DAIWA

軽さは感度 自重375g AIR MONSTER SEABORG 100J

SEABORG 100J

HISTORY

DAIWA電動リール小型への挑戦

「手持ちコンセプト」をテーマに掲げた小型電動リール、初代「SEABORG 250FB」が産声を上げたのは2004年。
以来、20年にわたって小型化、軽量化へのあくなき挑戦は続き、2024年にはその一つの集大成となる「SEABORG 100J」が誕生。
DAIWA最新テクノロジーを惜しみなく注ぎ込み20年分の進化を遂げた。
「手持ちコンセプト」から「軽さは感度へ」。DAIWAの挑戦は常にその先の時代へ。

  • SEABORG 250FB

    2004

    SEABORG 250FB
    515g

    2004

    SEABORG 250FB

    手持ちコンセプトスタート

    沖釣りをよりエキサイティングに、よりライトに快適さを追求した「手持ちコンセプト」がスタート。その第一弾となったのがULTRA COMPACTなマシーン「シーボーグ2500FB」。小型手巻きリールが電動化したというイメージの小型電動リールは、電動リール初のULTRA SPOOL FREEを搭載し、超高速な仕掛け落下を可能にした。その実現のためにボールベアリングを15個採用するなど、手巻きリール以上の快適性を目指した意欲作となった。電動リールでありながら手巻き性能にもこだわった。まさに現代につながる手持ち感覚で使用できる超小型電動リール時代の幕開けと言えよう。

  • SEABORG 150S

    2008

    SEABORG 150S
    425g

    2008

    SEABORG 150S

    手持ちコンセプトさらに極まる!

    小型軽量ロープロボディで手持ちコンセプトのロッドを用いたアグレッシブな釣りに最適な最小サイズとなる「シーボーグ150S」が誕生。自重425gの軽量化を実現したことで、よりテクニカルな釣りに電動リールを組み合わせることが可能になり、沖釣りの世界を変えた。PEライン2号200メートルというラインキャパ&サイズは、現在のライトゲームにつながるスタンダードとなった。ボールベアリングを19個搭載&インフィニット機構で手巻き性能にもこだわった。電動巻上力のアップにより不意の大物が来ても余裕のパワーを披露した。

  • SEABORG 150J

    2013

    SEABORG 150J
    455g

    2013

    SEABORG 150J

    JOGパワーレバー新搭載のコンパクトモデル

    ワンハンド手持ちゲームをより快適に、よりスリリングなものにするJOG POWER LEVERを搭載し、筐体を一新したコンパクトハイパワーモデル。ボディ中央に配置されたJOGパワーレバーは、瞬時に電動ON-OFFできるだけなく、スピード調整も意のままに自在な操作が可能になった。同時期のロッドの軽量化と相まって「手持ちコンセプト」は飛躍的に進化。ワンハンドの釣りはよりアグレッシブに、より快適なものとなる。JOGパワーレバーの搭載&レフトハンドル仕様の登場によりライトゲームのクオリティを一気に向上させ、さらにターゲットをテクニカル系からパワーゲーム系まで幅を広げることにつなげた。

  • SEABORG 200J

    2019

    SEABORG 200J
    475g

    2019

    SEABORG 200J

    SMALL MONSTER

    シーボーグ150Jの正統進化モデルとして登場。JOGパワーレバーをアルミ製にすることで、より正確に、より快適な操作を可能にした。海水や異物の侵入を防ぎ、高い初期性能を維持する防水・耐久テクノロジーMAG SEALEDボールベアリングを採用。ハイパワー&ハイスピードのMAG MAXモーター、さらに滑らかに効き続けるATDを搭載。ラインキャパはPE2号300m、PE3号200mで汎用性はさらに広がり、コマセマダイ、タイラバ、タチウオからワンランク上のターゲットにも対応。自重は475gの軽量化を実現し、電動ライトゲームの世界を広げた。

  • 2008 - 2019

  • SEABORG 200J

    2022

    SEABORG 200J
    490g

    2022

    SEABORG 200J

    軽さは感度「SMALL MONSTER」

    軽さは感度「SMALL MONSTER」
    「軽さは感度」をテーマに、シーボーグ300Jと共通する流れるようなデザインに一新されたモデル。軽量コンパクトなだけでなく、パワーにもこだわりワンクラス上のターゲットにも幅広く対応。タチウオ、コマセマダイ始めヒラメ、シマアジ、青物などのパワーゲームにも余裕のパワーを持つ。深溝のアルミ製のJOGパワーレバー搭載で快適&正確な操作を可能にした。PE2号300mのラインキャパを誇る。見やすいドット液晶ほか快適装備を搭載。スマートフォンからライン入力などのセッティングが簡単にできるアプリ、「電動モバイルセッティング」対応モデル。

そして 2024

SEABORG 100J
軽さは感度 自重375g AIR MONSTER SEABORG 100J

ダイワ電動リールのラインナップに新たなサイズが誕生。「軽さは感度」は進化を続け、ついに375gの軽量、コンパクト化を実現。
MAGMAXモーター採用でトルクと瞬発力を両立した。
HYPER DRIVE DIGIGEAR(ドライブギア+ピニオンギア)採用で手巻き性能が飛躍的に向上。
高性能小型両軸リールに比肩する滑らかな巻き心地を実現した。最大ドラグ力は7kg、最大巻上力は6kgと余裕のパワー。
ラインキャパはPE1号300m、1.5号200mで、タチウオ、マルイカ、アジ、イサキ、アマダイ、ヒラメ、カワハギほか、
タイラバやイカメタルまで幅広く対応。電動モバイルセッティング対応モデル。

SEABORG 100J
SEABORG 100J

FEATURE

軽量コンパクト化で
より快適に

SEABORG 100J
コンパクトデザイン

SEABORG 200Jとの容積比較20%のコンパクト化を実現。手に中にしっくり納まるコンパクトボディはZERO_SEAT、AIR SENSOREATとの相乗効果で極上の感度を発揮。

SEABORG 100J
100J
200J
ワンハンド快適操作JOG

200J比27%の軽量化と約20%のコンパクト化を実現したことで、ワンハンドでのJOGパワーレバー操作がより快適、より正確に意のままにこなせる。

100J

無理なく手に収まるコンパクトボディはワンハンドの快適操作だけでなくパーミング時の安定感が増し、「軽さは感度」をより高度に実現してくれる。

HYPERDRIVE DIGIGEAR
ハイパードライブデジギア

HYPERDRIVE DIGIGEAR

回転耐久性と初動が向上

新たにハイパードライブデジギアを採用したことで、滑らかな回転性能を発揮し、高負荷時の回転性能低下も軽減。ハンドルの初動は当社従来品と比較し約40%向上し、高性能小型両軸リールと同等の手巻き性能を実現。

最大ドラグ7㎏&ATD
ATD

ATD

100サイズにも関わらず最大ドラグ7kgを実現

滑らかに効き続けるATDの採用はもちろんのこと、高耐久のカーボン系ワッシャーを採用することで、100サイズながら最大ドラグ力7kgを実現。ドラゴンタチウオや大ダイにも対応するパワーを手に入れた。

カーボン
MAG MAX
マグマックス モーター

MAGMAX MOTOR

100サイズ専用開発
モーターとフレームは軽量化のため分離式の専用設計

瞬発力に優れたMAGMAXモーター採用で、低速から高速までパワフルで安定した巻き上げを実現。モーター、ギア、スプールを支えるフレームは200J比35gの軽量ながら、高負荷時にもリールの性能を高次元で発揮する100J専用設計。

IMPRESSION

タチウオインプレ

01

タチウオインプレ

高槻慧 × 渡辺太吾テスター

高槻 慧
高槻 慧Satoshi Takatsuki

1984年10月11日 東京都出身 東京都在住
小学生でバスフィッシングを始め、その後さまざまなルアーフィッシングに没頭。沖釣りは、テンヤタチウオ、テンビンタチウオ、マルイカ、アジなど、東京湾を中心としたテクニカル系の釣り物を得意とする。「釣りは魚を釣ることじゃない、魚釣りを楽しむことだ」がモットー。

渡辺 太吾
渡辺 太吾Daigo Watanabe

1979年7月16日 神奈川県出身 神奈川県在住
沖釣りを始めたきっかけは30歳のときに行ったカワハギ釣り。それ以来、マルイカ、カワハギ、タチウオ、ワカサギなどテクニカル系の釣りを得意とし、マルイカの最高釣果は200杯、ワカサギはなんと4510尾。最盛期には週に数度は釣行し、日々自らの腕を磨くスペシャリスト。

高槻 慧

二人がNEWシーボーグ100Jを持ち込んだのは東京湾走水沖。狙うのはもちろんテンヤのタチウオだ。

開始早々に二人が口にしたのは「軽い!」。当たり前といえばあまりに当たり前だが、このリールを率直に表現するのにはこれに勝る言葉はないだろう。まず最大の武器となるこの375gという軽さを置いてほかにない。

高槻テスターは言う。
「リールだけじゃなくて、ロッド、ラインまでトータルで考えないと本当の意味での『軽さは感度』じゃないと思うんです」
今回、高槻はシーボーグ100J+極鋭タチウオテンヤSP EX91-170、ラインはUVF PEデュラセンサー×12EX+Si3の1.5号の組み合わせで挑んだ。

二人がNEWシーボーグ100Jを持ち込んだのは東京湾走水沖。狙うのはもちろんテンヤのタチウオだ。開始早々に二人が口にしたのは「軽い!」。当たり前といえばあまりに当たり前だが、このリールを率直に表現するのにはこれに勝る言葉はないだろう。まず最大の武器となるこの375gという軽さを置いてほかにない。高槻テスターは言う。「リールだけじゃなくて、ロッド、ラインまでトータルで考えないと本当の意味での『軽さは感度』じゃないと思うんです」 今回、高槻はシーボーグ100J+極鋭タチウオテンヤSP EX91-170、ラインはUVF PEデュラセンサー×12EX+Si3の1.5号の組み合わせで挑んだ。

「リール、ロッドでトータル461g。これらタックルのバランスで軽量化の相乗効果が出るんです」
と高槻テスターは電動バイブレーション釣法に入る。常に手持ちで細かく誘い続ける釣りでは軽さは計りきれないほどの優位性をもたらす。この日のタチウオは反応はあるもののなかなか口を使わないというタフな展開。そこで繊細なアタリを察知した高槻テスターは合わせと同時にJOGをON!
「パワーもすごいですよ」と上げてきたのは120cmオーバーだった。ドラゴンサイズもモノともしないパワーに驚嘆の声を上げた。

一方、渡辺テスターはあるタナを重点的に探ったり、デッドスローで幅広く探ったり臨機応変な攻め方をしている。

「リール、ロッドでトータル461g。これらタックルのバランスで軽量化の相乗効果が出るんです」と高槻テスターは電動バイブレーション釣法に入る。常に手持ちで細かく誘い続ける釣りでは軽さは計りきれないほどの優位性をもたらす。この日のタチウオは反応はあるもののなかなか口を使わないというタフな展開。そこで繊細なアタリを察知した高槻テスターは合わせと同時にJOGをON!「パワーもすごいですよ」と上げてきたのは120cmオーバーだった。ドラゴンサイズもモノともしないパワーに驚嘆の声を上げた。一方、渡辺テスターはあるタナを重点的に探ったり、デッドスローで幅広く探ったり臨機応変な攻め方をしている。

高槻 慧 渡辺 太吾

「ハンドルの初動がめちゃくちゃ軽いですね。電動リールを手で巻いている感じじゃないですよ」と、格段に向上した手巻き性能に舌を巻いた。
さらに電動のデッドスローの安定した巻きにも満足の様子。そんなときにアタリを捉えると流れるような動作で合わせから巻き上げに入る。
「このコンパクトさは手にフィットするので、動きにムダがないですね。スムーズにJOGの操作ができるのも見逃せないポイントです。
クラッチONの操作がハンドルで行うのもスピーディーですね」

「タチウオはテンヤ、テンビン問わず活躍しそうです」と高槻テスターが言えば、渡辺テスターは、「深場のマルイカ始め何でもいけちゃいそうですね」と、早くも「AIR MONSTER」の魅力に取り憑かれたようだ。

「ハンドルの初動がめちゃくちゃ軽いですね。電動リールを手で巻いている感じじゃないですよ」と、格段に向上した手巻き性能に舌を巻いた。さらに電動のデッドスローの安定した巻きにも満足の様子。そんなときにアタリを捉えると流れるような動作で合わせから巻き上げに入る。「このコンパクトさは手にフィットするので、動きにムダがないですね。スムーズにJOGの操作ができるのも見逃せないポイントです。クラッチONの操作がハンドルで行うのもスピーディーですね」「タチウオはテンヤ、テンビン問わず活躍しそうです」と高槻テスターが言えば、渡辺テスターは、「深場のマルイカ始め何でもいけちゃいそうですね」と、早くも「AIR MONSTER」の魅力に取り憑かれたようだ。

タイラバ、イカメタルインプレ

02

タイラバ、イカメタルインプレ

郷原未来 × 畑口翔太テスター

郷原 未来
郷原 未来Miki Gohara

千葉県出身 福岡県在住
玄界灘を中心に、国内外の遠征を数多くこなす女性アングラー。小柄な身体でヒラマサやGT、クエなど大型魚をターゲットに迫力満点のファイトを繰り広げる。特に西日本で人気の落とし込み釣りを得意とする。

畑口 翔太
畑口 翔太Shota Hataguchi

1993年3月5日 広島県出身 広島県在住
幼少期より祖父の影響で釣りにハマり現在では四季折々、旬なターゲットを狙い瀬戸内海へ繰り出している。ひとつテンヤに精通し「攻めの誘い」「鬼フッキング」を得意としている。

二人は福岡県博多港より玄界灘のテイラバ&イカメタルへ。まずはタイラバからスタート。

「軽い!」と声を上げたのは郷原テスターだった。重量ではなく「巻き」のことのようだった。水深60m前後で使用したタイラバヘッドは120gだったが、まず最初に出た言葉は「軽い」だった。
「私は電動タイラバでも手巻きでやっています。着底後に巻き出したらあまりの軽さに声が出ちゃいました」と感嘆の声を発した。
ハイパードライブデジギア採用で手巻き性能とハンドルの初動が飛躍的にアップ。今回、初使用でその違いを感じ取ったようだ。

「タッチアンドゴーはスムーズだし、クラッチやJOGの操作がすごい楽になりましたね」と、畑口テスターは電動で探り続ける。「私は結構手が小さいんですが、このリールだと指が簡単に届いて快適です」とコンパクト化されたボディの恩恵を享受した。

二人は福岡県博多港より玄界灘のテイラバ&イカメタルへ。まずはタイラバからスタート。「軽い!」と声を上げたのは郷原テスターだった。重量ではなく「巻き」のことのようだった。水深60m前後で使用したタイラバヘッドは120gだったが、まず最初に出た言葉は「軽い」だった。「私は電動タイラバでも手巻きでやっています。着底後に巻き出したらあまりの軽さに声が出ちゃいました」と感嘆の声を発した。ハイパードライブデジギア採用で手巻き性能とハンドルの初動が飛躍的にアップ。今回、初使用でその違いを感じ取ったようだ。「タッチアンドゴーはスムーズだし、クラッチやJOGの操作がすごい楽になりましたね」と、畑口テスターは電動で探り続ける。「私は結構手が小さいんですが、このリールだと指が簡単に届いて快適です」とコンパクト化されたボディの恩恵を享受した。

開始から良型のキダイのラッシュが続いたが、その後に二人が同時にロッドを曲げた。引きからしてマダイのようだ。
「結構いい型っぽいけどスイスイ上がってきますね」と郷原テスターが言えば、「まだまだ余裕です」と畑口テスター。上がってきたのは3キロ前後の良型だった。

「感覚的には電動リールを小型化したというより、性能の良い小型両軸リールに電動機能を追加したような感じがします」と郷原テスター。つまり、ただ電動を小型化したのではなく手巻き性能の良さが一際目だったようだった。

続いて狙ったのはイカメタル。当地では「ヤリイカ」と呼ぶケンサキイカ狙いだ。乗りは渋いようでしばらくは苦戦の時間が続く。

開始から良型のキダイのラッシュが続いたが、その後に二人が同時にロッドを曲げた。引きからしてマダイのようだ。「結構いい型っぽいけどスイスイ上がってきますね」と郷原テスターが言えば、「まだまだ余裕です」と畑口テスター。上がってきたのは3キロ前後の良型だった。「感覚的には電動リールを小型化したというより、性能の良い小型両軸リールに電動機能を追加したような感じがします」と郷原テスター。つまり、ただ電動を小型化したのではなく手巻き性能の良さが一際目だったようだった。いて狙ったのはイカメタル。当地では「ヤリイカ」と呼ぶケンサキイカ狙いだ。乗りは渋いようでしばらくは苦戦の時間が続く。

郷原 未来

「乗った!」。声を上げたのは郷原テスターだった。シャクリを繰り返してアタリを出して乗せた。
「触りは小さかったけど、感度が良いので乗せることができました。やっぱり軽さは感度ですね」

一方、畑口テスターは誘いと広く探っていくがなかなかアタリがない。
電動デッドスロー巻きを交えながら誘いをかけると、フワリと大きく持ち上げられるようなアタリがくる。すかさず合わせるとズン!と大型が乗った。

「今日一日中、タックルを持ち続けて釣りができたのも軽さのおかげですね。この快適さを実感してみてください」

「乗った!」。声を上げたのは郷原テスターだった。シャクリを繰り返してアタリを出して乗せた。「触りは小さかったけど、感度が良いので乗せることができました。やっぱり軽さは感度ですね」一方、畑口テスターは誘いと広く探っていくがなかなかアタリがない。電動デッドスロー巻きを交えながら誘いをかけると、フワリと大きく持ち上げられるようなアタリがくる。すかさず合わせるとズン!と大型が乗った。「今日一日中、タックルを持ち続けて釣りができたのも軽さのおかげですね。この快適さを実感してみてください」

TARGET

おすすめターゲット