福島県 那須白河フォレストスプリングス
トラウトルアースクール 開催レポート

2025.06.21

福島県を代表するエリアトラウト施設でルアー釣りに挑戦!
サイトフィッシングの楽しさと奥深さを学びました!!

スポーツフィッシングのパイオニア・テツ西山さんが設計監修した、4つのポンド(池)でトラウトフィッシングが楽しめる大型エリア『那須白河フォレストスプリングス』。6月21日、敷地面積6万5000㎡を誇るこの管理釣り場で、ルアースクールを開催しました。
今回使用したのは、釣りやすいと評判のシャロー(浅場)エリア。通常は女性と小学生以下限定の釣り場ですが、D.Y.F.Cスクール用として貸し切りで使用させていただきました。

前日の試し釣りでは、水面直下を泳ぐニジマスの反応が良く、スプーンやミノーで素直に釣ることができました。しかし、時間の経過とともに魚たちはルアーを見切りはじめる状況に変化。「こういう時は、レンジ(深さ)コントロールでヤル気のある魚を見つけて掛けていくのがセオリーです」と、事前準備を手伝ってくれたトーナメンター・和田浩輝プロがアドバイス。それを当日のコーチ陣に共有して準備を終えました。

当日は、開催式の後にトラウトマスター・高田達也プロからキャスティングのコツやルアーの動かし方などのレクチャーを受け、参加者たちは班ごとに釣り場へ移動。この日は朝イチに魚の放流があったため、全員にヒットチャンスがあると判断し、一斉スタートを採用しました。
使用ルアーは、放流直後や朝イチに効果的とされる、金や銀をベースにした派手なカラーのスプーン。狙いは水面近くを泳ぐ(見える)魚たちです。予想どおり、キャスト直後からあちこちで「ヒット!」の声が上がり、各班のコーチたちはタモ入れに大忙し。爆釣タイムとなり、大半の参加者が見事にニジマスをキャッチし、やり取りを存分に楽しみました。

約1時間で全員が釣果を記録。その後は魚の活性が落ちてきましたが、事前に共有していた対応策をもとに、コーチ陣がすぐにフォロー。スプーンやクランクベイトを使ったレンジコントロールの技術を参加者にレクチャーし、拾い釣りに成功してさらに数を伸ばしていきました。
中学2年生の男の子は「スプーンのカウントダウンでレンジを探る方法は知ってたけど、リールを巻くときの竿の角度やスピードでもレンジを変えられることを学びました」と語り、小学生低学年の女の子は「クランクは最初の早巻きの長さで潜る深さが変わることを教わって、レンジを探って釣りました」と感想を話してくれました。

ランチタイムでは、全員が竿を上げて魚へのストレスを無くし、ポンドを休ませたことで、午後からの活性アップにもつながりました。後半戦では、個人および班別の大物対決となるミニトーナメントを開催。魚たちも再び活性を取り戻し、参加者たちは思い思いの戦略で釣りを楽しみながら納竿タイムを迎えました。

今回のスクールは魚が浮き気味だったこともあり、状況に合わせたサイトフィッシング(見える魚を狙う釣り方)を実践する良い機会となりました。全員がその場の状況に対応しながら釣りを楽しみ、しっかりとスキルアップを果たすことができました。

アベレージサイズは40㎝オーバー。大きさと美しさ、引きの強さは、他では味わえない魅力!
創業80年の林養魚場が研究・改良を重ねたターゲットが釣れる『那須白河フォレストスプリングス』。東北自動車道・白河ICから約10分というアクセスの良さも魅力です。
※『那須白河フォレストスプリングス』は、DYFC会員に特典が付くベースキャンプにもなっています!

昨年に引き続き、今年も同時期に開催。リピーターも多く参加してくれました。
この日は暑さが心配されましたが、終日、曇り時々晴れの天気となり、快適にスクールが行われました。
受付を終えた参加者は、まずD.Y.F.Cオリジナルのライフジャケットを装着。その後、プロたちと記念撮影を行い、参加した証を残しました。

DAIWAブランドを展開するグローブライド株式会社では、不要なウエアから新たなウエアを作る『BE EARTH-FRIENDLY RECYCLEプロジェクト』を実施中!毎回スクール会場に回収BOXを設置していますので、不要なウエアの持参をよろしくお願いします。

集合までの時間に恒例のミニスクールを開催。ライフジャケットの安全性や使い方を学んだ後、スクール開始!
開催式では、D.Y.F.C卒業生でSAF(スーパーフレッシュアングラー)として活躍する前崎凪沙さんが、当日のスケジュールと注意点を説明してくれました。

実釣前には、トラウトマスター・高田達也さんから釣り方のレクチャーがあり、キャスティングやルアーの操作を学習。
その後はコーチと挨拶しながら釣り場へ移動。途中で班ごとの記念撮影も行いました!

今回は、スクール専用にのシャローエリアを使用させていただきました。それぞれの班がポイントに到着後、セッティングを開始。
ビギナーや不慣れな参加者にもコーチが丁寧にサポートしてくれるので安心です。
なお、次回遊びに来た時に一人で準備できるよう、なるべく自分でセッティングしてもらっています。

朝イチの放流により、一投目から全員にチャンスがある状況に。一斉スタートで実釣開始!
浮き気味の魚をターゲットに、派手なスプーンで表層を狙うサイトフィッシングを実践。
ヒットの声があちこちから上がり、コーチたちもサポートに大忙し! 嬉しい悲鳴が響きました。

『那須白河フォレストスプリングス』の魚たちはとにかく元気!
やり取りの迫力を楽しみながら、次々と魚をキャッチ。開始から約1時間で全員安打を達成しました。
その後は魚の反応が鈍くなったものの、レンジコントロールを駆使して数を重ねました。

活性がさらに落ちたところでちょうどランチタイム。全員が竿を上げ、魚へのストレスを軽減。
参加者たちもお昼ご飯でしっかりエネルギー補給し、午後の釣りに向けてパワーをチャージしました!

休憩後、魚たちは見事にリフレッシュ。再び活性が戻り、納竿まで楽しく釣りができました。
午後のミニトーナメントも大盛況で終了! 閉会式では、充実した表情の参加者たちの笑顔が印象的でした。

テレビや雑誌でおなじみのテスター陣をはじめ、釣りのエキスパートたちが、毎回子どもたちの釣り体験を全力でサポートしています!