 12-100_14-85 85 7/1 4.5 32 21 HIL S AL 高強度真鍮 23,000 4550133066528
タトゥーラ TW 80HL 180 71 7.1 12-100_14-85 12-100_14-85 85 7/1 4.5 32 21 HIL S AL 高強度真鍮 23,000 4550133066535
タトゥーラ TW 80XH 180 81 8.1 12-100_14-85 12-100_14-85 85 7/1 4.5 32 21 HIL S AL 高強度真鍮 23,000 4550133066542
タトゥーラ TW 80XHL 180 81 8.1 12-100_14-85 12-100_14-85 85 7/1 4.5 32 21 HIL S AL 高強度真鍮 23,000 4550133066559
  • メーカー希望本体価格は税抜表記です。
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※巻糸量は目安であり、メーカー・アイテム・テンションにより異なります。
※巻き取り長さはハンドル1回転あたりの長さです。