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DAIWA 源流の郷 小菅村
DAIWA 源流の郷 小菅村
豊かな森が水を育み、水がいのちを育みます。
次世代を担う子どもたちに、水の尊さを自ら体感して欲しい、と考えております。
源流の山里、そこに暮らす人々が森林を育て、その森林が生きた水を育み、そして海をも豊かなものへと保ちます。
水がいのちを育む、その源とも言える豊かな森林「源流の郷」をお伝えします。
源流探検部が行く RECOMMEND
川を丸ごと体感する源流体験
川を丸ごと体感する源流体験
五感をフル稼働させて自分の足で川を進む

BE EARTH-FRIENDRY源流探検部が毎月のように訪れている多摩川源流域。魚や虫が棲む清流の周囲を豊かな森が包み、さまざまな草木には鳥や虫が飛び交う、まさに自然の宝庫だ。

源流域が特別な魅力に溢れた場所であることは、人間にとっても同じ。特に探検部が訪れる多摩川源流域は、東京都の飲み水を支える大切な存在だ。

しかし、特別な魅力に溢れている理由は、それだけではない。源流域は人間にとって水やその流れを体で丸ごと実感できる、最高の遊び場なのだ。

釣りを始めとして、川を楽しむ方法にはいろいろあるが、夏におすすめしたいのが「源流体験」だ。

源流体験とは、ヘルメットとライフジャケットを身につけて川の中を進んでいくというもの。NPO法人多摩川源流こすげでも、この源流体験プログラムを実施している。小学生でも参加できるとあって、親子連れに人気のプログラムとなっている。

このプログラムでは、足元には濡れてもいい靴で水の中を歩いて進み、時には軍手を着けた手で岩をよじ登ったりもする。さらに川の流れに身を任せたり、泳いだりと、体全体で川や水を感じることができる。そして、水の冷たさや川の流れの力強さを自分の体で直接、実感することができるのも魅力だ。

ライフジャケット、濡れてもいい靴、手袋を身につけて川を探索。時には、ドボンと川に飛び込んだり。子供も大人も、日常では味わえないドキドキとワクワクを味わえるのが、源流体験プログラムの最大の魅力。
源流体験プログラムでは、箱メガネを使って生き物の観察を行うことも。川の中に入って観察するからこそ、水の中を生き生きと泳ぐ魚の様子を見ることができたりと、生き物をより身近に感じることができる。

また、川の中は道があるわけではないので、子供たちも「どの岩の上に足を乗せればいいか」を判断しながら、自分の足で一歩一歩進んでいくことになる。自然相手だからこそのワクワク感を味わいながら、その子が持っている「生きる力」がおのずと引き出されるのも、源流体験のメリットだ。

魅力は他にもある。源流体験では、川をよく知るガイドや指導者のもと、安全に自然を観察することが可能だ。水の中の魚や水面を飛ぶ虫、木々の葉の擦れる音や水面を渡る風。自分の手と足で進んでいくためには、自ずと五感をフルに使うことになる。だからこそ、川岸から眺めている時とはまた違った発見ができるはず。

夏だからこそ楽しめる源流体験。この夏は、五感をフルに使って自然の中で遊ぶ楽しさをぜひ、親子で体験してみてほしい。

今回ご紹介した源流体験、釣りを一生涯の楽しみとするにも、感性豊かな子ども時代に体験できれば探究心も育つはず。

また、現代の日本人にとって忘れている何かを思い起こす貴重な体験であり、改めて未来を支える子どもたちに伝えていきたい。