いつまでも愛着を持って使い込んでもらえるようなスピニングリールを創りたい。
特定の誰かのためではなく、すべてのアングラーのために――。
そのために目指したのは、
使い手を選ばない快適な操作性、不安を感じさせない確かな剛性。
CERTATEに込められた、その理念は20年の時を経た今も、
何ひとつ変わることはない。
確かな剛性と快適な操作性。
この一貫した質実剛健こそ、積み重ねた信頼の証。
正統進化を果たした20年目のNEW CERTATE、
新時代のスタンダード・スピニングリールを、
すべてのアングラーに。
HISTORY of CERTATE
すべてのアングラーに愛着をもって、
末長く使ってもらえるスピニングリール。
20年前、それまでのダイワの常識を覆す小型スピニングリールが誕生した。
REAL FOURコンセプトを掲げて世に放たれた、初代CERTATEである。
基本性能を磨き上げ、すべてのアングラーに愛着をもって、末長く使ってもらえる
スピニングリールを作ることが、CERTATEの出発点だった。
20年前――。
初代CERTATEに託された想い。
この先の未来を考えたときに、スピニングリールの在り方が問われた。
釣るだけでなく、心を満たす釣り道具として、スピニングリールに必要な性能とは……。
これを備えた最初のスピニングリールこそが、初代CERTATEだったのだ。
スピニングリールの新たなる価値観。
強さと質感が、唯一無二の信頼性を育んだ。
ダイワのスピニングリール史は「CERTATE以前・以後」と分けて語られる。
初代CERTATEの登場は、それほどまでにエポックメイキングなものだったのだ。
その基幹とも言えるのが、オシレート機構の大転換である。
歴代CERTATE
20年間の軌跡
2004年に初代CERTATEが誕生してから20年、
CERTATEは一貫して「剛」と「快」、
つまり剛性と快適な操作性を突き詰め、改革を遂げてきた。
それは同時に、
初代CERTATEとともに掲げられたREAL FOURコンセプトのたどる、
さらなる進化の軌跡とも言えるのだ。
2004
04CERTATE
04CERTATE
REAL FOURコンセプトを掲げ、数多くの最先端テクノロジーが注がれ、誕生した初代CERTATE。軽量スピニングリールが隆盛を極めた時代、フルメタル(AL)ボディの剛性からくる安心で高級な質感と、滑らかでシルキーな巻き心地は、多くのアングラーに驚きと感動を与えた。
脈々と受け継がれる
CERTATEの設計思想
初代CERTATE で掲げられたREAL FOUR コンセプトとは、4つの性能の追求だった。
REAL ENGINE=
「圧倒的なパワー、シルキーな回転を誇る駆動性」
REAL CONTROL=
「実釣での高い実績を積んできた本物の操作性」
REAL ENDURANCE=
「時間を越え、使い込んでわかる耐久性」
REAL CUSTOM=
「自分の最適空間を作り上げるカスタマイズ」
REAL FOUR コンセプトは過去のものだが、
脈々とダイワのスピニングリールの設計思想として、昇華し続けてきた。
2005
CUSTOM series
CUSTOMシリーズ
2004年の初代CERTATE発売以降、FINESSE CUSTOM、HD CUSTOM、R-CUSTOMなどアングラーに寄り添ったカスタムモデルをリリースしてきた。そのREAL CUSTOMの思想は、2011年に発足したカスタムサービスブランドのSLP WORKSとして、さらなる展開を確立している。
SLP WORKSによって、
その自由度をさらに高めた。
もっと自由に、愛着心を満たす
オフィシャル・カスタマイズ。
2010
10CERTATE
10CERTATE
6年間もの長き年月を経て、初のフルモデルチェンジを果たしたのが、この10CERTATE。なんと言っても最大のトピックは、すべてのリールに先駆けて初搭載されたマグシールドだ。磁性流体を活用した画期的防水・防塵構造が、脅威の耐久性と初期性能の持続を実現。
MAGSEALEDによって、
その耐久性を劇的にアップさせた。
マグシールドだけに許された、
時代すら乗り越える耐久性。
2016
16CERTATE
16CERTATE
新開発のマグシールドボールベアリングをドライブギア両端に装備。
ピニオン部、ラインローラー部に加え、鉄壁の防水性と耐久性を獲得した16CERTATE。ローターユニットは、新形状で生まれ変わった超軽量エアローターの開発により、10%以上の軽量化を実現。
※写真はイメージです。
2019
19CERTATE
19CERTATE
PEライン全盛の時代に合わせ、またタックル全体の軽量化にともない、ダイワのスピニングリールには、新たなコンセプトが掲げられた。軽さと強さを両立する、LT(ライト&タフ)コンセプトである。LTコンセプトに基づき設計された19CERTATEにとって、全モデルへのモノコックボディ搭載は必然だった。
MONOCOQUE BODYによって、
その剛性を飛躍的に向上させた。
モノコックボディだから実現できた
必然のパワーとシルキーな駆動性。
2024
24CERTATE
20年の歴史を通して、強さと快適な操作性を一貫して追求してきたCERTATE。初代で掲げられたREAL FOURコンセプトは過去のものだが、歴史を振り返れば、脈々とダイワのスピニングリールの設計思想として、昇華し続けていることがわかる。マグシールドでREAL ENDURANCEが、モノコックボディでREAL ENGINEが、革新的に進化した。REAL CUSTOMの思想は、2011年に発足したカスタムサービスブランドのSLP WORKSとして、さらなる展開を確立している。そして、CERTATEがさらなる未来へ進むための最後のピースがREAL CONTROL。そう、20年という節目にCERTATEが果たした革新的な進化こそ、REAL CONTROLの思想を受け継いだ、エアドライブデザインの搭載なのである。
AIRDRIVE DESIGNによって、
その操作性は革新的な進化を果たす。
エアドライブデザインが切り拓く、
未体験の快適な操作性。
誕生、NEW CERTATE。
ゆるぎない信頼を。
感性と共鳴する歓びを。
いつまでも愛着を持って使い込んでもらえるようなスピニングリールを創りたい。特定の誰かのためではなく、すべてのアングラーのために――。そのために目指したのは、使い手を選ばない快適な操作性、不安を感じさせない確かな剛性。CERTATEに込められた、その理念は20年の時を経た今も、何ひとつ変わることはない。
NEW CERTATEに搭載された、次世代スピニングリールの設計思想「エアドライブデザイン」は、快適な操作性を求め続けた、CERTATEのひとつの到達点。釣り人が求める、意のままにルアーを操作することを目指した設計思想で、最大4つのテクノロジーで構成される。このエアドライブデザインをフル装備することで得られる恩恵は、あまりにも大きい。最適な重量バランスからなる軽やかな操作性。タックルとの一体感を得られる軽快な回転フィール。わずかな魚のアタリや流れの変化も感じられる巻き感度。ライントラブルの大幅な低頻度化。それは、現代のアングラーに向けたCERTATEの明快な答え。新型ドラグのATD TYPE-Lは、ラインへの負担を軽減し、ハイレスポンスでスムーズな滑り出しによる安心で心地よいファイトを約束してくれる。
この操作性は、確かな剛性なくしては得られない。だからこそCERTATEは、一貫して剛性にこだわり続けてきた。その象徴ともいえるのが、アルミ素材による一体成型構造の「モノコックボディ」。従来構造のスピニングリールで弱点だった、高負荷時のボディのたわみを極力抑え、強い巻き上げパワーを実現するダイワ独自のテクノロジー。そこにねじ込まれるエンジンプレートもまた、アルミ製。つまり、アルミ製のフルメタルボディによって、心臓部である内部構造は、がっしりとサポートされている。その内部に組み込まれるドライブギアには、硬度を高める特殊表面処理を施し、高負荷時のギアへのダメージを軽減。その動力をフロントユニットに伝えるメインシャフトには、アルミよりもさらに剛性の高いSUSを採用することで、パワーロスすることなく、パフォーマンスを最大限に発揮する。
LT3000-XH、LT4000-CXH、LT5000D-CXH、LT5000D-XHには、SALTIGA等で実績のある高強度ピニオンを新採用。LT5000D-CXH、LT5000D、LT5000-XHのドラグには、SALTIGA同等の耐久性を持つカーボンワッシャーのATDを採用するなど、強さにいっそう磨きをかけた。耐久性を極める防水・防塵テクノロジー「マグシールド」を、ピニオン部とラインローラー部に施し(FCはピニオン部のみ)、ハンドル取り付け部の防水構造も徹底的に強化している。
全15機種という幅広いラインナップの中には、ライトラインを用いるフィネスフィッシングに特化したFC(フィネスカスタム)を5モデル展開。エリアトラウトからライトソルト、バス、エギング、シーバス、サーフ、ショアジギング、ライトジギングまで、ターゲットは選ばない。確かな剛性と快適な操作性。この一貫した質実剛健こそ、積み重ねた信頼の証。正統進化を果たした20年目のNEW CERTATE、新時代のスタンダード・スピニングリールを、すべてのアングラーに。
Featuring Points
Featuring Points 01
24CERTATE
ダイワが誇る最新テクノロジー、エアドライブデザイン搭載。
LTそしてREAL FOURの正統進化が、快適な操作性を実現。
次世代スピニングリールの設計思想である「エアドライブデザイン」。
フロントユニットに、この最先端テクノロジーを実装した24CERTATEは、パワーと剛性を最大限に活かした快適な操作性を手に入れた。
この画期的な進化は、CERTATEの歴史にとって、二つの大きな意味を持つ。
一つはモノコックボディとともに到達した、LTコンセプトの集大成として。
もう一つは、初代CERTATEから脈々と流れるREAL FOURコンセプトの、最後のワンピースであったREAL CONTROLの、革新的な進化という点で――。
24CERTATEは、エアドライブデザインによって、20年目の正統進化を果たしたのだ。
NEW
AIRDRIVE DESIGN
エアドライブローター、エアドライブベール、エアドライブスプール、エアドライブシャフトという4つのテクノロジーにより構成される、次世代スピニングリールの設計思想「エアドライブデザイン」を搭載。フロントユニットの大幅な軽量化により、タックルとの一体感が得られる持ち重りのない最適な重量バランスを実現。さらにローターの劇的な低慣性化により、巻き出しの軽さと、リトリーブ時の巻き感度が飛躍的に向上した。
NEW
AIRDRIVE ROTOR
DAIWAが取り組み続ける、スピニングリールのローターの回転レスポンスの向上。DAIWAは、独自の理論より、球体からそのまま切り出したかのような新形状を導き出した。そこからさらに不要な肉を徹底的に削ぎ落すことで、剛性を維持したまま、大幅な軽量化に成功。これにより、操作性、感度の向上に繋がる巻き出しの軽さが飛躍的に向上した。
NEW
AIRDRIVE BAIL
長年にわたり、DAIWAのスピニングリールに搭載されるエアベールは、軽量性と剛性をもたらす中空パイプ構造を採用。かつ、独自の形状によってラインがラインローラーへとスムーズに誘導され、トラブルレスな巻き出しを可能としていた。エアドライブベールは、さらなる軽量化を実現するべく、必要強度を維持しながら、細径化。また、ラインがベールからラインローラーへと、よりスムーズに移行可能な最適なベール角度に傾斜セッティング。エアドライブローターの性能を下支えするとともに、さらに軽量でトラブルレスになった。
NEW
AIRDRIVE SPOOL
綿密な強度計算のもと、不要な肉を徹底的に削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計。糸巻部、スプールスカート部の薄肉設計はもとより、スプール内部の肉抜きに至るまで一切の妥協を許さない。スプールが軽量となることで、巻き出しの軽さやキャスト動作などの操作性が向上。さらに作動抵抗の少ないドラグ発音機構を新たに開発。ドラグ作動時のレスポンス向上を実現した。
NEW
AIRDRIVE SHAFT
DAIWAがスピニングリールに搭載してきたリニアシャフトは、メインシャフトをピニオンギアと非接触構造にすることで、摩擦抵抗をゼロにするシステム。エアドライブシャフトは、さらにピニオンギアの両端をボールベアリングで支持することで、ハンドルから入力されたパワーを最大限ローターの回転力へと繋げることが可能。また、メインシャフトを高精度なカラーで支持することにより、回転ノイズを徹底的に減らすことを可能とした。
NEW
ATD TYPE-L
魚の引きに合わせて滑らかに効き続けるATDの初動レスポンスをさらに向上させ、ライトライン使用時にも安心してファイトできる最新ドラグシステム(5000番は高い耐力を持つカーボンATDを採用)。FCでは最大ドラグ力を5kgにし、フィネスフィッシングで多用するドラグ域内での微調整を行いやすくしている。
Featuring Points 02
24CERTATE
強さの象徴、フルメタル(AL)モノコックボディ。
パワー・剛性・耐久性への追求は止まらない。
アルミ製フルメタルモノコックボディに象徴される、他を圧倒する強さこそ、CERTATEが長年、幅広いアングラーから信頼を得てきたアイデンティティ。
どこまでも強く、タフでありたいという願いは、24CERTATEをさらに強くした。
ドライブギアの硬度を高める特殊表面処理、ハンドルねじ込み部の防水強化、さらに一部高番手のドラグやピニオンには、SALTIGA同等の強化仕様を施した。
すべては、末長く使い込めるタフなスピニングリールであるために。
質実剛健こそが、ターゲットを問わずに幅広く使われてきた、信頼の証なのだ。
FULL METAL (AL)
MONOCOQUE BODY
一体成型のアルミ製フルメタルモノコックボディにより、破格のパワー・剛性・耐久性を実現。堅牢なワンピースボディによる滑らかなでシルキーな回転性と、パワー効率の飛躍的な向上は、ボディとボディカバーを用いた従来の2ピース構造とは一線を画す。
NEW
TOUGH DIGIGEAR
(SPECIAL SURFACE TREATMENT)
滑らかで静かな回転を生み出すタフデジギアに加え、ドライブギアの硬度をさらに高めるダイワ独自の特殊表面処理を施した。これにより、急な高負荷が掛かることで引き起こされるギアへのダメージを大幅に軽減。
MAGSEALED /
MAGSEALED LINE ROLLER
ダイワ独自の防水・耐久テクノロジーであるマグシールドを、ピニオン部とラインローラー部に搭載(FCモデルはピニオン部のみ)。
STAINLESS STEEL MAIN SHAFT
回転の要とも言えるメインシャフトに高剛性のステンレス鋼(SUS)を採用。
NEW
WATERPROOF HANDLE SEAL
ハンドルねじ込み部に、新たに開発された新形状の防水パッキンを採用。さらなる防水性の向上を果たした。
Technology
築き上げた信頼の証。
高い剛性と快適な操作性を両立する
最先端テクノロジー。
CERTATEが築き上げてきた、幅広いアングラーからの揺るぎない信頼。それは、最先端テクノロジーを積極的に取り入れ磨きをかけた「剛性」と「快適な操作性」のハイレベルな両立なくして、得ることはできない。高耐久・高剛性・パワフルな巻き上げを実現したBODY UNIT、軽量化・低慣性化・重量バランスの最適化を果たしたFRONT UNIT。これらテクノロジーの進化と融合こそが、新たなる信頼の架け橋となる。
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