釣りの基礎知識

最初に覚えるのは糸の結び方

ライントラブルなんて怖くない！
釣りの基本となる結び（ノット）を18タイプ紹介！
結びは、さまざまな種類があり、やり方ひとつで結束強度が変わりますが、ここにあげたものをマスターすれば、まずストレスなく釣りは楽しめます。
自分目線のイラストで解説しているので、見たままで練習して、ぜひとも自分のものにしましょう。

サルカンなどの接続具やルアーへの結び方

8の字結び >
誰でも比較的簡単に、かつ他の結び方にも引けを取らない強度になる結び方です。いろいろな釣りの仕掛けをつなぐ時、サルカンなどの接続具への結び方に使用します。
クリンチノット >
ヨリモドシ（サルカン）やオモリ、ルアーといった金具の輪に糸を接続する方法です。専門用語で「サルカン結び」もしくは「クリンチノット」と呼ばれています。
ユニノット >
ヨリモドシ（サルカン）やオモリ、ルアーといった金具の輪に糸を接続する方法です。スプールに糸を巻き付ける際にも使うことがあるので、覚えておくといいでしょう。
フリーノット >
ルアーを結ぶ時に使います。輪を保ったまま、結びことができるので、ルアーの動きを妨げないのがメリットです。
ハングマンズノット >
ルアーやサルカンなどの金属の輪に糸を結ぶ方法です。慣れてくれば、手元を見なくてもスピーディーに結べるようになります。

糸と糸の結び方

電車結び >
道糸とハリスなどを結ぶ時に便利な結び方。電車の連結のように結び目がくっつくので、この名前が付きました。
サージェンスノット >
道糸とハリスなどを手軽に結べる結び方。比較的、結びコブが小さいので、竿のガイドに引っかかりにくいのもメリットです。
トリプルエイトノット >
PEラインとリーダーを結ぶ方法で、ライトゲームなどで細いライン同士を結ぶときに向いています。初心者でも簡単に結べますし、専用の器具を使えば、よりスピーディーに作業できます。
ブラッドノット >
同じくらいの太さのライン同士を結ぶときに使います。PEラインとリーダーのように性質の異なるライン同士の接続には向きませんので、注意しましょう。
ループトゥループ >
8の字の結びを覚えれば、すぐに手早くできる結び方です。しかも強度も心配ないので、ルアー釣りでは重宝するはずです。

PEラインとリーダーの結び方

FGノット >
PEラインとリーダーを結ぶ時の結び方。上級者向けの結び方ですが、結び目の強度が強く、大きな魚を釣るためには、ぜひ覚えたい結び方です。

ハリの結び方

外掛け結び >
ハリスにハリをセットするもっともポピュラーな結びです。
フィンガーノット >
ハリ軸にハリスを結ぶ方法です。
内掛け結び（ハリスが短い場合） >
ハリ軸にハリスを結ぶ方法で、ハリスが短い場合に使用します。ハリ軸にハリスを巻き付けていくだけですので、覚えやすいのも特徴です。

のべ竿の竿先への結び方

チチワ結び >
ヨリモドシ（サルカン）やのべ竿の竿先（リリアン）に結ぶ時の結び方です。糸を切らずに何度でも簡単に結んだり、外したりができるのがメリットです。
投げ縄結び >
のべ竿のリリアン（竿先のヒモ状の部分）に糸（仕掛け）を結ぶ方法です。糸を切らずに何度でも結んだり、外したりできるので、とても便利です。

枝針の結び方

エダス >
仕掛けの幹糸に枝針を結ぶときの方法で、スピーディーに結べますし、小型の魚が相手なら強度の心配もありません。

ウキ止めの結び方

ウキ止め >
ウキフカセ釣りの仕掛けではウキが上下に移動する「遊動ウキ」を使うのが一般的で、その遊動ウキが一定上、浮き上がらないようにするための結び方です。