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DAIWA TECHNOLOGY
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マグシールド(セルテート)対談

マグシールドアンケート

藤井雅寿(マーケティング部)×帆足泰子

『メンテナンスフリーという安心感』VS不安感
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帆足:2013年春、ラインローラーに「マグシールド」を搭載した新型セルテートが発売され話題を集めていますね。昨年末あたりからインターネット上でも発売を心待ちにする釣り人たちのコメントがたくさん見られました。その発売を前にDAIWAでは、「セルテート」オーナーの方に対してWEBアンケートを実施されたそうですね。

藤井:そうなんです。アンケートを実施した理由は2つあります。まず、「セルテート」のコンセプトである“回転”と“耐久”が、お客様のニーズに対してぶれていないかという確認。それから初代セルテート発売から10年近く経つ「セルテート」を、お客様がどう評価してくれているかということ。これら2点を知りたかったんです。特に2010年発売の2代目から搭載した「マグシールド」に関する評価は、気になっていたところです。いままでリールの個別モデルを対象にアンケートを実施したことが少なかったので、我々にとって新しい発見がたくさんありました。1週間程の期間で、なんと600人以上の方々からコメントをいただいたんですよ!

帆足:それだけ「セルテート」というリールに、愛着をもっているお客様が多いということではないでしょうか? 私もアンケート結果を拝見しましたが、「04セルテート(2004年発売の初代のモデル)」から「10セルテート(2010年発売の2代目モデル)」まで、カスタムモデルも含め、複数台の「セルテート」を所有している人が多かったですね。コメントも概ね好評価だったように思います。ただ「マグシールド」搭載に関しては、メンテナンスについて意見が分かれましたね。簡単な水洗いとグリスアップで済むので“メンテナンスいらずで嬉しい”という意見がある一方で、自分でメンテナンスが出来ない不満を抱えている方も多かった。メンテナンスをしないで本当に大丈夫なのか…。どこまで自分でメンテナンスをしていいのか分からない…。「マグシールド」の快適な使用感を感じている反面、さまざまな不安感を持っている方が、まだたくさんいるように感じました。

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藤井:いままでのリールは、必ずメンテナンスをする必要があった。なぜなら釣行後のメンテナンスを怠ると、塩ガミや錆のトラブルが発生することが多かったから。しかし「マグシールド」搭載のリールは、入念なメンテナンスは必要ない。高い防水性能があるので、リール内部に水や塩などが入り込みにくくなっていますからね。基本的に日常のメンテナンスは水洗いさえしていただければ大丈夫なんです。ただ、いままでのリールに慣れているお客様は、メンテナンスフリーという考え方にどうしても不安感が拭えないのだろうと思います。釣りと道具のメンテナンスは、常にセットだったと思いますから。しばらくは不安感があるかもしれませんが、まずは私どもの提案を信じてもらって、水洗いと定期的なオーバーホールだけで使用していただければと思います。きっとそのうちに、不安から安心に代わってくるはずです。テスターの鵜澤政則さんもコメントしていましたが、いままでメンテナンスに使っていた時間を新しい釣り方を考える時間に使う、そんなふうに積極的にとらえてもらえると嬉しいですね。

帆足:なるほど。リールはメンテナンスしなければいけないモノ…、という考え方が釣り人たちの間にまだまだ根強く残っているんでしょうね。

藤井:リールは機械ですから、クルマと一緒で自分でいじりたい人も少なからずいる。その想いに現状応えられない申し訳なさもありますが、「マグシールド」はこれまでにない特殊な構造ですから、例えばマグオイルを自分で入れたら周りに付着したり、別のトラブルが出る可能性もあるわけです。

帆足:これまでこまめにメンテナンスをしていた人は、やることがなくなった不安感があるのかもしれないですね。でもそれを払拭するのは、少し時間がかかると思いますよ。「マグシールド」そのものが、釣り人たちがその良さを実感するまでに時間がかかる機能だと思いますから。

藤井:「マグシールド」は、リールを買う時にはその良さはよく分からない。長期間使い続けて初めて良さが分かる機能です。テスターの村越正海さんも「最初はこんな機能はいらないって思ったけど、使ってみたらいい機能だとわかった」とコメントしていましたよね。すぐには分かりにくい機能ですが、使えば必ず納得してくれる機能だとは思っています。

海水だけじゃない! 「マグシールド」は、淡水でも効果を発揮している!?
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帆足:「10セルテート」ユーザーの中には、主に淡水での釣りを楽しんでいる方もたくさんいましたね。塩ガミの心配のない淡水派の釣り人は、ソルト系のユーザーほど「マグシールド」の利点を体感出来ていない様子でしたが、そんな中で“淡水だから塩ガミはない。だから「マグシールド」の効果はよく分からないけど、使っていてなんだか気持ちいい”というコメントを見つけました。

藤井:リールにはもともといろいろな機能がついていますが、コレまでのリールに関して本当の意味で初期性能が発揮できるのは、購入後、箱から開けて最初に釣りに行った1投目の瞬間のみ。通常、リールの機能はその時点から低下していくわけです。

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特に塩ガミはリールの強敵ですが、塩ガミの心配のない淡水でもなんらかの外部からの影響を受けてリールは劣化していきます。「マグシールド」は例えて言うなら、老化の進行を抑えてくれるサプリメントみたいなもの。回転性能や耐久性能はもちろん、さまざまな機能を維持するためのベースとして、「マグシールド」があるんです。釣り人は極端なトラブルがおこらないと、トラブルレスのありがたみをあまり感じないかもしれませんが、実はトラブルレスであり続けていることがスゴイことなのです! リールの初期性能を維持するために、実は日々隠れたところで外的要因からリール守ってくれる。それが「マグシールド」なのです。 

帆足:“使っていて気持ちいい”“なんだかわからないけど使い心地いいよね” そうコメントしてくれた釣り人は、ダイレクトには「マグシールド」の効果を実感出来ていないけれど、結果として、いつの間にか効果を感じているということなのかもしれないですね。“この気持ち良さは、たぶんマグシールドの効果ですよね?”というコメントもありました(笑)。

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藤井:淡水でも海水でも、使用後の結果として、「マグシールド」の良さを体感してもらえばいいと思っています。

帆足:他にも、「マグシールド」搭載で“回転性能が良くなった”、さらには“巻き上げ性能が高まった”と感じている釣り人も多いようですが…。

藤井:「マグシールド」は初期性能の低下を抑える効果をもっているので、回転性能が維持されて、巻き上げの軽さが長く続くという効果はあるでしょうね。

帆足:きっと使っていて気分がいいんでしょう! 塩ガミなどでゴリ感を感じながら使うすることは、釣り人にとってリールに対する最大のストレスだった。これまで常にどこかで“嫌だな~”と思いながら釣りをしていたのに、「マグシールド」搭載の「セルテート」を使った時、ストレスなく静かな気持ちで釣りができる。だから感動がより高いのかもしれないですね。 

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藤井:確かにそうかもしれません。これは単純に「マグシールド」への誤解というよりは「マグシールド」搭載のリールを使っているからこそ感じられる効果だととらえたいですね。そう言えば、テスターの方々からも“巻き上げが良くて気持ちいいよ!”という声がありました。もしかしたら「マグシールド」には“直接の効果ではない効果”があるのかもしれません。先ほど言ったようにモノ作りの立場からいえば、「マグシールド」と「飛び」「巻き上げの軽さ」は関係ないんです。でも他の部分でストレスを感じないから、すべての機能を気持ちよく感じてくれる。その気持ち良さの象徴として、お客様がそれぞれに一番グッと来たポイントをコメントしてくださったのかもしれません。

帆足:面白いですね。防止や初期性能を保つという機能面だけでなく、釣り人のメンタルな部分を高揚させてくれているとしたら、それはまさに嬉しい誤算! 「マグシールド」搭載の最大の効果かもしれませんよ!

「マグシールド」の耐久年数は? オーバーホールにはいつ出せばいい?
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帆足:オーバーホールに関しても意見が分かれました。頻度としては、年に1度という人がほとんどでしたが、3年間一度もオーバーホールに出していないという方ももちろんいらっしゃいました。「セルテート」はもともと剛性が高いですし、「10セルテート」以降は「マグシールド」搭載で初期性能が落ちにくいということもあって、“オーバーホールはいつ出せばいいのか?”“そもそも「マグシールド」の耐久年数はどれくらいなのか?”という素朴な疑問を持っている方が数名いらっしゃいましたね。

藤井:使用頻度にもよりますが「マグシールド」の耐久性能は、とても高いものがあります。そもそも一般的に、磁石の寿命はリールの寿命より長いですからね。ただ状況に応じて異なるので、年1回はオーバーオールをしていただければ、結果的に安心だと思います。シーズン終わりに我々がリールの診断させていただいて、問題がなければグリスアップ程度、問題があれば修理する。オーバーホールの際は、もちろん「マグシールド」もきちんとチェックします。

クルマに車検があるように、故障してから直すよりも、故障する前に気になる箇所をチェックしておく、という考え方です。

帆足:「マグシールド」は磁性流体という、いままでにない素材を使っているので、“オイルが漏れるのでは?”と心配している方もいましたね。

藤井:ローターの正回転程度では、オイルは飛び散らない。それは「マグシールド」を初めて搭載した「10セルテート」、および「13セルテート」の製品化チェックで検証しているので大丈夫です。それと大事なことは、オーバーホールはリール全体の話、「マグシールド」はパーツの話だということです。クルマもエンジンのチェックだけしていても仕様がないですよね。快適なクルマの状態を保つためには、エンジンだけでなくボディやタイヤなど、クルマ全体のチェックが必要。つまり、快適なリールの状態を保つためには「マグシールド」がダメになったかそうでないかではなく、リール全体をチェックしておいたほうが良いということです。

帆足:つまり、リールの初期性能を保つという「マグシールド」の効果は、リールそのものが壊れないという意味ではないということですね。

藤井:そうですね。常にリール全体をチェックしておく必要はあります。ただ今後は、「マグシールド」を搭載したリールはオーバーホールに出す意味合いが変わるかもしれません。いままでは塩ガミや錆、その結果、派生したさまざまなトラブルを修理・交換・調整することがオーバーホールの主な理由でした。しかし「マグシールド」搭載のリールは塩ガミや錆の心配が少ない。ゆえに塩ガミや錆から派生するトラブルも少ないということ。初期性能が維持されているわけですから、これからは、リール本来の機能が損なわれていないかをチェックする意味合いのオーバーホールになるでしょう。年に一度、オーバーホールに出すことには変わりはないけれど、「マグシールド」が搭載されていないリールは修理箇所がたくさんあるかもしれない。「マグシールド」搭載「セルテート」は、塩ガミや錆の心配がない分、修理箇所が少ないかもしれない。当然、費用も変わる。「マグシールド」を搭載しているからオーバーホールに出すタイミングが変わるのではなく、オーバーホールに出す意味合いが変わるような気がしています。

愛着のある道具として、長く使っていただくために…
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帆足:ところで「13セルテート」は、リール本体に加えてラインローラー部分にも「マグシールド」が搭載されましたよね。「10セルテート」ユーザーのなかにも“リール本体の塩ガミは無くなったがラインローラー部分のゴリ感・異音がどうしても気になる”という方がたくさんいました。

藤井:アンケートの中で“購入後に不具合があったかどうか”を尋ねた項目がありました。使用期間の長短はありますから多い少ないの判断は難しいのですが、残念ながら2割程度の方から不具合があったと回答がありました。その不具合があった部位で一番多かった部位がラインローラーでした。ラインローラーはまさに「10セルテート」で「マグシールド」を搭載出来なかった部位です。そう言う意味では、「13セルテート」では、お客様のニーズに応えることができたと思っています。

帆足:アンケートコメントの中に“「13セルテート」の発売を聞いてモデルチェンジは早すぎると思った。でもラインローラーに「マグシールド」が搭載されると知って納得した”という方がいました。それくらい、ラインローラーのゴリ感は釣り人にとってストレスだったのでしょう。

藤井:「セルテート」は2004年の発売以降、モデルチェンジを長くしませんでしたし、そもそもずっと愛用してもらいたいという想いで開発したリールでした。ただメーカーとして新しいモノが開発できて、良い結果が期待できるとなれば、やはりお客様に提供したい。ラインローラーへの「マグシールド」搭載の他にも、「13セルテート」はエアローターの材質をザイオンにしたのですが、「10セルテート」に比べて回転が遥かに軽くなっている。「セルテート」のコンセプトが“回転”と“耐久”だということを考えると、「13セルテート」を使っていただくことで、ユーザーはそのコンセプトをより感じることができるはずなんです! それとこれはぜひともお伝えしたいのですが、現在「10セルテート」を使っているお客様でまだまだ使えるという方には、ラインローラーとエアローターを「マグシールドラインローラー」と「ザイオンエアローター」に有償でカスタムアップさせていただくサービスを行っています。「セルテート」ファンの皆様が“新製品が発売されて自分のモデルが型落ちになった”とがっかりしてしまうことは、私たちも本意ではありませんから。

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帆足:そうですね、「セルテート」は本当にファンが多いリールですからね。愛着が強いというか、自分の道具として大事にしたいというコメントも多くありました。

藤井:そのお客様の想いは、私もすごく感じています。テスターの村越さんが“「セルテート」はDAIWAのリールの基準”だと断言してくれましたが、まさにその通りで、「セルテート」を基準に、軽いタイプ、重いタイプ、大きなタイプ、小さなタイプなどなど、DAIWAのスピニングリールはさまざまに分化しています。回転と耐久はリールの基本。そこを性能としてしっかり押さえているのが「セルテート」なんです。

帆足:「セルテート」を道具として長く愛用したいと考えているユーザーが多いのは間違いないですね。「セルテート」の堅牢性をドイツ車みたいだとコメントしている方もいました。「セルテート」は、愛でるための道具ではなく“釣り道具が欲しい”釣り人の琴線に触れる釣り道具。本当に愛着をもってリールに接しているユーザーが多いということは、アンケートのコメントを読んでいてもよく分かります。ところで今回のようなリールのカスタムサービスは、いままでにもあった企画なんですか?

藤井:ここまでのカスマムサービスはなかったですね。まるで「10セルテート」で「13セルテート」にバージョンアップするようなものですから。ただこれも「10セルテート」に「マグシールド」が搭載されていたからこそ可能だったカスタムサービス企画だったと言えるかもしれません。発売から3年経ってもボディの性能が落ちていないから、ボディはそのままで、気になっていたラインローラーやローターだけを代えられるわけです。

帆足:確かに「10セルテート」ユーザーは“買い替えなくちゃいけないほど壊れてないよ!”という人も多いでしょうからね。自分が愛着もって使っているリールをカスタムアップして、さらに長く使っていけるとしたら、釣り人はやっぱりうれしいと思う。

藤井:こういうカスタムサービスを行うメーカーの姿勢を評価して頂いて、結果として「セルテート」に対する愛着が高まってくれるとしたら、こんなに嬉しいことはないですね。

※続く