CERTATE SWの凄さはまず最初に、ラインを巻くときに感じるはずです。「あれ? 強いぞ」と。実際に使ってみても、魚とのファイト中にロッドを脇挟みにしてゴリゴリ巻くだけで、魚を楽に寄せることができました。巻き上げパワーは前モデルよりもかなり向上し、パワードライブデザインの恩恵を強く感じます。ハンドルを巻く時って、押す時と引く時では微妙に力加減が変わってくるものですが、CERTATE SWは、ハンドルを押す時と引く時の力の入力が非常にスムーズにできるので、とても巻きやすいですね。また、軽量のZAIONローターだからでしょうか、ルアーアクションの際に巻いて止める、巻いて止めるといった動作がすごくやりやすい印象もあります。大きなリールですが、操作性がすごく軽やかです。たとえばペンシルベイトやダイビングミノーなら、アクションを入れてから止めることで、内蔵のリフレクト板がギラギラと光を反射する効果で誘いをかけるやり方があります。この時にリールのハンドルが勢いづいて動いてしまうと、狙った効果が得られません。CERTATE SWならば、動かすところで動かせ、止めたいところでピタッと止められる。「こう動かしたい」というアングラーの欲求に素直に応えてくれるのがいいですね。ヒラマサやマグロ、GTといったキャスティングゲームは、ベイトが走る方向、それを追うターゲットのサイズ、鳥の方向、潮の流れなど、さまざまな要素を考え、瞬時の判断で「いい所の中のいい所」を求める釣りです。自分の頭で考えたイメージを、体でタックルに入力し、できるだけ素直にルアーに伝えること。これが釣果に結びつきます。ビッグゲームは力勝負のイメージがありますが、力がなくても大型魚とやり取りできる人がいます。力任せではなく、道具への力の伝え方が上手い人です。パワードライブデザインによる巻きの軽さに加え、軽量で操作性にも優れるCERTATE SWは、体格を問わずに誰にでも扱いやすく、力を伝えやすいリールです。ビッグゲームにチャレンジできる可能性を、さらに広げてくれるのではないでしょうか。私は前モデルの21CERTATE SWも大好きで、キハダマグロ、ヒラマサ、GTとさまざまな魚と闘ってきました。その進化版であるCERTATE SWを手にし、これからたくさんの魚たちと出会えることにワクワクしています。さらに自分の力を押し上げてくれるバディとして、ともに戦っていきたいですね。