アオリイカ vol.4
世界各地にいる好ターゲット
アオリイカは、イワシやサバっ子などの小魚類はもちろんのこと、スジエビやクルマエビの子などのエビ類は大好物。また成魚でも弱っていたりすると容赦なくその腕で捉え、捕食してしまうのだ。

ちょうど6~7月が産卵期
アオリイカは、本州では6~7月が産卵期。カジメやアラメといった海藻に卵を産み付ける。最近は、各地の漁協が産卵床を沈め、積極的に資源量が増えるようにと努力をしている。例えば伊豆での話であれば、山から椎の木の枝を切り出してきて、それに土俵などの重石をつけて海底に沈める。こうすることによってこの木の枝が産卵床となるのだ。産卵行動は、一対のオスとメスとがペアとなる。このときもオスは自分の気になるメスの前でカラダの大きさを誇示したりして気を引こうという行動をとる。メスがそのオスを気に入ると、オスは精子の入ったカプセルを触腕を使ってメスの体内に入れる。メスの体内で受精した卵をメスは産み付ける。しかし、そのときもオスはメスを徹底してエスコート。他のオスが来れば喧嘩して追い払うし、メスが卵を産みつけようとするとき、ずっとそばに寄り添うようにしていて、メスが産み終えると再びペアで泳ぎ去っていく。卵は房状で、ちょうど枝豆のような形をした半透明色。枝豆の房の中に何個かの大豆が入っているように、アオリイカの卵も3~4個の卵が枝豆と同じような感じで入っている。その房の中でほとんどイカの形になるまで育ち、約一ヵ月後にハッチアウトする。だが、自然界はさすがに厳しく、ハッチアウトする頃となると、ベラやカサゴ、ミノカサゴなどが集まってきている。彼らは経験的にこの時期になるとおいしい稚イカがタラ腹喰えることを知っているらしい。ハッチアウト直後の稚イカを彼らは争って喰う。自然界はこのように厳しい、従って人間の手助けだけでは、なかなか思うようには資源は増えないだろう。


微速前進、微速後進、変幻自在
エギは最初エビをモデルに作られた??
※釣魚考撮より移設