モアザンというブランド。
それは、今を超えた、「さらに」を、「それ以上」を、
求めるアングラーのために。
その想いを形にするべく、止まることのない「革新」を。
それが、モアザンの名を冠する、ということだ。
そして今回、新たに登場するロッドの名は、
ブランド名そのままに、モアザンである。
それ以上は何も付かず、ただただシンプルに、
モアザンとだけ。込めた意味は、「王道」だ。
あらゆるアングラーが思い描く、
スタンダード・シーバスロッドの理想形を。
フィーリングはまさに、シーバスロッド王道の系譜。
そこにモアザンブランドの革新、先進のテクノロジーが加わったのが、
革新にして王道、モアザンなのである。
シーバスシーンのど真ん中にドスンと打ち込まれた太い杭のような存在として、
いつでも力強く、揺るぎなく、中心にあり続けよう。
モアザンを手にしたら、いつもの釣り場で、
いつもの竿のように、振っていただきたい。
過剰にレーシーなセッティングでは無いのに、
今まで届かなかったポイントにスッと届くキャストフィール、
今まで伝わってこなかった水中感覚のクリアな伝達力、
今まで獲り切れなかった魚を寄せるパワー。
「革新の王道」の意味を実感していただけることだろう。
知り尽くしたつもりの、いつものフィールドが、
竿一本で変わる興奮が、そこにある。
特徴
調子特性
「革新のテーパー」思い切り
「使い切る」快感。
気兼ねなく、ラフに使っても、ブランク・ポテンシャルをできるだけ100%引き出せるようなテーパーを目指して完全新設計。竿を隅々まで「使い切る」快感をぜひ味わっていただきたい。また振り感はマイルドながら、高剛性のバットセクションでパワーロスなくルアーを弾き出すことで遠投性能を飛躍的に高めた。そのバットパワーを活かしたパワフルなファイトも展開可能だ。
ブランク
ダイワカーボンテクノロジーの最高峰
ブランクのメインマテリアルは強度と弾性率を両立した40tの高弾性カーボン、トレカM40X。そのM40Xを、極力レジンを少なくしながら何層にも巻くことで、軽量細身でありながらトルクフルに仕上がる、ダイワカーボンテクノロジーの最高峰、SVFコンパイルXナノプラス製法で仕上げたブランクを採用。キャストやファイトで曲げたときに、その軽量細身からは想像できない、スカスカ感のない重厚なトルクが溢れ出す得もいわれぬフィーリングが味わえる。
ガイド
ブランク×ガイドフレーム×
ガイドラッピング、
すべてがカーボン。
ダイワオリジナルの軽量高感度カーボンフレームガイド、AGS TYPE-Rをティップセクションに多点配置。ラインナップごとの特性に合わせ、糸絡みを最大限に抑制し、粘りをより強く引き出すセッティングに。また、ガイドの取り付けはカーボンクロスのCWSで。ブランク×ガイドフレーム×ガイドラッピングのすべてがカーボンだからこそ生まれる操作性と感度を実現。
ジョイント
繋がる。
もっと、強くしなやかに。
ロッドのジョイント(継ぎ部分)をひずみや突っ張りなく自然な曲がりにしてパワーロスや破損を防ぐべく、高強度のナノプラス素材をダイワ独自の高精度加工技術でジョイントに加工したのがVジョイントα。従来と同強度のままジョイント部の径を細くできるため、より細身シャープで振り抜きのいい竿が生み出せる。
グリップ
オートマチックに
正しい握りへと導く。
リアグリップの理想形状と素材を徹底追及し、両サイドにフラット面を設けることで、まっすぐにロッドを振り抜きやすくしたCCグリップを採用。鋭い振り抜きをサポートし、キャスト性能を最大限まで高めた。また、モアザンのグリップレングスは、標準的なレングスに設定しているため、キャスト時により引き手のパワーが活用しやすく、ファイト時もパワーファイトがしやすい仕様に。
リールシート
通り継ぎ目のない
フィット感を追求。
ゼロシートシームレスフィットを採用。グリッピング性能を高める為にリールフットがリールシートに埋め込まれる様に配置。スピニングのリールフットとリールシートとの一体感を感じていただける。リトリーブ時は余計な力を入れずにホールドできるので、より感度を高めることにひと役かっている。※103ML/M、106M、106M/MHは、LT5000番の使用を考慮して大型リールによりマッチするエアセンサー・スリムリールシートを採用。