「落として巻くだけ」と言われている
タイラバ。
しかし、多くのアングラーを魅了してやまない魅力がある。
そして、多くのアングラーを悩ませる難しさがある。
タイラバのエキスパートである平田俊也船長に基礎知識を解説してもらった。

平田俊也

DAIWAフィールドテスター 平田俊也Shunya Hirata

鹿児島県の錦江湾でタイラバやジギングをメインに出航している遊漁船JUMBOの船長であり、自身もタイラバのエキスパート。

プロが教える
タイラバ攻略
マダイの習性と
「釣れるレンジ」の
読み方

真鯛の釣果写真

タイラバで安定して釣果を上げるためには、道具選びと同じくらい「マダイが今どこにいて、どう動いているか」を知ることが重要。タイラバ船の船長でありDAIWAフィールドテスターである平田が教える、季節ごとの攻略法から見ていきましょう。

タイラバの基本は「ボトム(底)」にあり

真鯛を釣り上げた平田テスター

着底が分かることが絶対条件!

マダイは基本的に底付近に生息する魚です。そのため、タイラバにおいて「確実に底を取ること(着底の確認)」は、何よりも優先して覚えるべきこと。
着底が分からないことにはタイラバは始められません。

平田テスター
平田テスター

僕が出船している鹿児島県、錦江湾では「春夏は浅場、冬は深場」へと移動する傾向があります。

「季節ごとの習性」で巻き上げ距離を変える

季節ごとの真鯛の習性

季節によるマダイの追い方の違い

マダイの付き場(場所)以上に重要なのが、季節による「追い方」の違いです。

春の乗っ込み時期(産卵期)の習性は、 産卵を控えたメスが縦方向に泳ぎ、オスがそれを追うため、動きが非常にアクティブになります。

低水温期(冬場など)は獲物を追う距離が短くなり、釣れるレンジの幅が極端に狭くなります。風や潮がない時は、スピニングタックルでの遠投も視野に入れましょう。

平田テスター
平田テスター

春はタイラバを長い距離追いかける傾向があるため、少し高めのレンジまでしっかり巻き上げるのが有効です。
冬場の低水温期は、すぐにレンジを通過してしまう「垂直(バーチカル)」な釣りよりも、「斜めに引く」ことでマダイのいる狭いレンジを長く通す工夫が必要です。

「何を食べているか」より「活性」を意識せよ

真鯛の釣果写真

どこまで追ってくるか?が活性を見極めるポイント

マダイはエビ・カニ(甲殻類)からイワシ(小魚)まで何でも食べる貪欲な魚ですが、その口は「吸い込み系」ではなく「噛みつき系」です。
マダイがタイラバをなんだと思って食べているかはわかりませんが、大切なのは「今何を食べているか」に固執しすぎず、「今の活性でどこまで追ってくるか」を見極めることが大切です。

平田テスター
平田テスター

しつこく追ってこない時やショートバイトが多い時などは、低活性と判断しています。
産卵が絡む時期や水温・水質の急激な変化は活性に大きく影響を与え、ベイトを追わなくなるイメージです。

初心者こそ
知っておきたい!
失敗しないタイラバ
タックルの選び方

タイラバタックル

「タイラバに挑戦したいけど、何を揃えればいい?」
そんな疑問に答えるべく、初心者が「最初の一尾」を手にするために必要なタックルの基本的な選び方についてご紹介します。

ロッドは迷わず「乗せ調子」の専用ロッドを

真鯛をかける平田テスター

長さは6~7ft(フィート)がベスト

タイラバロッドには大きく分けて「乗せ調子」と「掛け調子」がありますが、1本目は「乗せ調子」を選びましょう。感度という点では掛け調子に敵いませんが、オートマチックに掛け、引きを吸収してラインブレイクを防いでくれる乗せ調子は、タイラバロッドの王道です。

平田テスター
平田テスター

乗せ調子は、魚がかかった後のやり取りが格段に楽なんです。
まずはテクニックよりも「確実に1枚を釣り上げる」ことを優先しましょう。

乗せ調子(軟らかめ)

柔軟なブランクが
マダイの違和感を吸収。

メリット
「アワセ」を入れず、絡みつくようにオートマチックにフッキングさせる釣りに最適です。
浅掛かりでもバラしにくく、魚が暴れにくいため体への負担も少ないのが利点です。

\ プロのヒント /

軟らかいロッドは情報の多くを吸収してしまいますが、ダイワの「スーパーメタルトップ(SMT)」搭載モデルなら、しなやかさと高い感度を両立できます。

掛け調子(硬め)

感度が極めて高く、
手元にアタリが明確に伝わる。

メリット
ルアーフィッシングの醍醐味である「自らアワセを入れる攻撃的な釣り」が楽しめます。

\ プロのヒント /

張りがある分、そのままではアタリを弾きやすいため、的確なタイミングでのアワセ技術が求められます。

紅牙Rod Related products

紅牙X

紅牙X

タイラバに必要な基本性能を備えたタイラバエントリーモデル。
ブランクはネジレを防止するブレーディングXを搭載し、レングスは使いやすい6.9ftに統一。
ベイトモデルは初心者でも使いやすいスパイラルガイドセッティングを採用。
携行性に優れたセンターカット2ピース。
リールの形状を問わない軽量オリジナルリールシート。
定番のベイトモデル4アイテム(M~XHB)に加え、キャスト釣法にも対応したスピニング1アイテムと幅広いシチュエーションに対応する。

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紅牙

紅牙

初心者から上級者まで納得の実釣性能を誇るタイラバロッドのスタンダードモデル。
食い込み性能と持ち軽さを備えたメガトップ穂先(TJモデルを除く)、パワーとしなやかさの融合 HVFナノプラス、ブランクをサポート ネジレを防止するブレーディングXを採用。
N(乗せ)、K(掛け)、D(電動)、C(キャスティング)、TJ(タイジグ)のコンセプトをラインナップ。
紅牙ピンクを基調としながらもレッドやカーボン柄が光る高級デザインに。

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紅牙 MX

紅牙 MX

紅牙ならではの実釣性能を誇るタイラバロッドの中核を担うベーシックモデル。
唯一無二の感度を誇るメタルトップ搭載(MTモデル)。
大物とも真っ向勝負可能。ねじれ防止の最適構造X45。
ダイワタイラバロッドの代名詞 メガトップ採用のスリルゲームブランク(TGモデル)。
EXやAIRで好評のタイラバ専用リールシート エアセンサーシートショートトリガー。
パワーとしなやかさの融合 HVFナノプラス。
まるでワンピース V-JOINT。
コンセプト毎にN(乗せ)、K(掛け)、D(電動)、C(キャスティング)、TJ(タイジグ)をラインナップ。
紅牙ピンクを基調としながらもゴールド&ガンメタとカーボンパーツで高級感のあるデザイン。

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紅牙AIR

紅牙AIR

AIRの名に恥じない軽量性と感度にこだわったハイスタンダードタイラバロッド「紅牙AIR」。それぞれのコンセプトに最適なテクノロジーを搭載することで高い実釣性能を実現。『AGS』を含めた軽量なガイドセッティングは、これぞAIRといえる仕上がりとなっている。さらに、個性豊かで抜けのないラインナップは激戦区の内海エリアから、大物に照準を合わせた外海エリアまで幅広く対応してくれる。

軽量・高感度『AGS』を含めた最適なガイドセッティング。
高感度モデルの上位機種の証である『SMT』。(SMTモデルのみ)
細身からは想像できないブチ曲げメガトップ芯材スリルゲーム。(TGモデルのみ)
快適性とグリップ性を誇るタイラバ専用ZERO₋SEAT ダブルショートトリガー。(ベイトモデルのみ)
快適な握り込みを実現するZERO₋SEAT シームレスフィット。(SPモデルのみ)
軽さとパワーを両立させてHVFナノプラス。
モンスターマダイや不意の大物とも真っ向勝負 X45。
紅牙カラーピンクと軽量性を感じさせるシルバーが融合した外観。

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紅牙 EX

紅牙 EX

DAIWAが誇るテスター陣のノウハウを最新テクノロジーで具現化した唯一無二のフラッグシップタイラバロッド「紅牙EX」。釣果に直結する実釣性能にとことん拘り、それぞれのアイテムに最適な素材やテーパー、『AGS』、リールシートを一から見直すことで過去の延長線上にないタイラバロッドが完成した。個性際立つラインナップは激戦区のテクニカルエリアから未開のフィールドまで幅広く対応してくれる。

タイラバエキスパートのノウハウとDAIWAテクノロジーが融合 ESS。軽量・高感度・高硬度がタイラバを進化させる『AGS Rフレーム』。
他の素材では実現できない感度と食い込み性能『SMT』。(SMTモデルのみ)真のブチ曲げを実現するメガトップ芯材スリルゲーム。(TGモデルのみ)
テスターの想いが詰まったタイラバ専用ZERO₋SEAT ダブルショートトリガー。(ベイトモデルのみ)カーボンファイバー入り軽量リールシート エアセンサーシート。(SPモデルのみ)
感度と軽量性に秀でたブランクを実現 SVFナノプラス。(SMTモデルのみ)食い込み性能に秀でたブランクを実現 HVFナノプラス。(TGモデルのみ)
モンスターマダイや不意の大物とも真っ向勝負 X45。叢雲塗装・光輝外観・高級パーツの融合によるEXの名に恥じない外観。

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ベイトリールが基本の理由

ベイトリール

タイラバにおいて、操作性に優れるベイトタックルが主流です。
クラッチ一つでフォールでき、サミングによる沈下速度の調整、着底後の巻き出しの早さは大きなメリットになります。
ただ、広範囲を探るキャスティングタイラバでは、スピニングタックルが活躍する場面もあります。

ベイトタックル
スピニングタックル

余裕を持ったセッティングがキモ!

リール選びの基準は、ラインのキャパシティ(糸巻き量)で決まります。PEライン0.8号を300m巻けるリールを選んでください。
狙う水深が100m程度でも、「ドテラ流し(船を風や潮に乗せて流す場合)」ではラインが200m以上出ることもあります。
タイラバでは細糸が推奨されることもありますが、
PE0.8号または1号を推奨します。

リーダーは取り込みやすさを考慮

リーダーは、フロロカーボン 3号・4号・5号のいずれか。長さは3ヒロ(約4.5~5m)を目安にとっておきましょう。
取り込みの際にリーダーを掴める長さがあると、ランディングが安定します。

平田テスター
平田テスター

太いラインだと魚の取り込みはしやすくなりますが、ドテラ流しの場合、底取りがしづらくなるデメリットがあります。
強めにドラグをかけても切れないよう、ノットはしっかり組むことが大切です。

「ハイギアvsローギア」論争へのアンサー

リールを巻く手元

「ハイギアは巻き重りがする」という定説は、タックルの進化によって変わりつつあります。
ギア比の選択は今なお議論が分かれるポイントですが、最新モデルであれば巻き心地を犠牲にすることなく、ハイギアによる手返しの良さを享受できるようになっています。

平田テスター
平田テスター

ここまで選び方を解説しましたが、「最初は無理に買わないこと」です。 船の大きさや自分の体格によって、最適なタックルは変わります。まずはレンタルで一度釣りを体験し、感覚を掴んでから揃えるほうが、結果的に無駄な買い物をせずに済みますよ。

紅牙Reel Related products

紅牙X IC

紅牙X IC

ICカウンター搭載、ハイコストパフォーマンスタイラバ用軽量小型手巻きリール
スーパーメタルフレーム、100mmロングハンドルアーム&EVAノブ(ダブルハンドル)仕様。
ギア比4.9の楽巻き仕様。ワンプッシュONクラッチ。

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紅牙 RX IC

紅牙 RX IC

紅牙シリーズにNEWアイテムが登場。
HYPER ARMED HOUSING(AL)と110mmハンドルアーム搭載により、パワフルな回転性能を実現。さらに豊富なラインキャパや高精度エコノマイザー、ドラグ引き出しクリック、デプスアラーム、セルフ電池交換機能も搭載しており、安心してタイラバを楽しむことが可能。タイラバ用ICカウンターリールのニュースタンダードとなる紅牙RX ICはタイラバアングラーの一手となる。

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紅牙

紅牙

高い基本性能が永く続くことを目指し、全ての基本性能の水準を大幅に高めた次世代ベイトテクノロジー「HYPERDRIVE DESIGN」を搭載。フレームのみならずサイドプレート(ギア側)もAL製とし、コンパクトながら高いハウジング剛性を実現。更に軽い巻上げでアングラーをサポートする130mmロングハンドルを標準搭載。ノーマルギアモデル(6.3)のみならず、エクストラハイギアモデル(8.1)においても軽い巻上げと等速巻きが実現可能となった。エクストラハイギアモデルはタイラバとタイジギング(SLJなど)をリレー方式で行う場面でも1台で対応可能。

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紅牙 IC 150

紅牙 IC 150

タイラバ用リールの紅牙IC150シリーズが更なる進化を遂げて登場!
低負荷~高負荷まで滑らかな回転性能が必要となるタイラバシーンに対応するため、「HYPERDRIVE DESIGN」の要である「HYPERDRIVE DIGIGEAR」に手を加え、ギアの歯幅UPによる回転性能の向上を行った。また、無風時や潮の流れが無い状況でより広く探るための軽いアンダーキャストにも対応する遠心ブレーキを搭載した。幅広いシーンに対応可能な26紅牙IC150はタイラバシーンをリードし続ける。さらに様々なシチュエーションに対応するために3種のギア比展開とハンドル仕様をブラッシュアップ。タイラバをより快適に楽しむためのこだわりを凝縮したタイラバ専用機。

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紅牙 IC 200

紅牙 IC 200

タイラバ船を運営するカリスマテスターの意見から生まれたディープタイラバ専用モデル。
特筆すべきはドラグ性能と巻上げ性能。ATDとシンクロレベルワインド、そして「電子ドラグサウンド」を搭載し、細糸ラインにも滑らかで安心なドラグ性能を実現。さらにドラグ力の調整範囲(0.5㎏~4.0㎏)の幅を拡大し、より細かな調整を行うことが可能になった。細糸を使用するタイラバだからこそ、これらの機能にこだわることでバラシのリスクを低減し、アングラーをサポートする。
基本性能は「HYPERDRIVE DESIGN」で磨きをかけ、高負荷時でも高い巻上げ性能を実現。そして、ディープタイラバの巻き重りを解消する150mmAL製クランクハンドルを採用し、一日を通して楽に実釣を続けることが可能となる。

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紅牙 IC 150-C

紅牙 IC 150-C

タイラバゲームのスタンダードサイズにDAIWA CONNECTED対応の紅牙 IC 150-C登場。
タイラバリールとしての根幹を形作る設計思想は次世代ベイトリールテクノロジー、「ハイパードライブデザイン」を採用。紅牙 IC 150-Cではハイパードライブデザインの核となる「ハイパードライブ デジギア」の歯幅をアップすることで回転性能が向上。低負荷から高負荷まで滑らかな回転性能を実現している。130mmAL製クランクハンドルの採用と相まって、タイラバゲームで最も重視される巻上げ性能を高次元で達成。フレーム、ハンドル側サイドプレート、セットプレートにはアルミニウム合金を採用し、大ダイとのファイトや高負荷が前提となるディープタイラバにも安心のボディ剛性を誇る。ドラグシステムはタイラバで最も多用する低ドラグ域の調整幅を広げたATDを搭載。そして、シンクロレベルワインド、電子ドラグサウンドの採用による、より滑らかなライン放出を獲得。これまで以上に安心、余裕を持ったやり取りが可能となっている。
さらにスマートフォンとつながることで、タイラバシーンで重視される巻上げ速度や落下速度を数値で把握。ヒットスピードの再現性を高めることができる。ドテラ流しでのタイラバのレンジを容易に把握することも可能で、より戦闘力をアップした一台に仕上がっている。基本性能が大幅にアップ、さらにDAIWA CONNECTEDにも対応する紅牙 IC 150-Cは、タイラバシーンをリードする一台となるだろう。

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タイラバは
「波動」で決まる!
ヘッド・ネクタイの
選び方と
活性別の使い分け

並べられたヘッドとネクタイ

タイラバにおいて、真鯛が最後に口を使う決定的な要素は「ヘッド」と「ネクタイ」です。
なぜ同じ形や色で釣果に差が出るのか? その答えは「波動の強弱」にあると考えています。
魚の活性に合わせたネクタイのローテーション術を、プロテスターの視点から紐解きます。

平田流ヘッドの選び方

タイラバのヘッド

シルエットは小さくが基本

ヘッドは自分の中でローテーションが決まっています。
シルエット、波動ともに小さなモノから少しずつ大きくしていきます。
イワシが大量に入ってきている時などはブレード付きが有効です。

平田テスター
平田テスター

活性が低い時にもサイズ・波動共に大きなものが効く場合もありますが、基本はシルエットが小さく、波動も弱い捕食しやすいものを選んでいます。

ネクタイの「波動」と「魚の活性」の関係

タイラバを持つ平田テスター

釣れているネクタイが微波動か?
強波動か?

ネクタイのシルエットや幅は、水中で発生する「波動」の強さを決めます。この波動の強さを、その時の魚の活性にアジャストさせることが釣果への近道です。

平田テスター
平田テスター

低活性時:弱い波動(微波動)
シルエットが小さく、動きが控えめなネクタイ。捕食者である真鯛にとって「食べやすそう」に見えるため、食い気が低い時に有効です。

高活性時:強い波動(強波動)
幅が広く、大きく動くネクタイ。アピール力が高く、遠くの魚ややる気のある魚を効率よく誘えます。

平田流ネクタイローテーション術

真鯛を釣り上げた平田テスター

朝イチ・低活性「食べやすさ」重視の微波動から

ネクタイとスカート

朝のまだ魚のエンジンがかかっていない時間帯は、左端のようなシルエットの小さい「微波動」モデルがおすすめ。

平田テスター
平田テスター

「元気いっぱいの獲物を追いかけるのは疲れる」と感じている真鯛に、まずは食べやすいサイズ感でアプローチします。

反応がない時真逆の「強波動」で刺激する

ネクタイ

微波動で反応がなければ、一気に最大波動のネクタイへチェンジします。

平田テスター
平田テスター

「目立ちすぎないか?」と心配する必要はありません。海中ではヘッド自体も大きなアピール要素となっているため、ネクタイを強めることで真鯛のスイッチを入れます。

周りと差をつける一人だけ違う波動を入れる

平田テスター
平田テスター

周りのアングラーが皆同じような微波動を使っている時こそ、自分だけ強波動を入れるチャンス!
セオリーを知った上で、あえて「真逆」を試す勇気が、止まったアタリを復活させる鍵となります。

「思考の迷路」こそがタイラバの醍醐味

真鯛の釣果写真

ヘッドの形状、カラー、ネクタイの色、シルエット、そして波動。これらを組み合わせて「今の正解」を探し出すプロセスこそ、タイラバが多くの釣り人を虜にする理由です。
アタリが止まった時こそ、今のセッティングを見直すタイミング!
どんな状況にも対応できるよう、多様な波動・シルエット・カラーのネクタイを揃えておくことが、安定した釣果に繋がります。

平田テスター
平田テスター

タイラバ選びに「全国共通の正解」はありません。
水深、潮の速さ、その日の当たりカラーは地域差が激しいものです。予約時に船宿の船長へ「今、何gの何色が釣れていますか?」と聞くのが、最もタイムリーで正確な情報です。

紅牙タイラバ Related products

紅牙 ブレードブレーカー玉神

紅牙 ブレードブレーカー玉神

中井一誠氏が提唱する、”真鯛の活性を上げて効率的に釣る”タイラバ新メソッド”玉噛みコンセプト”。ヘッドにダイレクトに当たってくる真鯛に対し、フッキング性能を向上させるために、ヘッドに近い位置にフックポジションがくるように新たにデザイン。タングステンとは異なる比重で使い分けることで更なる釣果アップ。MGホロ(マグマホロ)ベースでPHホロベースのタングステンとは、一瞬で区別可能。
”玉噛みコンセプト”対応タイラバセット
ブレードを使って真鯛の活性を上げ、ヘッドに噛みつかせるようにして掛けていく”玉噛みコンセプト”。比重特性を活かしてしっかりフォールで魅せて、追わせるブレード付きタイラバセット。ボディ形状は専用デザインを採用し、ネクタイユニットとの絡みを軽減したトラブルフリー構造。安心のサクサスフック採用で優れたフッキング性能を発揮。

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紅牙ブレードブレーカーTG玉神

紅牙ブレードブレーカーTG玉神

中井一誠氏が提唱する、”真鯛の活性を上げて効率的に釣る”タイラバ新メソッド”玉噛みコンセプト”。ヘッドにダイレクトに当てってくる真鯛に対し、フッキング性能を向上させるために、ヘッドに近い位置にフックポジションがくるように新たにデザイン。高比重タングステン素材による確実なタッチアンドゴーとブレードによるアピールで強烈にターゲットにアピール。

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紅牙ベイラバーフリーβスターターキット

紅牙ベイラバーフリーβスターターキット

鯛ラバゲームを始めるとき、まずは何を揃えたらよいか迷っている方も多いでしょう。
そこでダイワ紅牙スタッフが、10年以上全国各地を釣り歩き、本当に使えるキットを目指して内容を厳選したのが、紅牙ベイラバーフリーβスターターキット。キットは、大きく3種類のウエイトに分かれていて、それぞれ2種類の異なったカラー内容でセット組している。

60g80g100gのキットは、主に瀬戸内エリアや天草などシャローエリアでタイラバをするのに適したセット。
80g100g120gのキットは、主に東京湾、伊勢湾、北九州などミドルレンジでタイラバをするのに適したセット。
150g200gのキットは、主に玄界灘、錦江湾、日本海、遠州灘などディープレンジでタイラバをするのに適したセット。

それぞれに厳選した中井チューンモデルのユニットと、レギュラーモデルのユニットを一個づつ入れており、ネクタイはセット内容によって2本から5本のセット組をしている。
とにかく厳選したネクタイとヘッドの組み合わせのため、真鯛確保への道はぐんと近くなる。
ヘッド、ユニットには最新のβシステムを採用。交換が飛躍的に楽になったことで、ネクタイローテーションの基本的な動作を習得することにも役立つでしょう。
パッケージは、リユースを考え、丈夫なABS製ケースを採用。発砲ウレタンを外せば、更にヘッドやネクタイ、フックなどの収納が可能で、増やす楽しみが広がる。
中には、詳しいマニュアルと説明動画も入っているので、これさえ読んで動画を見れば、釣り場に行ってしっかりゲームを楽しめる。

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紅牙カレントブレイカートリニティβ

紅牙カレントブレイカートリニティβ

ヘッドを噛んでくるターゲットに対してアドバンテージを更に向上させるためにトリニティαをチューンナップ。
ヘッドの中央部分よりユニットがポジショニングされることからフックとヘッドの位置が近くなり、ヘッドごと噛みに来るターゲットに対して確実なフックアップを約束。ユニットはツインカーリーを採用しアピール力も大幅UP。
βシステム対応でネクタイの交換も楽々。
別売のターボシンカー+との組み合わせで不意の早潮や爆風などによる底取りが困難になっても対応可能に!

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紅牙ベイラバーフリーβ

紅牙ベイラバーフリーβ

長きにわたり、タイラバを研究してきた結果たどり着いた実践型ユニット。実際に現場で何が必要で、本当に使いやすくて釣れるタイラバは何かを突き詰めて完成させたタイラバシステム。βシステムは、ネクタイやヘッド交換が劇的に速いだけでなく、大鯛の強烈な引きにも対応。ヘッドとの一体感で死角のないフッキングを約束。

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スカート Related products

紅牙替えユニットβ SS 大鯛チューン

紅牙替えユニットβ SS 大鯛チューン

中井一誠テスター監修、大鯛を獲ることにこだわった特別仕様。
新しくなった接続パーツ「βシステム」&フックとネクタイの同調率がUPするビーズを搭載。

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紅牙替えユニット β SS

紅牙替えユニット β SS

ストレートネクタイ+スカートのスタンダードな紅牙替えユニット。
簡単・迅速にネクタイ交換できる新接続システムの「βシステム」や、ネクタイとフックを同調させフッキング性能が向上する「同調ビーズ」を搭載してリニューアル。
あらゆる状況にマッチするセッティングなので、状況を探るためのパイロットユニットとして有効。

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紅牙替えユニットβ SS 中井チューン

紅牙替えユニットβ SS 中井チューン

中井一誠テスター監修、極細ネクタイがタフなシーンで真価を発揮するシークレットユニット。
新しくなった接続パーツ「βシステム」&フックとネクタイの同調率がUPするビーズを搭載し、更に使いやすさと釣果にこだわった仕様に。

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紅牙替えユニット β SS 玉神チューン

紅牙替えユニット β SS 玉神チューン

中井一誠氏が提唱する、”真鯛の活性を上げて効率的に釣る”タイラバ新メソッド”玉噛みコンセプト”。ヘッドにダイレクトに当たってくる真鯛に対し、フッキング性能を向上させるためにショートアシストライン仕様の替えユニット。
紅牙ブレードブレイカーTG玉神にはもちろん、他のヘッドにも対応。
簡単・迅速にネクタイ交換できる新接続システムの「βシステム」や、ネクタイとフックを同調させフッキング性能が向上する「紅牙同調ビーズ」も搭載。

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紅牙替えユニット β SS パデシャ極厚

紅牙替えユニット β SS パデシャ極厚

0.8mm極厚シートが生み出す強波動タイプのシングルカーリーネクタイ。
シルエットの大きさと強波動により遠くの魚にもアピールし、先端の独自カットによる不規則な動きがスレた魚にも口を使わせる。

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紅牙替えユニット β SS ゆるふわダンサー

紅牙替えユニット β SS ゆるふわダンサー

平田テスター監修。スカートの浮遊感と別売のワームをセットすることでタフコンディションで威力を発揮する、平田テスター渾身の切り札的ユニット。
・βキャップ:本体に直接スカートが通った新ユニット。従来のセッティング方法(キャップにスカートを挟み込む)では出せなかった、スカートの浮遊感を演出。
・βシステム:独自形状の金属リングとシリコンキャップにより、挟むだけでネクタイやスカートを留めることが可能。揺れる船上でも容易に交換が可能。
・脅威の貫通力SaqSasフック搭載:ハリの表面にフッ素系特殊プレーティング加工を施すことで、刺さり性能は従来の塗装ハリに比べて最大40%(平均約20%)アップ(当社比)。
・フック仕様:紅牙替えフックβ SS 中井段差SSS純正。
・2セット入り。
・別売のワーム(紅牙 フレアリーフ)等を合わせることで、タフコンディションに対応する切り札となる。

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紅牙接続パーツβ ゆるふわダンサーキャップ

紅牙接続パーツβ ゆるふわダンサーキャップ

平田テスター監修。スカートの浮遊感と別売のワームをセットすることでタフコンディションで威力を発揮する。
・βキャップ:本体に直接スカートが通った新キャップセット。従来のセッティング方法(キャップにスカートを挟み込む)では出せなかった、スカートの浮遊感を演出。
・βシステム:独自形状の金属リングとシリコンキャップにより、挟むだけでネクタイやスカートを留めることが可能。揺れる船上でも容易に交換が可能。
・2セット入り。
・カスタムの幅を拡げる自由なセッティング:別売の紅牙接続パーツβリング、紅牙替えフックβSS、紅牙シリコンネクタイ、紅牙フレアリーフをはじめとするワームをセットすることで、カスタムの幅はさらに拡がる。状況に合わせた自由な組み合わせにより、タイラバゲームの戦略の幅を拡げる。

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ワーム Related products

紅牙 タコマラカスベイト

紅牙 タコマラカスベイト

美しい姿形、絶品の食味、力強い引きと三拍子そろった海魚の王、マダイ。我々を魅了してやまない特別な魚だからこそ、敬意を持って真っ向勝負に臨む。そんなダイワの思いが込められたマダイ専用シリーズ「紅牙」。

「紅牙 タコマラカスベイト」は、マダイのメインベイトの一つであるイイダコや小型イカをイミテートし、マダイが好む甲殻類のエキスを配合した高強度スーパーソフトマテリアル製のタコベイト。「紅牙 ベイラバーラトルマジック接続パーツ」にお好きなネクタイと組み合わせてセットすれば自分だけの爆釣タイラバが完成。レッグには張りを持たせているためフックやレッグ同士の絡みも少なく、快適な釣りを楽しめる。

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紅牙 中井ノレソレ

紅牙 中井ノレソレ

年間を通してフルタイムで活躍する和歌山海竜船長中井一誠。彼の独創的なアイデアを形にしたタイラバ専用ワームが紅牙中井ノレソレだ。マダイが好んで捕食するノレソレ(アナゴの幼魚)をイミテートしているが、それだけで終わらないのが中井流。ゆったりとした水押しボディと細かく刻むカーリーを組み合わせることで波状効果的にターゲットにアピールし、遠くの魚を寄せて、見せて食わせる。ボリュームのあるワームを簡単に装着可能にしているフックセットシステムは、チューブに通して止めることが出来、素早くワームシステムにチェンジ可能である。大型真鯛の実績はすでにお墨付き。

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紅牙 フレアリーフ

紅牙 フレアリーフ

フックにチョン掛けして取り付けることで、ワーム自体の浮力とタンデムフレアフィンが的確に潮流を捉え、フックとネクタイがシンクロ(同調)。これによりマダイが違和感なくネクタイ共々フックを吸い込み、ハリ掛かりしやすくなる。
テール部分を二つに引き裂けば、より波動の大きな艶めかしいアクションを発生させる。ベイトの小イカをイメージさせるようなイボ付き。ネクタイとくっつきににくく、フックの絡みを軽減する効果も。
フックが直線的になびくため、ネクタイとの絡みも軽減。マダイが吸い込みやすい高強度スーパーソフトマテリアル。マダイにしつこくバイトさせるオキアミフレーバー配合。使いやすい2インチ、カラーは実績の高い色を厳選。

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紅牙 中井蟲

紅牙 中井蟲

タイラバ人気船和歌山海竜船長中井一誠氏プロデュースのチョン掛けワーム。フラットなボディに一定の長さで変化をつけたレッグを配し、複雑な波動でターゲットを魅了。ワッキーでの使用のほか、1本丸々チョン掛けや、カットしてボリュームを落としての使用など使い方は様々。実戦で培われた経験から生まれたチョン掛けワーム。

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紅牙 中井蟲CURLY 7

紅牙 中井蟲CURLY 7

中井蟲を更にアピールベイトにするために海竜キャプテン中井一誠が考案。チューブに取り付けて、ネクタイワームとして使用できるほか、チョン掛けワームとしてワッキーリグにて使用しても効果絶大。
日々タイラバ船のキャプテンとして海に出る一方、日本のみならず世界中を釣り歩いた豊富な経験を元に紅牙プロダクトの開発に注力する中井一誠。この”中井蟲カーリー”は、中井蟲をベースに、紅牙ネクタイ中井チューンのエッセンスを高強度ワーム素材で実現したいという中井一誠の思いの詰まったワーム。基本的には、ネクタイの代わりにチューブに通して真ん中で止め、使用。ストレートの扁平ボディから左右に張り出した段差レッグが、水中で微波動を発生し、ソフト素材の多重カーリーが発する波動が、真鯛を狂わせる。このほかにも、頭にチョン掛けしてロングネクタイの代わりとして使用したり、ワッキーでの使用などアイデア次第で無限に広がるタイラバゲームをお楽しみください。

詳しくはこちら

プロが教える
タイラバ攻略
タイラバの基本的な釣り方

-ただ巻くだけじゃない。奥深い戦略とアタリの予兆-

実釣中の平田テスター

タイラバは「ただ落として巻くだけ」、そう思っているアングラーも多いのではないでしょうか。
確かにただ巻き=等速巻きが基本中の基本。
ただ、単調な動作だからこそ微細な違いが釣果を大きく分けることがあります。
ここでは釣り方にフォーカスして平田俊也船長がキモとなるポイントを解説していきます。

全ては「着底」から始まる

ヘッド

ヘッドは確実に底が取れる重さを選ぶ

タイラバにおいて、着底の瞬間を逃すことは「チャンスを捨てること」と同義です。リールのクラッチを切り、スプールの回転が一瞬止まる瞬間をとにかく見逃さないこと。

平田テスター
平田テスター

スプールの回転を邪魔しない程度に軽く指を添える(サミング)ことで、着底が格段に分かりやすくなります。また、サミングの強さを変えることで、落下速度をコントロールすることも可能です。

基本の「等速巻き」と「アレンジ」の使い分け

平田テスターの手元

タイラバの基本は、ハンドルを一定の速度で回し続ける「等速巻き」です。
巻き上げ距離は水深の3分の1から2分の1程度までを目安してみてください。
ハイギア・ローギア問わず、まずは「同じ速度で巻くこと」を意識しましょう。

平田テスター
平田テスター

基本は等速ですが、マダイの活性を探るために「速巻き」や「スロー」を試すのは有効です。
時には巻いている途中で急に止めたり、速度変化を入れることでスイッチが入ることもあります。

アタリの前触れ「違和感」を感じ取れ!

実釣中の平田テスター

巻き重りの変化を捉えるための等速巻き

等速巻きをマスターすると、指先に伝わる情報の解像度が上がります。等速巻きがしっかりできるようになると、巻いている時の潮の重さや変化、ちょっとした違和感を感じることができます。

平田テスター
平田テスター

もし追尾があるのに食ってこない場合は、巻きスピードを変えるか、タイラバの色、シルエットが合っていないサイン。少しずつセッティングを調整してみましょう。
タイラバは、ただの作業ではありません。「なぜ今軽くなったのか?」「なぜ追ってこないのか?」と考え、試行錯誤するプロセスにこそ、この釣りの醍醐味なんです。

プロが教える
タイラバ攻略
タイラバ釣りの極意

-着底「0秒」で勝負が決まる!-

真鯛を釣り上げた平田テスター

タイラバは「ただ落として巻くだけ」、そう思っているアングラーも多いのではないでしょうか。
確かにただ巻き=等速巻きが基本中の基本。
ただ、単調な動作だからこそ微細な違いが釣果を大きく分けることがあります。
ここでは釣り方にフォーカスして平田俊也船長がキモとなるポイントを解説していきます。

タイラバは「フォール中」に勝負が始まっている

フォールに反応する真鯛

多くの初心者は「巻き始めてからが釣り」だと考えがちですが、実はフォール(落下)こそが最大の集魚タイム。
タイラバが落ちていく動きにマダイは興味を持ち、追尾を始めます。「フォールで寄せて、巻きで食わす。」ということを覚えておきましょう。

平田テスター
平田テスター

着底してタイラバが“止まった”瞬間、追ってきたマダイは「偽物だ」と見切り、離れてしまいます。

タッチ&ゴーを極めよう

タッチ&ゴーの解説図

着底したタイラバを、間髪入れずに巻き上げる動作を「タッチ&ゴー」と呼びます。
この時間をいかに短くするかが、フッキング率に直結します。
海底でタイラバが静止する時間をゼロに近づけることで、マダイの興味を逸らさずに食い気を持続させることができます。

平田テスター
平田テスター

タッチ&ゴーをマスターすると、岩礁帯などでの根掛かりを劇的に減らすメリットもあります。
水深の目安を視認できるため、カウンター付きのリールがおすすめです。

最初の数回転は「速巻き」で

実釣風景

着底直後に普通に巻き始めても、実はタイラバはすぐには動き出していません。
海中では潮の影響でPEラインがたわんでいます。
この弛み(スラック)を素早く回収するために、着底直後の数回転は意識的に速く巻くのがコツです。

平田テスター
平田テスター

リールの巻きが間に合わない時は、グイッとロッドをあおってから巻き始めるのも有効な手段ですよ。

船の「流し方」を
知れば、
水中がイメージできる

タイラバ船の空撮

タイラバで釣果を伸ばすベテランは、必ず「今、船がどう流れているか」を把握しています。
船の動きを理解すれば、自分のタイラバが海中のどこにあるのか、どんな状態なのかが手に取るように分かるようになるからです。
九州をはじめ、多くの海域で採用されている代表的な2つの流し方を解説します。

ドテラ流し:風と潮を味方につける

ドテラ流しの解説図

「ドテラ流し」は、船の側面に風を受けて、船を真横に滑らせるように流す方法です。
船が横に動くため、全員が片側の舷(かたげん)に並んで釣りをします。
船が移動し続けるため、タイラバを落とすとラインが斜めに出やすくなります。広範囲を効率よく探れるのが最大の特徴です。

パラシュートアンカー流し:潮の流れに同調する

パラシュートアンカー流しの解説図

海中に巨大なパラシュート(シーアンカー)を投入し、潮の抵抗を利用して流す方法です。
船の舳先(前)や船尾(後ろ)からパラシュートを入れるため、船は縦方向に流れます。そのため、左右両側の舷で釣りをすることが可能です。
船が潮と同じ速度で動くため、ドテラ流しに比べてラインが真っ直ぐ(バーチカル)になりやすい傾向があります。

平田テスター
平田テスター

エンジンを切って止まっているように見えても、船は常に風や潮の影響で動いています。
「自分は動いていない」と思っていても、水中のタイラバは船の移動によって常に動き、ラインに角度がついています。船上の感覚だけでなく、「今、船がどの方向に、どれくらいの速さで動いているか」を意識するだけで、着底の判断や巻きのスピード調節が劇的に上手くなります。

「ライン角度」が釣果を分ける?斜め引きのメリットと落とし穴

リトリーブの角度によって変わる真鯛が追いかけるレンジ

「斜め引き」のメリットは誘いの距離と時間が倍増すること

真鯛がタイラバを追いかける距離(レンジ)は、時期や個体によって決まっています。
例えば、真鯛が底から15mまで追う状況を考えてみましょう。
垂直(縦)ならハンドル20回転で15mに達し、誘いが終わります。リトリーブ角度が斜めなら、同じ15mに達するまでに40回転分、長く・じっくりと誘い続けることができます。

平田テスター
平田テスター

特に真鯛の活性が下がり、追うレンジが狭くなる冬場は、この「斜めに引いてレンジを長く通す」技術が不可欠です。スピニングタックルでの遠投が効果的なのもこのためです。

【警告】「斜め」の代償は「着底」の難しさ

実釣風景

斜めに引くメリットは大きいですが、大きなリスクも伴います。
ラインが斜めになればなるほど、潮の抵抗を受けて着底の感度が鈍るため、着底を感じることが難しくなります。
「斜めがいいから」と軽いタイラバを使い、底が取れなくなっては本末転倒です。
まずは確実に着底が分かる重さを選び、その結果として斜めに入れるのが正解です。

平田テスター
平田テスター

ここを勘違いしてはいけません。ラインがどんなに斜めに入っていても、タイラバを落とす瞬間は「真下」に向かって落ちていきます。ラインの角度はあくまで「結果」であり、目的ではありません。
タイラバは海底へ垂直にアプローチし、そこからどう引くかの釣りです。
着底という原点を疎かにせず、状況に合わせて角度をコントロールする思考を持ちましょう。
タイラバの本質は、どこまでいっても「縦の釣り」であることを覚えておきましょう!

釣果を伸ばす
釣り方のコツ

平田テスターの2ショット

タイラバはシンプルな釣りだからこそ、技術の差以上に「考え方の差」が釣果に直結します。
ここでは、テスターというよりは多くのアングラーをみてきたタイラバ船の船長視点で釣果を伸ばす人の共通点をお伝えします。

POINT船長のアドバイスに
即・反応できる柔軟性

真鯛を釣り上げた平田テスター
平田テスター
平田テスター

船長が掛ける言葉には、その日の海の状態、魚の反応、直近のヒットパターンなど、膨大なデータに基づいた「根拠」があります。アドバイスを聞いてすぐに試す人は、例えその瞬間釣れなくても、経験値の蓄積スピードが圧倒的に早くなります。
自分流を貫くことも楽しみのひとつですが、状況に合わせた「柔軟な姿勢」こそが、厳しい状況で1枚を引き出す鍵になります。
最後は素直さがモノを言いますね。

POINT「釣れている人」を
観察している

解説をする平田テスター
平田テスター
平田テスター

「なぜあの人だけ釣れるのか?」という疑問を放置せず、徹底的に観察し、真似る。これが上達の最短ルートです。

【観察のポイント】
・ヘッドの重さと色
・ネクタイの種類(波動)とカラー
・巻き速度(等速巻きのピッチ)

単に真似るだけでなく、そこから「なぜ今これが効いているのか?」を考えることで、釣りの奥深さと楽しさが倍増しますよ。

POINT「真似」と「挑戦」を
使い分ける

ルアーボックスの中
平田テスター
平田テスター

上手な人は、周囲が釣れているものを素直に真似る一方で、あえて真逆のセッティング(例:周りが微波動なら自分だけ強波動)を試す遊び心も持っています。
挑戦して反応がなければ、すぐに釣れているパターンに戻す。
この「臨機応変な判断」ができる人が、結果として最も多くの魚を手にしています。

POINT「快適さ」が
「釣果」に直結する

平田テスター
平田テスター

タイラバを楽しむために、ロッドやリールよりも先に準備すべきことがあります。それは「過酷な海上環境から身を守り、快適に釣りをし続けるための装備」です。
海の上は街中とは体感温度が全く違います。風を遮るものがなく、常に波しぶきにさらされる可能性があるからです。防寒は「やりすぎ」くらいが丁度よく、防水(レインウェア)もとても重要です。
船の上で体調を崩しても、すぐに陸へは戻れません。「寒さを甘く見ないこと」が、安全に帰宅するための鉄則です。反対に、炎天下の船上で数時間を過ごすタイラバにおいて、熱中症対策は「マナー」に近い重要事項です。水分は「余分すぎるほど」持参しましょう。甘いジュースだけでは、かえって喉が渇いてしまいます。水やスポーツドリンクは必ず用意しておくこと。帽子、サングラスはマストアイテムです。また、夏でも風で体が冷えたり、極度の日焼けを防ぐために、薄手の上着(ラッシュガードなど)を用意しておくと安心です。

なぜここまで装備に口を酸っぱくするのか? それは「快適でないと釣りに集中できないから」です。
寒さに震えたり、暑さで朦朧としていては、小さな違和感を察知することはできません。最後まで集中して巻き続けられる人こそが、最後の一枚を手にします。
「道具や釣り方の前に、まずは安全に、笑顔で港に帰ってきてほしい。それが船長の一番の願いです。
万全の準備をして、最高のタイラバ体験を楽しみましょう!」

MOVIE

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