TOUGH & TECHNICAL
新時代のSWゲームを切り拓く
“MQ” meets “AIRDRIVE DESIGN”
一本の魚の価値が高い“激戦区”(人的プレッシャーが高いフィールド)における「最大クラスのトロフィー」そして「自己記録」を獲る為の”圧倒的パワー・タフさ”と”回転・操作性”を備えた新時代のハイスペックリールの誕生!
フルメタル(AL製)モノコックボディに大口径G1ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアを搭載し、破格の「巻きの強さ」と「ギアの強さ」を実現。そして、「強靭」かつ「低慣性」を高次元で両立したAL製 AIRDRIVE ROTORが水中の潮の変化や魚の追従によるルアーの挙動変化といった水中の情報量UPをもたらし、テクニカルな大物狙いにおいて圧倒的なアドバンテージをアングラーに与えてくれる。
“BREAK YOUR RECORD” 全く新しいSALTIGA 4000/5000/6000が新時代のSWゲームを切り拓く!
TOUGH
TECHNOLOGY
フルメタル(AL製)モノコックボディ
23 SALTIGA 4000/5000/6000の今までの同サイズリールと比較して大きく飛躍した「巻きの強さ」。その性能を実現させるために、最も貢献しているテクノロジーが、「フルメタル(AL製)モノコックボディ(MQ)」。
従来スピニングリールは、ボディとボディカバーでドライブギアの両端を支持し、それを数箇所のスクリューで固定する方式が一般的だった。
この構造から、更なる精度と剛性の向上を目指し、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをネジ込むことで固定したのがモノコックボディ。これによりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上。
更には、従来スクリューに取られていたスペースを活用し、ドライブギアのサイズを極限まで拡大することにも成功した。
大口径G1ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギア
高い剛性に加え、極限までドライブギアを拡大させることのできるモノコックボディ(MQ)に、超々ジュラルミンの1.3倍の強度を誇るG1ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアを搭載し、この相乗効果により脅威のTOUGHさを実現。
MQボディ+大口径ギアによって、破格の「巻きの強さ」と「ギアの強さ」を手に入れた。
TECHNICAL
TECHNOLOGY
AIRDRIVE ROTOR(AL製)
エアドライブ ローター
「強靭」かつ「低慣性」を高次元で両立するAL製 AIRDRIVE ROTORを採用。ジギングでは、水中の潮の変化や魚の追従によるルアーの挙動変化といった水中の情報をより得られることに繋がり、テクニカルな大物狙いにおいて圧倒的なアドバンテージをアングラーに与えてくれる。
DAIWAが取り組み続ける、スピニングリールのローターの回転レスポンスの向上。DAIWAは、独自の理論より、球体からそのまま切り出したかのような新形状を導き出した。そこからさらに不要な肉を徹底的に削ぎ落すことで、剛性を維持したまま、大幅な軽量化に成功。これにより、操作性、感度の向上に繋がる巻き出しの軽さが飛躍的に向上した。
AIRDRIVE BAIL
エアドライブ ベール
長年にわたり、DAIWAのスピニングリールに搭載されるエアベールは、軽量性と剛性をもたらす中空パイプ構造を採用。かつ、独自の形状によってラインがラインローラーへとスムーズに誘導され、トラブルレスな巻き出しを可能としていた。エアドライブベールは、さらなる軽量化を実現するべく、必要強度を維持しながら、細径化。また、ラインがベールからラインローラーへと、よりスムーズに移行可能な最適なベール角度に傾斜セッティング。エアドライブローターの性能を下支えするとともに、さらに軽量でトラブルレスになった。
23 SALTIGAでは、サイズ毎に最適なベール径を吟味して採用。
6000サイズは強度と剛性感を重視したΦ3.0mmに。4000/5000サイズは水中の情報をより得られるように、ローターユニットの低慣性化を重視したΦ2.4mmの設計。ベールの開閉感にもこだわり、開く時にはしっかりと開き、閉じる時にはしっかりと閉じるようになっている。
AIRDRIVE SHAFT
エアドライブ シャフト
DAIWAがスピニングリールに搭載してきたリニアシャフトは、メインシャフトをピニオンと非接触構造にすることで、摩擦抵抗をゼロにするシステム。エアドライブシャフトは、さらにピニオンの両端をボールベアリングで支持することで、ハンドルから入力されたパワーを最大限ローターの回転力へと繋げることが可能。また、メインシャフトを高精度なカラーで支持することにより、回転ノイズを徹底的に減らすことを可能とした。
MAGSEALED BALLBEARING
マグシールドに続いてダイワが開発したマグシールドボールベアリング。回転部分を滑らかにさせるボールベアリングという小さな部品の隙間に、磁性を持つ液体の壁を作ることで、海水・異物の侵入を防止した。これにより回転部分の防水化に成功。それまでのゴムパッキンなどによる防水ではなく、ボールベアリングの初期性能を、潮ガミなどを気にすることなく長期間維持できる。
23 SALTIGA4000/5000/6000は、ドライブギア両端部に搭載。
MAGSEALED
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。もちろんその中には過って水に落としてしまうなどで発生するケースもあるが、そのような場合を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は、マグシールド登場後、時間が経てば経つほど、大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることを証明している。
ATD
高密度カーボンワッシャーに高性能・高耐久のオイルを含侵させることで、高いドラグ設定値でもドラグ効き始めの初期の食いつきを解消し、締め込んでもスティック(ムラ)のない安定した滑らかさを実現。
LC-ABS
ABSⅡのバックラッシュを減らす思想はそのままに、スプールとライン放出の接点の位置・形状のベストバランスを追求。 ABSⅡに比べライントラブルも減らしながら、抜ける様なキャストフィールを実現。
マニュアルリターン
キャスト時のベール返りを完全に防止し、かつ耐久性の向上を狙い、ハンドル回転でベールが返らないマニュアルリターン機構を採用。
ローターブレーキ
ベールオープン時にローターの回転にブレーキをかけることにより、キャスト時のショックでハンドルが動くことによる不意のベール返りを防止する機構。
下巻目安ライン
スプールには下巻に便利な目安ライン付き。
※下巻き目安ラインからの巻糸量は、最大巻糸量の1/3・2/3です。
※使用糸が少なめの時は目安ラインまで下巻をしてお使いください。
ストッパーレスボディ
ストッパーを取り去ることでボディ構造をシンプルに仕上げた。水や異物の浸入経路であるストッパーを取り去るという決断により、防水性能のアップはもとより23 SALTIGA4000/5000/6000に求められる過酷な環境下や大物とのやり取りにおいての突然のトラブルに見舞われる不運を最小限に抑える。
ハンドル
ライト寄りのショアキャスティングゲーム、オフショアゲームが主体となる4000/5000サイズには、65mmを採用。
大物狙いが視野に入る6000サイズには、70mmを採用。
アルミラウンドノブ
ライト寄りのショアキャスティングゲーム、オフショアゲームが主体となる4000サイズには、アルミラウンドノブ Sサイズ=Φ39mm(Sサイズノブ対応)を採用。
使用するルアーが4000サイズ使用時よりも大きく、重くなる5000サイズと、大物狙いが視野に入る6000サイズには、アルミラウンドノブ Lサイズ=Φ42mm(Sサイズノブ対応)を採用。
4000-H
ショアキャスティング、SLJ、
ボートサワラ
PE2-300m ギア比5.7
PE1号前後~2号を使用するショアキャスティングゲームやSLJロッドを使用したライトなオフショアジギングゲームに特にオススメ。人気のボートからのサワラキャスティング、サワラブレードジギングにもマッチ。高剛性フルメタル(AL製)モノコックボディと大口径G1ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアの搭載により、ハイギアスピニングとは思えない高い巻上げトルクを実現。4000サイズは高い操作性の実現のために、比重の小ささと強度を高レベルで両立した超々ジュラルミンをメインシャフトに採用し、リールの重心バランスをアングラー寄りとした。
4000-XH
ショアキャスティング、SLJ、
ボートサワラ
PE2-300m ギア比6.2
SLJ、ライトジギング、オフショアライトキャスティング、ショアキャスティングで、PE1号前後~2号を使用するゲームに最適。人気のボートからのサワラキャスティング、サワラブレードジギングにもマッチ。速い巻上げにより、オフショアライトキャスティングでは、惰性で船が動いている状況でのキャストでも、素早く対応。フルメタル(AL製)モノコックボディと大口径G1ジュラルミン製MCタフデジギアにより、エキストラハイギアスピニングでありながら、良型の魚のヒット時おいても強い巻上げで対応可能に。4000サイズは高い操作性の実現のために、比重の小ささと強度を高レベルで両立した超々ジュラルミンをメインシャフトに採用し、リールの重心バランスをアングラー寄りとした。
5000-H
ショアキャスティング、LJ、
ボートサワラ
PE2.5-300m ギア比5.7
PE1.5号~2.5号程度を使用するショアキャスティングゲームやライトジギング、ライトオフショアキャスティングゲームに特にオススメ。ボートからの良型狙いのサワラゲームにもマッチ。ハイギアモデルでありながら、使用するジグの重さ、プラグの水中抵抗の高さ、大型の魚のヒット時に関わらず、大口径G1ジュラルミン製MCタフデジギアを搭載した剛性フルメタル(AL製)モノコックボディで軽い巻き取りが可能。5000サイズは最大ドラグ力15kg実現の為、メインシャフトには高強度のSUSを採用。
5000-XH
ショアキャスティング、LJ、
ボートサワラ
PE2.5-300m ギア比6.2
ライトショアジギングにおける「定番」5000-XH。PE1.5号~PE2.5号程度を使用するショア青物ゲームに特にオススメ。ボートからの良型狙いのサワラゲームにもベストマッチ。青物ゲームで度々、遭遇する「スピード勝負」の状況において104cmという巻取スピードが威力を発揮する。また、惰性で動いているボートからのキャスティングの1投目で、その巻取りの長さで素早く対応。エクストラハイギアでありながら、高負荷時の巻取り、大型魚とのファイトにも余裕で対応する。5000サイズは最大ドラグ力15kg実現の為、メインシャフトには高強度のSUSを採用。
6000-H
ショア青物キャスティング、
ジギング、カツオ
PE3-300m ギア比5.7
PE2号~PE3号を使用するオフショアジギング&キャスティングゲーム、ショア青物キャスティングゲームにベストマッチ。汎用性が非常に高く、ショアとオフショア兼用のアングラーにはこのアイテムが最もオススメ。PE3号クラスを使用する良型狙いのカツオゲーム、ヒラマサジギングでも抜群の使用感。驚異の巻き上げトルクを実現するフルメタルモノコックボディと大口径ギアの搭載で、引きの力強いターゲットにも、しっかりと対応。
6000-XH
ショア青物キャスティング、
ジギング、カツオ
PE3-300m ギア比6.2
ショアジギング、オフショアジギング&キャスティングで、PE2号~PE3号を使用するゲームに最適。ショア、オフショアともに、青物をヒットに持ち込む為にファーストリトリーブが有効な時、そして、ヒット時の素早い巻取りの対応が求められる状況で、ハンドル一回転110cmの巻取りが威力を発揮。また、PE3号クラスを使用する良型狙いのカツオゲームに最もオススメのアイテム。力強い巻上げ性能により、近海のヒラマサゲーム、ブリジギングなどで、良型のヒット時にもアングラーを優位に立たせる。
impression
TOUGH
瀬川 良太・松永 昌己
Offshore
瀬川 良太Ryota Segawa
SALTIGA 6000サイズ Impression “TOUGH”
今回の23 SALTIGA 6000-Hは「SALTIGA」の名に相応しい強さと質感を持ったリールに仕上がっています。リールを手に取ってまず感じたのは、金属の塊感。コンパクトなボディでありながらパワフルさを期待させる重量感で、細部に渡る質感の高さもフラッグシップモデルならではです。
23 SALTIGAは開発初期段階に使用した時点で完成度は高かったものの、その後のテストで改善を繰り返していき、さらに高い性能を装備したリールになった印象です。
例えば、釣り人が長く手を触れているハンドルノブは、溝の部分を増やしてグリップ力を上げる工夫が施されており、ドラグノブに関しても、グローブをした際にスムーズにドラグ調整が可能なように形状の改善がされ、個人的には凄く嬉しかった点です。また、ベール開閉も1発でかっちりと開閉でき、使用感が抜群に良いです。
このリールに関しては、ヒラマサジギングでテストを行ったのですが、実釣において一番感じたのは巻きの強さでした。小型番手とはいえ、フルメタルのモノコックボディなので捻れやたわみがほとんど起きずに強靭な巻上げ性能を発揮しました。
加えて、6000番サイズとしては長い70mmのハンドルが採用されていることから、巻きの強さにフォーカスした開発陣の想いを感じる製品になっていると思います。事実、負荷がかかった状態でもしっかり、グイグイと巻くことができました。ジグをしゃくる動作も軽く感じるため、疲労感も少なく、遠征などの長丁場の釣行でも最後まで集中力を保つことができるのも、このリールの良い部分です。
shore
松永 昌己Masaki Matsunaga
SALTIGA 6000サイズ Impression “TOUGH”
私は自身の釣りをより完璧に行うために、DAIWAのアルミ製モノコックのスピニングリールの強さにとても信頼を抱いています。その堅牢なモノコックボディを搭載したSALTIGAスピニングリールに小型機種が追加されたのは、自身が求めた釣りがよりできることに繋がり、最高に嬉しく思っています。
私の釣行スタイルは、磯からのキャスティングがメインです。ヒラマサ、ブリ、そしてモンスター級のヒラスズキを求めて釣行しています。自身の釣りでは、小型番手でもパワーが求められるシチュエーションがあります。5000番、6000番は九州の地磯でヒラスズキ狙いのときに最適なサイズになります。ただ、そんな釣行の中で九州では青物が混ざることが日常茶飯事です。アングラーが圧倒的に不利な小型番手のリールで、高速ランナーのハガツオなどの青物、時にはパワフルなヒラマサなどと対峙しなければなりません。ただ、今回のフルメタルのモノコックボディに、G1ジュラルミン製のタフデジギアを搭載した23 SALTIGAのパワーは、そんな時に頼もしい存在になっています。青物の走りに対して、負けずに、グイグイと巻き取るファイトが可能なのです。
また、23 SALTIGAには新型のアルミ製エアドライブローターが搭載されているのも、心強く感じる要因のひとつです。これにより、高負荷での巻き取りにおいても、たわみが少なく巻き上げのパワフルさが一段とアップしたのです。
さらにこのエアドライブローターにより、回転がより軽やかになっています。これにより、ミノーやシンペンの操作がとても快適に行えるということを実感しています。
加えて、23 SALTIGAでとても気に入っているところがもう一つあります。それは新設計のエアドライブベールです。ジグが着底してから、すぐにアクションを入れる際に、ベールを気持ちよく確実にカチッと戻すことができ、かつ巻き出しが軽いのです。これによりボトム攻略の手返しが格段に向上したのです。
23 SALTIGAは「私のために登場したリール」と言ってもおかしくないくらい気に入っています。5000番、6000番という番手は、九州だけでなく、国内の様々なエリアの身近な場所でショアジギングをやるのに最適なサイズです。ぜひ、この23 SALTIGAの凄さを、多くの人に体験してもらいたいと思っています。
impression
TECHNICAL
吉清 良輔・末永 知也
Offshore
吉清 良輔Ryosuke Kissei
SALTIGA 6000サイズ Impression “TECHNICAL”
ヒラマサやブリ狙いのジギングで、6000-Hを使用してきました。何度か使用してみて感じたことは、まずこれまでの同番手のサイズと比べると、モノコックボディ& AIRDRIVE DESIGNの搭載により「巻きが軽快」、そして「リール自体も軽量」なこと。さらに何といっても巻き取りが強いことです。
今までのスピニングリールは、軽い=弱い、重い=強いということが多かったですが、「軽くて強い」という相反する部分を融合していると感じています。文字で書くと簡単ですが、これは凄いことです。フルメタルのモノコックボディに大口径のG1ジュラルミン製のタフデジギアを搭載し、さらにAIRDRIVE DESIGNでのアルミ製エアドライブローターなどの搭載により、驚異の巻き取り性能を実現しています。
一日を通してジギングをし続けるというのは、体力的に厳しいと感じる方もいると思います。ただ、「軽くて強い」性能を備えていれば、体力に自信が無い方、女性でも一日を通して使用でき、いざ大型の魚がヒットしても、その強さで安心して対峙できます。
ちなみに今回テストをしてきた6000-Hに関して、サイズが小さいことでドラグ値が低いとか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりとしたドラグを搭載しています。自分が普段船を操船し、釣りをすることも多い外房のジギングでは、PE3号~4号をメインで使用します。シャローエリアをジグで攻めていくこともあり、そのような場所ではジグをアンダーで投げるキャスト性能が求められるため、4号までのセレクトが多いです。10kgを超えるヒラマサがヒットしても、4号で高負荷を掛けて走りを止める釣りはしません。それよりも大型のヒラマサは、ある程度は走らせたほうがキャッチできることが多いと思っています。
またキャスティングでも、12~13cmの小型のプラグを使用したほうがキャッチ率が上がる状況があります。その際、小型プラグに対してPE3号を使用すれば、十分な飛距離を出せます。そんな時にも、軽く、巻き取りもドラグも強い6000-Hが活躍します。
オフショアジギングやキャスティングは、やったことのない人にとって他の釣りに比べ少々敷居が高いイメージから「いつかはやりたい!」と憧れているケースもあります。ただオフショアゲームの大型魚を目標にして大型のタックルだけ用意したのでは、小技を効かせにくく、ビギナーであればなおさら扱いにくい。しかし6000-Hを装着したタックルであれば扱いやすい。そしてこの汎用性の高さが、様々なサイズ、魚種狙いで対応すると感じています。
Offshore
末永 知也Tomoya Suenaga
SALTIGA 6000サイズ Impression “TECHNICAL”
このリールは、これからのオフショアジギングシーンを大きく変えていくかもしれません。なぜなら、テストで6000-Hと6000-XHを使用しましたが、あまりにも驚きが大きかったからです。簡単に言うと、この番手にしてこのトルク、そしてリーリングレスポンスの良さに関しては、驚きを超えて感動するものでした。
まずトルクに関して。やはりアルミモノコックボディと、大口径G1ジュラルミンマシンカットタフデジギアがもたらす恩恵は大きく、私が通う平戸・上五島エリアの水深約60mから、時には100mをこえるエリアでも全くストレスなく釣りができました。水深が深ければ、ジグも重くなります。重いジグを意図するアクションでコントロールするには、リールの力も必要になります。アルミモノコックボディと、大口径G1ジュラルミンマシンカットタフデジギアの組み合わせ、さらに70mmハンドル、パーミングしやすくなったラウンドノブで、これまでの6000番クラスにはなかったトルクを生み、深い水深でも意図する釣りを展開できました。
そして、私がこのリールで最も伝えたいのがリーリングレスポンスです。ジギングは、1日の中で水中からの情報を察知し、次の展開に生かす必要があります。水深が深い場合、それだけラインが出る量も多く、水中の情報に対する感度は曖昧になってくるのですが、滑らかで力のある巻きと、ローターの回転の慣性を抑えた上で高い剛性を誇るアルミ製のエアドライブローターにより、巻き感度が増し、水中からの情報量をより得られました。またリーリングレスポンスも向上し、パワフルな釣りから、細かい手元の変化に対応したテクニカルな釣りまでを展開することができるようになりました。
ドラグに関しては、カーボンワッシャー搭載のATDが採用で、滑らかなドラグの滑り出しによりライトラインでの不意の大物への引きに対応します。玄界灘の冬の寒鰤狙いのジギングは、水深100mを越えるエリアでのドテラ流し。ライトラインで潮の抵抗を抑えながら展開する釣りがベストです。ただ、ヒットするブリは10㎏を超えることもあり、そんな魚にはATDが必要不可欠です。逆に、ドラグを締め込みたい時は、MAX15㎏まで締め込めるため、複雑な瀬周りや魚礁などで、ラインを出さずに大型魚とファイトしたい時は、しっかりドラグを締め込んだファイトも可能です。
さらに魚をヒットさせてからのパワーも秀逸。アルミモノコックボディ、大口径G1ジュラルミンマシンカットタフデジギア、70mmハンドル、アルミ製エアドライブローター、全てのテクノロジーが合わさり、大型番手並みのパワーを生み出しています。巻き出しからスムーズで、ヒットの瞬間から主導権を握ることができ、そこからランディングまでどんどん寄せてこられるといった印象でした。
このリールは、これまで6000番クラスのリールで展開されていた釣りを、より快適に行えるだけでなく、これまで大型番手のリールでなければ釣りが成立しなかったエリアで、新たな釣りを展開でき、様々なアプローチで魚との駆け引きを楽しめる、まさに新時代を切り拓くそんなリールだと思います。
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) |
ギア比 | 自重 (g) |
最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量 PE(号-m) |
ベアリング (ボール/ローラー) |
ハンドル長さ(mm) | ハンドルノブ | 価格(¥) | JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000-H | 90 | 5.7 | 345 | 12 | 2-300 2.5-260 |
12/1 | 65 | ALラウンドS (S対応) |
105,000 | 4550133224027* |
4000-XH | 98 | 6.2 | 345 | 12 | 2-300 2.5-260 |
12/1 | 65 | ALラウンドS (S対応) |
105,000 | 4550133224034* |
5000-H | 96 | 5.7 | 365 | 15 | 2.5-300 3-210 |
12/1 | 65 | ALラウンドL (S対応) |
113,000 | 4550133224041* |
5000-XH | 104 | 6.2 | 365 | 15 | 2.5-300 3-210 |
12/1 | 65 | ALラウンドL (S対応) |
113,000 | 4550133224058* |
6000-H | 101 | 5.7 | 400 | 15 | 3-300 4-220 |
12/1 | 70 | ALラウンドL (S対応) |
115,000 | 4550133224065* |
6000-XH | 110 | 6.2 | 400 | 15 | 3-300 4-220 |
12/1 | 70 | ALラウンドL (S対応) |
115,000 | 4550133224072* |
*スペック表は横スクロールしてご覧ください
※10、15 SALTIGAとのスプール、ハンドル、ドラグノブの互換性はありません。
スプール・ハンドルアーム 互換性
品番 | 4000-H | 4000-XH | 5000-H | 5000-XH | 6000-H | 6000-XH |
---|---|---|---|---|---|---|
互換詳細 | スプール互換性あり | スプール互換性あり | スプール互換性あり | |||
ハンドルアーム互換性あり |
*スプール・ハンドルアーム 互換性は横スクロールしてご覧ください
※各サイズ間のスプール互換性はありません。
※4000スプールは5000の本体に、5000スプールは4000の本体に 見かけ上は装着出来てしまいますが、スプール台座の形状が異なり、 ドラグ性能が正しく発揮されません。
ダイワはフラッグシップ製品ご購入者様専用の
特別な「フラッグシップ会員」サービスを開始いたします。
ダイワアプリ内に設けた『MyDAIWA』にご入会いただき、フラッグシップ製品に同封の「フラッグシップオーナーサポートシステムのご案内」に記載のアクセスコードをご入力いただくことで、末永く愛用していただくための各種サービスをお受けいただけるようになります。
また、「SLP PLUS」と併せて登録する事で、アプリ内の会員限定クーポンが取得でき、マイスターによる修理対応などを含む「特別なアフターサービス」を受けることができます。
対象:23SALTIGA 4000/5000/6000
※既存シリーズ(20SALTIGAやSALTIGAベイトシリーズ)は対象外となります。
OWNER SUPPORT
オーナーであることの歓びを。
AFTER SERVICE
特別なアフターサービス
フラッグシップオーナー様へのSALTIGAオリジナルステッカー送付についてのお知らせ
平素より弊社製品をご愛顧いただきありがとうございます。
DAIWAアプリを通じてフラッグシップ会員登録をいただき、メールマガジン送付をご承諾いただいている方に、23SALTIGAのご購入と会員登録の御礼として数量限定ではございますが「SALTIGAオリジナルステッカー」を進呈いたします。
なお、「SALTIGAオリジナルステッカー」の送付については登録後、所定の作業を経てからご送付となります。そのため登録から送付までしばらくかかる場合がございます。予めご了承ください。
またSALTIGAオリジナルステッカーについては無くなり次第、送付終了とさせていただきます。
皆様のご登録をお待ちしております。