HISTORY
10周年の感謝を、
これからの原動力に。
日米ダイワの協同で極秘裏に進めていたProject Tを、
TATULA(タトゥーラ)という名のリールとともについに公開したのは、
2013年7月に開催された米国最大の釣具展示会ICASTでのことだった。
あれから10年、TATULAは投げと巻きの性能、そしてタフさという本質を磨き続けることで、
北米市場のみならず日本でも多くのアングラーに支持されるようになり、
今や世界中のバスアングラーがその名を知るグローバル機へと成長した。
これまでのご愛顧に感謝を申し上げますとともに、
この気持ちを原動力としてTATULAはこれからも皆様の期待を超えるタックルを展開していきます。
MOVIE
Project T 2023-2024 Episode-1【Project T Vol.83】
Project T 2023-2024 Episode-2
“TATULA TW 100 Debut” 【Project T Vol.84】
Project T 2023-2024 Episode-3
“TATULA TW 100 Pro's point of view.” 【Project T Vol.85】
Project T 2023-2024 Episode-4
“TATULA TW 100 Impressions by Japanese professional anglers.” 【Project T Vol.86】
Project T 2023-2024 Episode-5
“NEW TATULA RODS” 【 Project T Vol.87 】
10 YEARS HISTORY
TATULA 10年史
TATULAの歴史は、日米ダイワの協同によるタックル開発史であるのと同時に、これらリールやロッドを駆使して過酷な米国プロツアーを戦うTEAM TATULA栄光の歴史でもある。この10年間のTEAM TATULAの戦績を、メジャー戦とビッグタイトルだけに絞って、製品発売年表に添えた。
※年表記は、日本における日本仕様機の発売年
2013
米ICASTで初代TATULA発表
2014
TATULA 103
飛距離向上とトラブルレス(バックラッシュ防止)性能を大きく底上げするTWSの新型を初めて搭載した初代TATULA。米国プロツアーで活躍するテスター陣の要望を具現したタフ機として北米市場で大好評を博した。日本では、一部の仕様をフィールドに合わせて変更し、2014年に発売された。
ランディー・ハウエルが
B.A.S.SバスマスタークラシックAL州レイク・ガンターズビル優勝
2015
TATULA HD
初代のヘビィーデューティ仕様。ハンドルを100mmへ延長し、そのリーリングパワーを受け止めるギアも強化。ドラグ力を初代オリジナルの5kgから7kgへ大幅にアップさせるなど、すでに評価を得ていたタフ機としてのストロングポイントをさらに際立たせた。
ブレント・エーラーが
TTBC(トヨタ・テキサス・バス・クラシック)レイク・フォーク優勝
2016
TATULA HLC
TWSの遠投性能にフォーカスし、スプールやブレーキシステムを煮詰めたロングキャスト特化型。重量級ルアーをロング&ヘビーロッドで全力で振り切ってもビクともしないTATULAのタフさは浜の大遠投でもいかんなく発揮された。
TATULA CT TYPE R
翌2017年発売の大ヒット機、TATULA SV TWへと繋がっていくCT TYPE Rだが、ただの中継ぎ役ではなく、このリール自体も名機の一つに数えられる。その名(CT=コンパクト&タフ)のとおりTATULAコンパクト化の口火を切った一台だ。
大森貴洋がB.A.S.S.エリートAL州レイク・ウィーラー優勝
2017
TATULA SV TW
TATULAシリーズ初のSVコンセプト機として登場。このモデル専用に開発されたφ33mm SVスプールが実現したEASY SKIPPINGと、シリーズ共通のタフさは、とくにフロッグを始めとするシャローゲームにおいて絶大なアドバンテージをもたらした。
TATULA ELITE大森貴洋モデル
それまでも北米展開されていたTATULAロッドに、米国ダイワテスター陣によるシグニチャーモデルが加わった。日本では大森貴洋監修のピッチング&フリッピング用と、クランキング用グラスコンポジットの2モデルを販売した。
2018
TATULA LT
TATULAブランド初のスピニングリールは、LT2500番で190gの軽量性と、PEライン使用が前提の北米市場に向けたタフさを兼ね備えたハイ・コストパフォーマンス機として登場。質実剛健なつくりで「スピニングリールもTATULA」という評価を得た。
大森貴洋がB.A.S.S.エリートAL州レイク・マーチン優勝
イッシュ・モンローがB.A.S.SエリートWI州ラクロス優勝
TATULA 100
ラインキャパシティやハンドルを北米仕様に近づけた追加モデル。前年に発売されたSV機が大ヒットする一方、日本国内からの初代オリジナルスペックを求める声に応えて少量生産された、バスフィッシングの本場・アメリカが香るちょっとレアなモデル。
TATULA HD 153
同年発売のTATULA 100とは逆に、こちらはHDにやや浅めのスプールを搭載してラインキャパシティを絞った追加モデル。強化された最大ドラグ力や高強度ギアといった仕様はそのままに、フリッピングを始めとする近距離パワーゲームの使い勝手が向上した。
2019
TATULA TW 100
この年、TATULAはフルモデルチェンジを遂げて「第2世代」へ移行した。初代との比較で大幅に軽量化しながら、耐久性やキャスタビリティもさらに向上。小型化によるパーミング性アップは、日本はもちろん北米市場でも新たなファン獲得の要因となった。
セス・ファイダーがB.A.S.SエリートMI州レイク・セントクレア優勝
2020
TATULA SV TW 103
軽量級ルアーさえも快適にキャストできる超汎用性と、第2世代フレームに起因する巻き心地の良さで、世界的大ヒットとなっているφ32mmスプールのSV機。このモデルを軸にAIR(ベイトフィネス)やHDを加えてタックルを構成しているアングラーも多いはず。TATULA SV TW 103 製品詳細 >
大森貴洋がMLFサミットカップMO州レイク・オブ・ジ・オザークス優勝
2021
TATULA TW 300
TATULA TW 400
300と400、ともにHYPERDRIVE DESIGNによって耐久性とリーリングパワーを大幅に強化した重戦車のごときリールだ。いずれもビッグベイトに好適だが、実は400をバス用として販売しているのは日本だけ。ジャイアントベイトやマグナムベイトが用いられる日本は、いつの間にか世界で最大・最強のリールを求める国になっていた。TATULA TW 300/400 製品詳細 >
セス・ファイダーがB.A.S.SエリートでAOY(Angler of the year)戴冠
クリス・ジョンストンがB.A.S.SエリートNY州セントローレンスリバー優勝
大森貴洋がMLFパトリオットカップFL州キシミー優勝
2022
TATULA TW 80
HYPERDRIVE DESIGNによる堅牢性、やや深溝のφ32mmスプールによる軽快性と過不足ないラインキャパシティを併せ持つ。使うルアーやシチュエーションを選ばないモデルではあるのだが、とくに近距離のパワーゲームには歴代TATULAのなかでも屈指の適性を発揮する一台だ。TATULA TW 80 製品詳細 >
ブランドン・パラニュークがB.A.S.SエリートでAOY戴冠
ブランドン・パラニュークがB.A.S.SエリートNY州レイク・シャンプレイン優勝
ブランドン・パラニュークがB.A.S.SエリートSC州サンティークーパー戦で優勝
ブレント・エーラーがMLFチャレンジカップSC州ロックヒル戦で優勝
パトリック・ウォルタースがB.A.S.SエリートTX州レイク・フォーク優勝
2023
TATULA LT/ FC LT
10周年の節目に登場したTATULAスピニングリールのセカンドモデル。初代18モデルも好評だったが、MQ(モノコック)ボディ、AIRDRIVE DESIGN、QD(クイックドラグ)ノブを搭載して完成度を高め、まったく別モノのリールとして生まれ変わった。TATULA LT/ FC LT 製品詳細 >