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RYUSEI
龍聖
2017.10 デビュー
13・E

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“止めて、寄せる”。 歪み無い曲がりが魅せるダイワ並へら竿の真骨頂 「龍聖」が今秋フルモデルチェンジ
■歪み無い理想の弧を追求した株理論設計
■従来より“より剛く、細い汎用性の高い『硬式先調子』
■6~21尺に竿掛・玉ノ柄のフルラインナップ展開
■シッカリ握れて疲れない『新触感へらグリップ』
■「枯法師」譲りの先径0.8mmチューブラー穂先 (6尺~15尺。16尺以上は0.9mmチューブラー穂先)
■伝統的でありながら斬新な“鶯笛巻きに漆黒玉口”とリアル且つ明るい竹地の新たな意匠
核心の弧「龍聖」
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至高の曲線美を手に入れた、新世代の細身硬式先調子。
「その竿、いい曲がりしてるね〜」。釣り場でよく聞かれる、へら師同士の何げない会話…。目利きのベテランへら師達によれば、良いへら竿の条件とは、“細糸でも糸切れすることなくへらを止め、沖で浮かせられて、手元で暴れてもすばやく対処できる竿”とされている。では、「止めて、寄せられる竿の曲がり」とは、いったいどんなものなのか? ダイワは新「龍聖」開発当時からへら師にとって最も有益になるであろう、この2点の弧に着目してきた。そして行き着いたひとつの答えが、“穂先から手元まで常に竿全体が曲線を描き続けていること”。アワセの瞬間。へらの突進を止める時には、穂先の先端が伸びきることなく、かつ手元までしっかりと大きな弧を描き、寄せる際には徐々にその弧を絞りこみながら、玉網に収める寸前まで穂先から手元まで綺麗な弧が維持されていることこそが、竿の剛性を最大限に活かした「止めて、寄せられる竿」なのである。おのずとその弧は、硬さ・バランスによってその大小はあれど、真円でなく「楕円」を描くこととなる。そしてそれこそが、初代「龍聖」が世に放った株理論の真骨頂。そして理想の弧は、へら師に新しい優位性を与えてくれることとなった。それは、“竿ブレ”の徹底排除。へら鮒釣りでは、竿先を水中に浸けて待ち、負荷ゼロの状態から水を切ってアワせ、さらには一気に最大に近いへらの引きに耐える…という、釣りとしてはきわめて過酷なシチュエーション下でのやりとりが求められる。その一連の流れの中で、“細身の竿が微塵もブレない”ということは、きわめて早くやり取りの態勢を整えられる、ということ。終始釣り人側に主導権があるということは、つまるところ「気持よさ、楽しさ」へと直結しているのである。今、三代目へと昇華した新生「龍聖」が、次元の違う「いい曲がり」を示す。そして、へら竿における“綺麗な曲がり”の概念が、革新する。

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フィールドから得られた情報を解析し、形にする。
“感覚、理論の壁”を突き破る実践主義が、そこにある。

フィールドでの実釣から得られた理想的な2つの弧。一見、まったく異なるように思えるこの2点。しかし、「アワセ→取り込み」までの一連の流れとして連続して竿の挙動を見ると、実は求められている要素は同じだということに気付く。それこそまさに、新生「龍聖」の開発でダイワがこだわり抜いた、“穂先から手元まで常に竿全体が曲線を描き続けていること”。それを現実のものとするため問題となってくるのが、“感覚”と“理論”の壁。人間の感覚は緻密さと曖昧さを併せ持つ。当然それは使い手の技量やスタイル、体調、釣り方によっても変わってしまう。まして相手は生き物。へらぶなのコンディション、活性、釣り場の環境など均一でない条件下での調子評価は、感覚に頼る割合が多くならざるえない分、困難を極める作業となる。そしてもう一つが“理論”の壁。現在ではさまざまなカーボンシートを組み合わせた設計図を元に、パソコン画面で理論上の調子を見ることは容易にできる。しかし、最終的に節ごとに設計される部分最適な組み合わせが、竿として必ずしも全体最適とはならない微妙なバランスを要求されるのがへら竿の世界。故に、机上の理論のみで終わらせないため試作サンプルを製造し、アイテムごとに膨大な時間を費やしてのフィールドテストが不可欠な要素とされてきた。ダイワはこの2つの壁の問題を解消すべく、さまざまなシチュエーションを想定し、同じ条件で比較するため、実際に製作した竿を装着し動的シミュレーションを行える独自の実釣デモ機を開発。これまでの一定の負荷・スピード条件下での曲がりだけでなく、実釣でのシチュエーションに則したアワセから取り込みまで変化する力での竿の動きを自在に再現することで、机上のシミュレーションでは判断できない微妙なバランスを視覚的に確認することを可能にした。そして十分に吟味し、絞込まれた自信のサンプルをフィールドに持ち込み、確認することを重ね、「止めて、寄せられる竿」を具現化。新生「龍聖」の「常に力感を失わない、連動した曲がり」を磨き込んでいったのである。微塵たりともブレずに、速やかに“止めて、寄せる”。“感覚”と“理論”の壁を克服する新たな技術を得たことで、「龍聖」はまた株理論の核心に迫る大きな一歩を踏み出したとも言えるのだ。

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“細く剛い”が生み出す、研ぎ澄まされた操作性。
「龍聖」とは、常に時代の最先端の機能と、主流となる調子を示唆してきた存在である。まず今回新たに生まれ変わった「龍聖」を手にすると、その“細さと剛さ”のギャップに驚くことだろう。へら竿の常識である“剛い竿は太い(テーパーがキツい)”を覆す外観を手に入れたことで、これまでのいわば受動的な理想の弧の追求からもう一歩進み、へら師主導で能動的に働きかけ、“止めて 寄せる”要素を揺るぎないものにする操作性を得ることとなったのだ。へら竿の命と言うべき穂先には、「枯法師」譲りの先径0.8mm チューブラー(6 ~ 15 尺)を採用。ソリッドにはない軽さと張りを実現することで、「龍聖」の持つシャープな水キレ性能を向上させるだけでなく、より繊細な振込みにも貢献している。また、そこからつながる胴部にかけては、細身化に伴ってカーボン素材の高弾性化、肉厚化が図られたことで、長尺を振る際の風切りのよさは勿論、ネジレ性能の向上による不意の引きに対するタメ、回し振り時の方向性の向上など、細身化が生み出す優位性を存分に享受する設計となっている。和竿の仕立てを手本として生地組みされてきた「龍聖」にとって、これはカーボンロッドという宿命を理解し、使い手の利益の追求最優先の考えに基づいて生まれた、革新的な第一歩といえる。

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汎用を超え、フィールドを掌握する。
“止めて、寄せる”。この至極シンプルな要素には、へら師の夢を叶える希望が満ち満ちている。管理釣り場での100㎏超え、野の50㎝以上の巨べら…。もちろん、競技会での勝利、月例会での好成績もその一つであり、さらにへら鮒釣りという遊びを突き詰めた先には、「記録よりも記憶に残る1枚」との出会いを求めてフィールドに足を運ぶ者もいるだろう…。そんな「夢」を大きく引き寄せてくれる竿こそ、新生「龍聖」の目指す場所。へら師にとって最も信頼できる1本となるために、開発と共に移り変わる季節に応じ、管理釣り場・湖沼は勿論、身近な都市型河川や障害物に囲まれたヤッカラ周り、陸、舟、桟橋、さらには、浅ダナからチョウチン、中通しの底釣りに至るまで、いわゆるプロトタイプの「ブラックロッド」による各尺各シチュエーションでの気の遠くなるような実釣テストを繰り返し、機能確認してきたことこそが新生「龍聖」のプライドなのである。自信を持ってあえて今、新生「龍聖」を「大いなる汎用竿」と呼びたい。フィールドで証明されたその汎用性と信頼は、へら師にとって未知の領域( フィールド) へ踏み入れる際の最高の武器になるに違いない。非凡な機能の集合の先にこそ、真の意味での汎用性があると確信するのだ。

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“真のオールラウンダーたる佇まい。
新しい「龍聖」はダイワのへら竿ラインナップ中、カーボン素材そのものの張りの強さは最上位クラスに位置しつつ、カーボンロッドならではの利点を活かして細身に仕上げたのが最大の特長。故に、釣り場&釣り方を選ばない強靭な硬式先調子でありながら、どこかへら竿らしい優美で優しい感触を残し、その結果としてへらを暴れさせずに誰よりも速くタモへと静かに導くことが出来るのである。一方で、これまでのダイワへら竿にはない弧を描く「兆」は、同じオールラウンダーでありながらもふわりと胴に乗る硬式胴調子。対する新生「龍聖」は株理論を最も分かりやすい形で体現する硬式先調子。ふたつの「弧」が揃ったことで、より奥深いへら竿の世界を我々に提供してくれることとなった。それは調子だけでなく、その外観にも映し出される。いずれも和を感じさせるものではあるが、「兆」が魅せる“煌びやかな和”の姿に対し、新生「龍聖」が表現するのは“ワビサビの和”の姿。一見、くすみない最上級の竹地に重厚感漂う漆黒の口巻きを奢った和竿の王道ともいえる佇まいには、「龍聖」のアイデンティティーであるうぐいす色の笛巻きが施され、静かながらも唯一無二の存在感を主張する。その基に鎮座する「新感触へらグリップ」も手のひらに吸い付くような感触はそのままに、職人が1本1 本研ぎだしたかのような「龍聖」ならではの微妙な色合いが組み合わされ、竿との心地よい一体感を楽しみながら一日を釣り通すことが出来る。飽くことなく、永く手にして欲しい道具だからこそ、最も落ち着き心和むデザインでありたい…。それこそ“真のオールラウンダー”の姿だと確信する。

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へら竿における「真の意味でのオールラウンダー」の姿を追い求め、3 代目へ進化した“株理論の申し子”「龍聖」。“常に元部(株)を保ちつつ、より細くしなやかに”…という株理論を初めて提唱したのが初代「龍聖」であり、以来、へら竿の根幹を為す「核」として熟成を重ね、時代を先導してきた。新「龍聖」は、現在のへら竿のベースとも言うべき硬式先調子を踏襲しながら、進化し続けるカーボン技術との融合により、これまでにないしなやかな細身の外観と剛さを両立させることで新たなへら竿の世界を創造。それは単に大型を有無を言わさず強引に引き寄せる竿…ではなく、優雅で美しい弧、そしてへら鮒釣りならではの引き味を存分に堪能しつつも、終始主導権は釣り人側にある心地良さであり、目標として掲げてきたへら竿のオールラウンダーの核心を突く姿を体現するものである。外観には良質な素材を思わせる明るい竹地をベースに、「龍聖」のアイデンティティーであるうぐいす色の笛巻を配し、漆黒の口巻は竿全体をキリリと引き締めながら“剛さ”を表現。ワビサビの雰囲気を醸しつつも釣り場で映え、一目見て「龍聖」と分かる唯一無二の個性を静かに主張する。伝統と革新が見事に融合した「核心の弧」が、へら師を支える確信の一竿として生まれ変わる。

【3代目・2代目「龍聖」比較】
【掛け調子】

※このカーブは同一条件下での曲がりデータをイメージ化したものです。実際のカーブとは異なる場合がございます。

※この表はへらを掛けたときの竿の曲がり方(竿の調子)と曲がりの程度(竿の硬さ)の目安です。
※自重が大きく影響する振り調子とは異なります。また、ここで示す竿の硬さは設計上の数値であり、実際に寄せるパワーとは異なります。

仕様詳細

■細径0.8mmチューブラー
先径0.8mmチューブラー穂先を搭載。細く、軽いことでスムーズな曲がりと群を抜く水キレ性能を発揮。からまんはへら専用極細からまん穂先仕様。
(6尺~15尺。16尺以上は0.9mmチューブラー穂先)

■新触感へらグリップ
しっとりとした触感でしっかり握れる新触感へらグリップ。3色糸を使い、派手すぎず手の込んだ渋目のデザインを採用。操作しやすく疲れ難い新グリップ。

■レーザー彫刻ネーム
ネームは高級感溢れるレーザー彫刻

■リアルを追求した竹外観
高級和竿に使用される明る目の竹地を採用。リアル且つバラツキの少ない仕上がりに「龍聖」のアイデンティティである鶯色の笛巻きとスタンダードな漆黒玉口は他にない意匠で釣り場で映える

■元部
「龍」の銘版。見えないところにも節模様

■漆黒の玉口(#1・2)

DAIWA TECHNOLOGY
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■株理論
初代「龍聖」に初めて採用され、現在まで続くダイワへら竿 造りの“土台”となっているのが株理論である。“常に株(元部)が力を支え、その先はしなやかに働く竿”という和竿由来の設計理論を基本に置く株理論は、どんな時も元部がバランスよく力を受け止めることで、竿は真円ではなく、へら竿らしい美しい楕円の弧を描くこととなる。また、曲がっている竿のどの部分を切り取っても、そのひとつひとつが理想的なカーブとなっており、その集合体が竿全体の描くカーブとなる。その結果、力の支点移動がよどみなくスムーズとなり、へら竿に求められる幾多の性能を満たす竿が出来上がるのである。株理論は、エサの振り込みからアワセ、そして徐々に竿が立ち上がっていき、へらをタモで取り込むその瞬間まで、ごく自然な連動性を持った所作を可能とする。それは竿の個性(先調子、胴調子、硬式、軟式)に関係なく貫かれる設計思想となっている。

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■X45
竿は操作時・やり取り時など一連の動きの中で目に見えない「ネジレ」が発生し、操作性やパワーの低下などを引き起こす。こうしたネジレ防止の最適角度である±45°のバイアスクロスを巻きつけることでネジレを徹底的に防ぎ、操作性・パワー・安定性を向上させ、ロッドの性能を飛躍的にアップさせるダイワ独自のテクノロジー。

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■V-ジョイント
節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上。1ピースロッドのような滑らかな繋がりでロッド本来のパワーをロスなく発揮させることができる。

龍聖
品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
JAN
コード
6・E 1.80 2 100 35 0.8/7.1 91 39,000 253338
7・E 2.10 2 115 43 0.8/7.5 91 39,500 253345
8・E 2.40 3 86 47 0.8/7.1 95 42,800 253352
9・E 2.70 3 96 58 0.8/7.3 95 47,000 253369
10・E 3.00 3 106 68 0.8/8.1 95 52,800 253376
11・E 3.30 3 116 77 0.8/8.7 94 58,000 253383
12・E 3.60 4 98 80 0.8/9.3 95 63,000 253390
13・E 3.90 4 106 88 0.8/9.5 98 69,000 253406
14・E 4.20 4 113 90 0.8/9.7 98 75,000 253413
15・E 4.50 4 120 97 0.8/10.1 98 80,000 253420
16・E 4.80 5 106 96 0.9/10.7 99 85,500 253437
17・E 5.10 5 112 98 0.9/11.3 99 91,000 253444
18・E 5.40 5 118 104 0.9/11.7 99 96,500 253451
19・E 5.70 5 123 108 0.9/12.2 99 105,000 253468
20・E 6.00 6 111 126 0.9/13.0 99 114,000 253475
21・E 6.30 6 116 133 0.9/13.2 99 120,000 253482
付属品
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  • ネーム周りにもこだわった裏地付き竿袋