レガリスと過ごす私の休日 My LEGALIS LIFE

日帰りでは
遊びきれない!?
釣りに離島観光、
グルメ、癒し…
ワクワクな魅力が満載の
熱海を欲ばりにEnjoy!

SUPER FRESH ANGLER:前崎 凪砂

青い海と晴れ渡った大空、山の緑。広々として奥行きを感じる景色や、やわらかく爽やかな風に包まれると、それだけで気分が軽くなるものです。
海に川にと活発に出かける前崎凪砂さんが友人を誘って足を伸ばしたのは、静岡県伊豆半島の熱海。都市部から日帰りできる距離にあり、古くから温泉街として栄える人気の観光地です。豊かな自然の恵みが訪れる人の心を癒し、しかも好奇心をくすぐるスポットも盛りだくさん! 初心者でも安心な堤防釣り場で竿を出し、離島探索やグルメ、観光も満喫して休日をめいっぱい楽しむ。欲ばりすぎとも思える計画ですが、それを可能にしてしまうのが熱海の魅力なのです。

まずは熱海港を発着する定期船に乗って初島へ。爽やかな潮風を浴びながらの船旅は30分ほど。遠ざかる熱海の景色を眺められるのも船旅ならではの楽しみ。
熱海沖に浮かぶ初島は静岡県内で唯一の有人島。リゾート施設や食堂など観光施設が豊富なうえ、島の周囲には多彩な魚種が生息しており、釣りやダイビング目的で訪れる人も多い。

早朝に熱海へと着いた2人。まずは港から定期船に乗って、初島へ向かいます。この島は島内に観光施設や食堂が揃った観光スポットですが、ダイビングや釣りなどのマリンレジャーを楽しむ人にも大人気。ゴロタ石に囲まれたこの島は⼤型の⻘物やマダイ、根⿂などの好ポイントとなっており、足繁く通う釣り人も少なくありません。 30分ほどの船旅を楽しんだら、風裏になる磯場を目指して歩きます。島内は遊歩道が整備されており、ちょっとしたハイキング気分。「せっかくここまで来たから大物が釣りたいよね」「食べて美味しい魚のほうがよくない?」。景色を楽しみつつも、2人とも期待に胸を高鳴らせて釣り場へと急ぎます。

風裏の磯場から釣り開始。スパイクシューズとライフジャケットを着用し、なるべく平坦な場所を選んでルアーを投げ始める。事前の情報ではイナダやアカハタなどがメタルジグにアタックしてきたとか…。
2人が使用したロッドはショアジギングに最適な「ドラッガーX 100M」。組み合わせるリールは軽量でアクションを繰り返しても疲れにくく、十分な剛性とドラグ性能を兼ね備えた「レガリスLT5000-CXH」。握りやすく力が入りやすいハンドルノブが装着されているのもよいところ。スプールには1.5号のPEラインを装着。
使用するルアーは遠投が可能で狙える魚種の幅が広いメタルジグ。「サムライジグR SB」「サムライジグR SF」の30〜40gをチョイス。

事前の情報では、ブリの若魚であるイナダやアカハタが期待できるとのこと。ブリなどの青物は表層〜中層、アカハタは底付近と狙う水深は異なりますが、メタルジグを使った釣りならルアーの落とし込み具合や引く速度を工夫するだけでどちらにも対応できます。2人も水面近くを引いてみたり、着水したジグを底近くまで沈めてみたりして魚の反応を探ります。しかし、日が高くなってもアタリはなく、早起きしたせいもあって2人は少しお疲れモードに。近くにある「PICA初島」で休憩とランチを取ることにします。

ガツン!という突然のアタリの後に訪れる強い引きを期待して投げ続けたものの、残念ながらノーヒットで終了。磯場からキャストを繰り返して少々疲れたため、島内のリゾート施設でリフレッシュすることに。

ショアジギ Tackles & Advice

おすすめの番手
LT4000-CXH、LT5000-CXH、LT6000D-H
ワンポイントアドバイス
引いてくる水深を変えるだけで異なる魚種を狙えるのがメタルジグのよいところ。イナダやサバ、ソウダガツオといった青物狙いなら表層〜中層を集中的に探るのがよい。竿を小刻みに煽りながらリールを巻いたり、リールを巻く速度を変えたり、ストップ&ゴーなど巻く速さにメリハリをつけるなどして、魚の好奇心をあおるのがコツだ。ハタ系やカサゴ、ヒラメなどを狙う際は、ルアーをいったん着底させてから、底付近を意識して巻いてくるのがよい。

「PICA初島」にはアジアンフードや海鮮バーベキューが楽しめる「Terrace Restaurant ENAK」が併設されており、開放感のあるアジアンガーデン内で食事が楽しめます。2人はボリュームたっぷりのロコモコ丼や初島バーガーをオーダー。色彩豊かな盛り付けの料理が運ばれてくると、どちらからともなく撮影が始まって食べる前から大盛り上がりです。

早起きして竿を振り続ければ誰しも疲れるもの。そんなときに元気を取り戻してくれるのが美味しいゴハン。色鮮やかで見た目にも美味しそうなランチメニューに2人のテンションも急回復。

お腹が満たされたら撮影スポットがちりばめられたガーデン内でリフレッシュタイム。カフェでオーダーしたドリンクを味わいながらハンモックに揺られる時間はまさにリゾート気分。遠くに聞こえる潮騒と爽やかな風をゆったりと満喫したら、今度は海に飛び出してしまいそうな大きなブランコへ。蒼天と大海原が交互する景色を楽しみ、竿を振り続けた後とは思えない癒しのひとときを満喫しました。

ガーデン内は癒しと写真映えするスポットがいっぱい。ハンモックに体を預けてしばしの休息を取った後は、大海原を一望できる大きなブランコで大興奮!

リラックスしすぎて時間が経つのを忘れてしまいそうでしたが、午後には別の釣りを楽しむ計画が。後ろ髪を引かれる想いで熱海行きの定期船に乗り、熱海港へと戻ります。その足で向かったのは港内にある熱海港海釣り施設。ここは有料の海釣り公園で、安全柵やトイレ、水道といった設備が充実しています。初心者や家族連れも安心して楽しめることから、一年を通して多くの釣り人で賑わっています。

束の間の離島探訪を楽しんだら定期船に乗り込んで、再び熱海へ。ショアジギングで解消できなかった釣り欲を満たすべく、熱海港海釣り施設でサビキ釣りを楽しむことに。

ここで楽しむのは、「バケ」と呼ばれる擬似餌付きのハリを寄せエサに紛れ込ませて魚に食わせるサビキ釣り。魚さえ寄せてしまえば誰でも釣果が望め、海釣り初心者の友達と楽しむには最適な釣り方です。仕掛けの下部に装着したカゴに撒きエサ用のアミエビを詰め、そっと竿下に落とします。何度か繰り返すうち、小さな青い魚影が勢いよく群がります。やがて次々にハリに食らいつき、2尾3尾も当たり前の入れ食い状態に。魚影の正体はサバ。それに混じってネンブツダイやタカベといったカラフルな魚も加わり、2人とも夢中になって釣り続けていました。

堤防釣りに使う竿は「フリーギア380TM-T」。リールは「レガリスLT2500D」をチョイスし、ラインはナイロン2号を巻いた。コマセカゴまでがセットになったサビキ仕掛けと、常温保存可能なアミエビを用意すればサビキ釣りが楽しめる。
小サバが中心ながらもネンブツダイやタカベもまじってサビキ釣りは大成功!

サビキ釣りで入れ食いを楽しんでいると、コマセに集まる魚群にやや大きな影が見え始めました。
「それ、少し大きいのはタカベだよ。ウキ釣りで狙うほうがいいかもね。コマセを控えめにして、エサのオキアミは頭とシッポを取ってからハリに小さく付けて狙ってごらん!」
通りかかったベテラン釣り師からのアドバイスを元にしてウキ釣りを試します。すると15cmほどのタカベがヒット! 入れ食いとはいきませんが、ウキがツツツッ!と沈んだ後にキュキューン!と竿が絞られる駆け引きのおもしろさに2人は夢中に。タカベにまじって小さなシマアジもハリに掛かり、堤防釣りは大満足な釣果を得ることができました。

優しいベテラン釣り師のアドバイスを得てウキ釣りを試してみると、ひと回り大きいタカベが掛かって2人は大喜び。小型ながらシマアジも掛かるなど堤防釣りを大いに満喫!

サビキ & ウキ Tackles & Advice

おすすめの番手
LT2500D、LT3000D-C
ワンポイントアドバイス
どちらの釣りもコマセを撒き、仕掛けの周りに魚を集めて狙う釣り方。ゆえに始めのうちはこまめにコマセを入れるのが大事。魚が集まってくると互いに競うようにしてエサを追い始めるので、撒く頻度は変えずに一度に撒く量を減らしてやるのもよい。
ウキ釣りでは、ウキが動くのに魚がハリに掛からないことがしばしばある。そんなときは付けエサを小さく付けたり、ハリを小さくしたり、オモリをわずかに追加してウキの頭が水面ギリギリに出るくらいに調整してやるとアタリが明確に出やすくなる。

堤防で魚との駆け引きを楽しんだ2人。帰りがけに通った岸壁でも水中観察に夢中で、ついつい魚影をチェック。熱海の海は水がきれいで、港内の浅場をのぞくだけでも楽しめます。港の近くにはきれいな砂浜もあり、水遊びをしたり、ボーッと海を眺めたりするにもピッタリ。まだ遊び足りない2人は波打ち際で楽しそうに戯れていました。熱海といえば温泉も忘れるわけにはいきません。温泉街の中にある大湯間歇泉を見学し、存分に熱海の魅力を体感した1日を締めくくりました。

熱海港の近くにはきれいな砂浜もあって水遊びに最適。もちろん温泉も至る所にあり、大湯間歇泉では岩場からお湯が吹き出す光景が見学できる。

information

撮影協力
【PICA 初島】
静岡県熱海市初島 PICA初島
TEL 0557-67-2151
https://www.pica-resort.jp/hatsushima/

【熱海港海釣り施設】
静岡県熱海市和田浜南町1694-32
TEL 0557-85-8600
https://www5d.biglobe.ne.jp/~atami/