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川と釣りと……
今月の川 神流川(かんながわ)

群馬、埼玉、長野の県境にある三国山に源流を持つ関東地方屈指の清流。広葉樹林帯を流れる源流部は素晴らしい渓相を誇り、清らかな水を集め本流に注ぐと河川敷の開けたアクセス容易な川となる。今回、訪れたのは最上流域となる上野村漁業協同組合(以下、漁協)管轄区域。それより下流の神流川漁協管轄区域で神流湖(下久保ダム)へと注ぐ。美しい青緑色の三波石の産地として知られるダム下流域を過ぎ、北北東に進むにつれて流れは緩やかになり、利根川支流の烏川と合わさってすぐに利根川に合流する。

キャッチ&リリースについて

――上野村漁協と言えば、関東では初めて「キャッチ&リリース区間」をルールとして取り入れられたことで知られていますが、その成り行きを教えてください。

松元 私は平成8年から組合長をさせていただいておりますが、ちょうどその翌年ぐらいからアユの冷水病が顕著になってきて、どんどん悪くなってきたんですね。それに加えて本谷の一帯がダムの建設で10年間も閉めなくてはならなくなってしまった。本谷は、うちの区域としては大人気の、いわばドル箱だったんです。アユでもダメで、本谷も閉まるという踏んだり蹴ったりな状況のなか、ダムの補償金が少し下りたんです。
金額で言えば、ヤマメやイワナの成魚放流3トン分ぐらいの補償を得られることになりました。ただ、それを川に投入しただけであれば、それで多少釣り人は増えたとしても、釣ってしまえばお終いですから。それではつまらないなと思ったんです。その一部だけでも違った使い方ができないかなと。そんなことを考えている時に、自分たちは知りもしなかったんですけど、釣った魚を持ち帰らずに放して、釣りだけを堪能する釣り人がいるということを初めて知ったんです。

――キャッチ&リリース(以下、C&R)ですね。

松元 はい。当時は「キャッチ&リリース」なんて言葉も知りませんでしたから、自分らの中では川の中に「再生産工場を作るか」という感じでした。魚が持っていかれなければ、残った魚が繁殖するのではないか、というイメージです。それならば自分たちが漁場を作って設定すればいいだけなので、やってみようかと。ダムの補償金の一部を割いて、新たな釣り人を呼び込むためにC&R区間を作ろうかなと、県に相談してみたんです。その時、どう漏れ伝わったのかはわからないのですが、そのことが西山徹さんの関係者の耳に入りまして……実際に開設前に二度ほど釣り場まで見に来ていただき、色々なアドバイスをいただきました。平成10年と開設した平成11年のことです。たしか平成13年にお亡くなりになられているかと思いますけれども、その少し前のことです。当時、テレビでもフィッシングキャスターとして著名な方でしたから、その方が「C&Rの需要は間違いなくあるので、そういう漁場を開設してくれれば本当にありがたい」とおっしゃってくださり「釣り人も待望していますので、ぜひともやってください」というお言葉をいただきました。これほどの全国を歩いてこられた方が言うのであれば間違いないだろうとお力添えをいただきました。自分たちにはまったく予備知識も何もなかったなかで、誠実に応対をしてくださり応援をしていただきました。同時期に里見栄正さん、佐藤成史さんも紹介していただき、皆さんにアドバイスをいただきながら始めることができました。当初、6㎞ぐらいは連続した区間が欲しいというアドバイスをいただいたんですけど、内部的な事情もあり結局は2㎞区間をふたつという形で始めました。

――そして平成11年3月20日に、関東地方で初めてのC&R区間が解禁となりました。当初の反響はいかがでしたでしたか?

松元 解禁日はたしか、小雪が舞うような寒い一日でしたけど、それまでとは明らかに違う人たちが役場下にずらっと並んでいたんです。前の晩は、遊漁券を販売するために徹夜で詰めてまして、夜が明けたと同時に役場前のC&R区間に行ってみたんです。そうしたら数メートル間隔で、ズラーッと並んでいるんですよ。着ているものから道具から、明らかにそれまでメインだったエサ釣りのお客さんとは違うタイプの人たちでしたね。

――でもその時、C&R区間は毛鉤専用ではありませんよね?

松元 はい。最初は釣り方は問わず、エサでも毛鉤でもOKでした。ルールさえ守ってくれればいいと思って、釣法は問わずにスタートしました。そして2年目にリリース区間に関してのレギュレーションをちゃんと遊魚規則に盛り込むことになりました。

――それまではルールではなく「お願い」という形でしたよね。

松元 そうです。釣り人の皆さまへのお願いという形でした。すでに先にC&R区間をやられていた山形の寒河江川でもお願いでしたから、それに倣いました。

――C&R区間があった川って、関東では神流川が初めてだったかと思うのですが、あとは寒河江川ぐらいでしたっけ?

松元 あと、高知県の中野川がありましたね。寒河江川には実際に見に行って、支流を禁漁区にして本流だけ使うというやり方なども聞いてきまして、参考にさせていただきました。遊漁規則に盛り込むことに関しては、ちょうどその時の県の担当者がとても熱心でして、「遊魚規則に盛り込みましょう」と、それは全国でも初めての試みでした。

――スタートした翌年には規則化されていたんですね。

松元 はい。平成12年からは遊漁規則になりました。また、最初の一年間をやってみて、密漁と言いますか……エサ釣りの方のマナー違反(持ち帰り)が目についたんです。遊漁規則化した一年間は様子を見たんですけど、同じことなんですね。それで3年目だったかな、C&R区間のエサ釣りは禁止とさせていただきました。また、平成11年からは里見さんや佐藤さんなど著名な方を講師に招いて「神流川C&Rフォーラム」を開催しました。釣り人が集まってお祭り半分、マジメ半分で釣りにまつわる課題を話し合いましょうと。それ以来、ずっと続けているんですけれども、そこで釣り人の皆さんから「静かな所で落ち着いてきれいな魚を釣りたい」という要望が出たんです。そういうことを釣り人は望んでいるんだな……と思いまして。ただ、すぐに違う所に開設するというのは難しいですからね。その時に思ったのは、本谷のダム工事が完了した段階で、ダムの下流に2㎞ぐらいある閉鎖区域をそういった特別なC&R区間にしてみたらどうだろうと言うことでした。

――「閉鎖区域」とは?

松元 ようするに上流はダムで仕切られていますし、通り抜けできないんです。なので入口さえ管理すれば、そこにまた戻ってこなければなりませんし、魚を持っていく人もいないだろうと。ちょうど平成14年の頃にそんな希望を釣り人の方々からいただきまして、その頃、ダム工事のによる立ち入り禁止区域は平成18年にはなくしますという通達があったんです。3~4年後には本谷が戻ってくるという時に、ちょうどその区間の利用方法のイメージが固まってきたんですね。私はそこを一般区として開放したら一年でお終いになるだろうと思ってましたから、違った管理の仕方を試したいと思っていたのですが、話はさらに進んで「毛ばり釣り専用区というのはどうでしょう」という流れになってきたんです。そこに区間分割や予約制などの仕組みを取り入れてみたらどうだろうかと。それを規則にするのはどうでしょう?と県に相談をしてみたら「釣り人からのクレームがなければ別に構いません」という答えでした。当時、クレームというのはこなかったんですね。「ぜひそういう釣り場も面白いのでお願いします」という声ばかりでした。区間分割や予約制で釣り場を独占できるなんて、今までにはなかったスタイルなので期待が大きかったのでしょう。そして平成18年、この年は夏場の2~3カ月だけの短期限定で「本谷毛ばり釣り専用区」がスタートしました。

――釣り人からはどんな感想がありましたか?

松元 いい話ばかりでした。面白かったのは新規の客というよりも何度も来るというリピーターがはじめて確認できたことです。最初のキャッチ&リリース区間は(予約制ではない)オープン区間でしたから、誰が何回来ているかはわかりませんでしたが、予約制だと毎日データを取っていますので。

――評判は上々だったわけですね。

松元 はい。実際、朝8時から受付が始まるのですがテレフォンショッピングみたいでした。電話がなりっぱなしで……。それで結局、お断りの人が多くなりすぎてしまって、何とかしたいと思って考えたのが、中之沢の毛ばり釣り専用区です。渓相も本谷とはがらりと異なる自然の残った川なので、そこでやってみようかなと。

――中之沢には本谷とは違う魅力がありますもんね。

松元 ただ、そこは県道沿いですから。道からすぐに川に魚がいることがわかる場所なので、よからぬことを考えている人が……規則を決めようが看板を立てようが、いますよね。

――それ(密漁)は釣り場管理の上で大きな問題ですよね。ところで自然河川の中之沢に比べると、本谷の釣り場はダムの下ですよね。なにか環境的に感じられることはありますか?

松元 岩盤が露出していて、見た目はいいんですけどね、それって魚にとってはよくないんです。「ダムを作ると魚がいなくなる」なんて言われますけど、それはコンクリートで魚の行き来を遮断してしまうことだけが原因じゃなくて、ダムの下流側に砂利がなくなることが根本的にとても大きい原因ではないかと思います。ダムに貯めた水は、一度濁った水が入るとなかなか澄みませんから。シルト状の細かいものが石に付着して珪藻類が繁茂できなくなり、そうなると水生昆虫もつかないし。ニゴリが取れず見た目も悪い。ダムを開設してから10年以上が経ちますが、今回の台風(令和元年の台風19号)で、その影響が顕著になりました。

――それはどういうことですか?

松元 とにかくニゴリが取れませんでした。通常なら2週間もあれば、いくら濁ったって底が見えるくらいには回復するものです。本谷のダムには、上流部の澄んだ水をダムを迂回させて流すシステムが0.35トン/毎秒というキャパシティーですが持ってます。ですから流量がある程度に押さえられていれば、主に澄んだ水を流せるのですが、雨などでそれを上回る流量があれば、濁った水をダムからのフローで流さなければなりません。そしてそれは、ダムの直下だけならばまだしも、本流まで何十kmと影響します。ダムの管理会社との間では運用開始後は濁らせないとの約束があるのですが、それが果たされていません。

――何か対策は取れるものでしょうか?

松元 できます。そういう発想がなかっただけです。今は0.35トンだけど、1トンぐらいの水を流せるようになれば、ぜんぜん違います。現在(令和元年12月末)でも、月曜日の夜から火曜日の夜の間にダムの水をフローさせて、火曜日の夜から月曜日の夜までは取り入れ口から迂回して流している澄んだ水だけにして、川の水のニゴリを押さえています。ただ、現状ではキャパが小さすぎます。それでもいくらかは川のニゴリに対して対応できていますから、既存のダム施設に今からでもそのような施設を加えることが、環境を守るためのひとつの方策じゃないかと思いますね。もちろん、ダムができて一番困るのは砂利の問題で、最終的には海辺の浜の後退ということもありますから、砂利をちゃんと上流から下流まで流さないとダメです。そこには砂利とともに栄養素も含まれていきますので。

――いろいろなご苦労があることが分かります。台風19号直後、川はどのような感じでしたか?

松元 もう砂利で真っ平です。淵とか瀬とかもない状態ですね。

――魚たちはどうなってしまったのでしょうか。

松元 天然の魚というのはよくしたもので、淀みに逃げているんですね。そして水が少なくなるにしたがってまた戻ってきます。放流魚はおそらくうんと下流まで行ってしまうと思いますが、その場所に棲み慣れた魚というのは、逃げる所を知ってるんでしょうね。昔から「川の石組みを動かすとダメだ」というのは、そういうことなんだと思います。棲み慣れた魚というのは隠れ家を持っていますからね。産卵期を前にして一匹もいなくなってしまったと思ったら、婚姻色のイワナやヤマメを目にすることがあります。そういう意味でも川の自然をきちんとしておくことが大切だと思っています。

――釣り場を一部分、修復されたと聞きました。

松元 それは冬季のハコスチ釣り場だけですね。急場をしのぐ形で重機を入れて、魚が留まる深みを作りました。基本的には河床に砂利が乗っているだけなので、出水にしたがって砂利は下流へと流されていきます。上から下へと順々に流れていきますから、上流から順々に整形されていくと思います。埋まってしまった淵が出てきたり、また戻ったりということを繰り返しながら、魚たちが棲みやすい環境に変わっていくと思います。変化することが本来、川のあるべき姿ですからね。

――自然が作っていくということでしょうか?

松元 そうそう、自然が作っていく。それが本来の漁場ですから。実際に石をどんなに真似して配置しても、自然の真似はできません。そう言った意味では長い目で見るしかないんだと思います。

全国初、画期的な試みと話題になった本谷毛ばり釣り専用区(写真は区画マップ)。人数制限が敷かれた完全予約制。ゆったりとライズを狙い撃つ釣りを楽しむことができる。
本谷のダムサイト。中央のフローとは別に、ダムを通らない澄んだ水を迂回させるパイプがあり、この出し入れにより、川のニゴリを抑えている。

ハコスチについて

――ハコスチ、評判が上々ですね。

松元 4年前から始めていますが、それ以前は釣り堀用として使われていた魚です。「河川には今まで放したことがありませんが、やってみますか?」と養魚場の方に言われたので、試しに冬季限定の釣りとして入れてみたんです。モニターの皆さんを呼んで、試しに釣ってもらったのですが、魚がかかった瞬間に「これはいける!」と思いました。釣っている姿が絵になる魚なんです。マンガに描いたみたいに。足元まで来るとカジキマグロみたいにバチャッとジャンプしたりして、とても絵になります。「40~50㎝のサイズをかけると腕がくたびれる」という話をモニターさんから聞きまして。今まで放流してきたニジマスでは、そんな反応はありませんでしたから「これはいけるぞ」と思いました。

――それで正式にスタートしたわけですね?

松元 初年度は試しに、普通のニジマスと一緒に入れてみたんです。そしたら「明らかに違う魚がいる」と話題になりまして(笑)。そんな頃に群馬県の水産試験場が「ハコスチ」と名付けてブランド化したんです。

――ハコスチの「ハコ」は「箱島系」と聞きました。昔からいる系統なんですよね?

松元 そう、ニジマスの中でも箱島系は飼いやすかったり、ヒレがきれいという特徴がある品種です。ハコスチは箱島系ニジマスのメスとスチールヘッドのオスの掛け合わせです。

――見た目で普通のニジマスと違いはありますか?

松元 それがね、ほとんど見た目ではわからない。少し筋肉質かな?……ぐらいの差しかなくて、研究員でもたまに首をひねったりしていますから。それでも釣りの対象魚としては面白い魚ができたと思いました。

――いまや冬季シーズンの目玉になりましたよね。

松元。そうですね。今は大小のハコスチだけを放流しています。上野村の観光振興にとって大きな目標は交流人口を増やすことですが、ひとつの課題が冬季をどうするかということなんです。なかなか雪は降らないからスキーも難しいし、寒いのも寒いですから……。そのなかで冬季釣り場は貢献していると言えるのではないでしょうか。

放流魚について

――イワナ、ヤマメについてはどのような増殖をされていますか?

松元 成魚放流、稚魚放流、それに発眼卵の埋設もやりますが、それらはリリース区間ではなくて、一般区が中心ですね。ただ、最近の研究発表で、稚魚放流の生残率はあまりよくはないらしいという話しもありますので、親魚放流も行うようにしています。産卵前の親魚を放して自然産卵をさせる増殖法です。

仲澤 親魚放流は、本谷の毛ばり釣り専用区では、そのような狙いもありますね。リリース区間は先ほども申しましたが「再生産工場」としての機能にも期待しています。

仲澤 大きなヤマメの親魚を釣り用として放流していますから、それがいわば親魚放流にもなるわけです。

――キャッチ&リリース区間だから、その魚も親魚になると。

松元 そうです。なんだかんだ言っても大切なのは自然環境なんです。魚たちの再生産に適した自然環境がなければ、やっぱり相手は生き物なのでダメなのだろうと思います。上野村漁協の管轄区間が釣り場として注目されるのは、自然環境が残っていることが一番大きいのではないかと思っています。

――毛ばり釣り専用区(C&R)は魚が残って自然繁殖している実感はありますか?

仲澤 魚は確かに禁漁期まで残っています。ただ、本谷はやはり砂利がほとんどないので産卵床を作る所がなかなかありませんよね。一方の中ノ沢は産卵床だらけですけどね。

――中ノ沢は各個たる種川になっているんですね?

仲澤 産卵床の数はすごいです。

最も考えなければならないのは自然環境

――釣り場を良くするために大切だと考えていることを教えてください。

松元 まずなんといっても自然環境。もちろん放流する魚の質もあります。あとはやっぱり人間の自制心なんですよね。自分の楽しみを維持するためならば、10の内の1つや2つ我慢しても仕方がないというぐらいの自制心があると、釣り場はもっとよくなっていくと思います。私たち漁協は漁場を管理するなかで、遊漁者に気持ちよく釣ってもらうためのフィールドを作ることはできますけれど、ルールやマナーを守るといった協力なしには何もできません。レギュレーションを作っても、それだけではパーフェクトではありません。それを守る人間がいてこその生きたルールですからね。あとは社会的規模で自然環境を考えていくことではないでしょうか。「川が流れているんだから魚がいるだろう」と思っていても、色々な理由で自然環境は変化しています。漁協単位で考えていてもできないことがたくさんあるわけです。生活廃水の問題、工業廃水の問題、河川の護岸工事やダムもそう。人間が自然を利用するためにやることはわかるとして、いかに自然環境をフォローできるか。いかに自然にダメージのないようにと意識される世の中にならないと根本の解決にはつながらないと思います。魚はモノが言えませんから。その場所がイヤなら黙って逃げるしかない。「毒が流れて死んでしまいました」なんていうのはある意味で簡単なんです。忌避行動の結果、魚がいなくなるというのは原因の解明が難しいですよね。魚はしゃべりませんから人間が気づいてあげないといけません。

――20年間、組合長をやられてきて、川の環境が一番大切だとわかったわけですね。

松元 すべては経験ですね。それまで何回も犯人捜しをしてきました。魚が減ったら原因究明をやるわけですけれども、だいたいが主観的で決めつけも多い。決めつけることで自己満足してしまい、客観性があるのかと考えると、怪しげな議論ばかりなんです。でも経験しながら消去法で残ったのは結局、河川環境なんですよね。「多くの魚を包み込むだけの包容力が川になければいけない」という結論に帰結して、今では確信しています。

――これからの構想を何かひとつ教えていただけませんでしょうか?

松元 釣り場を今よりも自然に戻すということでしょうか。人間さまの都合だけで、ぶっ壊すのは簡単だし、道を作るのも結構ですが、同時に山がきちんと機能していないと川に影響が出るということは、もう目に見えたことです。繰り返しになりますが、これは組合だけでできるものではありません。社会全体で考えていけるように意識を変えていきたいですね。

キャッチ&リリース区間を試みる際にアドバイスを仰いだフィッシングキャスターの西山徹さん。本谷の休憩所には西山さんの奥様より寄贈された木製長椅子が置いてある。その一角には「ヤマメたちにとってすみ良い環境は人間にとっても住みよいハズだ!!」という生前の西山さんのメッセージが。