アクションスコープ(ACTIONSCOPE)とは、アングラーの動作を数値化し、可視化する革新的な機能。
DAIWA CONNECTED対応リールに搭載された「6軸センサー」やそれぞれのリールが取得する情報をもとに算出され、DAIWAアプリで詳細な動作分析ができる。この機能は、2025年9月のDAIWAアプリのアップデートにより使用可能となる。
「リールから取得することができる全く新しい情報」を元に、
新たなフィッシングシーンを切り開いていくため、
コネクテッドリールは進化を続けていく。
6軸センサーとは・・・?
加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせ、3軸の加速度(前後、左右、上下)と3軸の角速度(ピッチ、ロール、ヨー)を同時に計測できるセンサーのこと。これにより、リールの移動方向、向き、回転を検出したり、移動距離や移動速度を算出することが可能となる。
この6軸センサー(加速度センサーとジャイロセンサー)をコネクテッドリールに搭載したことで、例えばロッドアクション等を把握することが可能となった。
IM Z
IM Zシリーズにおけるアクションスコープとは、スプールの最高回転数やキャスト時間を数値化することで、自らのキャスティングパフォーマンスを把握分析できる機能。
My History内の「TOP5」および「直近5投」のキャストデータをタップすることで確認できる。
これらのデータは、ルアーやロッド、スイングスピードなど、アングラーやタックルバランスにより変化するため、飛距離とあわせてチェックすることで、自身のキャスティングパフォーマンスやキャスター特性を分析するヒントとして活用できる。
アクションスコープの登場により、アングラーの達成感や探求心が引き出され、釣りの楽しさがさらに拡張されるはずだ。
※My DAIWAアプリのアップデートにより、IM Z LIMITBREAKER TW HD-Cや、IM Z TW200-Cでも確認可能です。
ブレーキ力
要望の多かった、キャストログデータへのブレーキ力表示が追加された。
ブレーキモードのみならず、ブレーキ力も振り返って確認することで、さらなるキャストパフォーマンス向上の参考とすることができる。
スプール最高回転数
選択したキャストログデータの、そのキャストにおけるスプール最高回転数が表示される。
飛距離を伸ばすためにどうやってスプール回転数を上げていくか、ブレーキ設定、ブレーキ力と併せて振り返ることができる。
キャスト時間
選択したキャストログデータの、そのキャストにおけるキャスト時間(=スプール回転検知時間)が表示される。
スプール回転時間が可視化されることで、飛距離と弾道の関係がより理解しやすくなるはずだ。
【IM Z】ACTIONSCOPE-アクションスコープ-
新たなフィッシングシーンを切り開く
さらに、このアクションスコープの最終候補画面案について「みんなでIM Zモニターキャンペン」参加者へアンケート調査を実施。ライン(糸)情報 を加えた内容にて仕様決定へと至った。今後もさらなるログデータ公開を目指し、アップデートを計画中。
SW CONNECTED REEL
ソルトコネクテッドリール
ソルトコネクテッドリールのアクションスコープは釣行ログ内の水深グラフと連動して確認できる。
ヒットマーカーを起点に、どのくらいの水深でヒットしたのか?どのような巻き上げ・落下スピードでヒットしたのか?どのようなアクション間隔・アクションスピードでルアーを操っていたのかを知ることができる。このデータはログデータがある限り確認可能。数年前に釣り上げたメモリアルフィシュとの出会いを振り返ることができる。
巻き上げ・落下スピード
ジギングやタイラバなど、ルアーフィッシングで釣果を得るための重要な鍵となる「スピード」。 ICカウンターの液晶やLIVE画面でリアルタイムのスピードを把握することができるが、アタリやヒットした時のスピードを後から振り返ることができなかった。 しかし、アクションスコープで選択した範囲のスピード(平均)を後から確認できるようになったことで、よりヒットパターンを明確に把握することができる。
アクション間隔
6軸センサーでアングラーのロッドアクション間隔を取得。ヒット時に、スローなアクションをしていたのか?ハイレスポンスなアクションをしていたのか?ただ巻きだったのか?などを 振り返ることだできるため、ジギングなどのロッドアクションを伴う釣りにも活用できる。
リフトスピード
タックルが上下に動いたスピード(≒強さ)を表すリフトスピード。アクション間隔の情報と組み合わせることで、 どんな間隔で、どのくらいのロッドアクションスピードだったのかを把握可能。
スイングスピード
スロージギング等で行う肘当てアクションの動作など、イラストのようにロッドを曲げながらアクションさせるスピード(≒強さ)を表すスイングスピード。 リフトスピードと同様にアクション間隔の情報と組み合わせることで、どのくらいのロッドアクションスピードだったのかを把握可能。
【SW CONNECTED】ACTIONSCOPE-アクションスコープ-
新たなフィッシングシーンを切り開く
WAKASAGI CONNECTED REEL
ワカサギコネクテッドリール
ワカサギコネクテッドリールのアクションスコープは、LIVE画面(釣行ログ)で確認することができる。 水深グラフ内にグリーンのラインで6軸センサーの値を並列して表記することで、どの水深で誘いをかけてヒットに持ち込んだのかを簡単に確認できる。当日のヒットパターンを把握し、再現しやすくなった。
水深グラフ(ホワイトライン)とリールの動作速度などの変化を表すスイングレベル(グリーンライン)を並列することでどの水深でどの誘いでワカサギが釣れたか今までよりアクションパターンを明確に把握することが可能になった。
アクションスコープで
魅せたい世界
DAIWAは、コネクテッドリールを通じて、皆様と共に新たなフィッシングシーンを創り上げることを目指しています。
皆様からいただく声は貴重なインスピレーションの源。
しっかりとDAIWAは受け止め、一つ一つ具現化し、製品の性能向上・新たな機能拡充・サービス提供に活かし、皆様により豊かな体験を提供したいと考えています。
まだ、進化の途中ですが、単なる意見交換にとどまらず、皆様と共に未来を描きたい。
それが、我々DAIWAの想いです。
ぜひ、我々DAIWAと共に新しいフィッシングシーンを創り上げましょう。