節が織りなす粘り腰。
荒法師・武天は新たなる頂へ。
荒法師・武天
その名は誕生以来、強さが身上の“剛竿”として普く認知されてきた。
しかし、へらぶな釣りの変遷とテクノロジーの進化が
この竿の有り様を変えてきたのも歴史的必然。
パワーロッドとしての軸は継承しつつ「硬さで巨べらをねじ伏せる」竿から、
「曲がりで巨べらをいなし獲る」竿へと変貌を遂げたのである。
この“しなやかなる剛竿”は、
今回新たに「多節・細身肉厚」という意表を衝いた生地組みを得たことで、
振り調子はしなやかながら、掛けるとどこまでも“タメ”が利く
圧巻の粘り腰をみせる異次元の逸物へと昇華した。
五代目「荒法師・武天」は我々に
“その先の粘り腰”の世界という新たなるパワーゲームの頂を示してくれる。